『本物の生き方』と『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』は兄弟本
いま出たばかりの私の新著『本物の生き方』(海竜社刊)が話題になっています。よく売れています。これは「3.11大震災の乗り越え方」を私としては珍しく、とことん分りやすく書いた本です。が同時に、今年3月に徳間書店から出した『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』について、多くの読者から、お手紙をちょうだいし「びっくり」したからでもあります。少し説明します。徳間書店刊のこの本は2月上旬に書き下した私らしい「結論ばかりを書いた本」です。最近知ったのですが、私は性格からか「結論志向」で、決して親切にこまかく説明するのが苦手で、この本も詳しく解説している本ではありません。
ただ、「この本に書かれていることがその後、みんな当っているし、当ってくるのはなぜなのか?」という感想のお手紙が多いのです。
その中の一通の一部を紹介します。これは、友人の成甲書房の田中亮介社長が5月13日付けで、くれたお手紙です。同社で5月に発刊された鬼塚英昭著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』という本(サブタイトルは「原子力発電所は原爆工場である」というセンセーショナルな題名で、「ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ、日本人の命をカネで売った日本人がいる!」ということで具体的に有名な政治家などの名前と、その人たちの行為が書かれています)とともに送られてきたお手紙のほんの一部です。以下に紹介します。
『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』を拝読いたしました。震災前のご執筆でありましょうが、その後に顕在化した日本の諸問題をピタリと言い当てられているのには驚きました。実は拝読前の小生は、財務省主導の増税には反対でしたが、読後にはすっかり考えが変わりました。確かに、国家破綻の悲劇に比すれば、官僚への反感などどれほどのことかと思います。お陰さまで目が開きました。お礼を申し上げます(転載ここまで)。
実は『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』発刊(3月20日ごろに書店に出ました)直後に多くの読者からの「3.11大震災で、今年からの大変化などの船井さんの予測」が当った。しかし「結論ばかりで、詳しい理由が分らない。それらも知りたい。もっと分りやすく書いてほしい」というような要望が多く、だから同書の解説という気持で、3.11大震災を例に出版社はちがうのですが、『本物の生き方』を、私らしくないくらい分りやすくていねいに書いたのです。
だから上記の2冊読んでもらいますと、私の言いたいことが分りやすくはっきりお分りいただけると思います。
2冊とも書き下ろしです。『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』は、いかにも私らしいストレートな本です。引用も皆無に近い約220ページの「今後こうなるだろう。だからこう対処しよう」ということを結論中心に記した本です。予測は外れないでしょう。
一方、『本物の生き方』は、私としては珍しくだれにでも分ってもらえるように、ていねいに最近の自分のブログでの発信文などを多く引用した約350ページの大著で、「これからのむつかしい時代は、本物の生き方=宇宙の理に合った人間としての正しいあり方、をするのがもっともよい……というより、それしかない」ということを詳しく説明した本です。ここに書いた多くの予測も当るでしょう。これから日本では原発はむつかしいと思います。
ぜひ2冊を読んでもらいますと、よく分ると思いますので、2冊とも読んで、考え方を整理し、上手に正しく生きてください。「真実」も「近未来」も「対処法」も、ほとんど大事なことは2冊あわせると分りやすく説明しています。前著は本体が1600円、後著は1700円です。
私は、今年になってほとんど毎月新著を出して来ました。
1月には『2011年からの正しい生き方』(ヒカルランド刊)、そして今月、6月には『いま世界でもっとも入りたい五つの会社』(李白社刊、フォレスト出版発売)を出す予定で、これは経営書です。この4冊と昨年9月にビジネス社から出した『本音で生きよう』、そしてヒカルランドからの昨年9月刊の『「聖書の暗号」の大事なポイント』の計6冊で、私のいま言いたいことをほぼ述べ終りました。
これは3年半におよぶ口内異常で毎月、平均2時間くらいを20回も行なっていた講演ができなくなったから本としてまとめたのです。活字になってよかったと思っています。
情報はいまも世界中から入って来ますし、いろいろなことが私なりによく分ります。どこかで発表したいので、多くの本を出すことになったのですが、どうやら口内異常もよくなりそうなので、今後は、たまには講演もしていこうと思っています。本の執筆は減ると思います。
それはそれとして、くどく言いますが、『本物の生き方』とともに、『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』を、あわせて、ぜひお読みください。
この後著の「確信」の効果につきましては、同書に書いたこと以外に6月9日にでもこのホームページ上で少し詳しく説明したいと思います。たとえば効果のあるマントラを理由とともにいくつか紹介したいと思っていますので、たのしみにしていてください。
=以上=
『にんげんクラブ』という正しい世の中をつくるクラブの会員になろう。―希望を持って理想社会のひな型をつくろう
今年の『にんげんクラブ全国大会』の案内状
(クリックすると拡大して見られます。)
2006年4月に『にんげんクラブ』という「正しいこと」や「真実」の勉強をし、「正しく生きるための会」ができました。
発案者は私で、多くの人の賛同を得た(株)船井本社が主催する大衆相手の会員制勉強会です。とりあえず主宰者には私がなりました。その詳細は拙著の『にんげんクラブ誕生』(2008年12月 李白社刊 フォレスト出版発売)に書いていますので、興味をお持ちの方はぜひ同書を御一読ください。
毎年1回、横浜のパシフィコ横浜を、秋に2日間連続して借り、全国大会を行なってきました。
ちなみに2009年は9月12日、13日、去年2010年は9月11日、12日に開催しました。
ともに2日間で超満員の約1万人弱の参加者があり、地方での勉強会を含めて私なりに活動してまいりました。全国大会では毎回1日目の「はじめ」と2日目の「さいご」は私が講演しておりました。それは、’94年から不特定の人を対象にはじめた「船井オープンワールド」を、特定のにんげんクラブ会員を主対象にしただけの会合の形式を引きついでとっていたからです。
ところで、去年9月12日の夕方の全国大会の〆くくりの私の講演で4000人強定員の大会場で、超満員の聴衆を前にして、私は1時間半ほど話しました。その内容は、今年1月にヒカルランドから発刊しました拙著の『2011年からの正しい生き方』の第6章に「今後の見とおしとこれからの正しい生き方」としてほぼ講演のまま発表しております。この第6章は、以下のような文章からはじまります。
本章は2010年9月12日の夕方に、パシフィコ横浜の大会場で、約4000人強の超満員の人たちに対して、私の話したことの大要です。2010年9月11日と12日の2日間、「2010年、にんげんクラブ全国大会」を同所で行いました。私は9月11日の一番はじめの講演と9月12日のさいごの講演(約1時間半)を行いましたが、これは、そのさいごの講演の大要です。終了後、拍手が鳴りやみませんでした。事実千数百人もの人が感激して涙を流してくれたのでびっくりしました。ぜひ御一読ください。
* * * * * *
4000人余の「有意の人」の全員が分り、感激してくれた話です
この章は2010年9月12日の「にんげんクラブ全国大会」での「まとめ講演」の約1時間半の私の講演録からまとめたものです。聴衆数は「にんげんクラブ」の会員が大半だと思いますが、会場の立ち見席にまで聴衆がいましたので4000人以上は、まちがいないと思われます。彼らは、いまのところ世の中の動きを、一番よく知っている日本人たちだと私は思っています。そのすべての人が講演内容を完全に分ってくれたように、講師としては思ったのです。本書のさいごに、本書の全読者にも、いまよく勉強していると言ってよい日本人たちの感覚と、その概容を知ってほしく、あえて一章設け、私の講演の内容を載せることにしました。ぜひ、読者の皆さますべてが、この内容を御理解いただけることを期待しています。私の発言は、その時は、突拍子もないように思えることでも、10年、20年くらいたてば、いままでは、そのとおりになってきました。本章もそのように思ってもらって、お読みいただければありがたいと考えております。
では、これから講演のポイントを講演録に従って紹介します(転載ここまで)。
同章を読んでもらえばお分りいただけますが、その時、聴衆の反応を見ていまして、私は二つのことを決意し、そこで話しました。①一つは『にんげんクラブ』の主宰者を、これから船井勝仁船井本社社長にしようと思うこと、②二つめは『にんげんクラブ』での公的な講演は今回で終りたいということ……です。
船井勝仁社長は私の息子ですし、当時46才、よく勉強していますし、話しもうまいし、もう彼に委せよう。それに私は今回(去年の大会)で言いたいことは、ほとんど言ったし、老害にならない間にひっこむべきだと思ったのです。それに、充分に『にんげんクラブ』の会員さんが成長されたことも講演していて痛感したからです。
そして勝仁社長などと話しあい、私の言ったように、その後することにしました。
①主宰者は船井勝仁社長 ②私は公的には、同クラブの会合では講演もしないし、運営もみんな勝仁社長に委せる。もちろん、創設者みたいなものですから、たまにはアドバイスをする……ということになりました。
ところで、はっきり言いまして、その後の『にんげんクラブの運営ぶり』は、私が主宰者だった時と大きく変りました。よかったと思っています。いまのところほとんどアドバイスもしていませんが、うまく運営しているようです。もちろん私の主宰時も利益はゼロの『クラブ』でしたが、幾分経費が嵩(かさ)み、赤字(?)がふえたように思います。これは私には少し気になりますが、『クラブ』の性格上、目くじらたてるほどのものでもありません。が、赤字では運営をつづけられなくなること……に経営者として、そのうち勝仁社長が気づいてくれるだろうと、まだ、のんびりしている程度です。
ところで今月のはじめ、今年の『にんげんクラブ全国大会』の案内状(右上画像参照)が私の手元に来ました。
講演会主体のスケジュールは変りませんが、運営方法も講師も、去年とは大きくさまがわりしました。
主力は講演(セミナー)ですが、この講演他、もりだくさんの催しがあって参加料は前売り券の場合、会員さんは税込で2日間が9,500円、1日なら6,500円です。
非会員は少し高くなりますが、それでも大衆価格です。では2日間のテーマと講師名、講演時間などを紹介します。
これを見て私の感じたことを言います。
①なかなか良さそうだ。 ②主な講師は、私の知っている人なので安心だ。 ③私の主宰時に比べると、時流かも分らないが、ちょっと精神性が強いようだな(私は生粋の経営者でコンサルタントなので、どうしても実務性が強くなります)。 ④去年より夢があるなぁ。 ⑤できたら私も2日間とも行きたいな。 ⑥もし許されれば、非公式にどこかで少しくらい皆さんにアイサツくらいしたいな。 ⑦船井勝仁社長に委せてよかったな……などなどです。
いまから9月10日(土)と11日(日)は、「パシフィコ横浜」で『にんげんクラブ全国大会』に行くことにする……と皆さんにもぜひスケジュール調整をお願いしたく思い、きょうはこの文を書きはじめました。
北海道ウェルカムパーティー案内状(1)
(クリックすると拡大して見られます。)
委せたので、最近の『にんげんクラブ』の活動ぶりは、ほとんど見ていなかったのですが、全国大会の案内状とともに6月18日(土)の「にんげんクラブ 北海道ウェルカムパーティー in 余市(良い地) EMER140」という1枚の案内状が入っていました。以下(左側画像参照)にそれを転載します。
これは小樽の西隣りの余市に海に面してできた「EMER140」の訪問セミナーの案内ですが、経営者の村松祐羽さんは1970年代からの私の友人で、当時は超美人でした。いまも美人です。
日本における精神世界の草分けのような人で、私の知人のある外国人のその道の有名人からたどたどしい日本語で、「小樽にすばらしく何でも分るきれいな人がいますよ。ボク惚れてます」と紹介されたのがはじまりです。もちろん彼女は人妻でした。
北海道ウェルカムパーティー案内状(2)
(クリックすると拡大して見られます。)
彼女と私はむちゃくちゃ気があい、勝仁社長が慶應の学生時代に、旅行して彼女の自宅に泊めてもらったこともあります。面倒見のよい人です。
この村松さんから、数年前に余市のある場所に「最高のいやしの場、建物をつくりたい」と言われ、札幌に講演に行った時に連れて行かれた場所だな……とピンときました。そこは海沿いのすばらしいところでした。
ともかくこの村松祐羽さんとお会いし、親しくなるだけで、「このパーティーは参加する値うちがあるよ」と言っておきます。
フシギな魅力的な人です。
いろんなことを彼女は知っています。世界中に友人がいます。冬はハワイの別宅ですごしている優雅な人ですが、いまでも2年に一度くらい私宅へ来て、たのしい話しをしてくれます。今年も7月には来ると言っていました。
……これを見て、「にんげんクラブって、いまはこんなことをして遊んでいるのだな。利益が出ないはずだ」と私は思ったのですが、私の主宰時より、幅広くたのしいクラブになったのだと思います。やはり息子に委せてよかったようです。
公的には講演はいたしませんが、できましたら今年の「にんげんクラブ全国大会」では皆さまにお目にかかれるかもしれないな……と思い、きょうは親バカ的な一筆を書きました。悪しからず、よろしく。
=以上=
マントラはなぜ効くのか? よいマントラを活用しよう。
世の中には多くのマントラ(真言)があります。これは効果があるようです。
私がマントラは効果があるのだな……と知ったのは、1980年代のはじめにTM(超越瞑想法)を知った時が、はじめてです。
大発見だというので『超瞑想法TMの奇跡』(85年5月 PHP研究所刊)を出しましたが、この本はよく読まれ、日本にTMブームをひきおこすとともに、「マントラ」というコトバも普及させました。
私は、どんなことでも論理的、体系的に納得しなければ認めないという変った特性のある人間なので、当時、凝っていた元イエール大学教授で天才といわれたハロルド・サクストン・バー博士のLIFE FIELD論(見えない生命にも鋳型のあることを発見した論理)を当てはめ、マントラも一種の鋳型をつくるのだろう……と考えてこの時は納得したのです。
それ以降、私の現象認識は、いずれも私見ですが、「波動の法則」と「鋳型論」で、ほぼ100%納得できるようになりました。
もちろん波動の法則の方が、鋳型論よりもすべてに通用する上位の考え方で、「劣位の波動でできた鋳型」より「優位の波動の鋳型」の方が効果はありますし、「優位の波動」で「劣位の波動」を変更することも可能だと思っています。
波動も鋳型も「確信する」と強固になるのが分りましたので「良いことが実現できる、と確信しなさい」、と’90年ごろからたえず言うようになったのです。これは真理だと思っています。
ところで、きょうはよく効くマントラの話しをしようと思います。
先月のことです。船井総研で私の秘書をしていた女性(愛称 みいちゃん)が「最高のマントラを見つけたので、お知らせします。おやりになりませんか?」と空海や日蓮がよく唱えたという虚空蔵求聞持法のマントラを教えてくれました。それは100日間で100万回唱えると効果が絶対だというのですが、
「ノウボウ アキャシャ ギャラバヤ オン アリ キャマリ ボリ ソワカ」という真言でした。
それだけでなく、この真言は、北海道で成功塾(?)を開いている鈴木公一さんが詳しく、いま大人気だとも教えてくれたのです。
その後、忙しく鈴木さんのブログを一通り見ただけで、それ以上はまだ調べていませんが、興味のある方は自分でお調べください。
ところでこれは効きそうです。鈴木さんは「能望真言」と言っているようです。
ホ・オポノポノの効果も同様原理だと思います。日本でもかなり流行してきましたので、日本語の「ありがとう、ごめんね、愛しているよ」が鋳型になり、段々と効くようになってくるでしょう。
私や加治将一さんの活用しているマントラも、(今年1月24日の当ホームページ掲載)も、確信して説えますと、急速に効果を発揮するでしょう。いまはそうなりつつあるようです。
やはり先月、森美智代さんが宗教学者の町田宗鳳さんとの共著『「ありがとうを言う」と超健康になる』(マキノ出版、今年5月28日刊)という本を送ってくれました。
これを読んで、日本では「ありがとう。健康と幸せになったよ」が非常によさそうなマントラで、はじめに対象者名を入れると、さらに効くだろうとも思います。
具体的には「○○さん、ありがとう。あなたは健康で幸せになりましたよ」と一日に何回か声に出してもよいし、出さなくとも思うだけでよいでしょう。思いも波動ですから、ライフ・フィールド(鋳型)をつくるように思いますし、これなら分りやすく対象がはっきりしていますから、それなりに効果的でしょう。
前述の鈴木公一さんは「能望真言が、エネルギーを高め、高次元にアクセスできる唯一の言葉だと思う」と言っていますが、彼にはそれだけの確信があって、人たちに奨めていると判断すればよいのです。アカシックレコードにもアプローチが可能だと鈴木さんは思っているようです。
「般若心経」も一種のマントラです。
また最近、多くの人に唱えられている「ひふみ祝詞」もマントラ効果が急速に出て来ていると思います。どう考えても「すばらしい真言」と言えそうです。
もしも、マントラとか鋳型論に興味のある人は、絶対にハロルド・サクストン・バーの名著『LIFE FIELD』(1972年刊)か、その日本語訳の『生命場(ライフ・フィールド)の科学』(神保圭志訳 85年 日本教文社刊)(『新版 生命場(ライフ・フィールド)の科学』)は一読しておかれた方がよいと思います。
同書には、「それは測定できる」と測定法まで書かれています。
きょうはいま効きそうな多くのマントラを紹介しようと思っていたのですが、考えればムダだと思うのでやめます。その代りに私の鋳型論では、①虚空蔵求聞持法 ②ひふみ祝詞 ③ありがとうマントラ の三つのどれかが日本ではよさそうだと言っておきます。もちろん、このうちの二つ以上を併用しても良いと思います。
さいごに、ハロルド・サクストン・バー博士が『LIFE FIELD』で書いている「生命の鋳型」について少し紹介しておきます。
生命の鋳型
目に見えず、触れることもできない電気力場というものを、科学者でない一般の人向けにわかりやすく説明するのは、なかなか骨のおれる仕事である。そのため、これからお話しすることは、しばしば卑近な例を引用しているが、そうすることによって、この「生命場」――これからは「ライフ・フィールド」と呼ぶことにしよう――の実態および、その重要性について理解する手掛かりが得られるものと思う。
ハイスクールの理科の授業で、磁石の実験を行なったことのある人は、ぜひそれを思い出してもらいたい。紙片の上に鉄粉を一面に撒き、その下に磁石を近付けると、鉄粉はひとりでに磁力線に沿って並び、「磁場」のパターンを描き出したはずである。そして、鉄粉をそっくり入れ換えて、もういちど同じことを繰り返してみても、そこには従来とまったく同じ文様が出現する。
ずっと複雑ではあるが、これと同様のことが人体の中でも生じているのだ。われわれの肉体を構成する分子や細胞は、絶え間無く壌れ去っていく一方、食物から供給される新鮮な素材によって、新たに再生されている。だが、このように生成流転しながらも、肉体がほぼ、過去と同じ姿かたちを保っていられるのは、「ライフ・フィールド」が存在し、それによってコントロールされているおかげなのである。
最近の研究が明らかにしたところによると、われわれの肉体の物質が入れ換わる速度は、従来考えられていたよりずっと速いという。たとえば、体内の蛋白質がそっくり入れ換わるのには6ヵ月もあればよく、なかでも肝臓などの組織はもっと短い期間で、どんどん新しくなっているのだ。
半年ぶりで、ある友人に会ったとしよう。彼は一見、何の変わりもないようにみえるだろう。だが、彼の顔面を構成している分子は、半年前とは全然別のものになってしまっているはずなのである。それでも顔面パターンが友人のものだと、支障なく識別できるのは、古い分子と同じ位置に「ライフ・フィールド」が新しい分子を配列してくれるおかげなのである。
最新の測定器がライフ・フィールドの存在を明らかにするまでは、絶え間無い新陳代謝を通してつねに物質が入れ換わっているのに、肉体がその形状を保っていられるのはなぜなのかという問題が、生物学者たちを随分と悩ましてきた。だが、いまや、その謎は解かれたのだ。物質自体がいかに変わろうとも、肉体の電気力場が「母胎」もしくは「鋳型(フィールド)」としての役目を果たすために、肉体の形状は従前どおり維持されるというのが、その真相なのであす。
(中略)
では、ライフ・フィールドの測定とは、具体的にはどうするのだろうか。まず、道具には、特別な電圧計および電極が使われる。これを使ってライフ・フィールドのさまざまな部分について、電圧パターンもしくは電位差を計測し、記録すれば、その姿がしだいに明らかになってくるのである(転載ここまで)。
この文を読んでもらいますと、私の考え方の「鋳型論」がほぼお分りいただけると思いますし、「波動の原理や法則」と合わせて、世の中で起こることの全てを納得している……という理由もお分りいただけでるでしょう。
ともかくマントラ(真言)は効くようです。効果のあるよいマントラとお付きあいしましょう。
=以上=
3.11大震災の本当の理由
3.11大震災から3ヵ月が過ぎました。まだ多くの被災者が、苦しい日々を余儀なくされています。さらに東電福島第一原発の放射能問題が、人たちの不安を助長しています。
ところで、きょう書きたいのは、3.11大震災につきましては、人工地震説などが、多くの人から説えられていますが、本当はどうなのかということです。
これらの真実を知るため、私は多くの本や資料を読みました。多くの人々の意見も聞きました。気になって仕方がなかったからです。
以下は、読んだ中で参考になった主な資料や本です。もちろんこの他にも多くありますが、主なものとして知ってください。
①船井幸雄著『本物の生き方』(2011年5月 海竜社刊)
②『ザ・フナイ』2011年5月号(2011年5月1日 船井メディア刊)
③『ザ・フナイ』2011年6月号(2011年6月1日 船井メディア刊)
④高橋洋一著『官愚の国』(2011年3月 祥伝社刊)
⑤百田尚樹著『永遠の0(ゼロ)』(2009年7月 講談社刊)
⑥太田龍・船井幸雄共著『日本人が知らない「人類支配者」の正体』(2007年10月 ビジネス社刊)
⑦中矢伸一著『魂の叡智 日月神示』(2005年6月 徳間書店刊)
⑧リチャード・コシミズ著『3.11同時多発人工地震テロ』(2011年4月 リチャード・コシミズ刊)
⑨船井幸雄著『2011年からの正しい生き方』(2011年1月 ヒカルランド刊)
⑩船井幸雄著『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』(2011年3月 徳間書店刊)
⑪鬼塚英昭著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』(2011年5月 成甲書房刊)
⑫澤野大樹発行『INTUITION NO.135』(2011年4月刊)
⑬中丸薫・レオ・ザガミ共著『闇の世界権力の「日本沈没計画」を阻止せよ!』(2011年5月 ヒカルランド刊)
⑭坂本政道著『東日本大震災とアセンション』(2011年5月 ハート出版刊)
⑮ジェリー・スミス著 ベンジャミン・フルフォード訳・解説『気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル』(2010年12月 成甲書房刊)
⑯苫米地英人著『日本の盲点』(2011年5月 ヒカルランド刊)
結論として言いますと、『ザ・フナイ』の2011年5月号のベンジャミン・フルフォードさんの「地震兵器で攻撃を受けた日本」や、同誌6月号の飛鳥昭雄さんの「東日本沖で“地震兵器炸裂”」は、この2人が私の信頼する友人であり、情報通ではありますが、『ザ・フナイ』の文章だけでは100%人工地震だと肯定するには説明と証拠不足だと思います。
とはいえ、3.11大地震を100%の自然現象による巨大地震であったと把えるには疑問がありすぎます。
私の結論は『ザ・フナイ』の2011年5月号、6月号は、ともに地震、原発特集ですが、ここでの各論者の記事を丹念に読みますと、地震のおこりやすい時期(自然現象)を狙った人工的な地震兵器による攻撃であった可能性が強いと思います。
だれが、どのような理由で……というのも、まだ確証までは把めませんが、大体分るような気がしてきました。
それでも、いまの段階では、まだはっきりと公表できるほど確実なことは私レベルの調査では何も言えない……ということです。もう少し調べようと思っています。
ただ、今後このような大地震がおこらないようにすべての可能性を考えて、われわれは良識ある人間としてあらゆる手を打たねばならないでしょう。
そこで参考になるのが、基本としては『聖書の暗号』と、特にその中の「愛のコード」や『日月神示』がよいように思えます。
これから折をみて、これらを再チェックし、真実を知り、対応策を考えようと思っていますが、読者の皆さまにも、ぜひ「真実」を調べ、知り、今後このような大被害を受けないための対応策をお考えいただきたいのでよろしく……と、お願いしておきます。
原発につきましては、『ザ・フナイ』の2011年7月号の巻頭言「幸筆」に私見を書きました。「原発問題で分ったこと」という主題の1200字余りの短文ですから、ぜひ御一読ください。以下にポイントだけ記します。
いまの段階では、原発は「つくってはならないもの」のようです。これははっきりしています。それをつくって世界中で稼動させているのですから、これからどうするのがよいかの私見も述べておきました。
①原発は、政府や電力会社のいままでの発表とちがって、低価格でもないし、不安全きわまりないものですから、とりあえず今後はつくらず、いま稼動しているものは大至急停止するドイツ流政策が正しいでしょう。
②この①により、いままでの資本主義的な拡大成長の志向は考え方を変え、電気を含めていろんなムダをやめ、エネルギーなどの節約的生き方に変るべきだと思います。
③多分、日本人が上記の①②を率先してやるべき時のように思います。
以上のような地球人類の方向転換のためにサムシング・グレートが3.11大震災を起こされた……と考えられないこともないと思っています。
とはいえ、90%以上はこの大震災とそれによる被害は具体的に人災と言えそうです。
自然を征服し、金銭欲を含めてぜいたく欲などを充たそうとするエゴ的、策謀的な最近の世相が、本当の原因だと考えると全てが納得できます。心したいものです。
④もちろん良識的な大衆の人智はすぐれています。必ずこの大震災と大被害をプラスに転じることと思います。
そういう意味でも読者諸氏におおいに期待しています。よろしく。
=以上=
日本経済新聞社と三菱東京UFJ銀行のことを、なぜ「要注意会社」と書いたのか?
先月(今年2011年5月)末に発刊された拙著『本物の生き方』(海竜社刊)の第5章「「真実情報」を知ってる「予測のプロ」としていま言いたいこと」の第2項で、268ページから289ページを割いて「日本経済新聞社と三菱東京UFJ銀行は、客志向がほとんどないように思われる」という題名のもと、いま日本の代表的な新聞社と銀行について、具体的事例をあげて、「このようなことをするムチャな会社だ」と説明しました。
それにつきまして読者から「だれが見ても有力なこの二つの会社のことを悪意(?)で書くのは船井先生らしくない。あのようなことは書かないでください」というお手紙を10通以上ちょうだいしました。御意見はよく分ります。
そこで、少し説明を付加したく思い、きょうはペンを走らせています。そんな意図で書いたのではないのです。
私は、悪口を書いたわけではありません。事実を書いただけです。しかもまちがってはいけないので、私自身と両社間で起きたことを実例にしました。
前社については、出版社や広告代理店にかなりの数の証人がいます。
後社につきましても、三菱東京UFJ銀行内にも同行のライバル行や私の周辺に何人もの証人がいます。
私は両社に注意をうながしたのです。多分、両社ともトップ層は知らないことだと思うからです。しかも、第一線が、平気でこんなバカげたことをしているからです。
日本経済新聞の場合は、『「聖書の暗号」の大事なポイント』という2010年9月11日に市場に出た私の本の広告を同社が拒絶したことを書いたものです。
何百冊もの拙著中、これははじめてのことであり、その後の拙著については、また同社の広告に何冊か出ています。
急に同社から「この本の広告は出せない」と言われたのは、変なことで、なぜか広告を載せる予定の一日前に「載せられない」と言ってきて、理由にならないような変な理由を広告代理店と出版社を通じて私に伝えてきました。それはこの拙著内に「ベンジャミン・フルフォードさんと太田龍さんのことを書いているからだ」というのです。
この二人とも、私とは親しい人です(太田さんは故人ですから、親しい人でした)。 二人とも立派な情報人で、広告に出していけないようなことを言ったり、書いたり、常にやっているような人とはどうしても思えません。
一方の三菱東京UFJ銀行は、過去50年もお世話になってきた三和銀行以来の深い付きあいの銀行です。
それが、どう考えても私に対して理不尽なことを2008年10月に同行は行なったのです。
その大要は前記の拙著に書いたとおりです。あれを読むだけでだれでも分るはずです。
その後、いまだに一言も同行からはアイサツはありません。
その時は、私とは個人的には何の関係もない大阪にある同行の船井総研の担当部門の責任者から何回も平謝りの電話をもらいました。この部門が私の個人についても担当だというのです。もちろん私が取り引きしていたのは、同行三田支店で、この大阪の部門とは私は何の関係もありません。
船井総研を私は2003年3月28日で辞めましたので、大株主ではありますが、それ以上の関係は特に船井総研と私の間にはありません。
しかし「なぜですか?」という私の質問に「理由は当行内のことで言えないのです。ご勘弁ください」と同行の大阪の担当責任者は繰り返すだけでした。
どうしてなのかは、どうしても私は腑におちないのです。
ともかく私は、このようなことを、そのまま放りっぱなしにできない性格なのです。
今度の拙著に書いたことで返事がなければ、同行のトップに、これから直接返事を求める予定でいます。たのしみにしています。
そういう意味で拙著『本物の生き方』内に記したのです。
いずれにしても、日本を代表する両社のために、これらはあってはならないことです。それだけに読者も充分に拙著をお読みいただいて、私の言いたいことを充分にお知りください。そして両社に対しては注意してお付きあいください。
ともかく両社に日本の代表的企業なるが故に、本物の生き方をしてほしく書いた文章であり、両社の悪口は一言も書いておりません。
また、こんなことは言論人としての私の役割のような気もします。
よろしく読者の皆さまもご了解くださいますよう、お願いいたしておきます。
=以上=
※『船井幸雄.com』事務局よりのご注意:上記の船井幸雄の発信文は、6月16日に一旦アップしましたが、諸事情があり、6月22日に一部削除させていただいた箇所があります。その理由については、6月23日のこの『船井幸雄のいま知らせたいこと』ページでお知らせしております。どうぞご了承の程、よろしくお願いします。
★★船井幸雄よりのお知らせ★★
~よろしければ、7月10日 バイオレゾナンス医学会にいきませんか~
「7月10日にバイオレゾナンス医学会が東京 代々木で開催されます。これは値うちがあると思います。一つの大きな時流を知る意味でも、ぜひ案内状(←詳細はここをクリック)を読んで、ご参加されることをお奨めします。
ドイツでは実用化されて効果をあげているバイオレゾナンス療法は、日本では矢山利彦さんと平澤裕之さん(大阪の歯科医)がもっとも詳しいのです。分りやすくいえば、波動医学です。
私もかなり詳しい方です。パウル・シュミット式の日本語訳のマニュアル本を1冊入手する金額で参加できます。よろしければぜひどうぞ。 船井幸雄」
★7月10日にバイオレゾナンス医学会についての詳細はコチラをクリック
3.11震災で世の中は、このように変りそうだ
人間は、特殊な才能を持つ一部の人を除いて、将来のことは分らない存在です。だから予測や予言はするべきではない……というのが賢明な人の常識です。さらに、それにこだわるからです。
とはいえ、将来のことが分らないはずのふつうの人間である私は永年、将来のことが分らねばならない仕事をしてきました。
経営者業、経営コンサルタントを業としてきたからです。
経営者としては、失敗しても自分で責任をとればよいのですが、経営コンサルタントは、将来を読みちがいますと、クライアントに迷惑をおよぼします。責任をとってもそれで終りというわけにはいきません。まちがうわけにはいかない仕事だったのです。
私は1956年からコンサルタント業をはじめたのですが、1967年までは、予測ちがいで、まちがいの多い経営コンサルタントでした。ただクライアントに大企業が多く、潰れるようなことが無かったので、ことなきを得てきたのです。
ところが1965年ころから、中小企業にまでクライアントの範囲が拡がってきましたので、65-67年、多くの中小零細企業をアドバイスミスで、潰したり潰しかけました。大変でした。
クライアントには日々の生活がかかっていますから、どれくらい悩んだか知れません。
しかし67年の半ばころからは、アドバイスに失敗が無くなったのです。
それから2003年に船井総研の代表者を辞め、経営コンサルタントを業としなくなるまで、約15000社、数万件の経営アドバイスをしてきましたが、失敗は皆無といってもいいようなのです。
その理由は、「経営のコツ」とともに「予測のコツ」を知ったからだと思います。もちろん、引きうけた経営コンサルティングにつきましては、どんなことにも生命がけで対応しました。これが成功の条件の第一です。
その予測のコツを活用して『予測はしない方がよいのだが?』(仮題)という本の原稿を、今月になってから書きはじめました。
6月中には、ほぼ脱稿しますので、8月中に「学研パブリッシング」から発刊できると思っています。
サブタイトルは、「予測のプロが見る「これから10年余の世の中」」とでもしようかと思っております。
ところで、なぜ私の予測が過去40年余、90数%以上も的中したかは同書内に書きましたので、それを読んで参考にしてもらうとしまして、私は3.11大震災で、「世の中は大きく様変りした」と考えています。
これも予測の一種だと思いますので、いま、「このように変ったようだ」と思うことを簡単にきょうは述べたいと思います。読者に参考にしてもらえると思うからです。
(A)日本を含めて世界のいまのリーダー層には、原発推進派が多いのですが、多分、これからは原発はつくれなくなっていくでしょう。
安全の点、低価格でない点などで、一般大衆の反対が急速に強くなると思えるからです。
(B)「いまだけ、自分だけ、お金だけが何より大事だ」といういままでの世相も日本から変りはじめ、世界に急速に波及するようになるだろうと思います。いままでの考え方は「真の自然の理」に反するからです。
それとともに、過去数万年、地球人を把えていた陰謀、策略、脅しなどによる暗黒の人類への統治時代も消えていくでしょう。人類は新しい時代に3.11で入ったようです。
(C)拡大、成長を基本とした物やお金のmore & more を追求する時代も終りを告げそうです。はっきりいえば資本主義はこれから急速に崩潰に向かって進むと思われます。 今後は、社会システム自体が変り、具体的には企業の経営目標なども急変するでしょう。はっきり言って今後は、ムダを少なくし、節約時代に入りそうです。
(D)自助、自主の風潮が強まり、互助というか地域共同体的なものが社会運営の主体になって来そうな予感がします。グローバリズムは消えるでしょう。
(E)日本は雛形の国として、世界に先がけた動きをはじめるでしょう。放射能をコントロールする技術、あらゆる病気を克服する技術などが出てきて、それらは技術革新に裏うちされ、それらによりまして世界のリーダーシップをにぎるように思います。
多分、世界戦争などは、おこせない時代になっていくと思います。
主な点は以上のようなことですが、これらはいままでの流れの逆で、多くの常識に反することばかりです。
が、未来予測のプロとして、私はあらゆる情報と自分の経験と勘から、以上のように思えてならないのです。
そして多分、ここで私の書いた以上のことは90%以上は実現すると思えてなりません。その意味で、3.11大震災は、世の中を大きく変えるきっかけとなったように思います。
これから10年くらい、ここに書いたことを参考に、読者も世の中の動きをじっくりと御観察ください。
=以上=
★★船井幸雄よりのお知らせ★★
●『世界でもっとも入りたい5つの会社』(6月26日 李白社刊、フォレスト出版発売)の拙著が、加藤鉱さんの取材記事とともに6月18日ごろから、書店に並びました。
オタフクソース、河野メリクロン、めいらくグループ、ウチヤマグループ、シモジマの5社の私の大好きな優良会社を詳しく紹介しています。
詳しくは7月に入ってからこのホームページで紹介しますが、ぜひご参考になさってください。
【ご購入はこちらから承り中】
●~よろしければ、7月10日 バイオレゾナンス医学会にいきませんか~
「7月10日にバイオレゾナンス医学会が東京 代々木で開催されます。これは値うちがあると思います。一つの大きな時流を知る意味でも、ぜひ案内状(←詳細はここをクリック)を読んで、ご参加されることをお奨めします。
ドイツでは実用化されて効果をあげているバイオレゾナンス療法は、日本では矢山利彦さんと平澤裕之さん(大阪の歯科医)がもっとも詳しいのです。分りやすくいえば、波動医学です。
私もかなり詳しい方です。パウル・シュミット式の日本語訳のマニュアル本を1冊入手する金額で参加できます。よろしければぜひどうぞ。 船井幸雄」
★7月10日にバイオレゾナンス医学会についての詳細はコチラをクリック★
病気に朗報、量子医学を知ろう
人間には文系と理系があると言われています。数学が好きで、数学に強い人が理系人間と言われているのですが、どうやらこの分類では私は理系人間のようです。忙しい経営者業兼経営コンサルタント業の間をぬって1950~80年ぐらいには微生物とかバイオに凝っていました。
1980~90年は、波動と言いますか、ライフ・フィールドやラジエスセシヤに凝りました。波動の法則や鋳型論を仮説としてつくりあげて喜んでいたものです。
そして1990~2000年は量子力学に没入し、2000年からはプラズマ論と本物化に凝っていました。(株)本物研究所を2003年に創ったのも、それ故です。
さらに2009年の9月からは「あの世とこの世」そして「量子医学」に興味の主体を移しています。私自身が量子医学に援けられ、これこそ本物医学と思ったからです。
きょうは、その量子医学の話しをしようと思います。多くの人が援かるように思えるゆえです。
量子医学というコトバをはじめて聞いたのは2009年9月1日のことです。
兵庫医科大学の名誉教授で、医師の島博基医学博士から聞いたのです。その時、彼はすでに量子医学を実用化していました。
その大要を以下に記します。
以下は島先生が新著『分子と心の働きを知れば本当の健康法がわかる ~量子波(テラヘルツ波)が医学を変える!~』(7月19日にパレード刊予定 発売は星雲社)を出すに当り、その原稿を私のところへ持参、「これを読み、すいせん文を、できれば書いてください」と、今年5月27日に依頼されましたので、それに応じ、原稿を読み、書きあげたものです。
ぜひまず拙文をお読みいただきたいと思います。
本書を推薦します
船井幸雄
私はいま確実に新しい時代が来つつあると確信しております。人類の文明史にとって21世紀は、従来では考えられなかった新しい技術の出現と、人々の考え方の変化や経済面の激変が、新しい時代へのきっかけとなり、カオスから脱し真に飛躍する世紀となるでしょう。
本書では島博士自身が確立された量子医学の原理と、医療における量子波(テラヘルツ波)の効用について一般人にも分かりやすく説明されています。私も一昨年の9月に島博士による量子医学の治療を受けて九死に一生を得、その体験を拙著やブログでたびたび報告してきました。当時、私は10日余り後に横浜で私の主宰する「にんげんクラブ全国大会」があり、延べ1万人ほどの入場者の前で、2時間弱の講演を2回する予定がありました。それにもかかわらず、歩けないし、記憶力が戻らない状態だったのです。おまけに顔面の三叉神経痛のために、左頬と口腔内が痛く、ほとんど話せない状態であり、まともな日常生活を送れない惨憺たる状況でした。東京の大学病院の診断では三叉神経痛と大動脈弁狭窄症があり、テグレトールの処方を受け、また大動脈弁置換手術を薦められていました。実際まだ少し歩ける状態であった8月後半でも、自宅前の坂道では息が切れて休み休み散歩していたほどです。いよいよ私の人生も年貢の収めどきかと遺書を書き始めていたくらいです。この時に私の傘下にある大阪の会社の代表者が、島博士を熱海の私のオフィスにお連れしてくれました。博士は私の病状を聞くと、テグレトールの服薬を直ちに中止することを助言し、その場で量子医学の治療を施してくれたのです。その結果、すぐにまともに歩けるようになり、三叉神経痛の痛みも軽減しました。その後、数日すると思考もまともになり、山道も歩けるようになったのです。自宅前は急坂であるにかかわらず、歩いても不思議なことにほとんど息切れがしなくなりました。「にんげんクラブ全国大会」前に2回の量子医学の施術を受けた結果、皆様が御存知のように大会では両日とも見事に講演ができたのです。量子医学の治療時間は1回が10分から20分位でした。通常は数分でよいとの博士の話です。魔法のような治療だと感じましたが、量子物理学に基づく治療の原理の説明を受けると、その分野に知識がある私には非常に科学的な治療手段であることがわかりました。大動脈弁狭窄症はいつのまにか治癒し、今では自宅周辺の坂道を平気で息切れなしに散歩できるようになっています。また、私どもの船井幸雄グループの優秀な従業員が脳梗塞になり、跛行(はこう)の上に足の痛みを訴えていたので博士に治療をお願いしたところ、その従業員はすぐに足の痛みが消え、普通に歩けるようになったようです。これも驚くべき量子医学の治療効果と言えるようです。
歴史的には量子物理学の登場で、物理学が初めて心象を説明できる可能性を示したことは今ではよく知られています。それは観測者効果と言われている現象が最先端の量子物理学において科学的に証明され始めたことですが、心象と物理的事実の関係を明らかにする大いなる契機になっています。すなわち、観測者の心の有り方が量子である電子の動きや陽子を構成しているクオークと呼ばれる量子の存在様式を決定することが科学的実験事実として認知されたということです。島博士は医科大学で外科系(泌尿器科学)の主任教授職を勤めながら長年量子物理学を学習しておられたとのことです。そして多忙な日常の中で量子物理学の原理を応用する方法として、細胞を正常化し、活性化するためにテラヘルツ波が重要であることに気づき、革新的とも言える量子医学を本書で提唱されています。すなわち、博士は生体における量子場の乱れが心の病を生じさせるとともに万病の要因となることを指摘し、量子場の乱れを正常に復元させるためにはテラヘルツ波が有用であることを、科学的に実証された実験事実から説明されているのです。この本を読めば、どのようにすれば心身ともに健康になれるのか島理論がよく分ります。読者諸氏には、この本を座右の書として常に読み、御家族とともに健康な日々を送られ、新しい世紀の激動的変化を乗り切って頂きたく量子医学の体験者としての私の推薦文といたします(転載ここまで)。
ちょうど、5月27日に私は、左下アゴ骨の骨髄炎で、左顔面や口内が痛く、顔をしかめていました。島先生は、数分間、量子医学的治療を左顔面に行ない、テラヘルツパワーシールを痛むところにはりつけてくれました。
ところで5月31日に私は病院へ行き、全身の検査などをするとともに、担当医師にこの骨髄炎の相談を含めて治療法を聞きました。
その時に分ったことは、「いまのところ難病の一種で、効果のある治療法はないと言ってもよい」ということだったのです。
外科手術くらいしか、いまのところ方策はないようですが、これ以上、私は手術はしたくありません。
そこで島先生の原稿をもう一度読み返し、量子力学の本を引っぱり出して勉強をやりなおしました。
そして6月3日の朝、島先生と特に親しい私の関係する会社=(株)船井ビジョンクリエイツの大阪駐在の橋本勉君に「骨髄炎なので、島先生の意見もきいておいてほしい」と連絡しました。
それに対する橋本君からの返事が、6月3日の午後にメールで私あてに届きました。
そのなかで私の病気について大事なところだけを転載します。
さて、会長の御病気の骨髄炎ですが・・・島先生に確認したところ、前回5月27日の量子医学治療で、「もう大丈夫」との事です。
後は、日にち薬でどんどん良くなるはずと・・・
耳たぶの下から指をあご骨に沿って下ろしていくと、3センチ4センチほど下りたところに窪みがあります。そこが下顎神経の通っているところなので、そこにテラシールを一枚貼ってください。
あとホッペで痛いところにも貼っておいてください。
都合2枚か3枚ほど貼っていただくと、徐々に痛みが軽減するとの事です。
そして、必ず治癒すると島先生は申しております(転載ここまで)。
その後、島先生からていねいなお手紙をちょうだいしました。
私は6月4日からテラシール治療を真剣にはじめたのです。
私はいま78才ですが、この骨髄炎以外はほとんど悪いところがありません。
強いていうと、少し血糖値が高く、貧血気味で、軽度の肝炎があるくらいです。とはいえ、この病気は口内異常なので、しゃべりにくい、喰べにくい、痛いのが難点です。 ところで、この量子医療の治療効果は出て来たように思います。
完全によくなってから、このホームページに書こうかと思ったのですが、難病に苦しむ人には一日も早い方がよいと思って、きょうここへ書くことにしました。
なお、島先生へのお問い合せや、テラヘルツパワーシールに関するお問い合せは、(財)SHIMA量子医学研究所』(HP:http://siqm.org/index.html FAX番号:06-6372-8756 メール:shima@siqm.org )でお願いします。
なお、量子力学というか量子物理学は、現在の主流の物理学理論です。
①意識が現実を創造する……ということ
②ミクロの世界では粒子は個であると同時に波である……ということ
③個々の粒子は宇宙の隅々にまで非局所的に広がっている……ということ
に集約された実証された物理学理論です。
量子力学の父といわれたニールス・ボーアの量子力学の正しい解釈は、「どんなに量子現象が奇怪であっても、それを正面からすなおに受けとめよう」ということで、この世は「バーチャル・シアター」のようなのです。多くの実験の結果、アインシュタインの物理学は見事に否定されたのです。
詳しくは、読者が御自身で量子力学の勉強をなさってください。多くの参考書があります。
私は、多分、あらゆる難病も量子医学で完治の可能性があると思います。それ故、あえてきょうこの一文を書きました。御了承ください。
=以上=
***船井幸雄よりのおことわり***
私が近著『本物の生き方』(2011年5月 海竜社刊)の270~288ページには、真実というか事実をそのまま書きました。それにつきまして、多くの読者から御指摘がありましたので、6月16日のこのホームページの発信文に私のその時点での気持をのせました。
ところで6月18日、ある一人の読者の方から、メールで以下のような忠告がありました(実名で連絡をくれましたが、ここでは匿名とさせていただきます)。
いつも興味深く拝読させていただいています。
ささいなことではありますが
気になったことがありましたので
指摘させていただいて宜しいでしょうか?
「日本経済新聞社と三菱東京UFJ銀行のことを、
なぜ「要注意会社」と書いたのか?」の記事内の
検閲という言葉と憲法についての記載ですが
「検閲」とは、憲法第21条第2項が禁止しているのですが
主語は行政機関でありそれ以外に対しては検閲とはいいません。
判例の定義では、
1 行政権が主体となって、
2 思想内容等の表現物を対象とし、
3 その全部又は一部の発表の禁止を目的として、
4 対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に発表前にその内容を審査した
上、
5 不適当と認めるものの発表を禁止すること
となっています。
従いまして日本経済新聞社は、たしかにけしからんと思うのですが
「日本国憲法に違反することを堂々としているからです。」
という表現は法的には法人に対する名誉毀損が成立する可能性があるので
ペンをとりました。
船井先生がご健勝であるようにいつも祈っています(メール転載ここまで)。
そこで、私の方の顧問弁護士に意見をきいたところ、6月21日に以下のような返事が来ました。
【船井氏のご相談の件】
第1 日経新聞の問題
1.「検閲」該当性 ――日経新聞の責任
日経新聞による広告の掲載拒否の問題は、「検閲」に該当するかが問題となります。
憲法の人権規定は、公権力との関係で国民の権利自由を保護するものであると考えられてきたものであり、直接的には、民間会社を対象とするものではありません。「検閲」の主体についても、判例上「行政権」とされており(学説上は「公権力」とするものもあります)、民間企業である日本経済新聞が主体となって行う場合、直接的にはこれに該当するものではありません。
しかし、資本主義の高度化に伴い、社会の中に巨大な力を持った国家類似の私的団体が数多く生まれ、一般国民の人権が脅かされるという事態が生じるに至っています。
このような社会の変革を受け、私人間においても、憲法の人権規定が何らかの形で適用されるとする考え方が一般的になっています。
この考え方によれば、日経新聞による広告掲載拒否は、直接的には「検閲」には該当しないものの、掲載拒否が民法709条の不法行為に該当する行為であるかどうかを判断する際に、憲法が「検閲」禁止を規定した趣旨を取り込んで解釈するということになります。いわば間接的には「検閲」に該当する可能性があるということになります。
もっとも、日経新聞が広告を掲載するかどうかは、原則として自由ですので、日経新聞に対する責任追及は非常に困難であると言わざるを得ません。
2.名誉毀損該当性 ――記事の違法性
読者のA氏による投稿は、「検閲に該当しない行為」を「検閲である」、「日本国憲法に違反する行為」と表現することが名誉毀損に該当すると指摘しているように読めますが、名誉毀損に該当するかどうかは摘示した事実が真実かどうかは原則問題となりませんので、日経新聞の行為が検閲に該当するかどうかは関係なく、記事が日経新聞の名誉を傷つける内容であれば、名誉毀損が成立します。
また、日経新聞が広告の掲載を拒否したことが事実であっても、これを「日本国憲法に違反することを堂々としているからです。」、「多くの人が泣き寝入りをしているからです。」と表現することは、名誉毀損に該当する可能性があります。この記事の掲載によって、実際問題、民事、刑事事件の対象となる可能性はかなり低いと思われますが、可能性としてあり得ないわけではありませんのでご注意下さい。
第2 三菱東京UFJ銀行問題について
貸出をするかどうかは金融機関の自由であり、融資をするという事前の約束がない限り、融資をする義務というようなものは発生せず、また、融資をしない理由を説明する義務も法律上は発生しません。
担保も十分で信用に不安がない人物に対して融資を拒否し、その理由も説明しないのは確かに納得のいかない対応ですが、裁判所に救済を求めるのは厳しいというのが現状です(返事の転載ここまで)。
したがいまして、6月16日の私の発信文は、私の勇み足であったと判断しました。日本経済新聞にはあやまっておきます。申しわけありませんでした。読者にも、今後、注意し、こんな勇み足をしないように注意しますので、できれば御容赦ください。お願いいたします。
ただ私が拙著に書いたのは、私サイドであくまでも事実を書いたのです。よろしく。
2011年6月23日 船井幸雄
3.11以降に気づいた正しい上手な生き方
少し私ごとを書きますが、御容赦ください。
今年3月11日、東京で地震に遭いました。
この日、午後3時すぎに会社(品川)を出たのですが、自宅(熱海)に帰りついたのは3月12日の午前1時ころでした。
また3月14日に生まれてはじめての入院、左下アゴ骨の手術を3時間余かけて受けました。手術は成功したのですが、病名は左下アゴ骨の骨髄炎でした。
いまだに左ほっぺというか左顔面が一部しびれ、痛く、再手術が必要な可能性も否定できません。ともかく、いまのところ治療法がない難病とのことです。
ともかく世の中も大震災で大変で、大変化がありましたが、私もそれなりに大変化を経験しました。
口内が痛く話しにくいので、この間、ほとんどしゃべらず、集中して3冊の本を書きました。集中すると痛みを忘れられるからです。
4月上旬に書いたのが『本物の生き方』(5月20日ごろ海竜社より発刊)ですし、5月上旬にまとめたのが『世界でもっとも入りたい5つの会社』(6月中旬に李白社刊、フォレスト出版発売)です。
そして6月中旬にほぼまとめたのが『予測はしない方がよいのだが?』(仮題)で、8月中に学研パブリッシング刊予定です。それぞれ良い本になったと思います。
本の原稿を書く時は、全力集中して、いろいろ考えます。知恵も湧いてくるようです。
御多分に洩れず、3月11日以降、私もいろいろ考えました。特に痛みに悩まされていただけに、「人としての正しい上手な生き方」については深く考えました。そこでいろいろ考えついたことを、まとめてきょうは記したいと思います。
必ず読者の御参考になると思うからです。気楽にお読みください。
(A)否定してはいけない。
世の中には、いろいろなことが起こります。3.11大震災で多くの被災者が出ました。私も4年有余も体調を崩し、いまも治療法が分らないと言われている難病に苦しんでいます。
しかしどう考えても、世の中で起こることは「必要、必然」なようです。
しかも、それは「ベスト」のものにできそうです。
私の病気の治療法につきましては、6月23日の、このブログで書いたとおりです。
だからどんなことも肯定し、否定してはいけないようです。
これが、まず気づいた「正しい上手な生き方」の基本でした。
(B)6月20日のこのブログで書きましたように、これから10年も経たない間に資本主義は潰れるでしょう。
これは、少しアタマのよい人が常識的に考えるとだれでも分ります。
あと1~2年で、そのことは多くの人に分ってくるだろうと思います。
とはいえ、いまはまだ「お金」が必要な時代です。ハイパーインフレの可能性もありますが、いま資本主義は断末魔のあえぎをしています。
このような時でも、やはり「お金」は稼がねばなりません。そう考えますと、いまは稼げないことをしてはならないようです。しっかり正しく稼ぎましょう。
しかし時流から見て、これからは汗水を流して稼ぐことが必要です。策略や陰謀で稼ぐのはよくないし、不労所得も、やむをえない人以外は追求しないのがよいようです。 そしてお金や物を節約し、大事にすることがこれからは大事になると思います。
(C)多くの人が、それぞれ勝手なことを言います。しかし、できるだけ多くの人の種々の意見を聞くことが大事なようです。
それらを上手にまとめ、結論は自分の責任で自分で出し、正しいと思う生き方をするべきだと思います。
多く聞き、自分の経験と勘に照らしあわせますと、自分なりの正しい答が出て来ます。それに従って生きましょう。
ともかく、どのような人の意見も否定しないで、まずすなおに聞くこと……が、いまほど大事な時はないようです。
ただ、まとめての結論は、自分で出してください。それが必要なようです。
(D)6月20日のこのブログでも書きましたが、これからは自主、自助の時代です。国や自治体にたよる「お上だのみ」は、できればしない方がいいでしょうが、やむをえない時でも、最低に抑えてください。「お上だのみ」では今後は救われないでしょう。
人間は自主、自助でやれるだけやるのが正しいようです。
そうしますと、必要な他からの援助が自動的にあるように、世の中の仕組みはできているように思います。
(E)そして、他人さまには、どんな人に対してもとことん親身で誠実に付きあうべきだ、と思います。親身に優る生き方はなさそうです。さらに、自分のすること、しなければならないことは「生命がけ」でやるべきだ……と気づきました。
私は仕事上で付きあう人や家族には、親身、生命がけを何十年もやってきたのですが、ようやく「いつでも、だれに対しても」と気づいたところです。これからやります。
以上の五つにまとめたのが、3.11大震災後、気づき、いま実行しはじめたことです。これらをやると、やはりよいようです。
もし、いまの私の「左下アゴ骨の骨髄炎」が再手術しないでよくなったと仮定しますと、これら五つの生き方が正しかったんだと思います。いまはまだ多少は痛いのですが、毎日たのしんで日々を送っています。
再手術不要の可能性は70~90%はあると、いまでは思っています。
きょうは私ごとを中心に書き、申しわけありませんが、人間が肉体を持って個として生きている以上、私ごとはすべての基準になります。
……というより、私ごと以外に自分では、本当のことがはっきりとは判断できないようです。
私ごとを書いたのを、私のブログ故に御容赦ください。よろしく。
=以上=
★★船井幸雄よりのお知らせ★★
『世界でもっとも入りたい5つの会社』(6月26日 李白社刊、フォレスト出版発売)の拙著が、加藤鉱さんの取材記事とともに6月18日ごろから、書店に並びました。
オタフクソース、河野メリクロン、めいらくグループ、ウチヤマグループ、シモジマの5社の私の大好きな優良会社を詳しく紹介しています。
詳しくは7月に入ってからこのホームページで紹介しますが、ぜひご参考になさってください。
【ご購入はこちらから承り中】
仙台は明るかった
今年の5月24日、1年ぶりに仙台へ行きました。
佐藤芳直君(株式会社 S・Yワークス社長)の主催する謝恩セミナーに講師として招かれて、一時間半ほど「大震災後、いま一番伝えたいこと」という題名で講演をしてきました。
佐藤君(船井総研 元常務、私の秘蔵児の一人といわれた有能な経営コンサルタント)も「私たちの道、その歩み方」という題名で2時間ほど、東北地方など地元の方が多かったようですが、全国から集ってこられた満員の聴衆に話しました。
以下に当日の私と佐藤君の講演レジュメを紹介します。
講演「大震災後、いま一番伝えたいこと」
株式会社 船井本社 代表取締役会長
船井 幸雄
【結論は、日本人が一人でも多く「本物の人間」になること】
1.3.11大震災で「世の中」は変わるだろう
(1)日本人が「和」を中心とした日本人の良さに目覚め出した
(2)日本人が「真実」を知り始め、「本物の生き方」を始め出した
(3)シークレットガバメント(?)一派も良識的になりそうだ
(4)拡大、成長神話が崩れようとしている
(5)明るい未来が見え始めてきた
2.いま気になること
(1)日本は雛形の国。日本人が自主、自助に突き進めるか
(2)日本のリーダーは「ゴーサイン」の意志決定原則を会得できるか
(3)お金第一、収奪肯定志向から人類が脱皮できるか
(4)世界の人口増加に対応できるか
(5)資本主義は崩壊するだろう。縮小経済に対応できるか
(6)当面、日本は狙われている。目覚めて、跳ね返せるか
<参考になるので読んで欲しい本など>
①船井幸雄著『本物の生き方』(2011年5月 海竜社刊)
②『ザ・フナイ』2011年5月号(2011年5月1日 船井メディア刊)
③『ザ・フナイ』2011年6月号(2011年6月1日 船井メディア刊)
④高橋洋一著『官愚の国』(2011年3月 祥伝社刊)
⑤百田尚樹著『永遠の0』(2009年7月 講談社刊)
⑥太田龍・船井幸雄共著『日本人が知らない「人類支配者」の正体』(2007年10月 ビジネス社刊)
⑦中矢伸一著『魂の叡智 日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』(2005年6月 徳間書店刊)
⑧リチャード・コシミズ著『3.11同時多発人工地震テロ』(2011年4月 リチャード・コシミズ刊)
⑨船井幸雄著『2011年からの正しい生き方』(2011年1月 ヒカルランド刊)
⑩船井幸雄著『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』(2011年3月 徳間書店刊)
⑪鬼塚英昭著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』(2011年5月 成甲書房刊)
⑫澤野大樹発行『INTUITION NO.135』(2011年4月刊)(船井幸雄講演レジュメここまで)
講演「私たちの道、その歩み方」
株式会社 S・Yワークス 代表取締役
佐藤 芳直
【株式会社 S・Yワークス 5周年謝恩セミナー】
「あかあかと 一本の道 とほりたり
たまきはる 我が命なりけり」
お陰様で、5年の節目を迎える事ができました。
社員も20名を超え、「恋する未来を提案し続ける集団」として
一層の精進を誓いあっています。
この節目が東日本大震災に当たったこと、その必然性に生き筋が
真直ぐに見えたように思います。
そして、どれだけ皆様に支えられ、応援され、愛されているか、その実感が生
命を一層燃え立たせてくれました。
ありがとうございます。全て皆さまのお陰です。
この道の途上、まだまだ未熟な集団です。
次の時代を創る一助となるべく、皆さまの一層のご指導をお願い致します。
皆様との日々を、茂吉の一首に込めて。
佐藤芳直(佐藤芳直さん講演レジュメここまで)
私の講演は、いつものように結論志向で、その上、当日は口内が痛く、しゃべりにくかったので、あまり上手な話しができたわけではありませんでした。皆さんに申しわけなく思っています。
しかし佐藤君の話しは多くの人を感激させ、元気づけ、涙を出している人々も多くいました。おかげですばらしい会になりました。よかったと思っています。
これについて、2人の話をきていた船井メディアの人見ルミさんからは、6月2日に以下のような手紙をもらったくらいです。
船井会長へ
先般、仙台にて収録させていただきましたCDが出来上がりましたので、お届け致します。船井会長のお言葉のひとつ1つが震災後の日本人の胸に刺さります。
また、芳直社長の講演も実に深い感動と力強さにあふれています(涙がこぼれます…)ドットコムにてご紹介していただけましたら幸いです(売り出し2日目ですでに約200枚の注文が来ております!)ありがとうございます。
人見ルミ拝
(※5/24 船井幸雄 講演収録CDのご購入はコチラから→http://www.funaimedia.com/event/0524cd/0524cd.html)
人見さんからの手紙もあり、きょうはすこしここに当日の感想を紹介することにしました。
ともかく、5月24日に私の感じたことをストレートにきょうは述べようと思います。
まず仙台駅に着いて感じたことは、異様と思うくらい「明るいな」ということでした。
考えてみますと、東電管内は3月13日ごろから節電で、本当に暗くなりました。
東京駅や品川駅などの駅も最低限しか電気がついていません。道の街灯も半分以下しか点灯されていません。
東京のビルやオフィスもエレベーターは1/3か1/2しか動いていないし、照明は最低限です。私の自宅のある熱海市は、静岡県下ですが、東電管内ですから自宅の電気も必要以外は全部消していますし、熱海駅も本当に暗いって感じです。それに慣れていましたから、仙台では明るさにびっくりしたのです。
仙台では駅もホテルもたいていのところでは全ての照明が平常時なみでした。
これには本当にびっくりしました。
つぎは講演を聴きにみえた聴衆もみんな明るいのです。考えてみれば、いま節電で人たちの気分まで暗いのは東電管内だけのようですね。
当日の朝、5月上旬に私のところへ届けられた私の友人の土田裕三さんの詩を読んでから行きました。というよりも、この詩を持って行きました。
土田さんは有名な鍼灸の名人ですが、発明家(いま新規抗ウイルス剤の開発に全力投球しています)であり、俳句は名人級、という才人です。彼が被災にあった人の気持になってつくった詩をカバンにひそませ、仙台駅につくまで数回も「なるほど」と思って読んで行きました。東電管内の暗さと土田さんの詩の印象が、仙台での明るさの印象と余りにくいちがって、より私はびっくりしたのです(以下、土田さんの詩です)。
一、あの長閑だった 春の午後
突然襲った 大地震
そして続いた 大津波
あわてて逃げた 母や子は
今はどちらに いるのやら
二、あれから三日 今日も又
親や子供を 探してる
衣食は勿論 家もなく
あるのは心の 深い傷
皆を探して 今日も行く
三、食べず飲まずに もう十日
この寒空を とぼとぼと
母子探して 歩いてる
あの思い出の 山や川
いったいどこに きえたのか
四、夢だっだのかと 空みれば
いつものように 星光り
いつものように 陽が昇る
だが目の前は 瓦礫のみ
あの故郷は どこへやら
五、今日も山川 海の底
皆を探して 歩いたが
いつしか足は 捧になる
なぜ私だけ 残ったのか
なぜ一人だけ 残ったのか
六、いくら呼んでも 声はなし
あの幼な子を まなかひに
思いうかべて 生きるのみ
皆の声色 思い出し
唯ひたすらに 生きるのみ
七、見上げてみたら 空の星
私に何か 話してる
きらきちきらと 話してる
強い光の 手をのばし
がんばりなさいと 話してる
八、あれからひと月 もうすぎた
そうだ我らも 手をつなぎ
先祖のように やりきろう
どんな苦難も 父や母
一つになって のりきった
九、何故か苦難に あった時
我日の本は 親も子も
大きな一つの 塊となり
唯もくもくと 一筋に
皆の力で のりきった
十、我日の本は 今迄も
元寇黒船 原爆と
いろんな苦難に あったけど
皆の力で のりきった
さあこの国難も のりきろう
2011年5月5日 土田裕三
多分、被災された方たちの気持は、いまも土田さんの詩のとおりだと思います。
それだけに、私の講演は、かなり「ちぐはぐ」なものになり、超満員の聴衆やS・Yワークスの皆さまには申しわけなかったと思っております。
ともかく仙台は明るかったのです。私が考えていた以上に悲しみをのりこえ、被災された人々はすでに強く立ち上っておられるように思いました。よかったと思います。
そういう意味ではうれしい一日でした。
ぜひ仙台の人である佐藤芳直S・Yワークス社長の講演をきいてください。そのうえで現実的に力強く応援したく思います。それとともにムダを排し、節約する東京のいまの生き方も正しいと思うのです。それを知ってこれからは上手に生きたいものです。
=以上=
★★船井幸雄よりのお知らせ★★
『世界でもっとも入りたい5つの会社』(6月26日 李白社刊、フォレスト出版発売)の拙著が、加藤鉱さんの取材記事とともに6月18日ごろから、書店に並びました。
オタフクソース、河野メリクロン、めいらくグループ、ウチヤマグループ、シモジマの5社の私の大好きな優良会社を詳しく紹介しています。
詳しくは7月に入ってからこのホームページで紹介しますが、ぜひご参考になさってください。
【ご購入はこちらから承り中】
0 件のコメント:
コメントを投稿