2012年1月4日水曜日

ホオポノポ

船井幸雄よ、最高だよ、ありがとう、愛しているよ
 『ザ・フナイ』の今年新年号に作家でセラピストの加治将一さんの「青い鳥の住処(すみか)」という文章があります。
 加治さんは、私の大好きな人です。私は彼の本を、ほとんど完全に読んでいます。また、その大変だったと思えるいままでの彼の人生を、心から尊敬しています。ともかく気の合う人です。
 彼の経歴は以下のとおりです。


1948(昭和23年)生まれ。著作に、坂本龍馬の真の姿を描いた『龍馬の黒幕』(祥伝社)、望月先生シリーズ歴史ミステリィ三部作『幕末 維新の暗号』、『舞い降りた天皇』『失われたミカドの秘紋』(祥伝社)、日本初のカウンセリング小説『アルトリ岬』(PHP研究所)、その他多数。最新刊に『大僧正とセラピストが人間の大難問に挑む』(ビジネス社)がある。執筆のかたわら、加治式セラピーで、1000人以上の心の凝りをほぐして救う。
【連絡先】
帝国クリニック TEL:03-3503-8681
加治将一公式音声ブログ http://kajimasa.blog31.fc2.com/
ツイッター http://twitter.com/kaji1948

 彼は波乱万丈の人生を送ってきました。最愛の奥さんが彼の29才の時、1才の娘さんを残してロスアンゼルスで殺されたのです。
 それからの彼はアメリカで金儲けに没入しました。そして大金持ちになり、ぜいたく(?)な生活を送りますが、それらを投げ出し、やがて日本へ帰ります。その途時で、どういうわけでか、プロレスラーの猪木さんと親しくなり、メディテーションをおぼえたり、林原生物科学研究所に行ったり、政木和三さんを知ったとのことです。
 彼らは、みんな私とも特別に関係のあった人なので、びっくりしました。
 それはそれとしまして、そのうちに作家になったとのことです。
 これらにつきましては『ザ・フナイ』の2011年新年号をお読みください。
 失明直前まで目が悪くなり、娘さんは大病を患い、どうにもならない時に、彼は私に出会ったようです。
 そして私から「2008年の船井幸雄オープンワールド」の講師をたのまれ、「ホ・オポノポノ」というハワイに伝わってきた問題解決法を知ったとのことでした。
 彼の「ホ・オポノポノ」のマントラは「あんた最高だよ! 愛している! ありがとう!」にして、毎日毎日100回も200回もくりかえして唱えたようです。
 そこのところを『ザ・フナイ』の1月号からピックアップして紹介します。
 
 そんなとき、知人から妙な連絡がありました。
 船井幸雄先生の講演会場で、僕の本を売ってくださっているというのです。
 縁もゆかりもないのにと、半信半疑ではあるものの、嬉しくなって、お礼かたがた表敬訪問と相成ったわけです。
 実を申せば、船井幸雄先生の噂は、今から約30年ほど前、バブルが始まる前のロサンゼルスで、すでに耳にしておりました。
 その噂は、驚天動地(きょうてんどうち)の一語です。
 何万社も診ている超売れっ子の企業コンサルタントで、経済界でその名を知らぬものはいないのだが、誰とも逢わずに超能力を持って診断する、という卑弥呼(ひみこ)のごとき人物だというのです。
 伝言ゲームに尾ヒレがついて、海外に伝播したのでしょうが、その噂をもたらしたのは、またまたアントニオ猪木です。
 当時の猪木はまだ全盛を誇っていたものの、本人曰く、プロレスで稼いだビル一、二本分のカネを豪快にもブラジルの自分の事業に費やしてしまっていた時期で、金銭的には完全に行き詰まっていました。
 それを打開するために、伝説のコンサルタント、船井幸雄氏と面会したというのです。
 猪木の自慢気な顔は、今でも覚えています。
 雲上人(うんじょうびと)との会話がどういう内容だったのかは、ただでさえ猪木の説明はファジーであるところにもってきて、ほぼ30年前の話であることも手伝って、記憶は忘却の彼方ですが、若かりし僕の額の裏には、世界一の超能力コンサルタント「船井幸雄」の名が、燦然(さんぜん)と刻み込まれたのは言うまでもありません。
 そんなヴェールに包まれたカリスマとの面会です。
 応接室、視力を失っていたために御尊顔(ごそんがん)はよく拝せなかったが、噂に違わぬ強い波動。それは受容波動ともいうべき光栄なもので、僕は流れに身をまかせるばかりです。
 その上、伝説の本人から気取りのない口調で、僕の本のファンだとさらりと告げられ、さらに「船井幸雄オープンワールド」の講演を依頼されたとあれば、僕の心境はいかばかりか、みなまで申さなくとも、読んでおられる方は、充分お察し可能だと思います。

 で、講演は無事終わりました。
 彼が見事に仕切った神秘のエリア。ここでまたまた運命的なものを知ったのです。それがホ・オポノポノでした。
 ここだという時に、これだと思うものが降ってくるのは僕の真骨頂というべきもので、これは加治式セルフ・セラピーの仕上げなのだと、ぴんときたのです。
 「分かっているけど、できない」、この難攻不落の壁がホ・オポノポノ一発で乗り越えられる。「分かっていれば、なんでもできる」強力なツールだと直感したのです。
 瞑想が、静かで明晰な時間をつくり、そのときに僕の身体に開く神秘のアンテナがホ・オポノポノを受け入れたのだと感じて、試してみると、予想通り断然具合がよかった。というより、これ以外に自分や他人に愛を贈る方法はない、と確信したのです。
 読者のみなさんはホ・オポノポノを知っていると思いますが、おそらく、こう言っては失礼ですが、一万分の一も理解していないのではないだろうか。あれから僕は一日も欠かさず、日に百回も二百回も口にしているのですが、それはもう大変な効果です。
 僕に合ったやり方は、瞑想の導入部に僕オリジナルの「癒し言葉」をマントラのごとく繰り返し唱えることでした。
 「あんた最高だよ! 愛している! ありがとう!」
 自分流の癒す言葉。自分を愛す言葉。
 たまげるほど効果的な加治式セルフ・セラピーの完成です。
 初回の試みから、自分に愛情エネルギーがグングンと満ちるのが分かりました。
 瞑想、そしてセルフ・セラピーを続けました。
 すると魔法のように娘の状態が良くなってき、クスリの量が一月、また一月と減ってきたのです。これを奇跡と言わず、何を奇跡と言うのでありましょう。

 そして、またまたシンクロニシティが起こりました。
 諦めていた僕の目を、手術してくれる医者が現れたのです。
 三井記念病院、赤星医師。神の手を持つという名医です。
 さらに手術前の検査で、なんと僕の右目に新たなる網膜剥離(もうまくはくり)が偶然発見されたのです。
 網膜剥離は、一夜にして失明することもあるという恐ろしいもので、この偶然の発見がなければ、右目は危なかった。こっちが先で、専門医によっての緊急手術です。
 眼の玉を百八十度ひっくり返して、裏にある剥がれた網膜を縫い合わせるという実に野蛮な手術。その痛みはどんな豪傑をもってしても、二度するくらいなら死んだほうがましだ、と言わしめるほどですが、否も応もありません。
 歯を食いしばり、脂汗と呻き声で耐えること一時間半、むろん手術中のセルフ・セラピーは忘れなかったのですが、終わった時は腑抜(ふぬ)けのようにぽかんとしておりました。痛みが極限を超えると、仮死状態になるのかもしれません。
 回復を三ヵ月待って、いよいよ赤星先生の執刀です。

 極端に薄い僕の角膜は0.1ミリ単位の手術を要求し、しかも良くは圧力に耐えられないので時間との戦いでもありました。眼球や顔を少しでも動かしては手元が狂って目が爆発すると聞かされていた僕は、窒息死寸前まで呼吸を止めて応じたつもりです。
 手術の間中、自分の唱えるセルフ・セラピーの文言が、僕を支えてくれました。
 「終わりましたよ。眼球は無事です」
 手術台にいる僕の耳元に、優しく先生が囁きました。感謝と感激で、思わず抱きしめたい衝動にかられましたが安静第一、ぐっとこらえて手術室を後にしたものです。
 その日のうちに視力が回復し、ほぼ同時に、入院してほぼ一年、難病を克服した娘が退院したのです。
 ここまでが僕の「青の時代」です。

ゼロの時代
 もし、僕に自慢するキャリアがあるとすれば、酸いも甘いも味わったすごい経験の数々かもしれません。
 五里霧中での波乱が、良き学びを与えてくれました。

 「自分のミスを認めると、他人は自分を認める」
                (サミュエルの導き)
 「瞑想による精神スペースの存在」
             (アントニオ猪木の導き)
 「愛は受容で、受容こそが愛」(田中牧師の導き)
 「自分に愛を満たす、ホ・オポノポノ」
             (船井幸雄先生の導き)

 この一つでも欠ければ、加治式セラピーは完成しなかった。
 人は一億円の宝くじを当てれば欣喜雀躍(きんきじゃくやく)しますが、僕の計り知れない宝物は、間違いなく彼らとの邂逅(かいこう)です。天は僕を誘(いざな)い、出会いをセットしたのです。
 この世に成功も失敗もなく、勝ち負けもなく、頂点などどこにもなく、どこにいようと、今いる場所が頂点なのだと知った今、僕はゼロ・ポイントと呼ばれるエリアで暮しているのだと思います(転載ここまで)。

 私は、この加治さんの文章に感激しました。
そして78才の誕生日を迎えた今月の10日から1日に100回以上「船井幸雄よ、最高だよ、ありがとう、愛しているよ」というマントラを唱えはじめました。
 というのは2007年3月12日以降、超健康体だった私は原因も治療法も半分くらい不明の難病に悩まされ、いまだ完治しないからです。ただ、今年中に完治しそうです。名医を見つけたのです。
 まだ、やりはじめて2週間、効果は分りません。
 しかし、この「船井幸雄よ」というところは、何にでもできます。
 「船井和子よ、最高だよ、ありがとう、愛しているよ」と家内の名前に替えてもいいし、友人や秘書の名前に替えてもいいわけです。
 多分、効くだろうと信じています。
 加治さんが、本物のホ・オポノポノを私に教えてくれたような気になって、毎日、毎日唱えつづけようと思います。
 できれば「大宇宙よ」とか「人々よ」とか「すべての存在よ」を早く呼びかけ語にしたいと思っていますが、とりあえずいまは「船井幸雄よ」を、もっとも多くにして声に出さずに唱えています。効果が楽しみです。
 みなさまも、自分にもっともよいマントラを考えて、ちょっと試されたらいかがかと思い、きょうはこんなことを書きました。よろしく。
                                           =以上=

2012年1月2日月曜日

12月

先月参考になった本
 すでに発表していますように、来月1月から『船井メールクラブ』を発足させます。 特別に希望される方に、「世のため人のためになる情報ですが、公表しにくい真実や未来予測、対処法など」を記せる限度まで、有料で発表し、受信してもらおうという会員制のクラブです。毎週木曜日に8000字~15000字分くらいの情報発信を予定しています。
 それにともない、私自身も毎月、このメールクラブの人々に月初の木曜日に情報を発信します。
 そこでこの『船井幸雄.com』の、どなたさまにも見てもらえる方の発信は、来年から「いま一番知らせたいこと、言いたいこと」に標題を統一し、毎週月曜日と木曜日に、いままでどおりに私はやっていきます。
 ただ、月初の木曜日だけは、「先月参考になった本」について紹介しようと思っています。
 きょうは来月からの予習と思って、お読みください。
 私は単行本だけで毎月50-60冊に目を通します。そして大体そのうちの数冊には非常に教えられます。
 それらの本の題名、発行日、出版社・著者名などとともに、どんなことが参考になったかを、毎月以下のように月初の木曜日に、簡単に記したいと思っています。
 では紹介をはじめます。先月はつぎの6冊でした。発刊日順に記します。

1.『麻(ま)ことのはなし』 中山康直著 2001年10月10日 評言社刊 本体1,800円
 中山さんは私の親友です。麻の研究家です。これからの日本にとって大事なことは、1948年以前のように大麻を自由にどこでもつくれるようにすることだと私は思います。それらが実にこの本でよく分ります。

2.『人に死はない 三つの実話』 山波言太郎著 2008年11月23日 でくのぼう出版刊 本体950円
 この本は拙著『人間の「正しいあり方」』(2011年10月31日 ヒカルランド刊)を読んだ人から、「人の本質は本当に死なないのですか?」という質問に答えるために、私が奨めている実話書です。15分で読めます。そして納得できます。

3.『一箇の大丈夫 西郷吉之助』 早川幹夫著 2010年7月20日 学生サービスセンター刊 本体1,429円
 なぜか私は西郷さんが大好きなのです。
 特に5年近くも難病になって、より大好きになったのです。その理由が本書で分りました。本書によって私の人生観がより幅を増したと思います。考え方が柔軟になりました。はっきり言って自分が強くなったようです。

4.『電子洗脳』 ニック・ベギーチ著 内田智穂子訳 2011年7月25日 成甲書房刊 本体1,800円
 私はパソコン、携帯電話、スマホなどは、できるだけ活用しない方がよい……と言いつづけてきました。本書を読めば、その理由が科学的(?)に理解できると思います。

5.『日本の再生』 植草一秀著 2011年11月15日 青志社刊 本体1,500円
 植草さんについてはよく知っている人です。彼の考え方は、私と同じところが多いし、論旨は非常に分りやすいのです。むつかしいことも、やさしく納得させられます。
 日本人なら、ぜひこの本はお読みになってほしいと思っています。

6.『ビッグバン宇宙論は根幹が間違っていた』 コンノケンイチ著 2011年11月30日 ヒカルランド刊 本体724円
 私は昔からコンノさんの考え方に惹かれてきました。ニュートリノが光速より早いことが分ったいま、この本は一読しておいた方がよいと思います。
 以下に同書についての版元の意見を紹介しておきます。

アインシュタインの光速度不変の原理は、
人類の理性の上に置かれたまさに“アインシュタイン”(一つの巨大な重石)だった。
その束縛から解放し続けてくれたのが、コンノケンイチ氏の一連の著書による明快な主張である。
時間の遅れを証明したとされる原子時計の実験も、データ捏造だったことが発覚した。
これもコンノ氏の主張どおりの結果となった。
科学の巨塔は、とっくに崩壊の過程にあったのだ。
本書は科学というマインドコントロールを維持しようとする者と、
それを突破しようとする者が織りなすビビッドな現場の息吹を余すことなく伝える本である。

 毎月、月初の木曜日には以上のような発信文になると思います。
よろしく御了承ください。
                                            =以上=






「船井メールクラブ発足会員」になりませんか。
 すでに公表していますように、来年1月から「船井メールクラブ」が発足いたします。
 第1回目は2012年1月5日の私の発信文から出発することになります。
 現在、お問い合せくださった方に入会申込みの確認中ですが、はじめの予想より少し余裕ができ、今月15日ごろまでに入会のお申込みをいただきますと、来年1月5日からは毎木曜日ごとに発信文を順調にとどけられると考えています。
 ところでこの1月5日から発信文をおとどけできる方たちを「船井メールクラブ発足会員」とし、今後、特別のお付きあいをしていきたいと思っています。それがどういうものになるかは、いまのところ具体的には私にも分りません。従いまして申せません。
 私は、「自分の性格」や、「船井流経営法の原則」から考えまして、会費の値引きなどは一切いたしませんが、1人の人間として、また(株)船井本社として、発足会員の皆さまには、「船井塾」の会員さまに現在行なっているような気持や方法で、お付きあいして行きたいと思っております。
 具体的には、許せる範囲での人脈の御紹介とか、会見の優先アポイントなどですが、心の通う仲間として今後深くお付きあいをさせてもらいたい所存です。
 ぜひ船井本社のメールクラブ事務局にお問い合せのうえ、12月15日までに「船井メールクラブ会員」に御加入のお申込みをしていただきたいのです(多分、それらの方には12月20日までに御入金をお願いするようになるのではと思います。←※事務局注:御入金時期については、20日より後ろにずれる可能性があります。12/19の時点で、まだどなたにもお支払いについてはご連絡を差し上げておりません。申し訳ございませんが、ご了承願います。)。(※船井メールクラブ事務局注:日付変更の可能性はあります。「船井メールクラブ」にご興味がおありの方は、oubo@funaiyukio.com(※こちらのメールアドレスにリンクできない場合、 oubo@funaiyukio.com をコピーして、あて先に貼り付け願います)まで、お名前、お電話番号、(受信を希望する)メールアドレスを記載の上、ご連絡願います。実施が決定いたしましたら、こちらから、正式なお申込みに関する詳細をご連絡させていただきます。)

 なお、私の体調から考えまして、「船井塾」も、これから少し増員したいと考えております。11月22日に、とりあえず4本の歯が1年8ヵ月ぶりに入り、順調に回復しております。
 さて、以下は今年10月と11月の船井塾の私のテキストの一部です(メールクラブは船井塾のようには直接お目にかかれませんが、そのメール版と考えています)。

【2011年10月船井塾テキスト】                                     
1. (略)
2. (略)
3. 最近の「びっくり」より
(1)光明さんと稲生さんの新ソフト(バイブルコードメッセージ)の一致。
(2)「船井幸雄.com」の影響力。
(3)歯の大切さ (特に「咬み合わせ」の大事さ)。
   体温と免疫力(村津和正さんの学会発表より)
    ―「咬み合わせ」をきちっとすると、免疫力が上り体温が36.4℃―37.0℃で安定する ―
①6-91才 ♂ 346人  ♀ 806人 平均年齢 46.70才
②35.0℃-35.9℃   58名中  48名(82.8%)平均0.58℃↑
③35.9℃-36.4℃  289名中 187名(64.7%)平均0.33℃↑
④37.0℃以上      139名中 111名(79.9%)平均0.14℃↓

(4)武内宿禰と神功皇后=トヨ(ヒミコを征伐した人)の間に生まれたのが神武天皇(本当は応神天皇)という初代天皇だったらしい。
(5)パソコンなどのIT機器はなるべく使わない方がよい。理由はカラダに悪いから。(スティーブ・ジョブズ氏は世の中を便利にし、株価時価総額世界一のアップル社を創り、今年10月5日に56才で亡くなったが、彼の失敗と考えられるのは、これらの機器の通信周波数にギガヘルツ域=マイクロウェーブの周波数を持つ電磁波をえらんだことと言えそうだ)

4.人間として、この世に肉体を持っている間にしかできないこと。
(1)生老病死の悩みと苦労 → その気になれば霊性を急速に高められる
(2)強い我欲に把えられる → その気になれば人間性を正常化し高められる
(3)祈願力や想念力などで ① この世」や「地球域」を変えられる
                 ②「この世」や「あの世」の人々に影響を与えられる
                 ③ 悟れば3次元的かつ5次元的存在になれる
(4)神や異星人など他種族と交渉して ① 地球や地球人を守れる
                        ② 地球や地球人を正しく向上させうる

5.その他、言いたいこと。
(1)ユーロは、もうすぐに何らかの変化をせざるを得ないだろう
(2)組織体は超ワンマンでないと運営できない
「会議」は無い方が良いし、「検討します」は断る時以外は言わない方がよい。「超プロ」は活用しよう。しかし学者や評論家の意見は、できれば聞かない方がよい
(3)最近の日本の国力がおちたのは休みが多いからだと思う。
①戦中、戦前 → 月月火水木金金
②85%を占めていた農民には休みの日は盆、正月だけ
③戦後30年、日本人には休みは無かった
④いまのサラリーマンや医師などは1年のうち半分近くは休日
(4)トップ1人で組織も経営体も99.9%決まる。(だから病気になり老人になるとトップを辞めるべきだ)トップの決め手はNo.2の100倍以上学び、10倍以上働き、率先垂範して稼ぎがうまいこと。そして部下を認め、心からほめること。これがリーダーシップの決め手。
(5)これからの経営者は儲からないことのために動くヒマなどはないはずだ。
(6) (略)

6. (略)

【2011年11月船井塾テキスト】                                     
1. 日本の官僚や日銀などの幹部(もちろん政治家も)は、なぜ大局が見えないのか?
(1)11月1日の朝倉慶さんと増田俊男さんの指摘(私も同感)
(2)自分のことしか考えない人間ばかりができる官僚システムは、どうして日本に根づいたか(これは船井勝仁社長が詳しいので、彼に説明してもらいます。ポイントは「ドイツ参謀本部」と「戦後の教育制度」にあるようです)。

2.いま、はっきり分ること(マクロに把めば分る)→すでに「大変化の時代」に突入している。
(1)ユーロは、もうもたない。
(2)アメリカ的発想も、もうもたない。
(3)資本主義も、もうもたない。
(4)マヤ暦は、すでに失なわれた暦、意味はない。(ただ、今年10月28日、来年12月21日~23日を利用しようとする輩が、いろいろ画策しているので注意が必要。特に来年12月21日~23日は要注意)= 今年10月に稲生雅之さんがグァテマラでマヤの長老ドン・アレハンドラさんに、マヤの伝承などについて、いろいろ聞いている。

3.  (略)
4.  (略)
5.  (略)              (テキストここまで)
                      
 もちろん船井塾では私以外に「超プロ」の特別講師が専門分野について3時間半ほど質疑応答を含め真実100%の講演をしてくれますし、講演終了後には懇親会も行なっております(メールクラブでは、それは不可能ですが、「真実」と「対処法」を有意の人に知ってほしい……という主催者である私の真意は同じです)。
 ともによろしく御検討ください。できますれば、両方に御参加ください。価値はあるはずです。
 なお「船井メールクラブ」の事務局責任者は船井本社の藤原、「船井塾」の事務局専任者は船井本社の重冨です。
 また「船井メールクラブの発足の件」は、このホームページ、月刊誌「ザ・フナイ」ならびに「にんげんクラブ」のホームページ、そして「船井塾」以外では、いまのところ公式には公表しておりません。御承知ください。よろしく。
                                           =以上=

★船井メールクラブ事務局より:「船井メールクラブ」にご興味がおありの方は、oubo@funaiyukio.com(※こちらのメールアドレスにリンクできない場合、 oubo@funaiyukio.com をコピーして、あて先に貼り付け願います)まで、お名前、お電話番号、(受信を希望する)メールアドレスを記載の上、ご連絡願います。実施が決定いたしましたら、こちらから、正式なお申込みに関する詳細をご連絡させていただきます。)





われわれの心体は「本物」か「ニセ物」かを見分けられる
 あらゆる人間の心体にプラスになるのを「本物」、悪い影響を与えるのを「ニセ物」と定義しますと、いまではすべての人には「本物」と「ニセ物」を完全に見分ける能力があることが分っています。
 仕事がら、このようなことに興味を持っていた私は、1975年~1995年の20年間、あらゆるチャンスを把えて、この面の研究をしてきました。
 結論だけを先に言います。肉体反応としては、「本物」にあう(見たり、ふれたり、感じたりする)と、力が強くなり、筋肉が柔らかくなるのです。「ニセ物」は、この逆の反応を人間のカラダにもたらします。
 最近、私の秘書の相澤智子さんに実験をして教えました。
 それについての彼女の感想は11月16日の「にんげんクラブ」ホームページの『船井幸雄から学んだこと』(会員様ページ)に彼女が詳述しています。かなりびっくりしたようですが、自分のカラダの反応で納得したようです。ぜひ御一読ください。しかし私は、私の近くにいる彼女が、その方法を知らなかったことにびっくりしたのです。
 ところで、私の長年の親友に矢山利彦医師がいます。
 九州大学の医学部を卒業した名医で、いま佐賀市内でY.H.C.矢山クリニック(TEL:0952-62-8892)の院長として大活躍中です。空手の達人であり、「気」の研究家としても有名です。本当に頼りになる親切な名医で、彼の「ゼロ・サーチ」は医学界では有名です。長年私どもとは家族ぐるみのお付きあいをしています。奥さまもすばらしい人なのです。
 この矢山さんとの初対面は80年代終りだったと思いますが、その時の印象を拙著『船井幸雄の人間の研究』(「完本」は1998年12月4日、PHP研究所刊)の中に、つぎのように記しております。はっきり印象に残っているのです。

 会ってまずびっくりしました。若いのです。聞いてみたら昭和27年生まれということです。次に感じたことは、カラダも大きいし、武道できたえたいかついカラダつきをしているのですが、なぜかかわいくて仕方がないのです。肉親、それも自分の子供に対して感じるのと同じような感情が湧き出してきます。しかもはじめて会ったような気がしないのです。
 この人が矢山利彦さんというお医者さんです。矢山さんは九州大学の医学部を卒業後、同学部博士課程で免疫学を研究した外科医ですが、『気功』の研究家、実践指導者としても有名な人です。現在の本業は、佐賀県立病院、好生館、東洋医学診療部長兼外科医長ですが、人間的にすばらしい人なのでファンが多く東京でも矢山ファンにより矢山気功教室が開催されており、二ヵ月に一度くらいのわりで彼が上京、直接指導しています。
                         (中略)

 ここで、矢山さんとの初対面の話にもどります。矢山さんははじめから次のようにいいました。
 「船井先生、私は気の研究を、O-RING-TESTを使いながらやってきました。そのうち、気の感触を利用して『YES』か『NO』かを知る私なりの直感コンピュータで、未知のものを探知する手法を開発しました。これはラジエスセシアの応用のようなものですから、フーチと同じ原理です。ただ振り子を持ち歩かないでもよいし、どこででも答がわかるからフーチより便利でしょう。
 それと『気』で『チャクラ』を開ける方法、すなわちヨーガでいうチャクラ覚醒法のいたってカンタンな方法も見つけました。一人の人の、どのチャクラが開いているかどうかは、オー・リング・テストで調べればすぐわかります」と。
 ともかく、話の内容はみな理解できたのですが、びっくりしました。夢のようなことばかりです。
 そこで、「一度、私の前で実演しながら説明していただけませんか?」とたのみました。
 ここで、『O-RING-TEST』について少し説明しておきます。
 人間はとんでもないほどすばらしい能力を持っています。その一つに、どのような人も、自分の心身のためによい働きをする物やことがらを意識したり、そのようなものに触れますと、筋肉が柔らかくなって、力が強くなり、その逆の場合は筋肉が硬くなって、力が弱くなるという反応をしめすという現実があります。これは筋肉の硬軟や筋力の強さを計測できる場合、どれが自分のためによい働きをし、どれが悪い働きをするかを見分ける判別法になります。
 いうならば、人間は自分にとって良い物、良いこと、悪い物、悪いことを客観的に筋肉の硬軟の変化や筋力の強さの変化によって見分けることができるわけです。これは、すばらしい生まれながらの能力といえましょう。
 この能力の応用法が、オー・リング・テストといわれるテスト法で、大村恵昭さんによって開発されました。大村さんは昭和9年生まれで早大理工学部と横浜市大医学部を出た人です。医学者として研究中に『バイ・デジタル・オー・リング・テスト』として、最近有名になった人の指の輪の開閉によって、病気の診断や食物・薬物などのカラダヘの適否を知る方法を開発されたのです。この手法は日本の医学界では、まだ公認されていませんがアメリカでは脚光を浴びています。また日本でも鍼灸をはじめ東洋医学関係者の間では数年前からすばらしい診断法だというのでおおいに活用されています。 大村さんは現在ニューヨーク心臓病研究ファンデーション研究所長の他、シカゴ医大教授、マンハッタン大学や昭和大医学部の客員教授として活躍中です。いま医学者など有志の間でこのテストの応用法も研究され、私の知っている範囲ででもいろいろのことがわかりつつあります。それらを知ると、大村さんは画期的な診断手法の開発をされたものだと思いますし、心から敬意を表したくなります。      
 ところで私はこのテストを次のように理解しています。人間の筋肉の力の変化は、利き腕の指に一番よく表われます。したがって利き腕の親指と人さし指、親指と中指などをO(オー)の輪にし、まず力を入れます。その時の力の強さをおぼえておき、つぎに片側の手に食品でも持った時の、同じ指間のOの輪の力の強さをはかります。その力の強弱で、片側の手に持った物が被験者の心身に良い物か悪い物かがわかるはずですね。すなわち片手に持った物が被験者の心身にとって良い物なら、彼がなにも持たない時よりも両指間のOの輪の力が強まりますし、悪い物なら弱まるはずだからです。このような現象がなぜおこるかということは、いまの科学では説明不能ですが、それはまちがいなくおこる現象なのですから、この現象そのものは、人間をつくられた創造主(?)が、人間に与えたもうた「自分に対して他者が与える効果の良悪判断のための能力」とうけとめ、利用するのが、人として正しい生き方だと思います。
 ともあれ大村恵昭医博の発見されたオー・リング・テストの手法について詳しく知りたい人は、昭和61年に医道の日本社より発刊された同氏の著書『図説バイ・デジタルO-リングテストの実習』をお読みください。また同社へお問い合せになるのがよいと思います。
 ところで、矢山さんですが、
「船井先生は頭頂のチャクラがすでに開いていますから、他の人で実験します」というので、その席へ私どもの男子社員を二人ほど呼びました。
 まず、彼は、その二人の利き腕(右手)の指でOリングをつくらせ、その強さを調べました。二人とも、力が強く、力いっぱい引っぱってもOリングは開きません。今度は二人の左手にタバコを持たせました。そうすると、矢山さんがほとんど力を入れていないようなのに、今度はOリングが開きます。この二人にとって、タバコはカラダによくない物だということが、これでわかったのです。
 今度は、タバコも何も持たせなかったのですが、二人ともの胸の前5センチメートルくらいのところで矢山さんが手を下から上へとすりあげました。その後でOリングの強さを測りますと、カンタンに開きます。あきらかに力が弱くなりました。
 「男の人は、『気』が背中の方は下から上へ、そして頭の上では後から前へ、さらにカラダの前方では上から下へ、そしてカラダの下方は前から後へと流れて、たえずカラダの周りを回っています。そこで、これをたしかめるためカラダの前方で逆方向に少し気の流れを動かしたのです。一挙にお二人とも力が弱くなりましたね。これで『気』の存在も、それがどのように回っているかも、どのような場合に体調が悪くなるかもおわかりになりますね。
 ところで船井先生、先生はタバコを持たれても、私がカラダの前で手を下から上へ振ってもOリングには関係ありませんよ。決して力が弱くなりませんから」
 と、今度は、私の指でOリング・テストをして試してくれました。彼のいうとおりです(転載ここまで)。

 当時、私は大村恵昭さんのことを、すでにかなり研究しており、彼の著書の『図説バイ・デジタルO-リングテストの実習』(1986年3月15日、医道の日本社刊)の内容を実験中でした。この本は名著です。
 それだけに矢山さんとの初対面は’87年~’90年ごろ、東京、芝の船井総研の社長室でのことだったのを思い出します。このようなことがあり、初対面で矢山さんとは本当に親しくなりました。
 O-リングテストは、すでに世界中で活用されているテストになりましたが、このような筋力や筋肉反応によるテストはキネシオロジーテストの応用です。だれでも、すぐに手法を調べ、実践できます。
 いまでは、すこし勉強している医師や、本物に興味のある人は、ほぼ全員が知り活用しているものです。
 ともあれ、私が言いたいのは、自分の周辺の土地、家屋、家電機器、喰べるもの、使用するものなど全てが「本物」か「ニセ物」というか「悪いもの」かは、だれにでもすぐに分ります。
 悲しいことは、90%以上の人工の物が「ニセ物」であり、それを識別する人間の本能的能力が、急低下しつつあると思えることです。
 拙著には、何回もテストの方法や、その結果や警告などを、いままでに発表してきましたが、商業主義と一時的な便利さに毒される多くの人々の傾向を見て、自ら(株)本物研究所(TEL:03-5769-0271)をつくったのです。
 ぜひ本物研究所や「本物」と付きあい、「ニセ物」をなるべく排除してください。
 なお、最近では「ニセ物」の「本物化テクニック」の理論や実際のやり方も分ってきました。すぐに効果が出ます。それだけに健康のためにも読者に少し勉強して実践してほしいと思っています。よろしく。
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ねらわれている日本、国債が暴落する可能性が高い

  「日本のデッド・エンド予測」資料(森木氏作成)
  (クリックすると拡大して見られます。)

 最近、私の親しい金融の超プロたちから「いよいよ日本経済は金融面から破綻する。早ければ来年(2012年)、常識では2013年、おそくとも2014年だろう。その最大理由は政府の無策が、世界中のマーケットやヘッジファンドから狙われているからだ」という情報が、ひっきりなしに資料などとともにとびこんできます。
 私もそのとおりだと思います。
 このまま行くと、日本の国債金利は上り出し、国債の暴落を機に、日本経済はニッチもサッチもいかなくなりそうです。いよいよ日本国家が破綻する可能性が出てきました。
 11月23日にIMF(国際通貨基金)は「為替相場の破壊的な調整リスクがある」と日本政府に警告をしました。その報告書によりますと、「財政の持続可能性についての市場の懸念は、日本国債の金利の突然の上昇につながる可能性が高い点だ」とはっきり指摘しています。
 財政研究家の森木亮氏は、「2013年に日本は国家経営不能になる」として以下のような資料を送ってくれました(右上資料)。



日本国債を大量に抱えている日本の
金融機関一覧(クリックすると拡大して
見られます。)

 彼は次ぎのように言っています。
 
 私の資金繰り予測では、2013年には、新規国債の発行がそれほど増えなくても年度末の国債残高は751兆円、借換債が113兆円で、合計864兆円に膨らみます。
 「国民の個人金融資産が約1400兆円あるから大丈夫」と言う人もいますが、個人金融資産には資産と負債が重複してカウントされているため、その分を差し引くと、11年度時点の個人資産は779兆円になります。すでに13年度の国債残高と借換債の合計である864兆円を下回っており、資金繰り上、13年にデッド・エンドを迎えるというのが私の予測です(ここまで)。

 また、1997年に財政が破綻し、IMFの管理下に入った韓国の事情も説明してくれています。「暴落したウォンの価値を支えるためにIMFによって高金利策が実施されたのです。そのため住宅ローン金利(変動金利)は一気に30%まで上がり、ローンが払えない人は60%の延滞金利を払わなければならなかった。住宅ローン破綻者が続出、土地や家が投げ売られ、不動産価格は7~8割くらい値下がりしたのです。
 また韓国企業に投資していた外資系マネーが一斉にひきあげたため、韓国企業の約半分が倒産しました。残った企業も約半数の社員をリストラしたため、失業者が溢れ、就職先のない大学生が殺到した大学院は満杯状態になりました。医療費が払えなくなった人も増えて、病院は閑散……。あまりに患者が少ないため、病院は24時間営業していたほどです」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)
 さらに街にはホームレスが溢れ、自殺率は「破綻前」の2倍に膨れ上がりました。これが「国債破綻」の現実ですと。

 経済評論家の朝倉慶さんは、近々に出版する予定(徳間書店刊)の彼の著書の原稿に次ぎのように書いています。

 S&Pの信用アナリスト小川隆平氏は11月24日、ブルームバーグのインタビューで<日本の財政健全化の取り組みが何も進まなければ、どんどん状態は悪くなる>と発言して更なる日本国債の格下げを示唆したのです。
 折りから11月23日はドイツ市場で何と、ドイツ国債の入札が札割れ、しかも応札額が6割しかないという驚くべき結果が報道されました。これに慌てふためいた関係者は欧州債のみならず日本国債を売却、日本国債の利回りは本年最速のペースで上昇(価格下落)、わずか3日間で金利が0.1%超も上昇するという今年最大の下げを演じ、一気に3ヵ月前の水準に逆戻りしたのです。
 いつ破裂するかわからない時限爆弾のような日本国債の相場ですが、まだ日本全体に危機感はありません。しかし着実に暴落という来るべき日は近づいているのです。IMFの報告書、並びに<その時>には必ず日本国債暴落のきっかけを作るであろう、格付け機関も少しずつ蠢(うごめ)いてきています。裏に控えるヘッジファンドと共に何処で日本国債暴落の引き金を引こうか、虎視眈々とタイミングを待っています。一方の日本の財務省、並びに国債を山のように保有している日本の銀行、生損保、簡保、郵貯などは若干の不安感を持ってはいるでしょうが、まさに<赤信号みんなで渡れば怖くない>と運命共同体よろしく、国債をさらに買い続けるのみです。政界でも国債暴落のXデーに備えて<Xデープロジェクト>なる会も作られてはいますが、実際は役にも立たない議論を繰り返しているだけです。晴天の霹靂のようなドイツ国債の札割れ、いったい日本国債の寿命はいつまで持つのでしょうか? 明らかにされない日本国債の必死の管理体制、財務省のなりふり構わぬ市場操作を見てみましょう(ここまで)。

 このあとは、近々に出る同氏の著書をお読みいただきたいと思います。
 要は日本国債は財務省の指導のもと、特定の銀行、証券会社、郵貯、簡保、年金基金などの運用担当者によって引き受け額などが決められているのです。いわゆる談合です。
 しかしいろんな事情からこのシステムはすでに機能不全に陥りはじめているもようです。
 消費税の引きあげがむつかしいことが分れば(多分、いまの政治情勢ではむつかしいでしょう)、それで一挙に破綻しそうです。
 そして10年物国債の金利が2%になったなら、日本国が破綻するだけでなく、大手金融機関はもとより、国債をかなり抱えている地方銀行なども破綻するでしょう。ちなみに次表を見てください。
 これで日本経済はムチャクチャになるでしょう。

 ヘッジファンドを含めた国際的なマネーマーケットの担当者にとって、こんなに稼げることはありません。ゴールドマン・サックスはオリンパスだけで、株価のUP DOWNを活用し、あっという間に何十億円も稼いだようですが、日本国という材料なら何兆円の利益も可能でしょう。
 彼らは、まず政治家や財務当局の無能な国をねらいます。
 ギリシャ、イタリアについで、いまの日本の与党や内閣の閣僚の無能ぶりは海外では有名なようです。
 安住淳財務相や前原誠司民主党政調会長が、全く無能だ……というのは世界では折紙つきのようなのです。
 いま世界では「JGB=日本国債」の暴落をしかけて、利益を取ろうとするヘッジファンドの動きが目立つようになりました。これは少し調べればすぐに分ります。
 日本人は、これらのことを充分に知ってほしいのです。
 そして少し勉強して、日本のこれからに注意をしようではありませんか? なんとしても国家破綻は避けねばならないと思います。
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「真の自然の理」=「天の理」の時代になりつつある。これを知ろう。

フーチ。左が隕石、右が地球石を使ったフーチ

 私の親しい友人に、中根滋さんという「波動の研究」と「フーチの研究」の権威者がいました。彼は十余年も前に志なかばで「あの世」に行ってしまったのですが、たとえば、いま使用されている波動測定器の開発の、日本の第一人者でした。東京工大を出た工学博士で、私とは特に仲のよい親友でした。
 「MRA」を最初に日本に導入、紹介した人は、江本勝さんですが、日本ではその直後、1990年はじめには「LFT」が増田寿男さん、浅川正名さん、そして中根さんによって開発されました。さらに中根さんは「LFT」から「BICS」「MAX」「MIRS」と開発を続けてきました。この4人と北里大にいた中村国衛さん(「QRS」の開発者)の5人が、日本における波動学(?)研究の第一線の実践家だったと思います。これらはいま多くの人や研究者に、活用されています。
 もちろん70年代後半から「フーチ」と「波動」の研究をはじめていた私にとりましては、中根さんや江本さんをはじめ、これらの人たちとはよく意見を交わしておりました。みんなよく知っている人です。
 ところで90年代のはじめころのことです。
 中根さんが「二つのフーチ」を持って私のところへ来たのです。
 「船井先生、宇宙のルールと地球のルールは、ちがうもようですよ。たとえば、いまの地球では、競争が善ですが、宇宙では悪のようですよ。また、いまの地球では、法律や規制は必要ですが、進んだ宇宙では法律も規制もない方がよいようです。それらはこのフーチの動きで分るのですが、船井先生はどう思われますか?」ということだったのです。
 彼がその時持ってきたフーチは、私がちょうだいし、いまもそれを見ては亡き彼を偲んでいます。

 このフーチは、二本が一対となっており、一本は隕石をフーチの先につけています。 他の一本は、どこにでもある地球産の鉱石を、フーチの先につけております。
 隕石のフーチと地球産の石のフーチは、質問に対して、ちがった動きをするのです。私もやってみました。彼と同じ動きをします。そこで前者を「宇宙のルール」で後者を「地球のルール」だと、彼は仮説を樹てて、私に話しに来たのです。
 この中根さんのフーチの動きと、コスモロジー(宇宙学)の教え、そして私のフーチや直感などを総動員して研究を進め、1995年ごろに私なりに仮説として、まとめあげたのが「地の理」(いまの地球で通用する主たるルール)と「真の天の理」(サムシンググレートが理想としており、すでに優良星人(?)などによって活用されている宇宙のルール)は、1995年ごろでは、逆の場合が多かったのですが、2050年ごろには地球上でも「真の天の理のルール」で運営されるようだ……という考え方に至ったのです。
 したがいまして、1995年ごろからの私は、講演や著書で「いまは『地の理』と『天の理』があるが、近々『地の理』は消滅するだろう。われわれの進むべき方向は『天の理』に向かってだ」と、しきりに、訴え出しました。
 この考え方につきましては、賛同者が、徐々にふえて来ましたが、一番はじめに賛成してくれた人は関英男工学博士でした。彼は「宇宙学」や「高次元研究」でも有名で、電気通信大学やハワイ大学の教授を務めたまじめな科学者でした。
 東京工大の第一期生で、生き方としては『洗心』の推進者としても有名です。
私や中根さんと特に気が合い、これからの地球上の正しいルールは、優良星界人のルールになるのだ……で一致していました。
 私の最近著『人間の「正しいあり方」』(2011年10月31日 ヒカルランド刊)の第IV部第2章(増刷版)では198ページから211ページにその一部を紹介しています。
 ここでは、その中のさらに一部の「優良星界人の暮し」(204ページから210ページ)のところだけを再録して紹介します。

優良星界人の暮し(抜粋)

優良星界人達は 
己自身を知るが故に 
必要以上のものを欲せざるなり
常に過不足なく物資は補給され 
悉(あら)ゆる物資は
天与の物として大切に使用するが故に 
不必要な物の生産は為さざるなり
故に実働時間は僅少(わずか)なり 
是、恒久に恵み有る所以(ゆえん)なり

聖なる大地より得たる生産物は 
生産地より加工地へ
加工地より消費地へ 
流れの如く運搬されん
人々は無欲の心にて暮すが故に 
唯一人も奢侈(しゃし)に流れる者なく
互いに相手を尊重するが故に 
唯一人も驕傲(きょうごう)の心を起す者なく 
互いに相手に信愛を以て尽すが故に 
唯一人も不信の心を起す者なきなり

人々は唯、相互信頼の基盤のうえに暮すが故に 
通貨・貨幣の必要性なく
盗難の起る心配もなく 
貴金属・宝石類偏重の気風なく
金融機関等無論存在しなきなり

人々は己(おのれ)のみを利する事を慮(おも)わざるが故に
一切の営利事業なく 如何なる法人組織もなく 
如何なる労働組合も存在しなきなり

彼等は一なる大神様に対し奉り 
絶対の信を措(お)くが故に
宗教等の必要性は何(いず)れにもなきなり

恒に感謝の心は暮しと共に有るが故に 
また宜しからぬ願望を懐かざるが故に
神社・仏閣・礼拝堂等何処(いずこ)にも存在しなきなり

彼等は利他愛を以て生くるが故に 
道徳・戒律など
自他を束縛する何ものもなきなり

優良星界に於ける教育は是すばらしきなり 
なれど是その星に依りて様々なり
其の星、優良星となりて若き場合 
学校教育に類似せるものあり
其の星、優良星となりて幾千年も経たれば 
既に読書、記憶の必要性殆どなきなり
其の星、優良星となりて幾万年も経たれば 
教育の如き余情すら発見出来ざるなり

優良星となりて若き星々の住民は 先ず宇宙の理を学ぶなり 
次に宇宙科学を学ぶなり

優良星となりて幾千年の星々の住民は 
先ず高度な宇宙の理を学び
次に実施にて多くを知るなり

優良星となりて幾万年の星々の住民は 
先天的に宇宙の理を知るが故に
暮しと共に必要なるもの悉(ことごと)く理解するなり

彼等は常に精神感応に依りて為し 
高度なる理性と倶(とも)に有る故なり
その理性の源泉は 
一なる大叡智者に対する 
絶対信頼の超意識に基くなり
故に完全に発達の遂げたる楽園には 
既に如何なる教育の必要性も無きなり

彼等優良星人達は
 その暮しが学びなり 
 その暮しが愉悦なり 
 その暮しが楽園なり
 その暮しが愛の実現なり 
 その暮しが友への奉仕なり 
 その暮しが大神様への功績なり 
 その暮しが科学する心なり
 その暮しが生命と共にあり 
 その暮しが法則と共にあり
 その暮しが宇宙の理なり 
 
彼等は「宇宙の理」と偕(とも)に在るが故に 
己自身に対し強く生き
善悪を超越して正しく生き 
笑貌(しょうぼう)を以て明るく生き
信頼と互譲の麗(うるわ)しき心なるが故に 
我なく
競うことの愚かさを知るが故に 
宜(よろ)しからぬ欲心なく
人類皆一体なる真理を悟るが故に 皆仲良く相和して
森羅万象悉(ことごと)く 
宇宙創造の大神様より発したる 
大愛の波動の変化なるを悟るが故に
無限の感謝と共に暮すなり(転載ここまで)
 
 これらをもとに、現在の「地の理」と、今後急速に変ると思える「真の天の理」を、以下に私流にまとめておきます。
 すでに地球上では一部ですが、「地の理」が通用しなくなり、「天の理」に変りつつありますが、今年から急に変りはじめ、2020年~25年には、「地の理」の時代は終るのではないだろうかと、いま私は考えております。

「地の理」=いまの地球上の主なルール  →  真の「天の理」=これからの地球上
                                  の中心になると思えるルール
         競争は善   →   競争は悪
    秘密は認められる   →   秘密はなくなる
       権利が大事   →   所有権、著作権、特許などの権利はなくなる
        制約が大事   →   法律、規則などの制約はいらなくなる
        我欲が中心   →   我欲はなくなる
    金銭、営利が中心   →   これらは無価値になる
        宗教が必要   →   宗教は「真の天の理」を信じるようになるから不要になる  
       自己愛が中心   →   利他愛の時代になる。自他同然となる
    苦労をして進化する   →   楽しみながら互助で進化する          
他人を疑う(陰謀、策略あり)  →   他者を信じる(陰謀などはなくなる)
      他人を否定しても可 →   否定、批判などはなくなり、肯定し、包みこむようになる
          複雑化   →   単純化
        デジタル化   →   アナログ化
われよし、いまよし、お金よし  →   全てよし。ただしお金は不要になる
         裁きは必要  →   人が人を裁くことはなくなる
    不調和も認められる   →   調和の時代になる
   不効率もむしろ平気    →   ムダなく効率化する

 以上のようですが、分りやすく言いますと、「真の天の理」に従い、これからは互助、共創、単純化、効率化、調和、愛化、優良化(進化)、美化、包み込み化、肯定化の方へ世の中が急進すると言えそうです。
 多分、民主主義や資本主義なども近々になくなると思います。政治、経済や社会生活も変りそうです。
 すでにこれらは、いまの世の中でもっとも進んでいると思える日本的経営の世界では進行中で、いかに競争しないか、いかに包みこみ、活かすかが、20年来のベストの経営のコツです。私はこれで成功してきました。
 多分、これからの非常時、われわれは意識的に、真の「天の理」に向って進まなければならなくなると思われるのです。
 すでに大きくみますと、人々は束縛から解放されつつあります。最近では占星学や四柱推命や紫徴斗数命盤は当らなくなり、マヤ暦もすでに失われた暦になりました。生年月日や暦などの束縛から人々は解放されつつあるのです。
 以上の点、ともかく感覚的に直感的に把えられるように早くなっていただき、これからの世の中の大変化に対応していただければありがたいと私は思っています。
 なお、この辺のことをとらえるためには、いずれも本年中に書店に並びます、以下の本を正月休みにでもぜお読みください。まだ発刊されていませんが、年内には入手可能です。これらでよく分ります。
・飛鳥昭雄著『地球「超」シークレットゾーン』(ヒカルランド刊)
・朝倉慶著『もうこれは世界大恐慌』(徳間書店刊)
・船井幸雄著『素晴らしき真言(マントラ)』(青萌堂刊)

 です。よろしく。
                                           =以上=





直感力をつけよう

   図表1

 人間の智的能力には三つあると言われています。分りやすく説明します。
 一つめは知識です。これは説明不要でしょう。省略します。
 二つめは知恵です。知識から導き出される理性的、論理的な知的応用力のことです。
平常時には、この知識と知恵だけで充分に生きていけます。
 ところがいまのように何が起こるか分らないような非常時には、三つめの直感力がどうしても必要になってきます。
 これは知識や知恵と関係なく、瞬間に分る正しい答を知る知的能力と言えばよいでしょう。
 この直感力を論理的、科学的に説明しようと考えた私の友人がいました。
 1928年生れのウイリアム・カウツさんで、彼はMITでコンピュータの研究を通じて、博士号をもらった私の親友です。
 スタンフォード大学や同大学の研究所を経て、サンフランシスコにCAI(The Center for Applied Intuition=直感力応用センター)を創った人です。
 1980年ころから親しくなり、長年ともに研究し、私とは共著『ビジネスに活かす直感力の研究』(1987年 PHP研究所刊)という本まで出しました。
 当時は、2人で「世の中には何でも分っている『超意識=super-conscious-mind』があるようだ。これと1人の人の顕在意識が直接に結びつけば、よいはずだ。そのためには人の潜在意識を介在させなければよいと考えられる」などと、気楽なことを言い、そのためのノウハウまで開発し、セミナーまでやりました。
 当時(80年代)は、非常時ではなかったので、これでもよかったのです。
 一方、経営コンサルタントとして1975年ころからの私は、本物化に取りくんでいました。
 世の中にはあらゆる人や動物にとって益はあっても害のない「本物」と、その逆の「悪モノ」があります。それは人の場合、キネシオロジーテストでだれにも分ります。
たとえば、最近流行しだしたスマートフォンは、「悪モノ」の代表のようなものです。
一方、本物の代表は「イヤシロチ」です。
 ともかく私のコンサルタント先は流通業が多かったので、メーカーや卸問屋、小売店の工場や倉庫、店舗をイヤシロチ化し、そこにある商品の本物化に力を入れはじめました。そして80年代はじめには、本物化に成功していました。
 私のコンサルティング先が、ほとんど顕著な業績の向上を見た理由は、扱い品の本物化にあったと思います。
 多くの人は直感で、自分が扱い、触れる商品が本物か悪モノかが分るようです。本物はよく売れました。四日市のスーパーサンシや愛知県のヨシヅヤに行くと、いまも店全体がイヤシロチになっています。ほとんどの商品は本物化されています。
 もちろん、現在のようにスマホや携帯電話のようなニセモノを、喜んで使うほど、当時の人たちは、直感力が衰えてはいなかったようです。
 いま、私はスマホや携帯電話、パソコンなどの本物化に取り組んでいますが、最初、その答は直感力にありました。
 これらを取りまいている電磁波を、本物化してしまえばよいわけです。
 残念ながら、いまのところは100%の成功はしていません。商業主義のカベを破るのはイタチゴッコでむつかしいものです。が、対処策は分っています(来年から発足する「船井メールクラブ」でその方法を発信しようと思っています)。
 だから「なるべく、これらは使用しないように」と一般の人にはいまは言うしかないのです。
 こういうプロセスを経まして、直感力の決め手も、①「自分の人間性を高め、霊性を強化すること」と②「イヤシロチの環境に身をおいておくこと」までは、結論的に分ったのです。
 それから③「意識的に、客志向して、生命がけの経験を多く積むこと」が決め手のようです。ノウハウが見つかり、ルール化できます。
 このようにして私は、ある分野(たとえば、経営という分野や本物化の分野)では、直感力を活かせるようになり、現に活かしています。とはいえ、研究途上です。
 最近の私の言動は、これらのことをお知りいただけますと、ある程度御了承いただけると思います。
 ところで最近、またまた直感で④「真の自然の摂理に従うとよい」という答が出て来ました。競争心や強すぎる我欲、陰謀、秘密主義などは直感力の開発にはよくないようです。
 これにつきましては、12月15日の当ホームページの私の発信文に一部を書きました。
 なお、私は1993年にPHP研究所から『船井幸雄の直感力の研究』という著書を出しております。その第1章は「直感力とは思考を通さず直接正しく知る力」という章題で、1986年10月22日に私とカウツさんが対談した内容を詳しく紹介しています。そのポイントを以下に転載します。

 なお、はじめにことわっておきますが、カウツ博士は、マサチュセッツ工科大学を卒業し、コンピュータの研究で同大学で学位を得た電子工学博士であり、ロンドン大学やスタンフォード大学などで研究し、教えていた学者です。
 彼も私もいたって合理的かつ近代的人間であり、決して神がかり的な者ではないと、はっきりいっておきたいと思います。



   図表2(クリックすると拡大して
   見られます。)

《直感=ヒラメキ、勘》
船井 カウツさん、こんにちは。今日でお会いするのは四度目ですが、いつも、あなたと話していると、何百年も前からの知人のような気がします。ところで、カウツさんはスタンフォード研究所などで長年コンピュータの研究をなさっていたそうですが、なぜ人間研究へと移られたのですか。そのへんから話してください。

カウツ 二十年間、科学者としてコンピュータを中心に研究を続けてきましたが、私はそこからだんだんと人間の創造性とか直感へと興味が移ってきました。それはあるとき有能な直感能力者と出会い、まだ科学では解明できない情報を得ることができたことが機会だったように思います。その人は、その後二~三年の間に起こることを予言してくれましたが、それらはすべて実現しました。
 そこで、私は、今後科学がどのように発展するのかということをその直感能力者に質問すると同時に、自分自身についての将来の方向性もいくつか聞きました。そのほとんどが、そのとおり実現しました。そのような出会いがキッカケで、私は人間の能力とか人間に興味をもち、仕事の分野も移ってきました。

船井 現在は、人問の直感や、ヒラメキ、勘、第六感といったことを中心に研究なされていますね。ひとことで言うと、直感とはどんなものなのですか。私は勘がよいほうですが。(笑)予測が当たるし、その気になれば、いろんなことがわかります。

カウツ 私どもでは、直感を、一切の五感・思考を通さず、心が直接何かを認知することと定義しています。つまり“直接知ること”で、通常、ヒラメキとか勘とかいっているようなことと同じだと思います。人間だれもがもっている能力ですが、ただ、通常の人は、それをあまり開発していないのです。また、直感には限界がありません。あらゆる分野のあらゆる情報を直接得ることができます。

船井 同感です。社長業を何年もやっているような人、特に成功している人には、直感の鋭い方が多いようですね。最終的に何かを決断しなければならないとき、もちろんデータも使いますが、直感で判断していることが多いと思います。知らず知らずのうちに使っている直感ですが、それはいったいどこから来るのですか。できるだけわかりやすく説明していただきたいのですが……。

カウツ 現代の科学、特に心理学でわかっていることは、人間の心(意識)には層があるということです。
 まず、日常、何かを見たり聞いたりする意識があります。これを顕在意識と呼んでいます(「図表1」参照)。この意識で、五感を通していろいろな情報を得たり、またそれを思考したりしています。しかし、顕在意識には、多くの情報を長く蓄積しておく機能はありません。
 そして、顕在意識の外側に潜在意識の層があります。ここには、過去の体験、小さい子どものころの記憶、もう忘れてしまっているような記憶が蓄積されています。過去のできごとを思い出そうとするときは、顕在意識の心が、潜在意識の層に行き記憶を取り出してきます。
 更に、その潜在意識の外側には、超意識と呼ばれる層があることがわかっています。この超意識の特徴ですが、まず、一つには、人類の過去、現在、未来に関する全情報、さらには宇宙の歴史といったようなことも、ここに存在しています。もう一つの特徴は、この超意識は他の人と共有しているということです。つまり、われわれは超意識のレベルでつながっているわけです。
 超意識は、過去に、いろいろな宗教家や哲学者によって、その存在を明らかにされ、いろいろ異なった名称で呼ばれてきています。例えば、カール・ユングはこれを集合無意識と呼んでいます。この超意識の情報を直接、顕在意識で認知することを「直感を得る」と言っているわけです。

《直感能力者は超意識から情報を得る》
船井 なるほど。ところで、その超意識にある情報を自由に得るにはどうすればよいのでしょうか。

カウツ 潜在意識には、いろいろな記憶が眠っているわけですが、その中で、恐怖を伴った体験や、思い出したくないようないやな経験が、障害物として多数残っています。この障害物によって、超意識から顕在意識への情報の流れが妨げられています。また、たとえ超意識から情報が入ってきたとしても、障害物にぶつかることによって情報がゆがめられて顕在意識に伝えられてしまうわけです。
 ですから、直感を得るには、まず、潜在意識内のこの障害物を取り除くことが大切です。そして、顕在意識を超意識へと拡大し、超意識から顕在意識へと情報が自由に流れることができるような「経路(チャネル)」を作ります(「図表2」参照)。こうすることにより、いつでも必要なときに、自由に直感を得ることができるわけです。これは、私どもでは多くの訓練例で証明しています。

船井 そうですか、直感能力者と呼ばれる方は、そうやって直感を自由に得ることができるわけですね。私の場合はそういう訓練をしなかったからちがうのかな?

カウツ 同じだと思います。直感を得る際に二つ気をつけなければならないことがあります。一つは、まず超意識から入ってくる情報を潜在意識の記憶や障害物などから区別できるようにしなければなりません。もう一つは、顕在意識、潜在意識、超意識では、そこにある情報の形態が全く異なっているということです。
 日常、こうやって見たり聞いたりして入ってくる情報、つまり、顕在意識が扱っているものは、非常に具体的なものです。また、潜在意識に蓄積されているものは象徴(シンボル)として眠っています。更に、超意識にある情報は非常に抽象的なものです。
 ですから、超意識から顕在意識に入ってくる抽象的な情報を具体的な言葉に翻訳しなければなりません。直感能力者とは、これらのことができ、いつでも必要なときに、超意識から情報を取り出せる人のことを言います。ちなみに、私が主宰しています直感力応用センター(CAI)には、この直感能力者が九人います。いずれも、当研究所の独自の厳しい基準を満たしている優秀な方々です。また、人格的にも立派な人たちです。

船井 多くの占い師、霊媒師と呼ばれる人々がいますが、その人たちと直感能力者とは、どう違いますか。

カウツ カリフォルニアにもたくさんの占い師や霊媒師と呼ばれている方々がいますが、その中には本当の直感能力者もいます。しかし、そのほとんどの人々が、人格的に未熟であったり、出てくる情報が不正確であったりします。また、単に人を驚かせてやろうといったような目的で発言したりします。だいたい、二〇人中一九人までが、そういったような人々だと思います。ですから、CAIでは厳しい基準を設けて、直感能力者を登録しているわけです。人格面、出てくる情報の正確さ、責任感などの点で優れているのが直感能力者だといえるでしょう(転載ここまで)。

 私はこの中の「図表2」の直感力についての答は正しいと思っています。
 問題は、どうして潜在意識の層を突破するかなのです。
 そのために、いまこの発信文のはじめの方に書いた①②③④の方法を見つけたのですが、もっとよい方法が今後分るような気がします。が、これはいまの私の直感です。
 読者もどうぞ御研究ください。これからは、まちがいなく直感力がなによりも大事で必要になる時代だと思います。
 なお、この辺のことをとらえるためには、いずれも本年中に書店に並びます、以下の本を正月休みにでもぜお読みください。まだ発刊されていませんが、年内には入手可能です。これらでよく分ります。
・飛鳥昭雄著『地球「超」シークレットゾーン』(ヒカルランド刊)
・朝倉慶著『もうこれは世界大恐慌』(徳間書店刊)
・船井幸雄著『素晴らしき真言(マントラ)』(青萌堂刊)

 です。よろしく。
                                           =以上=

~これまで「船井メールクラブ」へお問い合せをくださった方へ、事務局よりのお知らせ~
「船井メールクラブ」への正式なお申込み方法に関するご連絡が予定より遅れております。正式なお申込みに関するご連絡は、12/19以降、これまでお問い合せをいただいた皆さまに、主にメールでさせていただく予定です。いろいろお待たせしてしまい、申し訳ございません。御入金の締め切りも当初の予定の12/20より後ろにずれます。お申込みに関する情報や、詳しい締め切り日が決まり次第、TOPページ右上の「NEWS」枠でもご連絡いたします。大変申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
                                「船井メールクラブ」事務局





おおきく今後を見つめると今から大変化が起こりそうだ
 未来のことは分りません。
 が、現状までの多くの情況をマクロにまとめ、それらの意味を直感で判断しますと、それなりの答が出て来ます。ちょっとやってみましょう。
 まず、われわれが知っている現在の情況をカンタンに分りやすくマクロにまとめましょう。

1.天災、人災が急増しました。地球が人間の行為に悲鳴をあげているように思います。このことは説明は不要でしょう。
 石油をはじめ、地球の資源をこれ以上取り出すのはやめてほしい……と地球が人間に強く言っているように私には思われてなりません。

2.資本主義が、もうすぐ崩壊するだろうということが、少し良識のある人には、はっきりしてきました。
 多分、あと10年も現在のシステムがそのまま続くと思っている人は、少し勉強している人には、もういないでしょう。
 EU諸国、アメリカ、日本、中国などは、いつこれらの国が破綻するかも分らない情況になっています。全く危険です。
 「われよし、お金よし、今よし」の発想も近々には崩れそうです。

3.金・ドル体制も、いよいよ崩壊しそうです。
 副島隆彦さんの近著『「金・ドル体制」の終わり』(祥伝社刊)を一冊読めば、それはだれでも分ると思います。
 われわれが生活や経済活動の基軸として信じて来たものが、近々に無くなりそうなことは、どうやらたしかなようです。

4.米、英、イスラエルとイランの対立は、いよいよ最悪の様相を迎えました。
 その詳細は、今年年末に徳間書店から出る朝倉慶さんの新著『もうこれは世界大恐慌』に書かれていますが、もし戦争が避けられたとしても、
①石油価格の高騰 → ②インフレ → ③金利上昇が、わが日本国を破綻させる可能性が非常に高くなってきました。大変です。

5.いままで何百年か、事実上世界を支配してきたのは「闇の勢力」だと言われてきました。
 その是非は別にしまして、この存在たちがいま急速に力を無くしているようです。
 これはベンジャミン・フルフォードさんの近著『メルトダウンする世界経済』(講談社刊)を一冊読むと、ほぼ理解できます。彼の有料メルマガ(http://foomii.com/00006)は一読の価値ありです。
 世界秩序維持の方法が変りつつあると言えそうです。陰謀ももはや通用しなくなりつつあるようです。

6.真実がはっきり分るようになりました。
 本当のことが、いまではすぐに分ります。
 これは良いことですが、「秘密が守れない」という人間にとっては自由を考えなおさねばならない大変なことにつながります。
 われわれ人間は多分生き方を大至急に変えねばならなくなりそうです。

7.すばらしい新技術が続出中です。
 入力より出力の方が3倍も出ると実証されたと言われている井出治さんのデゴイチや、服部禎男さんの「超小型原子炉」(これは故障も放射能もれも廃棄物もないと言われています)など、日本人によるエネルギー関係の発明の他、少し調べますと、世界中からすばらしい技術が目白押しに出て来ました。
 日本人では五井野正さん、元島栖二さん、そして土田裕三さんなどに私は注目していますが、これらの人が、どんなことをやっているか、ぜひ読者でお調べください。勉強になりますし、カンタンに調べられます。
 多分、びっくりされると思います。よい世の中が近づいてきたようにも思います。
 このように書いていきますと、限りがないので、この辺できょうは打ち切りますが、以上の七項目からだけでも、人類は、良くも悪しくもいま岐路に立っており、変化のまっただ中にいることがはっきり分ります。その方向がはっきりするのは、多分2011年~2014年だと思うのです。もうすぐです。
 ちなみにある人が、この間、次ぎのようなメッセージを私にくれました。

2011年は 水の禊(ミソギ)の年
2012年は 火の禊(ミソギ)の年
2013年は 水と火の禊(ミソギ)の年
2014年は 地軸移動の年
        ↓
 この間の、人間の対処次第で、すばらしい世の中にもなるし、最悪の世の中にもなりますよ……と。
   
 このメッセージに耳を傾けたくなるのが、これからの2-3年だと私も思います。勉強して、正しく上手に生きたいと思っております。

《船井幸雄の正月休みにオススメの本》
・飛鳥昭雄著『地球「超」シークレットゾーン』(ヒカルランド刊)
・朝倉慶著『もうこれは世界大恐慌』(徳間書店刊)
・船井幸雄著『素晴らしき真言(マントラ)』(青萌堂刊)
                                           =以上=

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10/24、10/31、11/7の「船井幸雄のいま知らせたいこと」などでお知らせしている
「船井メールクラブ」(会費は、入会金は0円、一年一括前払いなら10万円(税込)、月払いなら毎月1万円(税込))に、これまでお問い合せをくださった方々に、
12月22日(木)に、メールにて正式なお申込みに関するご連絡をさせていただきました。
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素晴らしき真言(マントラ)



 私の新著『素晴らしき真言(マントラ)』が来年早々に青萌堂から発刊されます。が、今年12月27日~30日には日本中の書店に並ぶ予定です。定価は本体が1,500円です。

 この本は、できますことなら正月休みにお読みいただきたいと思って、少しいそいで書きあげたのです。
 「真言」というのは、永年、私が書きたかった大事なことなのです。
 同書にどんなことを書いたかは、以下の同書の「まえがき」でお分りいただけると思います。そこで「まえがき」を紹介いたします。


――すばらしいコトバ、特に日本語の真言には、強い力があるようだ――

 今年(2011年)の9月11日、午後6時ころのことです。
 9月10日、11日と「パシフィコ横浜」で(株)船井本社主催の『2011年にんげんクラブ全国大会』が開催され、2日間で1万人近い方が参加してくださいました。
 約4000人が入れる大会場は、2日間とも講演会場として活用していましたが、その「さいご」の講演の〆くくりに、講師の中矢伸一さん(未来評論家、日月神示研究者で私の親友です)の先導で、午後6時ころから超満員の聴衆が、全員で「ひふみのりと」を3回唱えたのです。
 その瞬間。会場の空気が変りました。全員が一様に浄められ、力強さと未来への大きな希望を持ったように私には感じられたのです。真言の力です。この「ひふみのりと」=「一二三祝詞」のようなコトバを真言(マントラ)と言います。

 私の友人で、言語学の研究家の七沢賢治さんは、言霊学の第一人者で、言霊や真言にすごく詳しい人です。彼はこの「ひふみのりと」のさいごの方に「布留部、由良由良止、布留部」を付言し、3度以上つづけて唱えると、「よい思いは叶うようだ」と言っているように思います。ちなみに、それは、つぎのようになります。

ひふみよいむなやこともちろらねしきるゆゐつわぬそおたはくめかう
をゑにさりへてのますあせえほれけひふみよいむなやこともちろらね
しきるゆゐつわぬそおたはくめかうをゑにさりへてのますあせえほれ
けひふみよいむなやこともちろらねしきるゆゐつわぬそおたはくめか
うをゑにさりへてのますあせえほれけ  
布留部(ふるべ) 由良由良止(ゆらゆらと) 布留部(ふるべ)

 これが事実であることは私も、多くの友人も実験して確かめております。
 なお、七沢さんの研究や考え方につきましては、大野靖志さんの近著『言霊はこうして実現する』(2010年7月 文芸社刊)が、一番まとまっており、わかりやすいと思います。ぜひ知識として、同書に書かれているポイントは知っておいてほしいと思うくらいです。
 ところで真言(マントラ)の本来の意味をここで少し書いておきます。
 密教において仏さまや見えない崇高な存在に呼びかけて祈ったり、効力を出すために唱えるコトバのことをサンスクリットではmantra(マントラ)と言います。
すなわち神秘的な威力を持つコトバのことを指すのです。
 これが、神道などの影響もあり、日本では「真言」といつの間にか呼ばれるようになりました。よい日本語を当てたものだと思います。

 末尾などに「オン」や「ソワカ」というサンスクリットの聖語の付加されているのが、そのまま残っているマントラもありますが、それは真言というコトバがサンスクリットのマントラの日本語訳であることを知れば、理由はお分りと思います。
 さて、なぜ本書を出したくなったかということを、(これは第1章で紹介しますが)説明いたします。今年になってから、私の発信した私のブログ(船井幸雄.com)の中で真言(マントラ)について書いたことが2回あります。その2回の文章への読者からの御質問が、圧倒的に多かったからなのです。いまだに時々あります。
 そのほとんどの方には、御納得してもらえるような返事は書けませんでした。
私にはそのような時間的な余裕などが、なかったからです。

 とはいえ、論理的にも実証的にも真言(マントラ)が効果のあるコトバである理屈が私には分ります。決して迷信ではありません。
 1970年代から私は、『日本人の脳』(1978年1月 大修館書店刊)という名著を出し、一躍世界的に注目を浴びた東京医科歯科大の角田忠信教授と親交がありました。
 彼は、日本人の左脳と右脳の働きは、世界中のほとんどの人たちと異なり、自然音(虫の声や雨風の音)を左脳で声として聞いていると言い、この日本人の特性は、日本語にあると研究結果を発表しました。
 それだけに、日本語の真言は日本人にはより強力な効果があるもようです。
 ともかく日本語のルーツは1万年以上前にさかのぼることができ、母音、子音、そして父音があり、独自の脳と文化を生んだようです。
 それは、韓国で生まれ日本に帰化し、いま拓殖大学の教授である呉善花さんの日本人研究にもっとも上手に説明されています。私は彼女とも親しいのです。
 東日本大震災と、その後の日本人の大衆の行動は世界中の人々に、その冷静さと、互助、自立精神の強さなどで、感動を与えました。特に外国の知識人たちには「ありえないこと」として衝撃すら与えております。
 それらについても本書内で、分りやすく説明したいと思っています。
 できるだけ実例中心に書きたいとも考えております。

 私は日本語の真言(マントラ)は、言葉の構造や日本人の感性から考えて、日本人には特に強い力があるようだと思っています。
 ともかく「すばらしいコトバ。特にくりかえし「よいコトバ」として唱えられている日本語は、くりかえし唱えれば唱えるだけすばらしい効果があるのだ」とお考えのうえで、本書をお読みいただけるとうれしく存じます。
 それではこの辺で本書の「まえがき」のペンをおきます。
                                  2011年11月6日
                                    熱海市の自宅書斎で
                                船井幸雄(転載ここまで)

 この本で日本語と日本人の特性、特にその長所というかすばらしさの理由などが読者にかなりお分りいただけるよに書いたつもりです。
 ぜひ御愛読ください。
                                            =以上=

《船井幸雄の正月休みにオススメの本》
・飛鳥昭雄著『地球「超」シークレットゾーン』(ヒカルランド刊)
・朝倉慶著『もうこれは世界大恐慌』(徳間書店刊)
・船井幸雄著『素晴らしき真言(マントラ)』(青萌堂刊)
                                       
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10/24、10/31、11/7の「船井幸雄のいま知らせたいこと」などでお知らせしている
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日本人よ、考え方を変え、健全に生きよう。
 これが今年さいごの、この『船井幸雄.com』の私の発信文になります。
 私にとりましては、今年は1年中、口内の異常に悩まされた1年でした。
 3月、8月、11月、そして12月と4回も左下アゴ骨の手術をしました。それで、生まれてはじめての病気での入院というのも経験しました。おかげで一年中のほとんどを「話しにくい」「喰べにくい」そして「睡りにくい」日々を送りました。いずれも大変でした。
 それだけによく勉強しました。多くの著書を世の中に出しました。カラダはまだ半人前以下ですが、アタマと心の方は、やはりかなり進化したように思えます。
 以上のような私ごとは、どうでもよいことですが、ベッドで多くの本を読み、友からのメールや手紙、資料などに目を通していますと、マクロにものごとが見えるものです。
 いろいろ見えたことがありますが、年末にあたり、①日本人にとってもっとも大事だと思うことと、②私が実行したことの二つだけをきょうはカンタンに記そうと思います。

1.日本人にとって、いま、もっとも大事だと思うこと。
 これは大きく言って二つあります。
 40兆円弱の税収で、100兆円近い一般会計、そして1,000兆円の公的借入金という現状は、現実に当てはめて分りやすく言いますと、年間400万円の収入で、1,000万円を使う生活をし、すでに1億円の借金があるということと同様です。しかも毎年、収支の差の600万円は借金を増やしているということです。
 だれが考えても、これでは家計が破綻します。借入金を返す方法はありません。実にだれにもよく分ります。
 こんなカンタンなことを政治家、官僚をはじめ、多くの一般日本人はほとんど認識していないようです。しかも収入を増やそうとも努力しないし、生活の質を落とそうとも考えていないように私には見えるのです。
 ともかく永年、経営者として人さまに働いてもらい、給料を払って来ましたが、最近の日本人は働かなくなったし、休みはふえるし、遊ぶこととお金を使うことだけが好きになったと思えてなりません。もう限界だと思います。多分、近々、収入はいやおうなく減るでしょうし、仕事も無くなり、会社などの企業体も利益が出なくなり、赤字にならざるを得ないと思うのです。

(1)だから日本人に大事なことの一つめは、「もっと働き、節約しよう」ということです。
 私は来年79才、ここ5年来は半病人でまともに働けませんでしたが、やはり自分の収入の数倍以上は病中も稼いでいましたし、会社のための収入もそれなりに恥ずかしくないように挙げておりました。
 働きぐせ、稼ぎぐせが身についているからとも言えますが、五体満足で健康なら、多分いまの10倍や50倍くらいは働き稼ぐでしょう。
 ともかく自分が、年に1,000万円の生活をするのなら、すくなくともその2倍から3倍は、知恵をしぼり、カラダを動かして稼ぐように各自で働いてほしいのです。
 その方法はいくらでもあります。各自で考えてもっと働いてください。まず、その気持になることが大事です。
 それとともにもっと節約してほしいのです。
 自分を例にしますが、ここ4年間、口内の異常で、大酒呑みだった私は、一滴のアルコールも口にしておりません。また肉好きで有名だったのですが、肉類は4年間ほど、ほとんど喰べておりません。というより喰べられないのです。
 家内も付きあってくれています。本当に彼女には申しわけがないと思っていますが、こんな状況でも生きて行くのに、そんなに不都合なことはありません。
 外出や外食ができないために、いやおうなく節約生活をしているとも言えますが。
 とはいえ、1945年の終戦前後に比べますと、いまの日本人はまったくぜいたくになったと思います。
 もっと働いて節約しましょう。そうしますと、いま400万円の収入は年に600万円になり、1,000万円の支出が年に500万円になるでしょう。これくらいはカンタンだと思います。
 これで1年に100万円を返せる方へ回せます。それで、はじめて希望が出てくるのです。

(2)二つめは、「ムダなことはやめよう」ということです。
 5年間の医者通いで分ったことは、①薬というのは、ほとんどが現実的に副作用があり、毒だから、なるべく服用しない方がよい……ということでした。
 最近は、医師の前で、このように公言し、薬の処方は最低限にしてもらっていますし、不用な健康食品の類いも、ほとんどストップしました。
 また、パソコン、携帯電話(特にスマートフォン)は、人間のカラダに有害なことが分っています。最低限の使用にとどめていますが、不便さは一切感じていません(これには12月8日のこのホームページや11月16日のにんげんクラブの相澤智子さんのHP(会員様専用ページ)をみてください)。
 それに株式の売買などの投機的なこと、いわゆるゼロサムゲームは一切といってよいほどやめたのです。
 これでストレスが無くなり、時間が有効に使えるようになりました。
 これらのことの一部を各自が心がけますと、一挙にムダな経費が減ると思われます。
 いまでは、浪費せよ、浪費せよ、投資しろ……などという資本主義システムが、近々崩壊するのは、はっきりしてきました。
 とすれば以上の(1)(2)をやり、資本主義に1日も早く引導を渡してもいいのではないかと思います。
 このようにして時間に余裕ができますと、勉強や働くなど、時間を有効に使う方法はいくらでもあるものです。

2.私が実行したこと、それは健康が何より大事だ。だから不注意をやめ、心身を適度に活性化しよう……ということ。
 5年近くも体調を崩していますと、健康の大事さが身に沁みます。
 私もちょっとした不注意がもとで病気になったのです。
 医療機関に行けば治る……と考えたのが、一番大きなまちがいでした。
 病気は、自分で注意してならないようにし、自分で治療するべきものだ……ということがいまでは、はっきり分りました。
(1)は、不注意なことはしないことです。
 ムリもいけません。ええカッコもしない方がよいでしょう。
(2)は、適度に心身を活用することです。
①少しずつはアタマを使いましょう。
②ストレスになるようなことはやめましょう。
③毎日少しでも歩いたり、運動したりして、適度に心身を活用して活性化しましょう。

 私がいまお奨めしているのは両手ふり運動です。
 両手をカラダの横で同時に一緒に前後にふればよいのです。
 来年になると、船井メールクラブの会員さんには、私が詳しく書いて発信しますが、ぜひ両手ふり運動をやってください。
 私は毎朝20~30分つづけていますが、健康な方なら、5-10分で充分でしょう。効果抜群、すぐ効きます。
 これで今年さいごの私の発信文を終ります。
 読者の皆さま、今年もありがとうございました。
 来年はこのふつうのホームページならびに有料の「メールクラブ」でお目にかかります。
 どうぞよい新年をお迎えください。
 来年もよろしく。
                                          =以上=

★「私の健康法」として、「両手ふり運動」について詳しく紹介したページはコチラをクリック★

11月

私の健康法
 御存知のように、私は2007年3月から体調を崩し、いまも口内異常で、常に痛く、まともに喰べられず、話すことも、ほとんどできず、夜は睡りにくい状態です。
 左下の歯ぐきを失い、左下の歯を5本失い、左下アゴ骨骨髄炎だとも言われています。ともかく1ヵ月くらい前は、歩いても、車に乗っても、新幹線に乗っても、その振動で顔をしかめるような状態でした。それが半月くらい前から急速に回復してきました。いまのところ薬は好きでないので「抗生剤」も「痛みどめ」も、最近の2ヵ月くらいは一切、服用しておりません。
 もちろん、名医や名歯科医が定期的に診てくれています。アドバイスももらっています。
 ところで、ふつうの人は、私の顔を見たり、態度を見ると、「若々しくてお元気ですね。御病気とは思えませんね」と、お世辞でなく言ってくれるようです。私も口内さえ正常化すれば、多分60-65才くらいの体力が、すぐにもどるように思っています。耳だけは2年前の中耳炎後、聴こえにくくなりましたが、目は正常ですし、アタマも超正常なようです。口内にもおそくとも12月中には仮歯が入ると思っています。
 私なりにどんな健康法を、ここ4-5年の病気中も行なってきたかを、このホームページ上に書くのは読者のためになると今朝、急に思ったのです。というのは、2007年3月に体調を崩すまでは、医師の世話になるということなど全くなく、元気に休みもなく働きつづけられたからです。その時にやっていた方法で、できることは病気中もやってきました。
 と言っても、大した健康法を行なってきたわけではありません。50才ごろからは毎朝30分ほど、NHKテレビのニュースを見ながら両手を振って来たのと、1日に2時間くらい、立ったまま講演をしてきただけなのです。それの延長をしただけです。
 これらはだれでもできますし、効果はあると思いますので、気楽にこの発信文を読み、できることなら実践してほしいのです。
 では説明いたします。
 私は、50才を過ぎたころから、夜は10時すぎに睡り、早朝の3時ころには起き出していました。アタマが朝に、もっとも冴えており、それから7時ころまでは、だれにもジャマされずに考え方をまとめたり、文章を書けますし、読みたい本も読めるからです。
 そして毎朝6時ころから30分ぐらいは、テレビのNHKのニュースを見ながら、①まず20分間くらい両手をカラダの外側で、前後に振る「両手ふり運動」をしてきたのです。これは背骨をまっすぐにするとともに、朝のさわやかな大気を吸いこむベストの手法のもようです。
 故・関英男先生に教えてもらったものですが、一秒に1回くらいのスピードで両手をそろえて後方に全力でふり、その反動で前にもどします。
 これを5分間くらいやりますと、カラダによくない物にふれても99%以上の人はO-RING-TESTが開かなくなります。関先生はこの「両手ふり運動」を1日に1時間も2時間も、おやりになって、それだけで96才まで、まったく御健康だったのです。
 これは安保徹さんが、「これこそベストの健康法だ」と理論的にも解明してくれた方法です。私は、これをいまも毎朝6時~6時20分ころまで約20分間、約1200回、両手をそろえて前後に振っております。



     両手ふり運動

②ついで両手を左右に深い息を吸入し吐き出しながら5分間、約300回くらい開くようにふるのです。これで猫背がよくなるし、息の出し入れが深くなります。

③それから約3分間、胸の前で横隔膜を拡げるように両腕をまげて同時に、左右に開くようにふります。3分間で200-250回ぐらいはふっていると思います。これだけで、それまではよくセキが出たのですが、出なくなりました。

④その後1-2分間、カラダ全体のバランスをととのえる軽い体操をして、合計で約30分間を過します。この②③④は私が独自に開発したものですが、なかなか良いと自賛しています。
 具体的にはページ中の写真をみてください。


     両手ふり運動②

 私は、この①②③④を、2007年3月に体調を崩してからも、たえずつづけてきました。
 これ以外に骨髄炎になる前は、口内異常で講演が出来なくなったので、毎日30分くらいは散歩をしていました。
 いまは、痛くてやめていますが、もう少し左下アゴ骨の痛みが減りますと、また、散歩をはじめる予定でおります。


     両手ふり運動③

 これらは、本当に健康によいと思いますので、おそくとも50才ぐらいになればぜひ行なってほしいのです。場所も、どこでもいいし、いつでもいいし、費用もかかりません。
 以上以外に、私が行なっているのは、カラダによくて副作用もないと思える以下のものを服用しています。ただ、これには経費がかかりますので、あくまでも私の体調維持法だと思って参考にしてください。

・1日に1回「精氣源」を1袋服用。((株)精氣源臨床研究所(TEL:092-513-7030  E-mail:info@seikigen.com  HP:http://www.seikigen.com/)
・疲れたと思った時に、「カリカ」を服用。((株)済度(TEL:092-771-6676 FAX:092-771-6678  HP:http://www.saido-ps501.co.jp/)
・食事の時に「熊笹エキス」を服用。((株)鳳凰堂(TEL:03-3784-6677  E-mail:info@hououdou.jp  HP:http://www.hououdou.jp/)
・「活性酸素除去食品」(爽快水素)を服用。((株)本物研究所(TEL:03-5769-0271 HP:http://www.honmono-ken.com/product/index.php?m=goods_detail&group_id=1&goods_id=39))

 そして夜、よく睡るために「ブレスライト」と「nano400」を下腹などに60分くらい照射しています。((株)エクボ(TEL:046-243-5601 HP:http://www.ekbo.co.jp/sub02.html)

 これで約5年弱の体調不良をともかくいままで乗りこえてきたのです。そして来年には元気を回復するだろうと自分で期待しているのですが、気分の方は、痛みをこえてますます元気です。
 人間は年齢を重ねるとともに、体調が悪くなります。これは自然の摂理です。
 しかし生きている間は、なるべく病まずに元気に生きたいものですね。
 よろしければ、充分お調べのうえ、納得できれば私のやってきたことも参考にしてもらえればと思い、発信することにしたのです。
 よろしく。ともかく前向きに元気で明るく、ニコニコ、どんなことにもこだわらず、プラス発想して生きるのが人生にとって大事なもようです。
 さいごに、10月31日のこのページで、少し気になる記事を書きましたが、これは私見ですが、パソコンの前に一日中座って仕事をしなければならないような人は、この「両手ふり運動」を毎朝20分くらい実践すると、その害(?)から、助かると思います。それはO-RING-TESTで分りますから、各自で御実験ください。よろしく。
                                           =以上=






いままでよりも、遠慮なく正しい情報を発信したいので「船井のメールクラブ」を準備しています。
 私は、あんがい正しい情報をよく知っています。本当のことを多くの人さまより先に知るようです。
 実例から見ますと、未来予測もほぼ的確に分りますし、対処法も分るもようです。
 それは、多くの経験とそれだけの情報投資を行なってきたからだと思います。目安になると思いますので、金銭的に言いますと、何十年も、毎年何千万円かをその面につぎこんできました。
 ところが、それらの知った情報などをストレートに100%発表するのは、「いまの世の中」ではむつかしいのが実情です。
 このホームページの私の発信文で、ふつうの方たちの御存知のなさそうな情報を週に2回発表しているようですが、それらの内容は私が知り、公表したいことの、平均して40%ぐらいだろうと思っています。考えるところがあり、9月から少しレベルUPしました。60%ぐらいに上げたのです。
 私は、いろんな公表媒体を持っています。いまのところ「船井塾」のように95-100%を公表している勉強塾もありますし、『ザ・フナイ』誌では50-80%、『にんげんクラブ』誌では、50-70%くらいだと思っています。これが限界です。
 そこで、先月(10月)24日に、このホームページのこのページで「有料メルマガのページをつくりたい。そして会員制にして、言いたいことの80-90%ぐらいの情報内容を、そこで公表したい」旨、書いたのです。
 その反応がすごくて、実は「びっくり」しております。

①まず「情報や知恵、技術は無料であるのが当然だ」という人々が、この先進国の日本でも、多くいらっしゃるようです。
 テレビも新聞も週刊誌も有料ですし、本も有料であることを、それらの人は忘れていらっしゃるようです。
 もちろん、テレビや新聞、あるいは政府の発表が、全部正しく、それで足りれば一応は充分なのでしょうが、福島第一原発事故の3月11日以降の政府や東電の発表、そしてそれを伝える新聞、テレビのニュースのほとんどが恣意的で信用できないものでした。それでも、いまなお日本人の大半は、それらのまちがった情報を「正しい」と信じている人が多く、ことによりましては危険な状態にあると思います。そのことも知ろうとしない方が、日本人の過半のような気がします。
 とりあえず、私の友人で、もと陸将補で、情報通の池田整治さん著の『超マインドコントロール』(2011年9月15日 マガジンハウス刊 税込1,575円)や、やはり私の友人の地球村代表の高木善之さん著の『大震災と原発事故の真相』(2011年10月1日 NPO法人ネットワーク「地球村」刊 税込250円 購入の申し込みはFAX06-6311-0321へ)のどちらか1冊を読めば、政府や東電発表がいかに真相とちがい、わざとと言える恣意的なものであったのは、だれにでも分ると思います。

②私は知識と知恵と情報を売る経営コンサルタント会社(株式会社 船井総合研究所)を創業し、トップとして経営する一方で、経営コンサルタントを永年月、本業として生きてきた人間です。そこで知恵や情報が、いかに大事で価値があるかをよく知っています。
 70才で船井総研を辞め、本物の情報を流す「船井メディア」と、本物技術や商品を開発普及する「本物研究所」の経営を第2の人生としようとして準備をほぼ整えた直後(74才時)から、体調を崩しました。口内異常で、ほとんど話せなくなったのです。もちろん経営者業もままなりません。それまで年間200-250回も講演(1回、1.5~2時間)をしていましたが、それができなくなったので、本当に困りました。そこで情報発信は本の原稿執筆を主に前記のような雑誌やこのホームページで行ないはじめたのです。しかし真実は非常に書きにくいものです。
 どうしても、欲求不満がつのるので、月に1回だけ「船井塾」という、知っていることを特定の人にですが、ストレートに100%近く話せる非公開の会をつくり、それを受け入れてくれる人だけを対象に、ムリを押して毎月1-2時間、毎回主治医に来ていただき、助けられながら、言いたい情報の公開を続けてきました。もちろん私以外に毎回一人ずつ、知っていることの90-100%を話してくれるある面での超プロの特別講師も招いてのことです。
 私は船井総研時代の経営者や経営コンサルタントを通じて、仕事のポイントは「正しい情報を知るのが何よりも大事なこと」を知っていますから、そのための人脈や情報投資は、その後もつづけてきました。それは「よかった」と思っています。
 ところで、ありたがいことに、5年近く苦しみぬいたいまの病気が、今年12月ころから楽になりはじめ、来年中には人前で話せる可能性も出て来ました(いまは対話でも、1時間くらいが限界で、それをこえますと、その後1-2日は、口内が痛く、まともに喰べたり、話せなくなります)。
 うれしいことです。それくらい正しい情報を伝えるというのは大事なものだと思って気力で船井塾の運営をしてきたのです。
 だから有料メルマガで、私の方の条件を受け入れてくれる人々にのみ、その時点で書ける範囲(多分特別の人に対しても言いたいことの80-90%ぐらいが書ける限界でしょう)で、正しい情報を公開したいと考え、10月24日に当ホームページにあのような文章を書いたのです。
 私が発信したいのはどんな内容のことかと実例を言いますと、10月20日に当ホームページに書いた、「いまは自分の過去も近未来も、簡単にほとんど完全に分る時代になってきた」というような実例や、10月31日に書いた「パソコン、携帯電話、スマホは、できるだけ使用しない方がよい」というようなことです。ふつうこのような情報は、常識として、未来は分らないし、資本主義で回っているこの世界では、影響を考えると公表しがたいものなのです。あの文を読み「船井は気が狂ったようだ」と思っている人も多いと思いますが、あそこに書いたことや、10月27日発信の「人生の99%は生まれた時に決まっているし、本当は子が生まれる前に親をえらんで生まれてくるのだ」というのも真実です。
 東大教授の矢作直樹さんの近著『人は死なない』(2011年9月1日 パジリコ刊 税込1,365円)の内容が正しいことは、1990年ころには、はっきりとフーチ(波動探知術)研究者の間では常識であり、検証もされていました。フーチにつきましては、拙著の『人間の「正しいあり方」』(2011年10月31日 ヒカルランド刊 税込1,365円)に詳述していますので、ごらんください。
 どうやら、いま、私と担当医師の判断、そして10月20日に当ホームページに書いた私の体調などの未来考察の結果からみますと、私の体調は今年12月から快方に向いそうに思います。それゆえ、よろしければ「船井塾」に興味がおありの方は、下記へ、お問い合せください(担当者は船井本社 重冨(しげとみ)・TEL:03-5782-8110 です)。
 また、「有料メルマガ」に興味のおありの方は、入会条件他は、前回の発表より、入会金を無くするなど大幅値下げをします(いまのところ、入会金は0円、会費は、一年一括払いなら10万円(税込)、月払いなら毎月1万円(税込)の予定です)ので、船井本社の藤原(石崎)(TEL:03-5782-8110 FAX:03-5782-8111 メール:oubo@funaiyukio.com ※こちらのメールアドレスにリンクできない場合、 oubo@funaiyukio.com をコピーして、あて先に貼り付け願います)に、お名前、お電話番号、(受信を希望する)メールアドレスを記載の上、11月10日から12月9日までお問い合せか、もし実行する時にはクラブ会員になりたい旨を連絡し、お申込みください。
 最終的には、有料メルマガの配信を実行するかやめるかは、12月10日すぎにそれまでの読者の反応をみて決めようと思っています(※配信を実行する場合、ご連絡をいただいた方には詳細を後日、連絡させていただきます)。
 いまは少しでも多くの方にこのような本当の情報を発信したいと、思えてならない時なのです。そのような時代になったように思います。
 マヤ暦がいつ終り、新しくなるかにつきましては、十数年前から、いろいろいわれて話題になっており、その時には「世の中の大変化がだれにでも分る」という説が流れています。
 先月、友人の稲生雅之さんが、マヤの長老のドン・アレハンドロさんをグアテマラに訪ねて、それについて聞いてきました。その時の話しでは「マヤ暦はすでに失われた暦であり、伝承では暗闇の3日間があってから、次のサイクルに入る」ということでした。
 こんなことをさいごに書きたいぐらい、今年から「世の中」は大変化中です。多分、いまのギリシャ危機は回避できないでしょう。近々に、EUもアメリカも中国も、そして日本も、現在の常識人にとっては、びっくりするほどさま変りするでしょう。ではよろしくお願いします。
 なお、実践するなら、有料メルマガは「船井幸雄.comの有料メールマガジン」を正式名称とし、略称で「船井の有料メール」としようと思っています。そして購読してくれる方は「船井の有料メールクラブ員」ということにする予定です。ぜひ御検討ください。
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「びっくり」してください。
 11月3日の文化の日のことです。
 大阪から私宅を訪ねてくれた友人が「この本の内容は、本当でしょうね」と『電子洗脳』(ニック・ベギーチ著、内田智穂子訳 2011年7月 成甲書房刊)を見せてくれました。
 ニック・ベギーチという名が記憶にあったので、アマゾンで取りよせて、びっくりしました。ニック・ベギーチ(NICK BEGICH)さんは、アメリカの電磁波研究家で、医学博士、かねてより私の注目していた人です。同書は2006年にニューヨークで“CONTROLLING THE HUMAN MIND”という原題で発売されたものだったからで、「電子装置によるマインドコントロール」が研究されているとして、かねてから私が心配していた内容の本の日本語訳だったからです。
 私がパソコンを見る時間を減らし、携帯電話やスマホをなるべく使わない方がよい……と意志決定した理由が、同書には実証的に全くはっきりと書かれています。10月31日のこのホームページの私の発信文を見て「バカなことを書いて、船井はアタマがおかしいぞ」と思った人は、ぜひこの『電子洗脳』を読んでください。
 同書の7ページの文章だけを以下に紹介しておきます。


 ご想像のとおり、電磁エネルギー源は日に日に進化している。その出力において、パルス、波形、焦点の調整ができ、人体に照射すれば、こんなことが可能になっている。自発的な筋肉運動を阻止し、感情と行動を操作し、眠らせ、指示を送り、短期および長期の記憶を阻害し、一連の経験を作ったり消したりする。また、こんな可能性を極度に高めることすらできる。人体内にハイファイ(高忠実度)の言葉を作り出し、密かに指示を送り、心理的に方向づけをする。ギガヘルツ級の高出力マイクロ波パルスを人体に照射すると、体内にわずかな温度変化が起こる。その結果、かすかに加熱された組織が急激に拡張し、音波が発生する。パルス列を用いれば、体内に人が聞きとれる5~15キロヘルツの音場(おんじょう)ができる。このように、最も苦痛を与える(自分が自分でなくなる)方法で狙った敵に話しかけることが可能になるのだ。
                                     アメリカ空軍科学諮問委員会
                            『新世界展望:21世紀に向けた航空宇宙戦力』
                  (New World Vistas:Air and Space Power For The 21st Centry)

 つぎは、2011年11月号の『財界にっぽん』の「松下政経塾政権のスタートとその真相」という藤原肇さんと本澤二郎さんの対談記事です。お2人とも高名なジャーナリストですが、あけっぱなしのその内容には「びっくり」を通りこして「ショック」を受けました。ここに書かれていることの事実をまだ確認していないので、それが正しいか否かは分りませんが、「正しいようだ」とも思います。
 「カルト集団PHP」などという説明があったり、私のよく知っている人が何人も出て来たりします。私の知っている事実で表面的に発表できないことも多く書かれているから、すごい内容です。同書の48ページから53ページまでは、書店での立ち読みでもいいから、ぜひお読みになる価値のある対談だと思います。
 日本の裏社会は四つある……ということを、私ははじめてこの対談文で知りました。その中の「ホモ」というのにはショックを受けました。
 あと一冊は良い意味でショックを受けた本です。
 それは11月3日に李白社から発刊され、ビジネス社から発売された『日本人て、なんですか?』という竹田恒泰さんと呉善花さんの対談本です。呉さんは私と特に親しい日本に帰化した日本のある大学教授です。
 われわれ日本人にとって当り前のことが、韓国生まれの呉さんからは、「当り前でない」ということを、充分に納得して教えられました。「たしかに」と思いました。
 ここへ同書の「あとがき」だけを紹介しておきます。

あとがき・・・日本人は平常の心で危機を乗り超える

 私は今回の東日本大震災で、いざという時に人や物事の本体が姿を現すという、まさしくその事態を目の当たりにさせられました。そして、その本体がほかでもない常日頃の生活を支える平常の心であることを、はっきり知ることができたと思います。
 日常生活には、人と人との生きた触れ合いを互いに探りながら進められる共生の面と、人よりももっと強く、もっと高く、もっと多くといった願望によって進められる競争の面との両面があると思います。私が思うところは、前者の共生の面を生き方の第一とし、この生き方の錬磨、習熟によって文化、社会、経済、技術などを独自に発展させてきたのが日本だということです。
 それに対して現代世界では、逆に後者の競争の面の著しい拡大がもたらされてきました。それが近年に至って、ようやく時代の転換点が見えはじめてきたように思います。多くの人々が、対立的・対抗的な競争の明け暮れに心底疲れ果て、人と人、人と自然の和合を求める気持ちを、これまでになく強めていくようになってきたと感じられるからです。世界各地で心の癒し、心の平安を求める波が高まっているのはそのためで、この波が世界的な日本ブームを、クール・ジャパン人気を、いっそう押し上げていくことにもなったと思います。
 そこで今回の大震災が起き、先に述べました前者の共生の面が被災地に圧倒的な勢いで出現していく様子をテレビやインターネットで見知り、世界の人々は驚嘆したのです。現実の生き方そのものとして眼前に広がるクール・ジャパンの光景に、心から感動したのだと思います。私にしても、二十数年も日本に生活していながら、しきりに日本を語りながら、いまさらこれほど大きな感動的な衝撃を受けるとは思ってもみませんでした。さらに驚いたことは、対談のなかで竹田さんもおっしゃっていますように、このことを多くの日本人はことさらなことではなく、当然のことだと受け止めていることでした。平常の心をそのまま出しただけのことだ、というかのようにして。
 日本文化は、物や人との対抗によってではなく、物や人との調和によって自分が成り立つ文化です。日々の生活のなかで、多かれ少なかれ性質の異なる相手とできるだけ融け合っていこうとするのが日本人です。異質性を際だたせることを好まず、融和へと向かう同化作用を働かせていくのです。日本文化はこの融和を目指す心の働きを、鍛錬によってより磨き上げ深めていく性格を大きな特徴としていると思います。
 融和を目指す心、異なる相手の内に入り込み融け合っていこうとする心は、日本人にとっては特別な心のあり方ではなく、これこそが平常の心のあり方です。江戸時代の剣の達人・宮本武蔵は「兵法の道においての心のもち方は、平常の心と変わってはならない」(『五輪書』の「水の巻」)といっていますが、各種の技芸でも職人技でも同じことがいわれます。でもこれは、達人ばかりの考えとはいえず、国民性というべきものだと思います。事実、大震災という未曾有(みぞう)の危機状態のなかで、多くの人々がけっして平常の心を失うことなく、自力救済と相互の助け合いに力強い働きぶりを示してくれたのでした。

 竹田さんは難しいことを実に平易に語られます。深いところまで理解が届いているからこそできることに違いありませんが、聴く者には和やかなうち解けを求める心の働きが伝わってきます。この対談では、竹田さんと多くの理解を共有できたと感じていますが、私の理解が十分に届いていないあたりで、少なくない示唆をいただくことができました。この場をお借りして竹田さんに感謝の意を表したく存じます。また、本書の企画で貴重な機会を作ってくださった李白社代表の岩崎旭さんに、そして話を通りよくまとめて一冊の本に仕上げてくださった編集部の方々に感謝いたします。
                                       平成二十三年六月十五日
                                       呉 善花

 ともかく以上のように「びっくり」や「ショック」の事実が、続出するのが最近の世の中の特性です。
 お互いに充分、いまの時代と人間について考えようではありませんか? そして時流の激変を知り、正しい上手な対処策を取りたいものです。
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12月10日の「近未来セミナー」は参考になりそうだ

  『大変革後の世界 本物の生き方』セミナー』
  クリックすると拡大して見られます。

 私がいま一番話しをきいてみたい人は「近未来」について的確に答えられる人たちの本音の意見です。近未来というのは、「いまから2-3年先までのこと」です。大変化の時代、これから10年くらいは、近未来の「正しい予測」と「対処法」が上手に生きる決め手となると思うからです。
 そういう意味で、「船井のメールクラブ」も発足させたいのですが、この「船井のメールクラブ」にも「自分の意見を本音で書ける限界までストレートに発表してもらいたい人」が、いまのところ知人に約30人くらいいます。
 その中の3人が12月10日に船井メディア主催のセミナー(右のパンフレット参照)で話してくれます。
 その3人とは、岩本沙弓さん、高島康司さん、中矢伸一さんです。そしてあと1人、私の息子で、最近、折があれば私の考え方、生き方を研究し、「本物の生き方」の実践に全力投球をしているように私には見える船井勝仁が話します。これはおもしろいセミナーになると思うのです。
 岩本さんは、『為替占領』(今年7月31日、ヒカルランド刊)という彼女の著書を読んで、私が近未来予測と対策の「超プロ」だと思った人です。ぜひ、このセミナーに出てもらうように頼みました。高島さんや中矢さんは、ともに私の親友で拡く深い知識と卓見ぶりは有名です。できれば東京青山の会場まで行ってお聴きいただければありがたいと思います。多分、参考になるでしょう。



  『京の都を守る龍の軌跡を巡る旅』
  クリックすると拡大して見られます。

 それからもう一つ、私が興味を持っているツアーセミナーを紹介します。
 それは12月3日(土)~5日(月)まで、参加人員20名で2泊3日のバスツアーを行なう石川和孝さん、大橋智夫さんをコーディネーターとする私好みの企画です。
 石川さんは陰陽道や古神道の研究者で、私の友人ですし、大橋さんは水とイヤシロチの研究家で、京大農学部を出た私の後輩です。2人とも独特の個性を持っており、すぐれた人間性の人と思って付き合っています。
 見学地もたのしいところばかりですし、3日間も一緒に旅行しますと、すばらしい効果が期待できるような気がします。

 よろしければ御参加されてもと思い、紹介しました。
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~「船井のメールクラブ」に関する船井幸雄からのお知らせ~
 『船井幸雄.comの有料メルマガクラブ』(船井のメールクラブ)は、いままでのお申込み数からみまして、どうやら発足できそうです。皆さまの御期待にあつくお礼申しあげます。

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※『船井幸雄.com』事務局注:「船井のメールクラブ」へのお申込みに関する詳細は、後ほどこのホームページ上でもご連絡させていただく予定です。
お申込みを希望されるか方は、oubo@funaiyukio.com(※こちらのメールアドレスにリンクできない場合、 oubo@funaiyukio.com をコピーして、あて先に貼り付け願います)まで、お名前、お電話番号、ご住所、(受信を希望する)メールアドレスを記載の上、ご連絡願います。後ほどこちらから、正式なお申込みに関する詳細をご連絡させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。





「船井のメールクラブ」の大要
 来年(2012年)1月5日(木)から発足しようと考えている「船井のメールクラブ」についての案の大要が固まりました。
 そこに書きたいことは、一般には公表した方がよいと思う情報なのですが、いろんな都合があって公表できにくいことを、毎週木曜日に、その道の「プロ」から、できるだけ、特定の会員に対してだけ公表してもらおうという趣旨のものです。その内容の一つの実例を、このホームページでは、10月31日に私が書きました。その内容が信用されないと困るので、その理由は11月10日に、そして対処法は11月3日に、やはりこのホームページ上でポイントについては発表しました。
 したがいまして、「船井のメールクラブ」は、有料で、希望者(クラブ会員)にのみ配信することになります。
 発信文を書いてもらう人は、私が、人間性、情報力などで、信用できると思える人にのみ書いてもらう予定です。
 いま候補者が30人くらいいらっしゃいます。発信日の半月ぐらい前には発信原稿を出してもらいます。もちろん発信内容は、あくまでも発信者に自由に書いてもらいます。とはいえ、確認のとれる確実な事実や予測などの内容を、書ける限界まで書いていただけるようにお願いしようと思います。
 どれくらいの方が「メールクラブ会員」になっていただけるかにより、発信者に払う原稿料や「メールクラブ員」の会費も異なってくると思いますが、とりあえず、メールクラブ会費は1ヵ月1万円、1年分を一括前払いの方は年間で10万円にしようと考えています。
 発信内容は「事実」「その事実にともなう近未来予測」「事実の確認法」「それへの対処法」などに多分なるだろうと思います。が、これは発信者に委せます。
 なお、どうしても、「船井のメールクラブ」を立ちあげるのが、むつかしい時は、12月中旬に、「残念ながら中止します」と、その理由とともに、このホームページ上で私が発信します。なお、以下は、担当者が考えている運用のポイントです。

~「船井のメールクラブ」のポイント~
 政治的、経済的にも、地球環境レベルでも、世界的な大変動が起こっている昨今、1980年代からすでに、このような時代がくることを予測し、言い続けてきた船井幸雄への注目がにわかに高まってきています。
 そして今後もしばらくは、世の中では混乱が続くと予測されます。そんな中、船井幸雄には「発信したくても、不特定多数の人に向けて発信するのはどうしても憚(はばか)られる」という情報がまだまだたくさんあるようです。船井の知人にもそういう人が多くいらっしゃるようです。
 そこで、不特定多数の人に向けては発信はできないが、とても大切な真実の情報を、この『船井幸雄.comの有料メルマガクラブ』(通称:船井のメールクラブ)で発信していきたいと思っています。
 この「船井のメールクラブ」が実施される場合は、船井幸雄の情報のほか、人間性、情報力などで、船井が信用できると思える人(候補者は現在30人くらい)からの情報を毎週発信していく予定です。皆様からのお問い合せをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします(料金は、一年一括前払いなら10万円(税込)、月払いなら毎月1万円(税込)の予定です)。

★ご興味がおありの方は、oubo@funaiyukio.com(※こちらのメールアドレスにリンクできない場合、 oubo@funaiyukio.com をコピーして、あて先に貼り付け願います)まで、お名前、お電話番号、(受信を希望する)メールアドレスを記載の上、ご連絡ください。実施が決定いたしましたら、こちらから、正式なお申込みに関する詳細をご連絡させていただきます。

※なお、「船井のメールクラブ」が始まっても、『船井幸雄.com』での「船井幸雄のいま知らせたいこと」は、これまでと同じように無料で発信させていただき、何ら変更はございません。どうぞよろしくお願いいたします。
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経営というか組織運営の決め手の「リーダーシップ」について
 国のような大きな組織体から、家族のような小さな組織体まで、人が2人以上集まって何かやる場合は、上手にやるか下手にやるかが、大事なことになります。
 しかし、それには決め手があるのです。これは私のトップ経営者や経営コンサルタントを、ともに40年も50年もやってきての経験則ですが、何万という組織体運営のアドバイスを担当してきて知った法則だと思っています。
 それを分りやすく1冊の本にまとめました。
 題名は『組織体運営はトップ1人のリーダーシップで決まる』です。
 11月22日に李白社刊(ビジネス社発売)で書店店頭に並びます。
 定価は税込で1,575円、私と加藤鉱さん(経営評論家兼経営ジャーナリスト)の共著になります。
 この本では3人の世界一の組織体を創った経営者というか組織体トップのリーダーシップの実情を紹介し解説しています。
 その3人は、もっとも運営が上手く行っている地方自治体(秋田県小坂町)の前町長の川口博さん、世界一の完全木造住宅メーカーを一代で創り、いまも急進中の夢ハウスの赤塚幹夫さん。そして世界で注目されるだけでなく、日本で一番、営業規模の大きい歯科医院を福岡市で創った村津和正さんです。いずれも私の親友ですが、そのリーダーシップのコツというか経営力のすごさを、加藤さんの取材の文章で知ってほしいのです。これは、だれでもできることだと思い紹介しました。以下は私の書いた同書の「まえがき」です。

まえがき……本物のトップになろう。本物のトップを創ろう

 本書の共著者、加藤鉱さんとの共著が私には1冊あります。
 それは『世界でもっとも入りたい5つの会社』(2011年6月26日 李白社刊)という本です。
 好評で、いま売れ続けています。
 もう1冊、拙著の『退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント』(2010年7月6日 李白社刊)も、加藤さんに取材や資料収集で助けてもらいました。
 加藤さんは経営について詳しく、素晴らしい取材力を持つノンフィクションライターです。
 『世界でもっとも入りたい5つの会社』の5社は、私と特に親しい会社で、私は社名をあげ、大要を説明しただけで、客観的な取材、執筆をすべて加藤さんに委せました。
 それが良かったのは、その内容、売れ行きからもはっきりしました。
 そこで、今度は私が尊敬する3人のトップリーダーを、加藤さんに紹介することにしたのです。それが本書の3人の登場人物です。
 加藤さんは実にていねいに取材と検証を行ってくれました。そして出来上がったのが、本書の第2章以下なのです。
 李白社の岩崎社長から「本書の3人の登場人物は全員が、船井先生の紹介だし、素晴らしい内容の原稿が出来上がったので、“まえがき”と、リーダーシップについての経営コンサルタントとしての見解を、船井流経営法に則って“第1章”に書いてくださいませんか」とたのまれました。先月下旬のことです。そして加藤さんの書いた原稿を送ってくれました。
 私は加藤さんの原稿を読み、感心し感動したのです。本物のトップの生きざま、ありようが実によくわかるように書かれていました。3人のことをよく知っているはずの私が多くのことを教えられたのです。
 それゆえ、まえがきと第1章を書かせてもらうことにいたしました。
 第1章で述べますが、私は自らが創業経営者です。私の創業した会社は従業員が数人の零細企業として1970年に出発したのですが、現在は東証、大証の一部上場企業になり、多少は社名も功績も知られるようになりました。また、経営コンサルタントとしましては、私自ら50余年のあいだに1万社以上の顧問先会社や各種組織と付き合い、数万件ものアドバイスを行ってきました。
 成功も失敗もありましたが、それらの多くの経験を通じまして、いまでは「経営のプロ」になったようだ……と自他ともに認められるくらい経営については、詳しくなったと思っております。
 「いちばん大事なことだ」と確信しているのは、「経営体(組織体)というのは、トップ1人で99.9パーセント決まる」ということです。特に、現在のような変化の激しい時代は、トップの役割が何よりも大切になります。いわゆる本物の人間としてのトップのリーダーシップが大事なのです。
 その意味で、本書に御登場ねがった3人の人たちは、本物のトップです。いまも現在以降も参考になるトップ能力のある人たちだと思います。
 3人とも私の親友であり、素晴らしい人間性の方で、経営のあり方を勉強し、苦労に苦労を重ね、大成功を勝ち取られた人たちと言えそうです。
 先著の『世界でもっとも入りたい5つの会社』に取り上げた5社のトップとともに、ぜひこの3人の方も研究し、その考え方やコツを御活用していただければありがたいと思います。リーダーシップ力の研究には、この3人以上の人たちはそんなにいないと言ってよいとも思います。
 加藤鉱さんの取材は客観的かつ綿密で、見事に要点を衝いております。私もいろいろ教わり参考になりました。喜んでいます。船井流経営学は、「99.9パーセントのトップ学」と言われていますが、その点でも意を強くしました。
 本書に御登場いただいた川口博さん、赤塚幹夫さん、村津和正さんにお礼を申し上げるとともに、加藤鉱さんにも心から「ありがとうございました」と、言っておきます。
 本書で本物のトップの生きざま、ありようが、リーダーシップ力に決め手があることは、はっきりわかるはずです。
 それが、どんなものかを必ず知ってほしいのです。そして、このようなトップになり、トップを創ろうではありませんか。
 そのために読者が、ぜひ上手に本書を御活用になることを期待して、本書「まえがき」のペンをおきます。
                       2011年10月1日 熱海市西山町の自宅書斎で
                                               船井幸雄

 できることなら、同書をぜひお読みいただきたいのです。だれにとりましても、必ず参考になると思います。よろしく。
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人材づくりは「自由」「大志」そして「正しい哲学」
 「すべては必然、必要だ」と考えれば、「それらをベストにする」のが、個人にとっても、人間集団にとっても大きな努力目標と言えると思います。
 そういう意味で、第2次世界大戦で日本が敗れたことも「必然、必要だった」のでしょう。占領軍のやったことで、日本人や日本にとりまして、もっとも不幸だったと思えるのは、旧制高校を廃止したこと、大麻栽培を禁止したこと、そして官僚制度を残したことのように思います。
 旧制高校のことは7月14日のこのブログの私の発信文に書きました。
 大麻については、上手に活用すれば万能の植物なのです。それは中山康直著『麻ことのはなし』(2001年10月 評言社刊)を1冊読むだけで分ります。
 アメリカにとりましては、今後(戦後)、「有能な日本人を末永く創らせないために旧制高校を廃止した」と思いますし、「石油産業に影響を与えかねない日本人の『精神的バックボーンの麻栽培の廃止』だったと勘ぐることができます。
 また「優れた人材が育たない土壌での、キャリア制官僚制度は、属国支配のベストの制度となる」とまで考えたか否かは分りませんが、旧制高校出がいなくなった最近の日本の政治家や官僚の生態を見ていますと、ミクロには見事な占領政策だったと、マッカーサー将軍以下の占領当局者をほめてやりたくさえなります。
 私個人としましては、日本が戦争に敗れたおかげで、大学を卒業でき、会社を創業したり、経営のことい詳しくなれたり、該博な知識も得られたのが自分でもはっきり分りますので、現状で満足しなければならないのでしょうが、最近はつくづく「人材づくりこそが、すべての基本だな」と思うようになりました。
 7月14日のこのページで、旧制高校のことを少しは述べましたが、人材は「人として正しい生き方=哲学」をしっかりと持ち、そして「自由」な環境で「大志」を持てば自ずと生まれるようです。
 きょうは、それについて一つの楽しい話しを紹介します。これは学士会から2011年10月に発刊された『U7』誌の中に「紅もゆる丘の花」という題名で、東京音楽大准教授の下道郁子さんが書かれた文章の一部です。よい文章です。


作詞者 澤村胡夷(こい)(1884-1930)
 作詞者の澤村胡夷 本名澤村専太郎は、明治17年滋賀県に生まれました。彦根中学校を卒業後、明治36年9月に第三高等学校一部乙(文科)に入学します。中学校時代から少年詩人として知られ、三高時代には河井酔茗(すいめい)が詩欄を担当した文芸雑誌『文庫』派の詩人として活躍しました。三高文芸部発行の『嶽水会雑誌』にも14編の詩を投稿しています。三高入学後は寄宿舎に入らず、寺院を転々としながら下宿していたので、寮歌は作っていません。しかし「林下のたむろ」、「紅もゆる丘の上」「覚醒の歌」、「水上部歌」(明治39年、41年、42年の三曲)等の三高歌を残しています。

                         (中略)

 胡夷は「台湾警察歌」の作詞者としても知られています。昭和3年に総督警務局が警察歌を公募した際、視学講習会講師として偶然訪台していた胡夷に審査と作詞が依頼されました。この「台湾警察歌」は台湾の自然を情緒的に歌っており、「紅もゆる」に通ずる作風です。その後昭和4年に体調を崩し、翌5年に亡くなりました。

謎の作曲者k.y
 「紅もゆる丘の上」の作曲者は謎のままです。作詞作曲者は長らく、澤村胡夷と考えられていました。昭和9年発行の『寮歌集』に「沢村胡夷 作歌 作曲」と記されていたからです。しかし昭和38年に兄上が澤村胡夷と同期であった同窓生によって原歌譜が披露され、作詩作曲者名が記される箇所にはk.y.のイニシャルのみの記載であったことが判明しました。これが契機となり「作曲者k.y.は誰なのか」という調査、研究が卒業生により熱心に行われ、三高同窓会『会報』誌上での論争が始まりました。最新の研究では、当時京都師範で教鞭をとっていた声明研究家で、水上部歌の作曲者である「吉田恒三」説が浮上していますが、この問題は未だ決着がついていないようです。

歌集の発行と歌詞の変遷
 原歌譜から判明したのは謎の作曲者だけではありませんでした。歌詞、メロディーともに、現行の「紅もゆる」とは違っていました。その差があまりに大きいため、歌集の巻頭に原歌譜を別刷りで添付するのが慣例となりました。それにしても何故このような違いが起るのでしょうか。
 三高の歌集は明治44年以来、約20刷以上発行されています。歌集刊行以前は、歌を作ると歌詞と曲譜を一枚の紙に刷って関係者や希望者に配布したので散逸しやすく、歌集編纂時にはそのほとんどが失われていたと考えられます。「紅もゆる」はこの明治44年版の時点で、既に原歌譜とは大きく変わっています。
 例えば第一節3行目は「都の花に嘯(うそぶ)けば」ですが、原歌譜では「都の春に嘯けば」となっています。「紅もゆる」の歌詞は、第二節「緑の夏の芝露に」、第三節「千載秋の水清く」、第四節「日の影暗き冬の波」(明治44年版の表記)と第四節までで四季を歌っていますから、原歌譜の「春」が作詞者の本意であったことが推測できます。この他にも、第一節の「紅もゆる」→「紅萌ゆる」、第五節の「嘯く水や」→「嘯き見ずや」、第六節の「三歳の春」と「三歳の秋」の句の順番が逆転している等が、顕著な変化です。
 歌詞の変化や解釈については卒業生により熱心に検討されてきました。例えば冒頭の「紅もゆる」は真っ赤な花が燃えるように咲いている様子を歌っているので、草木が芽を出す意の「萌える」は不適切であるといった結論がでました。ところで「紅にもえる」のは、何の花なのでしょうか。万葉集や杜甫の詩から論じられ、桃、山躑躅(つつじ)、山桜などがあがっています。また昭和23年の生物の試験に「紅もゆる」の第一節を示して「植物学的に説明せよ」との出題があったそうです。正解は不明ですが、柔軟な発想や思考力が求められた設問で、三高の教養教育の一端が伺われます。

メロディーの変遷と数字譜
  一方、メロディーの変遷は、歌詞のように「正統」を検討するのはなかなか困難です。例えば、原歌譜と明治44年版では既に数ヵ所の音型が異なり、原歌譜は筝曲調、明治44年版は唱歌調と言える変化です。その後も大正4年版、大正10年版、昭和9年版(現行)と、わずかですが変化しています。譜面上の最も大きな変化は、それまで長調だった譜が昭和9年版では短調になったこと、そして昭和27年に五線譜に記し直されたことです。
 「紅もゆる」に限らず「嗚呼玉杯」など寮歌全般に言えることですが、数字譜で記した明治から大正までの寮歌は、現在歌われているメロディーと異なるものが多くあります。これは数字譜が備忘譜のようなもので、実際は譜面に頼らず先輩から後輩へと口伝で教授されたからです。その時の気分、声の調子等、おそらく様々な理由で変容しながら歌い継がれたと考えられます。元来、文字譜で記した東洋の音楽文化には、五線譜を高度に発展させた西洋の芸術音楽のような「忠実に再現する」という伝統はありませんでした。寮歌のような俗歌となればなおさらです。三高の大正9年卒業生は、当時の寮の風潮では自分の歌う歌詞が歌集に登載されると「勝った、勝った」と言って喜んだ、と回想しています。

                         (中略)

歌い継がれる「紅もゆる」
 「紅もゆる」は、100年の時を経ながら歌詞やメロディーが変化してきました。この変遷を辿ると、その時々に学生達が歌に新たな生命を与えてきたと感じます。またこの変遷を巡り熱く論争する同窓会誌の記事からは、卒業生の方々の想いや努力に支えられて、「紅もゆる」が歌い継がれているということが伝わってきます。「入寮すると『第三高等学校自由寮、寮歌、紅もゆる』と太鼓がなり、赤旗が力一杯ふられ、手拍子の中、大合唱が始まる」という場面は、第三高等学校が京都大学に統合廃校となった今、歴史の一頁となってしまいました。しかし歌われる場や状況が変わっても、人々に新たな生命を吹き込まれながら、「紅もゆる」の歌の精神は歌い継がれていくことでしょう(転載ここまで)。

 この下道さんの文章を読んでいると、旧制高校について、現象面からの実態が分ります。
 それは、自由であり、各自の高校生にそれなりに「志」があったことを示しています。
 それにまず旧制高校では「正しい人としての生き方=哲学」を、まず勉強したはずですから、人材ができる基礎が、10代後半に身についたのだと思えます。このようなシステムをこれからぜひ日本の学制に取り入れたいものです。
 私の従兄(父の姉の息子)に、すでに故人となりましたが、数才年長の旧制三高生がいました。彼は大阪府立八尾中学校から現役入校したのです。
 「幸雄君よ、君も、絶対に三高に入れよ。よい学校だ。なぜ生きてきたかに気がつき、目がさめるぞ」と、当時小学の上級生だった私に、彼の中学時代との行動や考え方のちがいを折にふれて話してくれました。特に「人の生き方」の話しが多かったように思います。この時に聞いた話は、いまも参考になっています。
 しかし敗戦とともに旧制高校は廃止になり、私は、もう一年早く生まれていれば、旧制中学4年から、さいごの旧制高校生になれるチャンスがあったのですが、それも生まれた時と新学制のために、見果てぬ夢になりました。
 だから、より、気になるのかも知れません。
                                            =以上=





「聖書の暗号」とニュートン、アインシュタイン
 私は「聖書」については、最近ちょっと興味を持ちはじめましたが、ほとんど知識がありません。しかし「聖書の暗号」につきましては、暗号研究家の稲生雅之さんから、 「船井先生のことが多く出てくる」と言われ、かなり勉強しました。
 そして得た結論は、拙著『人間の「正しいあり方」』(2011年10月 ヒカルランド刊)の2刷版以降の95~96ページに載せたようなところです。
 以下に、大略をまとめます。


【聖書は知的異星人による人類支配のため!?】

【1】「聖書の暗号」を、まずコード化したのは高度な知的レベルに達していた異星人らしい。
【2】もちろん「聖書」を創ったのも、【1】の異星人らしい。
【3】「聖書の暗号」には、人類を脅し、人類によくないことが起こるのを教える「悪のコード」と、その逆に人類に希望を与え、悪いことへの対処法を教えてくれる「愛のコード」の2種類がある。この「悪のコード」は【1】、【2】で述べた異星人によって創られたと思われる。
【4】一方「愛のコード」はムーのさいごの王の「ラーマ」によって、ムーが海に沈む直前に急濾(きゅうきょ)、付加されたコードだと思われる。いま私の知っているのは100件くらいしかないと思われるが、ラーマはこれだけを付加して自らも海中に没したようだ。
【5】「聖書」や「悪のコード」を創った知的レベルの高い異星人は、現在の人類を完全な彼らの思いのままになる奴隷的存在にするために、このような行為をしたと考えるのが至当であるようだ。
【6】「聖書の暗号」については、3人のイスラエルの科学者、ドロン・ウィツタム、エリヤフ・リップス、ヨアフ・ローゼンバーグによって、「創世記における等距離文字列」という題名で、1994年にアメリカの数学学術誌『STATISTICAL SCIENCE』の8月号の429~438ページに発表された。その正当さについて当時の同誌の編集長のロバート・E・カス博士(カーネギー・メロン大学教授)は、つぎのように述べている。
 「論文の審査に当たった専門家たちは困惑した。創世記に現代の個人に関する意味ある情報が収められていようとは、とても信じられないからである。しかしわれわれは論文の執筆者たちの念入りな分析と検証を受け入れ認めざるをえなかった」と。事実、この論文が発表されてからいままで、十数年経つが、反論は誰からも出ていないのである。
【7】われわれ人間は、まだ知的にも意識的にも不完全なので、サムシング・グレートの管理下にあると思われる。それは人類全体にも個々人についてもニルバーナに存在するといわれているアカシックレコードの記録から分かるようだ。
 それは、いまより約2万6000年前から西暦6732年までの分があるようだ。
【8】【1】、【2】で述べた異星人やムーの最高位の神官、あるいは国王クラスのエリートは、アカシックレコードを読むことができたと思われる。
【9】ムーには、人類とともに【1】、【2】で述べた異星人も同居していたようである。
【10】この異星人たちは西暦2000年ごろ(ちょうど、いまの時代)を目途に人類を完全に彼らの傘下に入れるとともに、アカシックレコードの書き換えまでも目標にしていたように思われる。
【11】しかしサムシング・グレートにより命令され、この異星人たちは1990年代後半に地球域から半強制的に立ち去らされたもようだ。賢明な彼らはそれらの事情を十分に納得して、地球域から去ったようである。
【12】いま地球では、この異星人たちに洗脳された一部の人間が、さいごのあかきをしているようだ。俗にフリーメーソン、イルミナティなどと呼ばれ「闇の勢力」とも言われている人たちだが、彼らの力も急速になくなると思われる。
【13】2011年10月28日までは、サムシング・グレートが人類を完全に見守ってくれているようだ。この日は「聖書の暗号」にも、もっとも大事な日と出てくる。
【14】2011年10月29日からは、正しい考え方と行動のできる人たちの考えるような地 球、あるいは地球人に、おそらく地球世界は急速に変わると言えそうだ。
【15】2020年ごろ、おそくとも2025年ごろまでには、人類は、エゴと金銭から解放されたすばらしい種族になり、すばらしい世の中をつくりそうである。
【16】いまの資本主義は近々崩壊するようだ。資本主義的発想で言うと、これからは景気はよくならないだろう。GDP信仰も、役に立たなくなるだろう。
【17】いままで「聖書の暗号」として具体的に表出してきた中の99.9%は「悪のコード」によるもののようである。これらは、よい世の中づくりをストップさせるものと言えるよう。具体的には、つぎのようなものがある(以下日本についての事例を中心にあげてみる。これらは、みんな「悪のコード」といえる)。

○1687年 ニュートンの万有引力仮説(現在、これは、重要なまちがいのあることが分かっている)
○1867年 坂本龍馬の暗殺
○1915年 アインシュタインの相対性理論仮説(現在、これも、大事な点でまちがいのあることが分かっている)
○1945年 日本への原爆投下
○1963年 ケネディの暗殺
○1995年 阪神・淡路大震災
○1995年 地下鉄サリン事件
○2001年 小泉首相の登場
○2002年 鈴木宗男の逮捕
○2004年 植草一秀事件
○2008年 リーマンショック
○2008年 秋葉原無差別殺傷事件
○2010年から2015年にかけての尖閣諸島事件やイラン、イスラエルの事件。

【18】「アカシックレコード」や「聖書の暗号」の存在自体は量子的考え方で解明できそうである。
【19】正しい生き方は「聖書の暗号」によると「日月神示」に詳述されているという。
 そこには今後の変化と対処法も書かれていると考えてよさそうだ。
【20】「聖書の暗号」の分析ソフトを見つけるのはユダヤ人。しかし正しく解析するのは日本人のようである。
【21】「聖書の略号」についての大事なポイントは拙著『「聖書の暗号」の大事なポイント』(2010年9月 ヒカルランド)と『2011年からの正しい生き方』(2011年1月 ヒカルランド)に、大要がまとめられている(転載ここまで)。

 ただし、「以上の21項目が完全に正しいのか」といいますと、まだそこまでの自信は私にはありませんが、「大体正しいのではないか」……と思ってはいます。
 問題は「聖書の暗号」には、人類の向上を妨害するような「悪のコード」と、人類の向上をバックアップすると思える「愛のコード」があり、これの見分けがむつかしいことなのです。私は1年くらいも研究して、ようやく見分けられるようになりました。
 前述の書の96ページに【17】としてそれらの実例を「悪のコード」によるものと書いています。そのため「どうしてニュートンの『万有引力仮説』や、アインシュタインの『相対性理論仮説』が、『悪のコード』なのだ」という質問が最近は時々来ます。
 私は物理学者でないので、理論の詳述はできかねますが、ニュートンの第3法則によって、空間に「天然エネルギー」と言っていいものが充ちていて、それと地球環境、特に地震が深い関係のあることを、いまだに地震の専門学者ですら理解しようとしない事実があります。
 これについては、私と親しかった神坂新太郎さん(故人)が10余年も研究をつづけ、データをとり続け、彼はほぼ完全に地震予知に成功していました。そのことは何回もその実例を知らされていますので、まちがいありません。
 その詳細は故人と親しかったJIMIさん(連絡先は『ザ・フナイ』編集部 FAX:03-5769-3200)に、お尋ねください。彼が私よりも、はるかに詳しいと思います。
 またアインシュタインの「相対性理論仮説」から類推し、1939年に彼がアメリカのルーズベルト大統領に出した手紙がもとになって原子爆弾が開発されたのは周知のとおりです。
 やはり、大事な「悪のコード」による暗号例だと思って私は【17】に載せたのです。そしてそれらの内容は私なりに少し検討したのです。
 この【17】の中に私と親しい植草一秀さんの「2004年の事件」が出てきます。
植草さんの近著『日本の再生』(2011年11月15日 青志社)や『日本の独立』(2010年12月6日 飛鳥新社刊)を読みましても、また彼の言動を考えましても、彼は冤罪で逮捕されたように思えて仕方がないのです。
 前記2冊の植草さんの著作は、日本人なら一読に価するものです。彼はアタマのよい真実をよく知っている愛国者だと思われます。ただ情緒が少ないようなので超理性的な人なのでしょう。よろしければ、ぜひ御一読ください。お奨めします。
 ところで、『ザ・フナイ』(船井メディア刊)の今年11月号の五井野正さんの文章「ニュートリノの本質」を読んでいますと、びっくりするようなことが多く書かれていました。五井野さんも実にアタマのよい人です。少しだけ引用します。

 何故ならアインシュタインの相対性理論は光速以上の物質は存在しないし、物質が光速度に近づけばその物質の質量は無限大近くになるという理論だから、ニュートリノという質量を持つ物質が光速もしくは光速近くの速度になるという事自体が、すでにアインシュタインの相対性原理を現象面で否定しているからである。
 そこで、ザ・フナイの読者のために、アインシュタインの相対性原理の一部を要約してここに紹介してみた。
 まず、物質が光速度に限りなく近づくと、
1.質量が無限大に増大していく。
2.時間が限りなく遅れて光速度では時間がなくなる。
3.物質が進む方向に限りなく縮まり、光速度では平面(2次元)になってしまう。

 というように、光速度では質量、時間、空間の概念が全く変わってしまうのである。
そこで、もう少し相対性理論についての問題点を知りたいという人は同じく『ザ・フナイ』2010年4月号の95ページから101ページに記述しているのでお読みになってほしい。
 ところで、今回の国際チームでの実験は「(2.48±0.28)×10̄5」(※「10̄5」は、10の-5乗のこと)とぐっと精度が上がり、誤差の範囲も2007年の米国での実験よりも10分の1に縮小し、各国の科学者を加えてさらに実験の結果を検証してもらい、日本も名古屋大学などが参加した。
 結局、この実験からニュートリノが光よりも速いという結果が確かめられたのである。となると、ニュートンから始まった古典力学と、その矛盾を修正したアインシュタインの相対性力学、さらにそれを進めた量子力学がここで一気に崩れることになる。
 そんなことを物理学という権威の中で名誉と地位と仕事の生活をしている物理学者、広義には科学者にとって、それが真実であろうとも絶対に起きてはいけないことだし、絶対に許されないものであろう。
 特に、エリートと自負している人たちにとって優越精神と人生がダムの崩壊のように一挙に崩れる心境であっただろう。しかし、エリート中のエリートは少し笑みを浮かべてこれからは相対性理論に制約されず、もっと自由な発想で宇宙物理学の研究ができると考えて、この実験成果を楽しんでいると思う。
 例えば、原子力一辺倒のエネルギー政策の中、原子力神話が崩れると、風力や地熱、バイオ、太陽光、水力、電磁波などの発電を考えている研究者たちはまるで陽が差したように生き生きするようなものである。
 ちなみに、私がこの『ザ・フナイ』に初めてデビューしたのは2010年1月ですが、船井幸雄先生とのTOP対談で私は何度もアインシュタインの相対性理論の矛盾を当然の如く述べていることでもわかる通り、ロシアや西欧のトップエリートの科学者たちの間でも、ややなかば相対性理論の矛盾性が常識になっていたのである。
 例えば、その記述は(2010年1月号の)33ぺージ目の、
『ロシアの優秀さというのは、そういう基本的な理論が進んでいることです。そこで私は「アインシュタインの相対性理論は間違っていますよ」とロシアの自然科学アカデミーで発言したら「あなたが言ったことは、ロシアのエリート中のエリートが気づくことですよ。あなたはいつ気がつきましたか?」「高校時代です」と言うとアッとびっくりして「あなたは天才だ」と科学部長から言われたわけですね。』
 と述べているようにエリート中のエリートたちで構成されるアカデミー内では当然の事実として認識されていたのである。
 と言うよりも、アインシュタインの「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」はこれだけ物理学界に大きな影響を与えながら、実はノーベル賞をまだ受賞していない。ノーベル賞を受賞したのはあくまでも「光量子論」においてなのだ。
 と言うことは、「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」は世界の物理学界においてはまだ完全には認められていないという事である。日本においては絶対的な権威をもって相対性理論は認められているが、それは日本が戦後、米国の支配下にあった事と無関係ではないだろう。
 つまり、アインシュタインはドイツ人ではあるがユダヤ人でシオニズムを支援したために、ナチスから迫害され米国に亡命した科学者である。しかも、アインシュタインが原子爆弾の開発を米国大統領フランクリン・ルーズベルトに進言してこれが後の原子爆弾開発のマンハッタン計画となったのであるから、米国家がアインシュタインの国家的貢献に対してアインシュタインの理論を過大に評価したという憶測も考えられる訳である。
 しかし、偉大なる科学者と評されながらも死亡すると、解剖学者によって脳は密かに標本とされ、後にスライスされて知人などに配布された。毛沢東やスターリンは冷凍された後に永久保存されて一般人相手に厳粛な形で公開されているのに、だ(転載ここまで)。

 私はニュートンもアインシュタインも偉大なる科学者だと思いますし、人間的にも大好きです。善人だと思います。特にアインシュタインは苦労人だったようです。
 とはいえ、ある人の説を盲信するというほど、物理学は専門外で分りませんが、一般に科学とか学者の言を盲信するのは人間にとっては考えもののようですね。これらについては上手な生き方として、一人の人間として気をつけたいものです。
                                           =以上=

10月

最近つくづく考えること、汗水流してまともに働こう。せめて「にんげんクラブ」に入って勉強しよう。
 私が最近、つくづく考えることがあります。その第一は、まず、休日が多すぎることです。並外れて多すぎると思います。
 戦争中は「月月火水木金金」と言って、休みは皆無でした。
 戦後も日本人は、ほとんど休まずに働いて、日本を復興させたのです。
 ところが最近の日本は土日は休みです。それにプラスして、9月にも3連休が2回ありました。17(土)、18(日)、19(敬老の日)日と、23(秋分の日)、24(土)、25(日)日です。
 10月も8(土)、9(日)、10(体育の日)日と3連休がありますし、会社や官庁づとめなら、有給休暇、正月休暇、お盆休みなどもありますから、1年で半分くらいは休みでしょう。こんなに休んだら、景気が悪くなり、収入が減り、就職先が減るのは当り前です。
 しかも汗水流して働くことよりも、お金や株式、為替などで儲けようとするゼロサムゲームばやりで、われわれ戦前や戦中派人間にとっては、なげかわしい世の中になったものだといえます。
 だれが、こんなに休日を増やし、遊ぶことを奨めるようになったか……はよく分りますが、社員に給料を払い、会社も利益を出さねばならない経営者の立場になれば、多くの中小企業のトップは「泣きたい思い」をしているはずです。
 人は働かねばならない。しかも稼がねばならないのです。そうでないと喰べられません。自立もできません。経営者としては何とかして、まともには従業員を人並み以上に働かせる以外、うつ手がありません。
 しかし、汗水流して「まともに働かない人」は急速に生活できなくなるようになってきました。人間失格です。
 よい例がギリシャの経済危機です。もはや、どうにもならないでしょう。イタリアやスペイン、ポルトガルも大変です。これら南欧諸国の人々は、シエスタが大好きです。昼寝を楽しみ、できるだけ働かない方がよいと考えているようにすら思えます。
 彼らにお金を貸した国、貸した銀行などもとも倒れしそうです。ゼロサムゲームや金融などはまともな汗水流して働く働き方ではないですから、とうとう具合が悪くなってきたのです。
 多分、資本主義は、もうすぐ崩れるでしょう。
 このような大事なことは、やはり人間として正しい理由を知って対処しなければなりません。
 そのためにどうすればよいか? ……といわれますと、私は「まず、にんげんクラブにお入りなさいよ」と多くの人に言いたいのです。
 ここで少し話しの方向を変えます。
 私が最近もっともびっくりしたのは、息子(船井勝仁 船井本社社長)の近著『未来から考える新しい生き方』(2011年9月13日 海竜社刊)を読んだ時です。
 このくらいストレートに親父である私のことを書いた本は他にありません。彼は40数年、しっかり見ていたのです。他の人は絶対に書けないでしょう。
 はじめから終りまで、一字一句残さず読みました。親がいうのも変ですが、この本は名著です。子を持つ親として、創業経営者として、また人間として数々教えられました。
 できれば1,600円+消費税80円を出して購入してお読みください。最高の「船井幸雄研究書」でもあるし、船井流経営法のポイントなどが、同書の中にみんな入っていました。私としてはいろいろ反省しました。それとともに、「船井本社」や「にんげんクラブ」を息子に委せてよかったな……と正直に思いました。
 にんげんクラブにつきましては、その本の「まえがき」に次のような文章がありました。ほぼ原文のまま紹介します。

[はじめに]
「有意の人」と豊かな未来をつくりたい

 未曾有の危機が日本を襲いました。多くの貴重な命が失われ、いまなお生活を立て直す目処(めど)すら立たない多くの被災者の方がいらっしゃいます。この状況を変えていくには、私はいままでのやり方に戻すのではなく、いままでとは違うやり方を考えなくてはいけないのではないかという問題意識を持っています。
 3.11大震災を境に、私たちはいままでの常識的な世界とはまったく違う世界に生きていかなければならないということを、読者の皆様自身も気づき始めているのではないでしょうか。
 本書には、少し不思議な話も出てきますが、決して地に足がついていない話をするのではありません。逆に常識にとらわれていて、現実に起こっていることをきちんとみていないのではないかというところから、問題提起をさせていただきたいと思っています。
 いま私の活動の中心になっているのが「にんげんクラブ」です。昨年(2010年)9月に行われた「にんげんクラブ全国大会」では、父・船井幸雄の最終講演で、父はこれからの「にんげんクラブ」は主宰者を私に変えて続けていくという話をしました。
 それ以来、父とは違う自分のやり方で「にんげんクラブ」の活動を盛り上げるために、全国各地の仲間と共にすばらしい世の中づくりのための話し合いをするために、毎週のように日本全国の支部を駆け回る日々を過ごしています。

父・船井幸雄と「にんげんクラブ」
 「にんげんクラブ」は2006年4月に船井幸雄が主宰するクラブとしてスタートしました。船井幸雄という人はとても気楽な人なので、はっきりとしたターゲットや目的を明確にしません。それが「にんげんクラブ」がわかりにくい原因にもなっているのですが、私は逆にそれが「にんげんクラブ」の魅力だと思っています。
 何にでも効く万能薬はなかなか信用されずに売れないと言われていますが、「にんげんクラブ」は万能薬です。どんな問題でも解決できる魔法の薬なのですが、使い方はなかなか難しく、しっかりとした勉強が必要です。なぜなら、その薬はあなた自身だからなので  す。
 私たち人間は、その本来の能力を使うことができるようになれば、病気は治せますし、他人の気持ちはわかるようになりますし、真理を究めることもできます。要するに悟ることができるようになるのです。
 船井幸雄が『にんげんクラブ誕生』(李白社)の中で兒玉裕子さんのインタビューに本音で答えている部分を引用します。

――船井幸雄のこれからの使命とは何でしょう。

船井 僕の使命というか、やりたいことのひとつは、地球系の世の中のしくみを変えることだと思っているよ。地球系の世の中というのは、現界、幽界、霊界を含めた地球と地球人をとりまく世の中のことだけれどね。
 いまの世の中は、楽しいこともあるけれども、はっきり言って地獄のような世の中だと思うんだ。肉体を持つと、病気になったり、苦しみがあったりするよね。僕は今回病気になってよく分かったけれど、本来病気とは自分を成長させたり、何かを気づかせてくれるありがたいものではあるけれども、なくて済むなら、ないほうが絶対にいい。病気にならなくても正しいことに気づけるようにしたらいいなと思う。
 残念だけど、いまの地球人には病気にならなければそれなりに気づけなかったり、苦しみを与えられないと当たり前のことのありがたさが分からないようなしくみになっているようだよ。このしくみはもともと地球にあったというよりは、地球上の人間がつくり出したものだと思うけれどね。
 僕はそのしくみを、みんなと相談して良いしくみに変えたいと思っているんだ。
 僕は本来組織などをつくったり、なんらかの形で人を縛ることは大嫌いなんだ。だけど、世の中のしくみを変えるための手段のひとつとして、「にんげんクラブ」という組織を創ったようにも思うよ。
 もちろん、世の中のしくみを変えるっていうのは、僕の個人の使命でもあるようだけれども、僕だけの使命だとは思っていない。僕はどう考えても普通の人間だし、僕一人でできることなんて、たかがしれているからね。このような大事なことは、僕の思いに共感してくれる「にんげんクラブ」の会員になった人や、「にんげんクラブ」以外でも世の中のために何か良い行いをしてくれる「有意の人」、この世の中に生きる人々、それぞれの使命でもあるとも思っているんだよ。
 だから、「にんげんクラブ」は、より早く、より効果的に「有意の人」を増やし、よい世の中を創るための足場、ひとつの場だと思うんだよ。

 地球系の仕組みは、地球上だけで通用している特別の仕組みです。このことは科学的にも明らかになってきています。量子力学が扱う微視的な世界では、私たちが認識している世界とはまったく違い、粒子の位置と運動量は同時に正確に測定することができないという不確定性原理や、粒子としての性質と同時に波としての性質も持つことなどがわかってきています。私たちが普段認識しているのはニュートンの古典力学の世界ですが、この理屈で動くのはごく限られた世界にすぎないのです。
 「にんげんクラブ」は、地の理の「いまだけ、自分だけ、お金だけ」という地獄のような世の中をつくってしまっている現状から脱却するために、世の中の構造と正しい人間のあり方を知っている「有意の人」の集合意識を集めることで、自然と一体化した理想的な生き方である「天の理」の世の中を実現するためにできた組織です。
 「にんげんクラブ」は父のインタビューの中にもあるように、会員になってもらうことが大事なのではなく、「有意の人」になってもらうことが大切なことだと思って運営しています。だから、船井幸雄がたまたま言い出しっぺだったので主宰者になっていましたが、父の本当の思いはそこから船井幸雄色がだんだん薄れていくことだと思います(転載ここまで)。

 息子のいうとおりです。ただ、まだ残念ながら薄れておりません。
 この「にんげんクラブ」は入会金も会費も実に安いのです。それに会員になると月刊の会報誌も届きますし、ホームページも無料で読めます。他にも特典があり、クラブとしては一銭も儲からない仕組みになっています。そのように私がつくったのです。
 それでも、経営のプロの私は、充分に採算を合わせていました。ところが息子は1年間で1,000万円以上の赤字を出したのではないかと思いますが、この本を見ると、10億円も100億円もの知恵と知識と経営者的経験や感覚を1年間で積んだようです。
 ぜひ、息子の運営している「にんげんクラブ」に入って勉強してごらんになりませんか?
 赤字では経営がつづきませんので、私なりに、「こうすればいいと思うよ」と近々にアドバイスしようかと思っています。多分、なぜ赤字になるか、彼は気づいているかとも思いますが、それよりも私には彼の成長ぶりが分るだけにたのしいですね。人間として正しく生き出している息子の生きざまを知るのが何よりうれしいことです。
 ともかく人間としてみんな正しく生きてほしいのです。
 そのためには、最低限の大事なことを知り、汗水流して働いてほしいのです。
 休みの日は遊ぶのをやめ、自由に勉強し、それなりに働きましょう。汗水を流す仕事など休日でもいくらでもあります。仕事がないなどは知恵不足です。
 ぜひよろしくお願いいたします。
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増税などしなくとも絶対によさそうだ
 最近、東日本大震災の復興増税が、日々のメディアをにぎわしています。
 所得税、法人税、たばこ税から消費税増税案まで、いろいろ専門家たちが議論しているようです。
 私自身は日本国民として、まともに汗水流して働き、稼ぎ、個人でも経営している会社でも、納税は国民の義務だと、いままで実にまじめに税金を払ってきました。今後も払っていく所存です。
 とはいえ、国民にとっては税金は少ない方がよいに決まっています。
 大きな国家資産を持ち、優秀な人材(?)が多いはずの政治家や官僚は、自らの才覚でこの資産を活用し、稼いで、その稼ぎを国民に配分、税金をゼロにするか配分金を分け与えるのが、私のような経営のプロから見れば、当然だと思います。やればできるはずです。
 松下幸之助さんも、このようなことを言っていたと思いますが、国民から税金を取り、それで国や自治体を運営するという考え方自体が、絶対におかしいのではと、ここ20-30年、たえず思ってきました。
 では、どうすればよいか……ですが、最近の週刊誌にその答がありそうに思いました。
 とりあえず2冊の最近の週刊誌だけを、とりあげます。
 1冊は10月8日号の『週刊現代』です。この中の「どじょう野田を操る本当の総理、勝栄二郎の正体」(36~43ページ)をまず読んでください。真実がちりばめられている……と思いながら読みました。そこには人事がいかに大事か。国民から取りあげることをのみ考えて経営的視野に立ったことのない財務官僚の体質などが浮きぼりになっています。本当の大事な視点に全く欠けているのが官僚や政治家だと分ります。
 あとの1冊は、10月6日号の『週刊新潮』です。「大増税のその前に一言、言いたいことがある」(22~28ページ)には、具体的な財源の捻出法がいろいろ書かれています。

①722人もいる国会議員を半分にしなさい。(私見では100人で充分でしょう。)
1人当り1億2,000万円くらい経費がかかっているので、半分にし、給与などを減らすと500億円くらいの支出は減るようです。
②宗教法人に法人税、固定資産税などの課税をするだけで、年間で4兆円くらいは税収が見込めるというのです。
③72%も経費が控除されている医師の優遇税制の見直し。 
④学校法人の優遇税制の見直し。
⑤公務員の天下り禁止で、10兆円以上は経費が削減できそうだ……などです。

 これを読みますと、10兆円や20兆円は、増税不要で、たちどころに調達できそうに思えます。
 私の見るところ、日本でまともに働き、税金をまともに払っている中心になっているのは、中小零細企業のオーナー経営者のように思います。
 彼らは、政治家や官僚が決めた多すぎる休日に泣かされながら、自らは日曜日も休まず、夜、睡る時間を減らしてまで働いています。
 そうしないと、経営する会社は成りたちませんし、家族も路頭に迷わせざるをえないからです。休みの多い社員に給料も払えないのです。
 そのような会社を創業し、経営コンサルタントとしてそのような1万社以上と付きあってきましたから、私には実態がよく分るのです。
 彼らの大半は、国の一般会計が約92兆円であるのに、特別会計という官僚の意のままに使える(?)予算が約400兆円もあることなど知りません。ここから10-20兆円はすぐひねり出せます。
 税金の仕組みや、予算の仕組みも、ほとんど知らないのです。
 この辺で、これらのシステムを何とかしなければ、日本の未来は早ければ2-3年後にも国債破綻するでしょう。
 このようなマイナス発想的な文章を発表するのは、私のもっとも大嫌いなことです。
 ただ、もう言わねばならない時のようです。
 できれば、いま出ている週刊誌ですから、前記2冊くらいは日本国民として、ぜひ読み、少しアタマに来てハラを立ててほしいのです。
 きょう、このようなことを書いたのは、10月3日の私の発信文に、中小企業経営者から多くの反応が、ありすぎたからです。
 休日の多さに、彼らは給料を払う側の人間として本当に泣いているのです。
 その彼らが日本の富を現実に創っているのです。
 この辺の根源的なことを、このホームページの読者にぜひ知っておいてほしいのと、政府や国会のかけひきや議論の空しさ、ムダも最近特に目につきすぎますので、一筆したためることにしたのです。日本人として、各自が正気にもどって、今後の対処策をよろしく御検討ください。私は賢明な、日本の大衆に期待しております。
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野田内閣よ。もはやどうにもならないユーロに手を出してはならない。
 先日、といっても一週間ほど前、過去も未来も完全に見通せるという伝説の人、光明(こうめい)さんに会いました。
 それが「本当らしい」と分かってびっくりしました。意識を集中すると見えるらしいのです。約2時間、いろんなことを聞いたのですが、彼が知るはずのない人の過去が、ずばりと分り、当たるようですから、彼のこの面での能力は生来のもので、本物のようだ……と私なりに判断いたしました。すばらしい能力の人がいらっしゃるものです。
 このような能力のある人を、私はもう一人知っています。岡田多母さんです。
 一度、この2人に「人類の近未来について」聞いてみようかと思っているのですが、聞かなくとも、近未来のことで、私でもはっきり分ることがあります。それはつぎのことです。

1.資本主義は2020年ころまでに崩壊するでしょう。
2.いま先進国ではユーロ圏が、もうどうにもならないところまで来たようです。
 英国のヘイグ外相のコトバのように「ユーロは炎上する出口のない建物」なんです。(最近まで、欧州の危機を助けたい……と言っていた中国が、いま中国の国家意志として、欧州の国債は一切購入しない、と明言しました。これはバカでない限り、当然のことです。)
3.ユーロの次に財政的に危険なのは米国で、日本もそれらの国に続いております。のんびりはしていられません。
4.先進国ではありませんが、中国も国家自体がいつ壊れるか分らない状態です。

 以上について詳しく知りたければ、朝倉慶さんのセミナーに出るか、彼に聴くと1-2時間で、よほどのバカでない限り、納得、理解できると思います(※朝倉さんのセミナーやレポート、CDマガジンなどについては、船井メディア主催「朝倉慶の21世紀塾」参照)。それくらい事情は論理的、客観的にはっきりしているのです。また、ベンジャミン・フルフォードさんのメルマガが参考になります。
 ところで、野田内閣が、ユーロ買いに、はめられそうな気配があります。
 10月にイギリスのキャメロン首相、フランスのフィヨン首相、ドイツのウルフ大統領が日本に来ます。
 日本の自見金融・郵政担当相が10月3日~8日に欧州を訪問しました。
 多分、ユーロ圏首脳の考えは、「円高だから、ドル買いのように、ユーロ買いをしてほしい」ということでしょう。そしてそのユーロを活用して「ユーロ金融安定化基金(EFSF)の債券を購入してほしい。そうすれば、円安になり、ユーロもおちつき、日本の国際的貢献度も評価される」と言いたいのだと思います。
 考えてみれば、一時的には彼らの言うとおりになるでしょう。
 しかし、少しマクロに見れば、それは一時しのぎの手段で、より日本や欧州のキズを深めるだけです。おそらく日本もEU国の巻きぞえになり、取り返しのならないことが2-3年後に日本に押しよせるようになるだけのことです。これも少し考えれば分ります。
 いま、彼らは中国、日本、スイスのユーロ買い介入を目論んでいます。しかし中国には見事に断られました。スイスはユーロとの為替の実質的なリンクで、ユーロ買いを上手に避けています。
 お人よしで、経営とか、欧米人のやむを得ない故なのですが、究極(?)の策略を知らない日本の政治家や官僚、特に野田政権というか民主党の政治家たちは、いまここで日本国と国民をピンチに落とし入れそうに思えてなりません。だからこんなことを、きょうは書いたのです。
 私がもっとも心配するのは、経営の経験が皆無な人たちによって成りたっているのが野田政権であり、民主党首脳だと思えるからです。
 東電をなぜつぶさないのか? ……経営のプロとして私はフシギでなりません。ユーロも東電と同じ状態です。
 事実上、虫の息で、絶対元気にならないと言えるのが、いまのユーロ圏だということをぜひ知って、少なくとも中国並みに彼らに対応してほしいので、あえてきょうは憎まれ口を書きました。これは日本人としての愛国心の声です。
 もし日本がここで欧州の幹部たちの目論んでいる策略にのって、ユーロ購入に走れば、結果としてユーロ崩壊はスピードアップしかねないでしょう。
 いまの日本は財政的に他者を救う余裕など全く無い状態です。ドル買いもやめ、ドルを売るべき時です。多少の損は仕方がないでしょう。
 近々、日本国債は必ず暴落します。これは断言できます。
 金利が上がることにより、日本の財政が破綻しそうです。この対策も必要です。
 いままでのプロセスで、野田首相も菅さんや鳩山さん同様、まともな大事なことの意志決定をスピーディにできない人のようだ……と私は思っています。「検討します」というコトバと、会議が多すぎるようです。これはトップの資格のなさを示しています。
 できれば、ユーロを助けるなどという、とんでもない意志決定こそ、「検討します」と言いつづけて、絶対にしないことを1人の日本国民として首相に強く望んでおきます。ともかく来年中には、世界経済は大変動に入るでしょう。その中心になるのは、日米独の対応ですから、日本政府はこれからは心して動いてください。
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10月19日に、読者に絶対に読んでほしい新著『人間の「正しいあり方」』が書店店頭に並びます。
 私は、2007年3月からの4年半以上にもおよぶ口内の辛い病気を、今度こそ完全に治したい……と考え、8月26日から最低の必要事項以外を中止、休養と治療に入りました。効果はありました。医院に行く以外はほとんど自宅にいます(ただし、文章は書いています)。
 そうしますと、世界情勢だけでなく、いろんなことが、いままでの10倍くらいもよく見えるのです。びっくりしています。
 それゆえに、「もう寿命が余りないのかも知れない」と思い、9月1日から、私の知ったこと、分ることの中の大事な点を本音で、このブログや著書内で書き発表しはじめました。
 また9月11日の「にんげんクラブ全国大会」に悪い体調を押して出かけました。
 そこで、たまたま、中矢伸一さんの御好意のおかげで、超満員の参加者に20分間ほど挨拶の時間をちょうだいしました。
 その時、大会議場の壇上で話しながら、ふとひらめいたことがあるのです。大至急、『人間としての「正しいあり方」』について、私の知っている大事なことを、まとめて1冊の本にして出版したい……と思ったのです。
 それで9月15日から25日までの間に、毎朝4時ころから起き出して1冊の本をまとめあげました。9月29日に校了しました。
 その本が、10月19日に書店店頭に並ぶ予定の船井幸雄著『人間の「正しいあり方」』(ヒカルランド刊)なのです。
 見本が、昨日(10月12日)、私の手元に届きました。真実を記した良い本が出来た……と思っています。定価は1,365円(税込)です。
 以下に同書の「まえがき」を紹介します(一部、文章は補正しました)。

まえがき
── 人間の「真の構造」や「正しい生き方」は、’90 年代はじめには、ほぼ分かっていた。

 第I部で紹介しますが、いま私のホームページ(船井幸雄.com)上の2011年9月1日と9月15日の私の発信文が大きな話題になっています。
 2011年9月10日と11日にパシフィコ横浜で、船井本社ならびに船井幸雄グループが共催で開催しました「2011年にんげんクラブ全国大会」には、2日間で超満員の1万人弱の方たちが参加してくださいました。去年も満員でしたが、さらにご参加の方がふえたのは、私の9月1日のストレートな内容の発信文に大きな理由がありそうに思えるのです。いま先進的な日本人の意識が、今年10月28日(日本時間10月29日)を目前にして必要に迫られて変わりつつあるようです。9月1日のブログの内容に興味を持った人が何千人も会場に見えたようです。
 その時に当たり、やむにやまれぬ気持ちで本書の原稿作成に取りかかりました。題名は『人間の「正しいあり方」』ですが、本書の原稿は、最近の私のブログや既著の中で、いま日本人に大事と思えることを、取り出し、それを最新の事情や研究結果によって補正、加筆してまとめたものです。日本人向けの文になると思います。
 個々の文章の原文は30万人以上の方がお読みになっていると思いますが、本書に書くことをまとめて、正しい知識や現実として知っておられる方は、多分1000人に充たないと思います。実際は100人もいらっしゃらないようなのです。それでは困るのです。
 これからは日本人が目覚めねばならない時代です。ぜひ、そのことを知るためにも、本書の内容の50%でもお知りいただきたいのです。
 実は私は2007年3月から体調を崩しました。といっても寝たきりというのではないのですが、ここ3年余り、外食は不可能といってよく、外出もままなりません。
 話しにくい、食べにくい、睡眠をとるのも大変なのです。口腔内が正常でないためです。たえず痛いのですが、抗生剤も鎮痛剤も一切やめました。効果がほとんどないからです。
 未来のことは確言できませんが、これからそんなに生きないかもしれないという気もします。ともかくもうすぐ79歳になる私は、私なりにいろんなことを知りました。
 そこで、自分の知っていること、できることで大事と思えることを、今年8月から控え目にですが、慎重に言ったり、行(おこな)ったり、書いたりしはじめました。その公にした最初の文章が9月1日のホームページの発信文なのです。

 私は天分(生まれながらに持ってきた能力)として、扶乩(フーチ)で、(自分のことは、エゴが入るのでむつかしいのですが)正しいことが多く分かるように思います。
 それに気づいたのは’80 年代半ばにフーチを極めた政木和三先生に出会い、いろいろと彼の経験やルール化されたことを聞き、実際におやりになっていることを拝見して、自分のフーチの結果を数年間チェックしてからです。
 当時、日本におけるフーチの達人は二人いるといわれていました。
 一人は政木和三先生(1916年~2002年)です。代表的著書に『精神エネルギー』(1987年、旺文社刊)があり、科学者で天才的な大発明家でした。我欲のない神さまのような方でした。
 私とは気持が合い、本当によい師であり、よい友でした。
 あとの一人は在藤泰秀さん(1911年~1992年)で、代表的著作は『霊波センサー』(1986年、たま出版刊)です。在藤さんは、やはり私と特に親しかった関英男工学博士(1905年~2001年)の友人でした。ただ、私は在藤さんとの面識はありません。
 私がフーチに興味を持ち、自分で研究しはじめたのは1970年代後半からですが、1980年ごろには政木先生、在藤先生のことを知り、力強く思ったものです。
 あと一人、私が1980年ごろにフーチの手ほどきをした人に古村豊治さんがいます。私と同年の人です。古村さんは経営者だったのですが、私からフーチの手ほどきを受け、特にフーチに関心を持ち、経営者を辞めて在藤さんに弟子入りし猛勉強をしたようです。いま現在、古村流のフーチ術を完成し、彼なりに大活躍をしているもようです。
 ともかく天分があるか、とことん研究しますとフーチで「人間のあり方」や「世の中の仕組み」など大事なことが、かなりはっきり分かるのは、私を含めて政木、在藤、古村さんの実証例からみましてまちがいないと思われます。
 一週間ほど前、学研パブリッシング刊(10月4日発売予定)の『死後の世界』(久保有政著)を、版元が見本として送ってくれました。
 「我々の本質は霊魂であることや、あの世が実在すること」などを実に詳しく科学や宗教面から実例をあげて検証した本ですが、実はこの本に書かれていることの大半や書かれていない大事なことが、より詳しく1990年ごろには、フーチですでに、ほとんど分かっていたのです。
 それを本書で、できるだけ分かりやすく説明したい……と思います。
 といいますのは、9月11日に「にんげんクラブ全国大会」で私が実演せざるをえなくなったいきさつとともに、本書の出版もいま時点で、すでにはじまっている「この世の大変化」を上手にのりきるために必然、必要だと思えるからです。きのう、そのことを、世界でもトップクラスの情報通といってよい友人のベンジャミン・フルフォードさんと話し、二人で納得しました。
 特に今年10月28日(日本時間10月29日)と来年12月21日(日本時間12月22日)という人類の意識進化に変化がおこると思える大事な日を目前に控えて、いまもっとも大事ことは、本書に書いたことをなるべく多くの人に知ってもらい、各自が「正しい人間性」の人間になり、自らの「性格霊」を強化してもらうことだと思えてならないのです。

 では、これで「まえがき」の大要を終わりますが、とりあえず本書の第I部に掲載した今年9月1日と9月15日の私の発信文を、まず慎重に御一読ください。
 なお本書で書く大半のことを、はじめて発見、公開されたのはあくまでも政木和三先生であり、私は、政木先生の追認者にすぎないことも、ご承知ください。
 また、本書内では、私の最近の著書やホームページ内で発表した文章をもとに、かなりの付記や補正をしてそれらを掲載しますが、それは出版をいそぎたいためのゆえなので、御了承ください。
 あと一つ、今月10日に店頭に並んだ愚息(船井勝仁船井本社社長)の最近著『未来から考える新しい生き方』(9月13日、海竜社刊)を読んで、びっくりしました。私のことを誰よりもよく知っている息子だけに「ありのままの船井幸雄」が随所で出てきます。親の私がいうと変なのですが、最高の船井幸雄研究書であり、本書で書いたことの実践書ともいえます。私の考えていること、行っていることだけでなく、私のできること、私についての不思議なことなども随所に出てくる名著(?)なのです。本書内にコメント「息子の声」として、同書から少し紹介させてもらおうと思っています。
 私が、いまもフーチを全面的に信用していないこと、フーチを決して好きでないこと、超現実的人間であることなども、同書を読めばお分かりいただけます。それでも各種の事象からみて否定できないことが多くありすぎますからフーチを本書に取りあげたのです。その点、誤解のないようによろしくお願いいたします。
 本書の内容を日本人の有意の人に、できればなるべく多くの人々にいま、心より御理解いただけることを期待し、「まえがき」のペンをおきます。

         2011年9月15日 熱海市の自宅書斎で  船井幸雄(転載ここまで) 

 できることなら、ぜひこの本を読んでほしいのです。
 価格は本体1,300円です。ここ20数年にばらばらに発表したことを含め、最近知った大事なことは、全部書いたように思います。
 30才から約50年、調べ、研究し、検証した「世の中の構造」や「人間の真実」についての集大成の本とも言えます。
 なぜ、いそいで、この本を出さねばならなかったかも書中に詳述しております。
ではよろしくお願いいたします。できることならお読みください。
                                           =以上=





時流を知るために、そして今後の対処のために私も行ってみたいセミナー

    11月13日のセミナーの案内状
    (クリックすると拡大して見られます。)

 ありがたいことに、私のところへは毎日、平均して2冊くらいの「本」が著者から送られてきます。これには、きちっと礼状は出しております。
 それから、こちらは礼状は出しませんが、平均して毎日5通くらいの「セミナー案内」が届きます。1ヵ月分くらいを集めておいて、とばし読みをします。中には、「すばらしいな」と思うのが、いくつかあるからです。
 今朝、ここ1ヵ月内に届いた百数十枚のセミナー案内を40分間くらいの時間を費して読みました。
 その中で、1枚だけ興味を惹かれ、「行ってみたいな」と思うのがありました。
 主催者を見ると船井メディアなんです。
 それは11月13日(日)に東京駅前の丸ビルホールで10時~18時30分にかけて開催されるという以下のような案内状です(右の画像参照)。ただ、このセミナーの題名は、私の気に入りません。ピントがぼけています。
 私なら、「時流を知り、これからこう生きよう」くらいにするでしょう。
  
 このセミナーで気にいったのは、本田健、清水国明、木村隆之、荒井義雄、小山敬子、人見ルミさんなど、出演者の大半が私と親しい人で、それぞれ個性豊かで、時代の最先端を走っている自信満々の元気な明るい人ばかりだと言うことが一つ目の理由です。木村隆之さんなどの東日本大震災の被災からの情報は胸をうちますし、この半日で、セミナー受講者は、元気とやる気をもらえるでしょう。
 二つ目は、料金が12,000円と安く、しかもさらに割引きがあることです。これでは主催者はもうからないでしょう。経営者的発想から見ると、儲からないことはやってはいけません。
 トークセッションが2回もあり、映画上映もあり、さらにいま話題の「気と健康の達人」の荒井義雄さんのパフォーマンスまであります。
 荒井さんは肥田式健康法の達人であるだけでなく、筆跡だけで、その人の全て(特に過去だけではなく現状と未来の状況と対処法)がはっきり分る超能力者(?)です。無料で教えてくれます。
 彼と名刺を交換し、個人的に親しく付きあうだけで、12,000円の価値はあると思います。
 さらに小山敬子さんという美人の医学博士で、経営の達人も、トークセッションに出演します。本業は医師ですが、老人や病人介護の日本有数のプロだと私は思っています。
 経営者としても優秀です。彼女の近著『介護がラクになる「たったひとつ」の方法』(今年9月30日、サンマーク出版刊)は、御本人から1冊いただいたのですが、きょうまでに4人の方から同書を送ってこられ、いま5冊も集まりました。そんなに不要なので、知人にプレゼントして喜ばれています。それくらいこの本は分りやすく、内容に人気があります。惜しむらくは題名がピント外れで、私なら『介護をする側もされる側も「幸せ」になれる、実践されているすばらしいコツ』とでもしたいところです。
 実践的で、すぐ活用できます。お読みになることを奨めたい本です。
 ともかく荒井さんや小山さんと親しくなれるだけでも出かける価値は充分にあると思います。
 11月13日ごろは、ちょうどいま悩みの種の私の口内治療が早ければ一段落する前後の日(予定は11月下旬です)、なのです。うまく終了しているか、痛みが少なくなっていたら、私もぜひこのセミナーに行ってみたいなと思っています。
 セミナーに出たり、会合に出る目的の最大のものは知識を得、元気を得、対処策を知ることですが、私は人脈づくりと観察眼の勉強もあると思っているのです。
 なぜ、野人の清水国明さんが清水(旧姓:永田)ケイさんに惚れて、まず子供をつくり結婚したかは、2人の顔を見れば、勘のいい人は瞬間に分りました。私は彼らの結婚前から「2人は必ず一緒になるよ」と数人の親しい人に言っていました。もし私が参加できて、私に話す時間をもらえれば、そのコツぐらいは話してもいいと思っています。
 できれば、ぜひ参加してそれらについても楽しんでください。
 ともかく、もし運がよければ、私も参加できるな。したいなあ、と思っているセミナーです。
                                           =以上=

★本文で紹介の『楽しく日本を元気にしよう!』セミナーの詳細・お申込みはコチラ
→ http://www.funaimedia.com/event/111113/111113.html





自分や国の未来も、他者の過去なども、少し手間をかければ、カンタンに分る時代になった。これを上手に活用しよう。

  稲生さんよりの資料(クリックすると拡大して
  見られます。)

 最近、私がもっとも驚いたのは光明(こうめい)さんの能力です。
 9月30日に、池田整治さんが、私の体調を心配して、彼と親しい光明さんと一緒に私を訪ねてくれました。この日が光明さんとは初対面でした。
 光明さんは、彼が知っているある特定の対象に意識を集中すると、その対象(人でも国でもいいようです)の過去も未来も、はっきりと見えるらしいのです。
 天性の能力だと思います。ちなみに写真をお見せし、彼が全く知らない人の過去や結婚運などについて、聞いてみますと、見事に的中するのに「びっくりした」のです。
 この日、今生の私の使命に重要な関係のある過去生について少し話しを聞きました(いま今生の使命調べをしているからです)。
 それだけなら、きょうこのホームページに、このような文章は書かないのです。
 実は10月6日に『聖書の暗号』の解読者の稲生雅之さんが、「新しいソフトが、ほぼ完成しました」……と報告に来てくれたのです。これと光明さんの話しが一致しましたから、「びっくり」して書くのです。
 それは右上の画像のようなものです。また、以下も稲生さんからのメッセージの一部です。

 暗号解析ソフトである「バイブルコード メッセージ」はあなたの歩み、魂の成長をサポートする道具です。私達を公正で平和な世界へ導いてくれるでしょう。
                              イオン・アルゲイン 稲生雅之

販売開始      平成23年10月27(木) 下記メルマガHPより予約受付中
ソフトウェアはソフトウェアサイトよりダウンロードとなります。
事前CD配布予約分は郵送致します。

ソフトウェアサイト http://www.biblecode.biz/ (10/27より)
          個人で作成したリストや情報の交換サイトにする予定です。
          メルマガで解析した内容のデーターも公開予定。
メルマガHP    http://www.biblecode.jp/

 2011年12月より使い方の講習会も予定しています。HPをご覧下さい。
 どなたの名前も暗号上に確認できると思います。ソフトウェアの機能とマニュアルの解説でも名前と誕生日がうまく出せない場合は、メールにてサポート致します。

株式会社 サイファーソフト
〒273-0864 千葉県船橋市北本町1-17-25 ベンチャープラザ船橋201号
お問い合わせ   Mail info@biblecode.jp
注)このカタログは暫定版です。仕様に変更はなく、カタログデザインを修正予定です。

 そこで私は稲生さんに、「新しいソフトで私の過去生の中で、今生の使命に特に関係のあることをピックアップして、私あてに送ってください。それが納得できたら、私のホームページ上でこのソフトのことを少し書きますよ」と軽い気持ちでいいました。
 この日の夜に、彼が私へメールしてくれたのは、説明文2枚(略)と、つぎに掲載する1枚のコード解析表だったのです。この解析表をゆっくり見てください。他人のことですが、これはソフトの価値を知るために見てほしいのです(左下画像参照)。



 「聖書解読」表(クリックすると
 拡大して見られます。)

 これを見て、私は本当に「びっくりした」のです。『聖書の暗号』は正しいようです。
 私の今生の使命に関係のある過去生の人の名前がこの表からは「ラーマ」「ダニエル」「入鹿」「官兵衛」と4人出てくるからで、これは光明さんと話していた人たちと、官兵衛さんを除いて3人までまったく同じだったのです。
 ちょっと私ごとを説明します。昔から私は「ラーマ」と「官兵衛」については、それぞれについて調べられる限り調べていました。それくらいこの2人には興味があったのです。
(1)「ラーマ」とは、1万2000~3000年前のムーのさいごの王で、『聖書の暗号』に「愛のコード」を、死の直前に書きこんだと言われている人です。
(2)「ダニエル」というのは、ダニエルの予言書で有名な旧約聖書に出てくる人で、イスラエル人です。捕囚としてバビロンに渡され、王や偶像礼拝を拒否してライオンの穴に投げこまれたのですが、無傷だったという予言者です。約2600年前の人物です。
(3)「入鹿」は蘇我馬子の孫で、古事記、日本書紀では大悪人となっており、645年6月12日、皇極天皇の目前で、中大兄皇子や中臣鎌足などによって殺された有名な人物です。約1500年前に実在した人物です。
(4)「官兵衛」は秀吉の知恵袋と言われた黒田官兵衛のことです。約500年前に生きていた人です。

 私は、「ラーマ」と「官兵衛」には人ごとと思われないくらい惹かれて、昔から興味がありました。
 蘇我氏についても、古事記や日本書紀の蘇我氏についての文章はウソで塗り固められたものだという確証をもてるくらいのことは知っていました。特になぜか「入鹿」は善人で良政を行なったと高く評価していたのです。それだけの史実も調べました。
 しかし「ダニエル」については、光明さんの話を聞くまではほとんど知りませんでした。
 ただ、エゼキエル書とダニエル書だけは聖書ぎらいの私にしては、ユダヤ人とエルサレムを知るために、珍しく興味を少しは持っていたのです。
 ともに予言書だったからだと思います。

 ここできょうの発信文のポイントにもどります。
 もし光明さんのような人と親しく、尋ねるチャンスがあれば、過去ははっきり分りますし、未来もほぼ分りそうです。
 しかし多くの人は、このような卓越した人間性の能力者と付きあうのはむつかしいでしょう。
 だが、稲生さん開発のソフトくらいは、たいていの人は買えるでしょう(稲生さんの新ソフトの価格は31,500円(税込)です)し、パソコンを一人前に活用できるのなら、自分の過去生のことも、近未来のことについても必要な情報は入手できそうな時代になったようです。
 未来はあくまでも、これからわれわれも参加して決めるものだと思いますが、このソフトを知り、世の中の変化を感じました。
 私は10余年前からパソコンと付きあいはじめ、携帯電話ももちろん持っています。しかし必需品というほど使用しておりません。たとえばパソコンには、1日に20-30分以上は付きあいませんし、携帯電話は、公衆電話が減ったので、必要な人に必要な時にかけるだけです。1日に平均して3-5回くらい使うだけで、メールには一切使用しませんし、かける時以外は電源を切っています。なぜなら、こういうものによる情報には、まちがいも多いし、たいていは時間のムダで、不要だと思えるものだからです。
 いうならば、時間が惜しいからです。大事な情報はITなどネットではほとんど入手できませんし、それらはスティーブ・ジョブズ氏には悪いのですが、マイクロウェーブの周波数を持つ電磁波を浴びることになるので、カラダにも悪いからです。
 多分10年たてば、このような機器は全て一掃されているでしょうが、きょうここで紹介したような光明さんのような卓越した善人の生来能力のある知人を何人か知り、3年に一度くらいは自分や親しい人の近未来を稲生さん開発のソフトで知るくらいは許されるように思います。何よりも自分が分り、よい対処策が見つかりそうですから、それらを知るのは有意義ですね。よいか悪いか分りませんが、変な時代になったと思います。
 ぜひうまく活用したいですね。
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『船井幸雄.com』に「有料メルマガページ」を、つくりたい。
 先日、本ホームページでおなじみの池田整治さんや、彼の親友のフシギな超能力者(ある対象に意識を集中すると、その対象の過去も現在も未来も彼には見えるようです。その対象は、彼が特定できる存在なら人でも国でも可能なようです)の光明(こうめい)さんと2時間くらい話しました。そのことは10月20日の当ホームページに書いたとおりです。
 その折、彼らは親しい人から依頼されても知っていることの10-50%くらいしか公表していないようだと思いました。当然のことだと思います。
 私もどういうわけか、いろんなことを知ります。それを著書や講演、このホームページなどで公表してきたのですが、考えてみれば、なかなかストレートに知っていることを100%発表できるわけではありません。
 今年9月に入ってから、体調や余命、世の中の変化などの時流を考えて一挙に公表度を高めましたが、多分、それでもいまで、知っていることの公表度はつぎのパーセンテージくらいでしょう。
 多い順に私の関係しているものについて書いていきます。私以外の人の%は私の推定です。

1.船井塾(私は90-100% 特別講師も90-100%くらい)
2.『ザ・フナイ』の文章(私は50%くらいですが、他の執筆者は50-90%くらい)
3.『にんげんクラブ』の文章(私は50%くらいです。他の執筆者は50-70%くらい)
4.『船井幸雄.com』の発信文(私は40%くらい。他の方は20-60%くらい)
5.私の著書(今年9月刊までの本は10-50%。10月刊以降は60%)
6.講演(今年8月25日の「船井総研」セミナーで40%。9月11日の「にんげんクラブ」大会で90%。しかし、一般のセミナーでは10-20%くらい。多分40%以上はむつかしいでしょう。)

 そこで、もっと公表度を高め、数百人単位の「有意の人」に大事なことを知ってもらいたいと急に考えはじめたのです。
 その結果、私が責任を持つ「有料メルマガ」が、いまのところ良いように思えてきたのです。(もう少し年齢をとると、息子に委せようと思っています。)
 一般には公開しにくいが、大事なことを、それを知りたい「有意の人」に知らせたいのです。そのために、

①毎週1回、決められた曜日に発信したい。
②月に1回は私も書くことにする。他の週は前記池田さんや光明さんのような私の知人で信用できる「超プロ」の人に発信してもらう(発信候補者はいまのところ20人くらい心当りがあります)。
③情報レベルは、発信人の知っていることの80-90%を目安にしたい。
④悪口は書かない。原則として他者を肯定しながら、
 (a)専門的なこと
 (b)未来予測
 (c)対処法
 (d)真実情報
 ……などにしたい(内容がまずい発信文と思う時は、発信者に相談し、当面は私の責任で、まずくない発信文に変更してもらう)。
⑤会員制にし、有料として会員にしか発信しない(弁護士に会則をつくってもらいます)。

 いまのところ入会金8万円、年間12万円の会費とし、1年分会費は前納してもらう。この辺の金額が内容とか秘密を保持する現状での適正額と思う(入会金は返済しませんが、会費はメルマガを中止した時点で月割りで計算し、返金します)。

 ……大体、以上のように考えております。
 私の関係では「船井塾」につぐ高額会費になりますが、実は、これは有料会員制で、毎月1回講演会形式で、以前からやりたいと思いながら、私の体調の関係でできなかったものをメルマガ方式に切りかえよう……としているものです(もちろん、体調を見て、実行するか否かは今後考えます)。
 現在、正しい情報や未来予測などは無料ではだれにとりましても、生きている間は入手不可能だと思います。これは私も同様で、多くの真実の情報を集めるためには、年間で何千万円単位の投資(?)をしています。それくらいの投資価値はあるものです。そのおすそ分けが有料メルマガです。
 ネットや新聞、テレビ、政府などの公式発表では、真実を把みがたいいま、私がこんなことを考え計画していることをぜひお知りください。よろしく。
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人間としての基本的なことと、これからの変化。これだけは知っておこう。
 最近の私は年齢(もうすぐ79才)のせいと、4年半をこえる体調不良のせいで、いつこの世からおさらばするかも分らないと思い、知っていることを、ストレートに本音で書きはじめました。書くよりも、しゃべりたいのですが、口内異常が体調悪化の主因なので、講演や対話は、いまのところ慎んでいます。とはいえ、たまに話す時は言いたいことを遠慮なく話しています。
 ふつう人前で書く時には、知っていて公開したいことの10%、話す時は20%が限界と言われているのですが、今年9月からはともに60%ぐらい公表しています。
 きょうは、今月20日ごろに書店店頭に並んだ私の新著『人間の「正しいあり方」』(ヒカルランド刊)の内容を、私が、自分の知識をもとに結論中心に書いたので「せっかく読んでいただいても少し分りにくいところがあるよう」に感じます。そこで、だれもが同書の内容を、御理解いただけるように付加し説明しようと思います。
 同書の内容をゆっくり、一々吟味して読んでもらえば、分るように書いているはずだったのですが、少しむつかしかったのか、読者からの御質問が多いのです。そこで、きょうのこの発信文で、だれにでも分ってもらえるように大事なことを解説します。

1.人間とは、どんな存在で、今後の人間世界がどうなるかにつきましては、1990年ごろには扶乩(フーチ)によりまして、ほとんどのことが分っていました。フーチ(波動探査術)については、同書で詳しく説明しています。また、参考書も多くありますし、なぜいろんなことが分るのかとか、その証明につきましても少し勉強してもらえば、だれにでも肯定してもらえるだろうと思います。キネシオロジーテストなど多くの点で実用化されています。
2.人間は、本質である「魂」と「魂の容れ物の肉体」が一体化して成りたっています。「魂が主」で、「肉体は従」の存在です。
3.受胎した時に「魂が肉体と一体化」します。そしてこの世の人間となります。
4.「魂」は不死の存在と考えてよいと思います。
 「肉体」は、死とともに消滅しますが、「魂」は「あの世」でも存在して、「魂の成長」=人間性と霊性の成長を続けます。
5.あの世に行っても、「魂」は、この世にいる時の「肉体」と同じように「幽体」とか「霊体」と呼ばれているカラダを持っており、やはり「魂とそれらのカラダ」が一体化しています。だから人間は成長しやすい存在なのです。
6.この世に生まれて来る時は、「魂」が「肉体」をえらびます。分りやすく言いますと、子供が親を選んで生まれてくるのです。両親は子供の肉体を創りますが、その「魂」は選べません。親子の関係では、「主は子供の方にあり、親はあくまでも従」なのです。
 これは大事なことなので、ぜひ覚えておいてください。
7.われわれの故郷は「あの世」で、「この世」は勉強の場所です。
 この世は、もっともスピーディーに魂が成長するためのものでもあるのです。いまの人間はまだレベルが低いので、「生老病死」など、この世ではいろんな悩みが発生するようになっています。ふつうは「この世」では安定して幸せには生きにくいようになっているのです。
8.また、いまのところ、地球人はレベルが高くないゆえに、生まれてくる時に生涯の99%くらいを決められ、魂もそれを認めてくるもようです。この世の人間の大部分は、彼らに自由に委せるとまだ世の中の収拾がつかなくなるレベルの存在だからのようです。とはいえ、未来は100%決まっているわけではありません。努力しますと、よい方に変えられるようです。もちろん悪い方にもです。
9.近年、地球人の一部の人ですが、人間性と霊性のレベルが高くなりましたので、いままでの地球と、地球人についてのシステムが、その先進的な人々にあわせて今後は大きく変りそうなのです。
 多分2020年ごろまでに大変化すると思われます。
 一部はすでに変りはじめております。
 特に今年から2-3年間は、人間性と霊性の進んだ敏感な人にはその変化がはっきり分ると思えます。
10.これからは「あの世」も「この世の変化」に合わせて大きく変りそうです。
 幽界などは消滅する可能性が高そうです。
11.「人間」は「神」とは別種の存在のようです。原則として「神」は、カラダを必要としない魂だけの存在だと考えていいでしょう。

 ……以上の11項目ぐらいを一応アタマに入れて拙著『人間の「正しいあり方」』を、熟読というか、ちょっと丹念にお読みください。
 一応、同書で私が何を書きたかったか、言いたかったかは、それでお分りいただけると思います。そして人間として「正しく生きられる」ようになってもらえるはずです。
 もちろん、これからも私はより研究をします。まだ知りたいことが多くあるのです。
 どうやら体調がよくなりそうですし、まだ今生の果さねばならない使命が残っていそうなので、より詳しく研究し、公表できるだけの時間はありそうです。
 さいごに以下のことだけは必ず知っておいてほしいのです。

(A)未来は、われわれでかなり決められます。これから、ますますそういう世の中になりつつあります。
(B)われわれは生まれてくる時、各自が使命を持ち、それを認めて「この世」に来たようです。
 その使命を果すべく努めねばならないので、ぜひ、自分の使命を思い出すか探してみてください。あんがい分ってくるものです。
(C)われわれの思い、祈願は、正しいことなら必ず実現します。
 肉体を主に考えますと、それは人間の本質である自分の霊魂に、遠慮なくたのめばよいのです。神仏にたのんでも、ほとんど効果はないようです。人間のたのみを聞くのは、神仏の使命ではないようなのです。
(D)ただ神仏という「優れた存在」には、教えを乞い、できるだけ神仏と仲よくするべきだと思います。
(E)そして神仏とともに、「よい世の中」をできるだけ早く創ろうではありませんか。これがいまの地球人全体の大きな使命と言えそうです。

 ……なお、私はフーチに多少の天分はあるようですが、ふつうの人間です。専門の経営については詳しく、よく知っています。また経営コンサルタントという仕事の必要上、人間や世の中のことを、フーチなども活用し、とことん勉強したのです。かなり詳しくなりました。
 それで、ここに書いたくらいのことまでは分ったのです。いまも、特別の能力は経営=人のことが分ること以外にほとんどないふつうの人間です。それでも、『人間の「正しいあり方」』などということが書けるよになってきたようです。よろしく御理解ください。
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有料メルマガについて(パソコン、携帯電話、スマホはできるだけ使用をやめよう)
 10月24日のこのホームページで、有料メルマガ(会員制)の配信をしたいと書きました。
 おそくとも来年1月のはじめより実行しようと思っています。
 毎週1回、木曜日に発信する予定です。
 月に4-5回中の1回は私が書きます。
 あとの週は私の知人中、一般には発表しがたいことと思えるが非常に大事なことを知っており、書ける勇気のある人を、いま選んでいます。20人くらいはとりあえず思い当ります。
 飛鳥昭雄、池田整治、泉パウロ、古村豊治、ベンジャミン・フルフォード、稲生雅之、岡田多母、光明さんなどです。書くことの具体例をきょうは一つ出してみます。
 まず、私は、「パソコン、携帯電話、スマホなどは、できるだけ最低限しか利用しない方がよい」ということを書きたいのです。「だれでも簡単に過去や未来が分るようになった」(このホームページの私の10月20日の発信文参照。なお、このソフトでは未来も簡単に分り、私はまず「2011~2013年の自分の未来」を見、ついで10月20日の発信文の「今生の使命に関するもっとも関係のあった過去生」を見たのです。しかも、このソフトはわずか3万円(税別)というのですから「びっくり」です。これは30万円でも安いですから、何かのまちがいかも分りません)。ともかく、このような情報を月に1回はメルマガで自ら書きたいと思っています。
 具体的に言いますと、多分だれもふつうは発表しない情報で、大事なことを知らせたいのです。
 私は、いま、1日にパソコンの前には30分以上座りません。
 30分内しかパソコンを見ないということです。
 携帯電話は一方的にかけるだけ、1日に3-4回以上は使いません。あとは電源を切っています。メールは受発信ともストップです。
 スマートフォンは買いましたが、すぐに他人さまにあげてしまいました。それらにはもちろん理由があるからです。あとで理由を説明します。なぜかという、このようなことをメルマガで出したいのです。
 こういう情報は、いまのところだれも発信してくれません。しかし非常に大事なことです。
 だからこのような情報の発表を「有料」にして、週に1回発信したいのです。常識外のことが多いと思います。だから、まだ多くの人は知らないのです。とりあえずきょうはパソコンの話しからします。
 パソコンなどのほとんどの電子機器というか、IT機器のワイヤレス通信部の周波数がギガヘルツ域になっているからなのです。これを選んだのはスティーブ・ジョブズです。私はこれは天才と言ってよいスティーブ・ジョブズの大失敗と言ってもいいものか、シークレット・ガバメントの意図的な洗脳による(?)のかとも思いたいくらいですが、ギガヘルツ域の周波数は波長でいえばマイクロウェーブ域といえます。電子レンジは英語ではマイクロウェーブと言いますね。ともかく電子レンジの電磁波の周波数域なのです。
 これはカラダの中の水に作用するだけでなく細胞の核のDNAや蛋白質にも悪影響を与えます。
 いうならば、これらを多用するのは、はっきり言って自殺行為だとも言えることなのです。
 信頼すべき研究では、脳細胞の中のアルブミンという成分に影響し、生物は一種の精神障害をおこすことが分っています。
 これについてはデイヴィッド・アイクがかなり昔から警告していたことですが、私が気づいたのは5年ほど前です。ギガヘルツ=1,000,000,000Hzは脳細胞に悪影響をまちがいなく与えます。
 電子レンジと同じ電磁波を常に浴びることですから、パソコンや携帯電話、スマホとはできるだけ付きあわない方がよいのです。
 したがいまして5年ほど前から、それまでは1日に4-5時間もパソコンを活用していた私は1日に最高でも20-30分に減らしました。
 周辺の人には、「メールなどは時間のムダだし、できるだけ活用しない方がいいよ」と言ってきましたが、みんなが便利だと思って喜んで活用しているのを見ると、強くいえないことでした。
 しかし、あと10年も経てば、世の中が変るので、ほとんどのIT機器は不要になりそうですし、いまでも、ほとんどの人はムダな時間をこれらのために取られているように思います。
 事実、私は、現状で全く不便を感じていませんし、正しい情報はいくらでも集ってきます。
 このように大事なことで、多くの人が知らないことを、とりあえず、そのような情報に興味のある人=よい世の中を創るのに必要な一にぎりの人にだけでも知らせたい……と思いはじめたのです。
 いうならば、私には真実を95-100%伝えている「船井塾」という会員制の勉強会がありますが、それに次いで真実を80-90%は伝える有料メルマガ会を立ちあげたいのです。
 いずれ近々に会員募集をはじめますので、よろしければぜひ会員におなりください。よろしく御検討しておいてください。
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9月

私が9月10日、11日(にんげんクラブ全国大会)の時に、してみようと思っていること
 (きょうは、ヒカルランド刊の泉パウロさんの近著の紹介をしようと思っていました。ただ「にんげんクラブ全国大会」まで、日時が余りないので、急遽、この文にしました。泉パウロさんの本のことは9月5日に発信します。
 実は、きょうのこの発信文に書くことが、正しいか……と言いますと、大学で理科系の学部を出た私には、理性的におおいに抵抗があります。しかし私の本質=霊魂=ガイドは、多くの実例からみて、以下に書くことを「正しいことのようだ」と思っています。これが本音です。だから9月10日と11日に「してみようと思っていること」の実際の実現の可能性は高いと考えています。
 この私の本音を知ったうえで、どうぞ多少フシギな文章(?)ですが、きょうの発信文をお読みください。) 

 私はふつうの人間だと思っています。未来のことなどは分りません。ただ、「経営」が分り、「PR」が上手で、「予測」したことがよく当るというのは、50年以上も、それらができないと生きていけない仕事を数多く行なってきたからだ……と思っています。
 経験が正しい勘を創ってくれたのだと、理解しています。
 ところで、どんな人にも、使命があり、それを達成するための特性が与えられているようです。
 たとえば、3.11大震災を正確に予測した知人が、10人ほどいます。
 ブログ上に書いてずばり的中させて有名になった照(しょう)さんをはじめ、カミンチューさんなどの人です。
 また分らないはずの過去や未来を、ほとんどずばりと当てる知人も10人くらい知っています。光明(こうめい)さんや多母さんなどです。これらの能力は、生来のものだと思います。
 「聖書の暗号」や「日月神示」も、なぜかよく未来のことが当ります。
 いまのところ、それらの理由も私なりに仮説をつくり、一応納得しています。
 そこで、私の良い特性を、「生来のもの」と私の考えた「仮説」から考えてみました。それは今生の私の使命と関係があると思えたからです。
 そのきっかけは、8月1日に古村豊治さんが久しぶりに訪ねて見えたのです。
 彼は「お願いがあるんです。このままでは、天災、人災で世の中が大変です。もう時間的余裕もありません。船井先生、先生の能力を活用して、とりあえず天災、人災を一時的にも防いでくれませんか?」ということなのです。
 古村さんは1932年生れ、私と同学年、古い友人です。お互いによく知っています。
 いまから30年近く前、私は当時、経営者であった彼にフーチ(波動探知術)の手ほどきをしました。フーチとは、扶乩という中国語が原語で、「神の意見」という意味です。
 これは日本や中国だけでなくヨーロッパにも昔からある分らないことを知る技術で、一般にはラジエスセシアといわれ、1980年代に、私は、学者であり、日本の発明王と言ってもよい政木和三さんのおかげで、使えるようになりました。理論上も大学教授などと協同研究をして詳しくなりました。
 日本の最近のフーチは、政木さんが完成した「政木フーチパターン」と、関英男さんの友人だった在藤泰秀さんによって完成された「霊波センサー」の二流が主流としてあります。その後、経営者を辞めた古村さんは、在藤さんに弟子入りし、「古村流フーチ法」をつくりあげたのです。
 多分、いま日本でフーチをもっとも上手に使用でき、活用しているのは古村さんだと私は思っています。何百人もの弟子がいるもようです。
 このフーチは名人が活用すると、あらゆることに対して正しい答が出るようで、政木和三先生は、5万人以上の人を測定し、その域に達していたと思います。
 これは政木さんの著作を2-3冊読めばよく分りますし、私は彼とは特に親しかっただけに、政木さんのフーチの答が正しかったことはよく分ります。
 1985年の11月27日には念入りに私のことを彼は測定してくれました。
 その時は私の性格、IQ、運勢、寿命などを詳しく測って特別に書いてくれましたので、そのまま拙著『人間の研究』(PHP研究所刊)に載せています。「未来は決まっていないはず」ですが、いままでのところ、彼のフーチ測定の結果は私につきましては当っているように思います。
 ともかく古村さんから、8月1日に前述のようなとんでもないことをたのまれたのです。
 ちょうど、そのころ、私とは古い友人で、未来も過去も見事に、瞬間に的中させる能力があると思える岡田多母さんが、9月10日の「にんげんクラブ全国大会までに何とかしなければ?」と言っているようだと、人づてに耳に入ってきました。彼女はこの会の講師の1人です。
 そこで、8月上旬に調べますと、NASAの動き、エレニン彗星(すいせい)のこと、さらに日月神示のコトバなど、今年8月末から10月にかけて大天災、人災が、地球というか人間にふりかかりそうなことが私なりに分ってきました。
 その大要は、8月29日のこのホームページに書いたとおりです。
 ここで、なぜ古村さんが、前述のような変った要望を私にしたかをカンタンに説明します。
 いまから10年くらい前になるかと思います。古村さんが「死んだあと、みんな極楽へ行けるとよいのですがね」と言いました。
 そこで死んだ後に霊魂が、ここへ行くとロクでもないと言われている「低層四次元界(いわゆる幽界の中の芳しくないところ)を、消滅させればよい」と、ふと思ったのです。そこで一つの試みを実行してみました。
 私には幼年時から、「出来ると確信を持って、強く思って気合いを入れる」と、それが実現するという変った特性というか能力があります。それにこの時は、なぜか確信が持て、この、とんでもないことを試みてみたくて仕方がなかったのです。
 そこで、地球の「低層四次元界が消滅した」と確信して強く思って、気合いを入れました。古村さんには、その旨を連絡して、フーチでのチェックをたのみました。
 その1週間ほど後に、古村さんから連絡があり、「船井先生、見事に消えましたよ。そのために、そこから情報をもらっていた霊能者たちが、全く情報がとれなくなり、てんやわんやしていますよ。幽界を消滅させるなんてことが船井先生はできるのですね。びっくりしました」ということだったのです。しかし、そのことには、ほとんど興味の無かった私は、いつのまにか忘れてしまっていました。当時からの私には無関係なことだったゆえです。
 ただ考えてみますと、「闇の勢力の本体」だった宇宙の知的種族は地球域を90年代後半に去ったはずですが、彼らが去る時に低層四次元界に人類支配のための情報源を残していったように思います。それゆえに私は私の今生の使命(?)から、ここを消滅させたかったようにも思います。
 ここでまた古村さんの8月1日の話しにもどります。「消滅した幽界に虚の部分が出はじめているんです。これも今後出ないようにしてほしい。それから今年の9月、10月を何とか人類、特に日本人に大災難が来ないようにしてほしいのです。危険なことはフーチで分ります。他の人では、これはできないことなので、ぜひよろしく。特に8月中旬から首都圏が非常にアブナイようです」というようなことだったのです。
 以上ありのままに、述べたのですが、古村さんの要望に応えられるか否かは別にしまして一応8、9、10、11、12月の今年中は、日本には大天災、大人災が来ないだろうという確信が私の気持としては持てましたので、それだけははっきり強く思って気合いを入れておきました。この面での私の能力が本物なら、日本は本年中は大丈夫でしょう。いま私は大丈夫だと思っています。
 この後、古村さんに彼自身が開発した「探査時点移動法」でチェックしてもらったところ、「日本は全く大丈夫。アメリカは少しキビシイ」という結果が出たようです。

 さてここからが大事なことです。
 私ごとですが、3月14日につづいて8月17日に左下アゴ骨の手術を受けました。
 3月14日は3時間10分、8月17日は2時間40分の手術時間だったんですが、手術をしてくれたのは名人といわれている口腔外科医の矢田浩章博士です。
 その後、口内のアフターケアは有名な歯科医の宮崎仁博士が担当してくれています。
 私がもっとも信頼する2人の博士のおかげで、口内は、まだ痛むし、いま時点では、正常ではありませんが、よくなるだろうと希望を持っています。こういう自分についてのことは、エゴが入るのでフーチでたしかめるようなことはしていません。エゴが入ると、フーチは正しい答を出してくれないのです。
 私は古村さんがフーチに熟達してからは、彼にきけばよいのでフーチは一切やめてしまいました。分らないことを、知るのは気がひけるからです。やめてから十数年以上になるでしょう。
 ただ、古村さんから最新式の最善のフーチ一式を8月に入ってプレゼントしてもらいましたので、手術後の痛みを忘れ、徒然(つれづれ)な時を有意義に過すために、政木さんや在藤さんの本を久しぶりに読んで、ついでにフーチでいろんなことを久しぶりに測定をしてみました。
 もちろん、その結果を古村さんに報告して彼にも再チェックしてもらいました。いまのところ「僕のフーチの答は現在も正しいし大丈夫だな」と思っています。
 今度、政木先生の本を読んでみて思い出したことは、政木流の解釈ですが、われわれの本質は霊魂で、彼はそれを「第一生命体」と言っています。
 肉体は、受胎した瞬間に第一生命体と合体するもようです。
 肉体にとっては、この第一生命体を守護霊と考えてもよいようで、人間は自分の「守護霊」にだけは、どんなことを頼んでもよいようです。欧米では「守護霊」のことを「ガイド」と呼んでいます。
 それで気づいたことがあるのです。私の特性の一つは、私の「ガイド」を通じて、他人さまの「ガイド」にお願いし、他人さまの人間性を正しくしたり、高くすることができるようだということなのです。いままでに何十人かにやってみました。これは、ホ・オポノポノポノのヒューレンさんと同じことです。彼も、これができるから写真だけで何百人もの精神的に変な人を正常に変えられたのです。
 ここまでは、今度フーチで調べて分りました(これで、大事なことが分りました。今後は、よほどの時以外、フーチは活用しないようにしようと思っています)。
 そこで、以下のように決めたのです。

(1)今年の9月10日、11日の「にんげんクラブ全国大会」に参加される方の「ガイドさん」に、私のガイドを通じてお願いして、その全員の人間性を正常な人(悪いことをしない、考えない、我欲も最低限の人)になってもらおうと思うのです(いまはこのような日本人が大至急1000~4000人くらい必要なようだからです)。

(2)今年の10月28日の、コルマンインデックスでいう人類にとってもっとも大事な日に(1)で、人間性が完全に正常になっていただいた人たちに、世の中をよい方に変えられる人になるように第一生命体の神格化をお願いし、さらに第2生命体を強化して、いい世の中づくりのリーダー的人間になってもらいたいと思っています。
 政木理論では、第一生命体の神格化、あるいは第2生命体(指導霊)の最強化と言いますが、ここまでは私の「ガイド」を通じて、にんげんクラブ全国大会に参加される方のガイドさんにお願いし、そのようになってもらいたいと思っております。100%可能だと確信があります。ただ、こんなことが嫌な方は自分のガイドさんに拒絶してもらえばよいと思います。

 この大会にはできれば私も参加して御参加の皆さまにアイサツぐらいはしたいと思っています。また前記(1)、(2)が可能で、行なってもよいことはフーチで確かめました。
 が、いまのところ体調からみて私のカラダが会場のパシフィコ横浜に行けるか否かは分りません。
 が、肉体が参加できなくとも、私の「ガイド」には参加してもらいますので、(1)(2)は必ず実現するだろうと思います。皆さんの意志で、その方のガイドさんが拒絶されない限りは大丈夫でしょう。そして、これはほとんど拒絶されないと思っています。なぜならこれからのよい世の中創りのために、それが、いまもっとも必要なことだと思えるからです。また、そのために「にんげんクラブ」を創ったようなものです。しかし、どうしても嫌な方は、「私のガイドよ、断ってください」とたのんでもらえばOKです。
 なお、私個人の話しだけでは読者もここに書いたことを信頼されないと思いますので、ぜひ、政木さん(代表的なのは『精神エネルギー』(東洋経済新報社刊))や在藤さん(代表的なのは『霊波センサー』(たま出版刊))の本を一読してほしいし、古村豊治さんの研究所へお問い合せくだされば、お分りいただけると思います。古村さんには『らくらく探査力』(中央アート出版社)という著書もあります。彼のところのFAXは、059-392-2630で、メールは、jikuukenn@gmail.comです。 
 最近、私は自分の寿命が、そんなに永くないような気がしますし、生きている間に今生の使命を果したいと痛感しはじめました(とはいえ古村さんによると、私の寿命はあと何十年もあると出たようですが)。
 きょうは、ふだんなら決して書かない自分の特性やフーチのことなどを、かなりストレートに書きましたが、このようなことの研究をはじめたのが30才からです。日本人の中ではこのような面では非常に詳しい一人と思っています。そのうえ私は現実家で常識人です。その点もご了解のうえ、「にんげんクラブ大会」での御自身の本質である生命体のよい面への変化を、心からたのしみにしていてください。
 ともかくフーチは、エゴが入ることには、正しい答を出してくれません。
 また、自分のガイドには、何を頼んでもいいようですが、「自然の理」に反することは、聞いてくれず、それは実現しないようです。世の中の仕組みは上手にできているようです。
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※~にんげんクラブ大会事務局よりのお知らせ~
「にんげんクラブ全国大会」へのお申し込みが殺到すると思われる為、チケットお申し込み受付を
9月4日(日)まで延長いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

★詳細・お申込みはコチラ→ http://www.ningenclub.jp/nct/
にんげんクラブ大会事務局 TEL:03-5796-2710






泉パウロさんの衝撃の本を読もう
 泉パウロさんは、純福音立川教会の牧師さんです。
 何冊かの著書があります。
 これから紹介しますのは、正式には8月31日ヒカルランド刊の『本当かデマか 3.11[人工地震説の根拠]衝撃検証』という8月中旬から書店に並んだ彼の著書のことです。
 まだお読みでない方は、できればぜひ1冊購入して一読してほしいのです。
 定価は本体が1,700円、約360ページの本です。
 ふつうなら半日で読める量の本なのですが、書かれていることにショッキングなことが多く、ノートをとりながら読みましたので、私は、ちょうど十数時間かかって読み終り、大学ノートで数ページのメモが残りました。
 この本の内容を私は100%信用しているわけではありません。後半は聖書の話しが多く、私には分らないのです。しかし、3.11についての検証の仕方は確かですし、ベンジャミン・フルフォードさんや飛鳥昭雄さんから聞いたことなどと照合しますと、前半は80%以上は信頼できると思います。
 それとともに、3.11大震災は明らかに某国の手によっての人工の攻撃であって、本当は3月20日ころまでに東京を壊滅させようとしていたようです。
 しかし、それは東京湾の地層のおかげで助かったことも分りました。
 どうして、某国が日本に対してこのような人工地震を仕掛けてきた理由や、その他いろんなショッキングなことがこの本にはつまっております。
 その辺のことについてとか昭和天皇に関する記事につきましては、かなり疑問がありますが、といってそれらも100%否定できるものではありません。
 それくらい検証に力を入れている著作だからです。
 まず、地震兵器を自由に使える某国による人工地震にちがいないと判断せざるを得なかったことから記します。
 これは主として気象庁発表の地震情報をまとめて検証したものです。
 今年3月11日14時46分に宮城・福島県沖の太平洋を震源とするマグニチュード(以下「Mg」と記します)9.0の大津波を伴なう巨大地震が起こりました。それから20分間隔で、最初の震源地の近くで3回地震が起きているのです。
 
 14時46分  Mg9.0
 15時06分  Mg7.0
 15時26分  Mg7.2
 15時46分  Mg5.7

 ……です。きっちり20分間隔、しかもともに津波を引きおこしています。

 これだけで、3.11地震は人為的に起こされた地震と津波と言ってもよさそうです。
 それを裏づけることのできるのが、東京湾の「海ほたる」の近くの北緯35.3度、東経139.5度の同じ場所で3月12日から3月17日にかけて10回の地震が起きていることです。
 日時だけを同書から紹介いたします。

 3月12日  15時57分
 3月13日  15時14分
 3月14日  05時21分
 3月15日  01時36分
 3月15日  04時59分
 3月15日  09時51分
 3月15日  13時05分
 3月17日  13時05分
 3月17日  13時10分
 3月17日  13時59分

 ……です。これらが同じ地点で起きているのです。
 これを偶然と言えるでしょうか? 同一国によるものと考えざるをえません。

 さいわい東京湾北部断層は動かなかったのです。
 理由は、この地が砂地で、関東ローム層が地震の震動を吸収してくれたからのようです。
 もしそうでなければ、東京や横浜、千葉など首都圏一帯は大惨劇になっていたでしょう。
 このような文章が同書の前半には、次ぎつぎと出てきます。
 なぜ某国が日本をねらったか、どうして地震を引き起こしたかも、彼なりに詳しく記述しています。
 このようなことはあって欲しくないことです。
 したがいまして、この本のことを紹介しようか否かと20日以上迷いました。
 私は8月9日と10日と11日の朝の間に同書を完全に読んでいたからです。
 多分、日本の一部の政治家や官僚などはそのことを知っていたように思われます。
 彼らは某国から脅迫されて彼らの言うとおりやらされていたと思えるからです。
 それはそれとして、やはり、このような本が出ていることを、一応、多くの日本人に知らせて読んでほしい……そして考えてほしいと思い、きょうここに、この本のことを書くことにしました。
 あんがい情報通の私には、少なくとも同書に書かれていることの前半の部分は信頼できそうだと思います。
 それだけの予備知識を持って、ぜひ同書を購読、お読みください。
 そうして、日本人として、日本として、どうすればよいかを真剣に考えようではありませんか。
 同書の表紙に泉パウロさんはつぎのように書いています。

これは神による日本への鉄槌なのか、あるいは自然現象に見せかけた脅迫・戦争なのか、その答えを得るために可能な限り調査した――この材料を見てあなたはどういう判断を下すだろうか。   泉パウロ

 なお後半は聖書に興味もなく読んだこともない私には、書かれている内容が何のことか分りませんでした。
 分ったのは攻撃を仕掛けた某国のリーダーはキリスト教徒であり、聖書を何よりも信仰しているらしいということです。これは不気味なことです。著者も当然、聖書に詳しい方だと思います。それだけに心ある人には参考になる本だと思って紹介しました。よろしく。
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「生来の能力」は、世のためだけに使い、なるべくお金儲けに活用しないのが、よさそうだ。
 9月1日に、このホームページで私の発信した文章が大反響を呼んでいます。毎日150人も200人もの方から連絡があります。これで、9月10日、11日のにんげんクラブ大会の参加者もふえそうです。
 私は、あの発信文で、私の生来の能力(他人さまとちがうと思える、持って生まれた能力)と思えるものの一端を、超慎重に少しだけ書きました。しかし、いまはやはり書かねばよかったか? ……とも思っています。
 あそこに書いたことは、「気」と一般に言われているものを扱える私の能力(これは以前から多くの人が御存知です)などと同様で、生まれてから特別に訓練したり努力したりなどの経験を積んで得たものではありません。
 たとえば、私は「経営」については詳しいし、特に「物や人を売りこむこと」については非常に上手な方だと思います。「予測」もよく当ります。ただし、これらは生来の能力ではありません。生きて行くために、専門的にとことん学び、経験して得た能力なのです。
 9月1日のブログで「分らないことが分る」と名前のあげた照さん、カミンチューさん、光明さん、多母さんなどの、この面での能力は生来のものだと思います。
 人間はだれでも、世のため、人のために貢献できる生来の能力を持っているようです。それが、ある時、突然に自分で気づいたり、他人さまに分ることがあります。
 照さんの東日本大震災の予測は、見事だっただけに、多くの人に分ってしまった一例です。
 私はこのような面での能力を持っている親しい人を100人以上知っていますし、親しく付きあっています。絵や歌の達人なども同様です。
 これらについて前々から気づいていたことがあるのです。
 この「生来の能力」を表に出して、それを主にした仕事にしたり、お金儲けに活用したりは、できるだけしない方がよいようなのです。
 下手をすると能力が消えてしまうこともあります。
 人間は、生きていかねばなりません。そのためには、いまのところお金が必要です。
 そのために、働くのが必要です。生来の能力を活用すると働きやすい……というので、それを活用した仕事をするのは決して悪いことではないようです。
 しかし、それでお金を稼ぎすぎたり、活用しすぎると、ロクなことがないように思うのです。
 これは霊能ということで生きてきた人の99.9%以上が、言うことが当らなくなり、まともに生きられなくなるのと同様で、彼らから霊能力という生来のものが消えてしまうからなのです。
 私と親しかった故・政木和三さんは発明の天才でした。生来の能力だったと思います。
 1週間に一つぐらい特許がとれるくらい、すばらしい発明を何十年もしました。
 彼は、それらの主なものを特許申請し、世の中に公表しました。しかし特許審査はほとんど申し込まなかったのです。だから彼の発明はだれでも知ることができ、無料で活用できました。この政木さんのやり方が、生来の能力活用のベストの方法だと思います。
 後天的に努力で身につけた能力と、生来の能力の使い方については、ぜひまちがわないようにしてほしいのです。前述の人たちの例で言いますと、カミンチューさんや多母さん、光明さんは、無料で、できるだけ多くの人に、自分の知ったことを伝えています。また祈ったり行動しています。
 これがそのような生来の能力の使い方だと思うのです。9月1日の発信文中の古村豊治さんは、フーチを熟達するために血のにじむような努力をしてきた人です。そして活用できるようになったんだと思います。
 だから、彼がそれをビジネスにするのは、よいと思います。
 とはいえ、人間はもともと未来が分らない存在です。
 だから、フーチで、個々人の人の未来を教えるような使い方については、要注意です。
 私もフーチは、正しく活用できるようです。多少、生来のものだと思います。知る気なら、フーチでいろんなことも分るようです。
 しかし、そんなことのためにはこれは使ってはいけない……というので、永い間フーチは不使用にしてきました。あの9月1日の発信文に書いたとおりです。
 「世のため人のためになることだけに、しかも無料で活用する」というのが、どんなことであれ、生来の能力活用のポイントだということを、きょうは知ってほしいのです。「ホ・オポノポノ」もそのように活用ください。
 私がこのようななことに気づいたのは、多くの経営者と、彼らの相談相手の人たちを非常に多く知ってきたからで、あくまでも経験則です。
 だから、まちがっているかも知れませんが、多分、正しいように思うのです。
 それくらい後天的なものでも経験を積むというのは、直感力やルール化力を人につけてくれるようだと確信しております。
 以上のことを御理解のうえで、9月1日の私の発信文をもう一度、ゆっくり、ていねいにお読みください。
そうしますと、私の言いたいことが、お分りいただけると思います。
 そしてできるだけ正しく生きてほしいのです。そういう時代になりつつあるようです。ぜひよろしくお願いいたします。
                                            =以上=






次ぎのようなびっくり続出の9月以降。それらは、すべて大事なことのようだ。
 いつも言うことですが、私のところには、情報が集ってきます。それも最近はびっくりさせられることが多いのです。
 少し私ごとを書きます。私のブログなので御容認ください。それに多分、読者にも参考になると思えるのです。
 8月25日の船井総研主催の第85回経営戦略セミナーで、とりあえず、過去50年、1万回をこえたと思う私の講演活動はやめることにしました。
 しばらくは、毎月1回、「船井塾」で、座談形式で、しゃべるだけにしたいと思っているのです。
 ただ、このHPや『ザ・フナイ』の原稿などは書きつづけますが、基本的には8月26日以降休養し、病気治療に専念しています。
 とは言え、人脈、情報脈がありますので、日々、大事そうな情報が世界中からとびこんで来ます。
 特にびっくりするのは、9月に入ってから、本当に「びっくりするようなこと」が多くなったことです。
 1日に3つも4つも「びっくり」する情報があります。全部は書ききれませんので、きょうは10くらいの大事と思うことにしぼって報告します。これ以上のことは各自で調べられるはずなので、読者の方でお調べください。

(1)8月29日のこのホームページに記したエレニン彗星が、①自然のものでなく、知的存在による人工(?)のもので、②どうやら近々に消滅しそうだ……と知らせてくれた人が何人もいます。ともに、ありうることだと思えます。

(2)8月23日に、アメリカが40余年を費やして、アメリカ大陸内部につくりあげた地下都市が原爆で攻撃されたもようです。これはアメリカと対立関係にある某大国の政府系秘密機関の報道から知ったのですが、地下都市の西端コロラド州と東端バージニア州での地震というか核爆発の音は、多くのアメリカ人たちが聞いたようです。
 これで主としてCIAなどが使用していた地下都市は「核汚染で使用できなくなったようだ」と某大国は言っています。
 これも時流からみてありうることだと思います。
 以下は私に送られてきたメッセージの一部の日本語訳ですが、お読みください。

■コロラド州の地震

〈発生の日付と時刻〉
2011/08/23 05:46:19(UTC)

※日本標準時では午後2時46分19秒。
東北地方太平洋沖地震の発生時刻は、日本標準時で午後2時46分18.1秒
※阪神淡路大震災の発生時刻は、1995年1月17日 午前5時46分51.8秒

〈震央の位置〉
北緯37.070度 西経104.700度 震源の深さ 4km

■バージニア州の地震

〈発生の日付と時刻〉
2011/08/23 17:51:05(UTC)

〈震央の位置〉
北緯37.936度 西経77.933度 震源の深さ 6km

★上記二つ地震の震源の深さ、4kmと6kmをかけると、4×6で24。
 東北地方太平洋沖地震の震源の深さ24kmと同じになる。

★上記二つの震央を結んだ線を延長すると、どこに行くのか?
ほぼ首都ワシントンやロスアンゼルス、サンフランシスコの近郊を通り、東北地方太平洋沖地震の震域に到達する(メッセージここまで)。

(3)政治家として「松下政経塾出身者は使い者にならない」というレポートが来ました。有名な日本人の評論家からです。ポイントだけ書きます。

①政経塾出身の衆院議員は31人、参院議員は7人、ほとんどが民主党に属している。
②理屈は言うが、意志決定力も理念もない人たちばかりだ。
③卒塾生は、いままでで約240人、国会議員38人以外に都・県会議員15人、知事1人、市長が4人いる。
④3~4年間の塾生期間中(平成10年までは3年だった)、毎月20万円の手当と活動費をもらい、大学を出て寮生活を送り、そのまま政治家になった人が多い。お金を稼いだことも経営の経験もない。だからまだ政治家として使いものにならないのだ……と。
 私もほぼ同意見です。幸之助さんはあの世で泣いていることでしょう。

(4)あと日本の政治に関しては(すべて大事な秘密事項ばかりです)、
①野田首相の親分は勝栄二郎現財務事務次官だと、みんなは見ているが、本当はK氏(あえて本名は伏せます)だ。
②なぜ小沢一郎さんは人気がないのか、多分、立ちなおれないだろう。本当の理由はこうだ。
③なぜ政府は東電をつぶせなかったのか。これは悔いを残すだろう。
④韓国、北朝鮮系政治家一覧表と日本の政治……などですが、すべて筋が通っています。みな大事なことですが、いまの私にはほとんど興味がありません。そこで報告だけしておきます。

(5)アメリカの有名な三つの格付け会社は、ほとんど信用できない格付けをするのに、世界金融になぜ、大きな影響を与えるのか? ……これは有名な経済評論家からの論文です。
 たしかにそのとおりです。資本主義が崩壊する前兆だと私は思っています。

(6)9月1日の私のHPの発信文への影響がすごいのです。
 一度、政木和三著『精神エネルギー』(1987年6月 旺文社刊)と古村豊治著『らくらく探査力』(2004年2月 中央アート出版刊)を読んで、フーチや人間の本質について正しく理解しようとしてください。
 私は、人は人格を高め、よい指導霊に指導してもらうことが、必要ですが、ふつうの人はフーチなどは活用しない方がよいと思っています(まず的中しませんので)。

(7)とんでもないほど健康に万能の効果のあるものが見つかりました。
 私は左下アゴ骨を切りとる手術をしなければならないほど、いま骨髄炎で苦しんでいます。しかし以下の三つを活用しはじめたら楽になり出しました。

①TWEBS((株)鳳凰堂から出ている熊笹エキスです。同社の電話は03-3784-6677)です。副作用はありません。卓効がありました。
②植物ミネラル(ミネラル研究家の中山栄基さん開発のものです。電話は0857-73-5122)です。もちろん副作用はありません。これも卓効がありました。
③ブレスライト((株)エクボで発売しているLEDランプユニットです。同社の電話は、046-243-5601)です。半永久製品です。よく睡れるようになりました。
 おかげで、あご骨を切断しなくても難病が治癒しそうな気がします。多分、神(?)か、私の本質が、私の肉体のために教えてくれたのでしょう。これらからみて、10年内に人類は病気から解放されそうだと思います。

(8)健康の大事さとともに、いまの人類というか人間にとって大事なのは、よい子供を育てることです。子育ての最高の参考書を見つけました。
 右脳開発で有名だった七田眞夫人の七田島代さんの著書で『今、お母さんに伝えたいこと!』(2003年7月 文芸社刊)と、『豊かな心をはぐくむ子育て』(2011年9月 文芸社刊)です。
 この2冊はおおいに参考になります。私は読んでおおいに反省しました。ちなみに書籍についてのお問い合せは(TEL:0120-199-415(しちだ・教育研究所・http://shichida.co.jp/kyoiku/))です。

(9)日本のメディアは、韓国に完全にコントロールされているという変なレポートです。これは有名なアジア人の評論家からのものですが、「なるほど」と思いました。ちょっと「びっくり」しました。
 ただ私は、もうそんなことに目くじら立てる時代ではないと思います。興味のある方はネットで調べてください。充分すぎるほど資料が出てくるもようです。

(10)ともかく激変時代にすでに入っていることが分りました。「びっくり」の多さに「びっくり」しました。
 「びっくり」は「真実」を教えてくれ、「未来」も「対処法」も教えてくれます。
 多分、よい世の中になりそうです。

 ここに書いたことに、まったく興味がないか、ここ半月間に、全くびっくりしなかった人は、「幸せ」な人だと思います。それもよいと思います。
 そういう人は、どうぞ「お幸せ」に。たのしくお過ごしください。しかしびっくりした人は、それを上手に活かしてください。非常に参考になります。
                                           =以上=





9月11日の「にんげんクラブ大会」での私の挨拶と実演について

   性格霊の5つのパターン
  (クリックすると、拡大して見られます。)

 9月10日、11日にパシフィコ横浜で開催しました「2011年 にんげんクラブ全国大会」は、おかげさまで今年も超満員になりました。去年よりも参加者がふえました。
 2日間で1万人近い参加者がお出でになったのではと思います。
 ありがとうございました。心からお礼を申しあげます。
 私も会場へ行きました。そして9月11日の講演会終了のさいごの時間をちょうだいし、大会議場で満員の参加者諸兄姉に挨拶をさせていただきました。
 それは、話題になりました「9月1日のこのホームページの私の発信文」の説明を兼ねて、御参加の皆さまに「正しい人間性」を認識していただくための実演でもありました。9月1日の発信文は、いまでも話題になっています。私が「びっくり」しているくらいです。
 興味のある方が多いと思いますので、9月11日の私の挨拶の内容を以下にポイントだけ説明いたします。

1.私は、家族を相ついで亡くしたことがきっかけで、生と死の関係などに強い関心を持ち、仕事上でも必要なことが分ったので、30才ころからは「世の中の構造や仕組み」と、「人としての正しいあり方」の研究に、余暇時間のほとんど全てを投入してきました(20代後半までは唯物主義者で、このようなことに全く興味のなかった人間だったのです)。
(1)まず、あの世も含めて「世の中はどうなっている」のか?
(2)なぜ、「人間に生まれてきた」のか?
(3)「正しい人のあり方」とは?

 ……を、やみくもに勉強しました。

2.おかげさまで40才ごろには、
(1)世の中は、すごくシンプル。すべては波動で説明できることを知り、「波動の法則の四つのルールで、すべてが理解、納得できる」ことや、
(2)世の中の存在には、①不滅のもの(根元存在)と、②それを助ける必滅のもの(補助存在)の二つがあること。
(3)根元存在は、生成発展をつづけ、やがてサムシング・グレートと一体化するようだ……というようなところまでは知りました。

3.40才を過ぎてからは、具体的に「波動探知術」の研究のために、学者や研究者とグループをつくり、取りくみはじめました。それを通じて
(1)まず私は、扶乩(フーチ)=(神の意思を知る方法)に天分のあることが分りました。波動探知がフーチを活用すると生来できたのです。
(2)しかし、それがはっきり確認できたのは、50才をすぎ、やはりフーチを極めた政木和三先生と親しくなって、いろいろなことを彼から教えてもらってからでした。それらは以下のことです。

①人間の根元は霊魂で、肉体は補助存在であること
②正しい生き方とは、人間性を効率的に高めること
③「あの世」が人間の故郷、「この世」は勉強の場、などのことです。

4.この世の人間というのは
(1)本質である魂(政木先生は、「第一生命体」=「守護霊」と言っていました。欧米では「ガイド」と言っています)と、補助存在である肉体の合体したものです。
①受胎した時にこの二つは合体し、人間としての生命がはじまります。
②あくまでも主は魂で、肉体は従で、魂の容れ物です。肉体はやがて必滅するものです。その時に本質である魂は、なつかしい故郷(あの世)に帰れるのです。
③10才ごろになると、一人の人の性格をきめる性格生命体(政木先生は「第二生命体」=「指導霊」と言っていましたが、私は「性格霊」と呼んでいます)が一つ以上五つまで、99.9%の人に付着します。

(2)この性格霊には、五つのパターンがあります(※右上の画像を参照。画像の(  )内は政木先生や私のフーチパターンです)。

 この(右上の画像の)④の強いエゴと⑤の反自然行為をすることを性格霊に持っている人は、正常な人間性の人間ではないのですが、日本人では、60-70%、この世の人間では平均して、90%以上が④か⑤、あるいは、その両方を持っています。

(3)正しい人間性の人というのは、性格霊に(右上の図の)④と⑤のフーチパターンを持たない人のことなのです。我欲が少なく、反良識的なことをしない人のことです。

5.人間は、自分のガイド(本質)には何をたのんでもよいのです。
 それが可能なことで、正しいことならガイドはきいてくれます。実現させてくれます。ガイドとは、自分自身の本質なのですし、サムシング・グレートとつながっている存在であるからのようです。

6.ここで、9月1日の私のホームページの発信文にもどります。
 私のガイドは、生来、人さまのガイドさんにたのんで、その人の性格霊から不要なもの(性格霊の④や⑤のパターン)を除去してもらえるようなのです。他人さまを正しい人間性の人になってもらえるようにお願いできる特性を持っているもようです。
 基本的には、その人の霊魂(本質)がそのことを認めますと、性格霊は、その霊魂(本質)にふさわしいものとなるようなのです。
 私のガイド(本質)はそのお手伝いができる天性を持っているように思います。ホ・オポノポノのイハレアカラ・ヒューレンさんも同様のようです。このような特性の人は、いまは地球人の中で100人もいないようです。
 こういう能力はいままでは、ほとんど生来のものでしたが、皆さまも人間性を正常化し、性格霊を強化することによって後天的に持てることがいまではフーチの研究で分っております。

7.いまの「エゴと反良識的な人の多い世の中」を、「よい世の中」に変えねば、人類は亡びる可能性があります。そうでなくするためのベストの方法は、今年中、できれば10月29日(欧米時間で10月28日)までに、1000~5000人くらいの日本人を、そのような人になってもらうことのようだと思われます。にんげんクラブも、考えればそのために創ったようなのです。この日はカール・ヨハン・コルマンさんがマヤ暦の研究をしていて見つけた、人の意識進化にとって大事な日です。

8.では、これから具体的に実演します。正常な人間性の人間になるのがいやな人や、私のガイドに、こんなおせっかいをしてもらいたくない方は、自分のガイドに拒絶してもらってください。では、はじめます。
(1)きのう、きょう、この「にんげんクラブ全国大会に参加された方」の人間性は、その人のガイドが拒絶した方以外は、正常になりました。(ここで気合い)
(2)日本時間の10月29日までに、正常になった人たちの性格霊が強化され、それにより、魂が神格化することになりました(この神格化というコトバは、政木先生のコトバで、神のように、エゴが最低でパワーが大きく、効率的に生きられる人という意味です。)(ここで気合い)
(3)それらが達成しますとそれ以降、皆さまも自分のガイドを通じて、他人さまの人間性を正常化し、強化できるようになります。
(4)多分これで、なるべく個々の我欲が少なくなり、効率的に「よい世の中」が成立するでしょう。ありがとうございました。
 皆さまに期待しております。

 ……以上が私の挨拶の大要で、8は参加者の眼前で実演しました。
 まだ5000人には足らないようです。これから今年の10月29日までに、何とかして5000人~1万人にと、このような人間性の人をふやしたいと思っています。
 また来年12月22日(欧米時間12月21日)も大事な日なので、この日までに10万人ぐらいまでにふやしたいと思っています。
 「にんげんクラブ」も船井勝仁主宰者のもと、そのように発展していくと思います。

9.きょうの発信文の「さいご」に、大事なことを、もう一度まとめます。
【1】正しい(正常な)人間性の人とは、
(1)エゴが最低限で強すぎず
(2)人としての良識に反することを絶対にしない人
 ……のことです。
 性格生命体に、(右上画像の)④や⑤のフーチパターンの付着していない人で、今後とも絶対に付着しない人のことです。
【2】性格生命体の強化というのは、
①性格生命体がパワーに充ち、②その人の本質が、自分のガイドを通じて、他の人のガイドさんに、世のため、人のために働きかけられる力を持った人をつくることです。
③その人たちは、効率的に人間としての使命と、自分個々人のもった使命を実現するために生きてくれるはずです。

(付)以上のことを私は政木和三先生に教えてもらうとともに、自分のフーチやフーチパターンで確認しました。
 代表的参考書としては、政木先生の著書の『精神エネルギー』(1987年6月 旺文社刊)があります。これを1冊読まれると分るでしょう。
 以上、よろしく御理解ください。
                                           =以上=

★お知らせ★
上記で説明のあった、9月11日の船井幸雄の挨拶講演の内容は、CD、DVDにてお聴きいただくことが可能です。
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根元存在と補助存在
 9月15日のこのホームページの私の発信文に書いたことで、大事な点を、きょうは、もう一度説明したいと思います。
 それは、われわれの本質は霊魂であり、これは不死のもので、ともかく、たえず生成発展を続けていると言っていいということなのです。
 それに対して肉体というのは、霊魂が効率的に、この世で生成発展するための補助存在で、霊魂という本質の、この世での容れ物だ……ということです。この補助存在は、あくまでも主ではなく、主である本質(霊魂)のための従の存在で、必滅いたします。
 どうしてそんなことが分るのか……は、古今の数多くの人々の研究を調べ、自らも研究しますと、多分、ふつうの人ならだれでも数年で分るでしょう。
 その辺のことを、簡単に、しかし慎重に書いたのが、当ホームページの9月1日と9月15日の私の発信文で、あの両日の文章を一字一字、10回も読んでいただけますと大体分りますし、疑い深い人でも、研究の仕方まで分るだろうと思って書きました。
 ところで、この2回にわたる私の発信文は大反響を呼びました。それは私のところへ来る読者からの反応で分ります。
 私は、いまこそ、日本人の真の「有意の人」が何千人も生まれる時だと思っています。また、それが必要だと思うのです。
 もう時間的余裕は、ほとんどなさそうです。それらの理由は、今年になってからの私の著書や「日月神示」「聖書の暗号」などの解説を通じてくりかえし説明しましたので、ぜひそれらをお読みください。
 また自ら御研究ください。
 さて、ここ2-3日、われわれの本質は根元存在である霊魂で、肉体は霊魂のための補助存在で、この世における霊魂の容れ物だ……という私の発信文への問い合せが続出しています。
 たしかに、大部分の人は、肉体こそが自分そのものだと思っていました。いまも思っています。それは半分は正解です。しかし、我々の中に「大いなる自己」のようなものがいることにも、感(勘)のよい人は気づいています。
 だから、その存在を日本では「守護霊」と呼び、欧米では「ガイド」などと一般に言っているのです。
 これは肉体が自分そのもので、主体だと思うところからの見方であり、呼び名です。
 ただ、もはや、そんなことはどうでもいいところまで「死後」「中間生」あるいは「あの世とこの世」の研究は行なわれて分っていますから、正しく「霊主体従」の存在が人間であり、この世での「正しい人間の生き方」だということを認めてほしいのです。
 ここでいう「根元存在」とか「補助存在」というのは私の造語ですから、どのように変えてもらってもいいのですが、われわれが言っている肉体の死は根元存在である霊魂にとりましては、修行の場であるこの世からの解放を意味し、なつかしい故郷へ帰れることでもあるのです。
 この世に残される人にとりましては、知人の死去による「別れ」は悲しいし、さみしいことですが、マクロにはそれらは当然のことで、肉体人としての死を迎える人にとっては喜ぶべきこととも言えるのです。
 それらのことを冷静に理解し、根元存在と補助存在の関係、人間についての肉体と霊魂、そして「この世」と「あの世」の関係をあらためて知ってほしく、きょうこの文を発信することにしたのです。
 30才ごろから、このようなことの勉強をはじめた私は、実に詳しく知りました。
 それを40才をすぎてから著書などで少しずつ書きはじめました。
 最初は1979年刊の『包みこみの発想』(ビジネス社刊)で、ここではじめて「人は死んでも終りではないらしい」と、控え目に綴っています。
 いまのところ人間が創ったものは、すべて必滅します。創造主と言ってもよいサムシング・グレートの創られたものにも、霊魂のように不滅らしいものと、植物、動物、人間の肉体のように必滅のものがあります。
 ふつう、勉強も研究もしないと、この世の存在で見えるものは、すべて必滅の存在ばかりですから、人間はつい勘ちがいすることになるのです。
 その点、時代も進み、世の中に大変化が起きつつあるいま、少し真剣に「人とはどんな存在か」「どう生きるのが正しいのか」「なぜ人に生まれてきたのか」などを調べてください。研究してみてください。現在では、参考書は無数と言っていいほどあります。
 そうしますと、人間に生まれてきたことの「幸せ」が分ると思いますし、いま、今年の10月28日(日本時間10月29日)や、2012年12月21日(日本時間12月22日)が、なぜ大事な日かも分るでしょう。
 さいごに一言、言いますが、
 人間はあくまでも宇宙の根元存在のようです。
 「この世」は、人の肉体と同様に、やがて補助存在になる可能性がありますが、「あの世」は根元存在のようです。
 私のような人間が、こんなことまで言えるくらい、これらのことは分ってきています。
 ともかく今年から2-3年、そして10年くらいの間に地球上に住む人間の世界に大きな進化という変化が起こることもほぼ分ってきました。したがいまして、いまこそ正しく大事なことを知り、上手によい世の中を創ろうではありませんか。
 地球上では、未来は人間が主になって創っていくのだと思われます。
 ぜひこれらのことを正しく御理解ください。日本人なら、できることなら30才くらいまで、ここに書いたことは正しく知ってほしいと私は思っています。よろしく。
                                            =以上=

★お知らせ★
9月11日のにんげんクラブ全国大会での船井幸雄の挨拶講演の内容を、CD、DVDにてお聴きいただくことが可能です。
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部下への接し方、上司への接し方
 経営体には、上は内閣から下は従業員2-3人の零細企業体にまで絶対に大事な「上手に経営するルール」があります。
 最近、その原則的なことを知らない人が多いようで、「経営のプロ」として危惧しております。
1.たとえば、迷ったらそのことはやめることです。……ゴーサインは出してはダメなのです。
2.絶対に安全と確認できないことはしてはいけません。……だから、いまのところ原発はやめるべきです。

 このような原則の中でも大事なのは、経営体という組織内での考え方の統一原則とバランス原則です。

3.まず統一原則です。経営は1人のトップが中心でなければやれないものです。トップはあくまでも一人です。トップの意向に従えないと思う人は、その組織体から出て行けばいいのです。(1)自分のことを例に説明します。これは事実ですから、そのように受けとってください。

①私は船井総研を創業後、2003年に70才で退任するまでの間は、トップとして私の意向で全社員を引っぱってきました。しかし退社して小山政彦君(現・船井総研・会長)にトップを委せてからは(相変わらず、一番の大株主ですが、)相談された時には自分の意見を言いましたが、彼の経営方針に対しては一言も言ったことはありません。 それだから、うまく行っているのです。トップは一人で、方針は一つでいいのです。

②去年から船井本社も船井勝仁社長に経営を委せました。
 この会社は私がオーナーですが、現社長に経営については一任しています。

③その他、私がオーナーの会社が、いくつかあります。各社とも現社長に経営は委せています。

④相談された時は、アドバイスはいたします。
 自分がオーナーとか、大株主の会社の内容はかなり詳しく把んでいますから、アドバイスは充分にできるものです。しかしこちらから口出しするのはやめるべきなのです。

⑤会社のトップは従業員に給料を払い、客志向して利益を出し、株主に配当を払わねばなりません。これができない人は落第です。とはいえ、これは大変むつかしいことです。経営者として慣れるまで時間がかかります。どうにも適さない時は、オーナーや大株主は、会社のトップを変えればいいのです。委せている以上、相談を受けたこと以外は社内のことは委すべきなのです。

(2)したがいまして、トップは勉強し、失敗しないようにし、すべての社員から信頼される経営をやらねばなりません。また社員をかわいがらねばなりません。
 知っておいてほしいのは、トップの意向に合わない社員はやめていくものだということです。このことは心配不要です。
 そんな社員がいると経営体はうまく機能しないし、社員も居心地がよくないのです。
 これは大組織でも小組織でも同じことです。充分に知っておいてください。

(3)そのためにトップは、たえず自分の方針や考え方を部下たちにはっきり分らせておく必要があります。あけっぱなしがベストです。

4.部下はトップを知り、その組織体で働いている以上、トップの方針に100%従うべきです。言いたいことや気に入らないことがあるときは、辞めればいいのです。
 批判や意見は、どこででも言ってはなりません。ともかくどうにもトップについていけないと思ったらだまって辞めればよいのです。辞める自由は確保されています。
 それだけに、徹底的にトップの考えを肯定的に知ってください。

5.ただ、たまには、例外もあります。やむをえない場合です。(1)これも自分を例にして説明します。
(2)私は船井本社のことは船井勝仁社長に委せていますが、
①私の秘書の仕事のこと ②船井本社の熱海オフィスのこと ③『船井幸雄.com』のこと ④「船井塾」のことについてだけは、船井勝仁社長と相談しながらも私の権限で、自由にトップとしてそれらの運営をしています。

(3)船井メディアのことは野々垣健五社長に委せていますが、
①同社刊の月刊『ザ・フナイ』は、主幹として編集長に指示を出せるようにしています。

(4)以上の(2)(3)は、いまのところ私でなければできない……と思えるやむをえない事項がある。だからですが、本当はこのような特例はない方がよいのです。

6.以上1、2に書いたこととともに、3、4、5は大事な経営の大原則です。
 いま多くの組織のトップ、あるいは組織員たちが、これらを無視して、経営体を危険に陥らせております。気になります。日本の大衆の衆知は優れていますが、それだけでは経営体はスムースに動きません。 
 きょう言いたかったのは、経営というのは、トップ1人で99.9%以上決まるということです。大統領や首相が変われば、一つの国が変わるのです。
 1万社をこえる会社や組織体の経営コンサルティングをし、数万件もアドバイスをしてきた私の経験上の原則の一端をきょうは述べました。
 宇宙の原理と同様、経営も原則はいたって簡単なのです。原則に従えばいいのです。
 むつかしい理屈は何もありません。上手にやってください。MBAの資格や理屈などは不要です。

7.さいごに一つ、これは大事なことなので知っておいてください。
(1)経営体の第一目的は「社会性の追求」です。世のため、人のためになることを追求することで、そうでないと経営体は成りたちません。
(2)第二目的は「教育性の追求」です。経営体に属する人、関係する人の人間性を高め、良さを引き出して活かすことです。
(3)もう一つ目的があります。
 「永続性の追求」です。そのために全員が、よく学び、よく働き、企業体なら稼がねばなりませんし、公的機関でも、客志向につとめ、対応する人々に満足してもらうべく努めねばなりません。

 以上、思いつくままに大事な点と思えることを書きました。
 それからはじめに書きましたが、経営体にはバランスが必要です。38兆円の収入しかないのに、100兆円も使い、借金を嵩(かさ)ねるのはバランスを欠いています。
 バランスから言いますと、日本国の借金総額は多くともGDPの範囲でせいぜい500兆円以下でしょう。これも気になることです。
 皆さんで、自分のことを、横においてマクロに経営を考えてください。
 ともかく簡単で常識的ですから、ぜひこれらを理解して実行してください。よろしくお願いいたします。
                                           =以上=

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超マインドコントロール
 ここ1週間ほどの間に、珍しく私が非常にびっくりしたことがあります。きょうは、そのことを書きたいのです。
 今月15日に、『超マインドコントロール』(池田整治著 マガジンハウス刊)が発刊されました。著者は去年12月に陸上自衛隊を退官したばかり(退官時、陸将補)で、当ホームページでも常連執筆者の池田さんです。もちろん私の親しい人です。
 それに本書の企画・構成が昔なじみの中島孝志さんだったので、さっそく読みました。
①福島第一原発の実情と今後の見とおし ②日本の政治家や官僚の実態 ③第2次世界大戦の実態 ④アメリカという国の建国以来の歴史と現状 ⑤中国のこれから ⑥今後の日本のあり方などを、だれにも分るように綴られた警告書です。
 あんがい情報通の私には、70-80%は知っていることでしたが、いま、それらをこれだけ分りやすく、「ずばり」と1冊にまとめられた著作は私の知っている限り他にはありません。
 この1冊で、日本人なら知らねばならないはずのことがよく分りますし、私も20-30%ぐらいは知らなかったことを教えられました。
 知っていること(たとえば「太平洋戦争の実態」「大正、昭和の日本の軍幹部」「日本のいまの官僚の実情」「福島第一原発の実情」「電力会社の実情」「中国への見解」など)が、いま時点の私の知っている情報と一致し、完全に正しいと思えますので、私が知らなかったこと(たとえば、①江戸時代100万都市の江戸が、実際は南北町奉行所の計24人で治安が充分だったこと ②江戸時代の花魁の仕組み ③オランダをなぜ江戸時代に日本の窓口にしたか ④TPPを行なっても、日本農業は大丈夫だろう。理由は日本人は、これから日本産の農産物しか喰べなくなりそうだから。 ⑤日本はすでに核武装している など)も、それなりに正しい記述だと思います。
 これは池田さんや中島さんの人間性から、私が言えることでもあります。
 ともかくこれは奨めたい本だというので、20人ほどの友人(有識者です。いまの日本のリーダーたちと言っていい人たちです)に奨めました。また、買いそうにないと思える人には、10冊余を送りました。
 そしてびっくりしたのです。
 きょうまでの10日間ほどの彼らの読後感というか反応では、「90%以上は書かれていることを知らなかった」「本当に池田さんの著述内容は正しいのか?」「内容に超びっくりした。特にアメリカの実態にびっくりした」などなどのびっくり反応が全員から返ってきたからです。もちろん、全員がすぐに読んだようです。
 彼らは日本のリーダーであり、知識人なのです。菅内閣時代(今年8月前半中)に書かれた内容の本なので、いま読むと「菅直人さんについての見解など」が多少出すぎていますが、それらは大局を左右するような内容ではありません。
 ともかく私がびっくりしたのは、「日本人って、いまでも政府やマスコミのいうこと以外は、ほとんど事実を知らないのだな」ということと、「少なくとも、この本に書かれたことは90数%以上は事実で正しいと言えそうだから、この本を、できるだけ多くの日本人に読んでもらわねばならない」と思ったのです。
 そして、「私や池田さんは本当のことをよく知っているのだな」、ただし「これらに、いままで本やブログでほとんどふれようとしなかった私に対し、池田さんは、事実を分りやすく淡々とまとめて書いている」……「ここしばらくの私は体調がよくないためか、根元発想しかしなくなったようだ。これではいけないようだ。」「それに対し、池田さんは、実に勇気ある愛国心のある行動の人だ。おおいに見習わねばならない」というようなことなどでした。
 ただこの本の帯ににも書かれているように、日本人の大衆は「3.11大震災で、完全に目覚めた……というか、この本を読むと完全に目覚める」と思ったのです。それだけの効果のある本のように思います。
 同書は定価が1,500円(本体)、約225ページの本です。ふつうの人なら2-3時間で読めます。
 小沢一郎さんが、なぜ日本の首相になれないのかや、次期フランス大統領かIMF専務理事になりそうだったストロスカーン氏が無実の罪で逮捕された理由も本書で大体の理由が分ります。
 トモダチ作戦という米軍の協力の真の意味や、中国の新幹線事故の原因も分るし、福島第一原発事故がいまやますます深刻になっている事情もよく分ります。
 そのような意味で本書を一冊ぜひ入手して、読んでほしいのです。
 そうしますと本当に日本人が勉強をはじめて目覚め、よい国をつくり、世界のために、日本人の良い能力を発揮できると思うのです。
 きょうの発信文は、反省とともに書きました。
 アタマだけは、確かだと思っていたのに、体調がよくないと、世の中の実態が見えなくなることも、自分のことなのでよく分りました。
 全力をあげて早く元気になろうと思いながら、きょうはすばらしい友、池田整治さんの『超マインドコントロール』のことを書きました。ぜひ、よろしく。
                                           =以上=

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(株)本物研究所と「カリカ」
 船井総研の小山政彦会長は、本物研究所の大ファンです。
 「船井会長、すばらしい会社を創られましたね。これからはまちがいなく本物の時代、そして(株)本物研究所の時代ですね」と、先日も彼は私に言ってくれました。
 (株)本物研究所は2003年4月1日に発足した会社で、株式の過半を、私と(株)船井本社が持っています。現在の払込済み資本金は7,000万円です。そして今年8月31日の時点の流動負債は7,262万円、固定負債475万円、流動資産2億5,284万円、固定資産6,543万円、借入金0円という財務的には超優良企業です。こんな会社は、どこにもないくらいです。
 従業員30人、社長は私の娘ムコの佐野浩一君です。
 現在国内に販売店を710社持っています。
 取り扱い品は、私のいう本物商品で、その卸売業が本業です。
 2003年3月28日に(株)船井総合研究所を70才で辞めた私は、第2の人生を本物の発掘、普及にかけようとこの会社を創ったのです。
 ところが社員教育をやりはじめて、これからいよいよ事業展開をしようと思っていた2007年3月に私は病気で倒れてしまいました。
 以降、佐野社長以下が、がんばってくれて、いままできたのですが、ともかく全員が経営の経験のない人たちですから、財務的には超優良会社ですが、扱い商品、販売店、仕入先とのタイアップなどは、経営のプロの私からみますと、気になることが多くあります。
 そこで、きょうは、私が第2の人生でやりたかった「本物」について少し述べたいと思います。読者の御協力もお願いできればありがたいと思っております。
 私は、生来、良い商品と悪い商品、良い場と悪い場などが分ります。いわゆる「気」が分り、自由に使いこなせます。これは生まれつきの才能だと思います。
 しかしそれは少し勉強すれば、だれにでも分るのです。
 人間は、自分に良い物にふれたり、良い所へ行くと筋肉が柔らかくなり、力が強くなるのです。反対に自分にとって悪い物にふれたり、悪い場へ行くと筋肉が固くなり、力が弱くなるようにカラダができています。
 これはキネシオロジーテストやO-RING-TESTとして40年くらい前から公式に世界中で認められていることです。
 ふつう、何も持たずにひざを伸ばして前屈しますと、多くの人は手が足元まで届きません。大体5-10cmくらいは届かないものです。ところがある種の製品や物を持ちますと、10cm以上深く曲がります。
 本物研では、「そのような筋肉が柔らかくなるものを見つけ出し、あるいは創って売るんだよ」というのが、まず社員たちに私が言ったことで、このような品は、カラダや心に良く、健康にしてくれますし、癒してくれると言ってもいいからです。
 そして私は本物とは、つぎのような五つの条件を充たすものという定義をしました。

①付きあうものを害さない。
②付きあうものを良くする。
③高品質で安全、そして安心できる。
④単純で、しかも万能である。
⑤経済的である。

 こんな商品が世の中にはかなりあるのです。もちろん現在、創られ流通している商品の99%くらいは、本物の逆の商品です。
 ともかく社員に以上のように教えて、まず私が見本として彼らに手に持ってもらい前屈させてみた商品は(株)済度(TEL:092-771-6676 FAX:092-771-6678  HP:http://www.saido-ps501.co.jp/)が扱っている「カリカ」です。
 この「カリカ」をカラダにふれるか手に持っただけで、平均して20cmくらい前屈が深くなります。
 ついで(株)精氣源臨床研究所(TEL:092-513-7030  E-mail:info@seikigen.com  HP:http://www.seikigen.com/)の扱っている「精氣源」、それから(株)鳳凰堂(TEL:03-3784-6677  E-mail:info@hououdou.jp  HP:http://www.hououdou.jp/)の「熊笹エキス」で、これらは私や私の家族の永年の愛用品ですが、やはり20cmぐらいは前屈が深まります。
 いまの本物研究所で売上高が圧倒的に一位は「カリカ」で、毎月の売上構成比は本物研の全扱い商品中15-20%を常に占めています。
 佐野社長が訪米中なので、南方幸一専務にいま力を入れている商品と売上高トップのカリカについて少し資料を送ってほしい……といったところ、つぎのような報告書が私宛に来ました。
 そのまま紹介します。

(1)本物研究所からお伝えしたいこと

本物研究所の佐野浩一社長が新著を発売しました。

タイトル:『あなたの悩みを解決する魔法の杖』総合法令出版
内  容:西洋の「エゴグラム」と東洋の「五行論」を組み合わせたカウンセリング手法を解説した本です。読者の「人間関係」「ストレスの種類」「心のクセ」「食事」「病気」の傾向を割り出し、解決し、幸せな自分の実現をお手伝いする内容です。

(2)カリカセラピの最新情報

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と(株)済度との共同研究で実施されているカリカセラピの新たな研究成果が発表されます。

『第70回日本癌学会学術総会』2011年10月3日~5日(会場 名古屋国際会議場)

研究テーマ:Fermented Papaya Preparation(FPP: PS501) can stimulate human PBMC and induce INFγ(パパイア発酵食品(FPP : PS501)はヒト末梢血単核球を刺激し、INFγの分泌を誘導する)
内容の詳細は、10月3日の学会発表後になりますが、研究結果の結論は、癌抑制の可能性を示唆したものです。簡単に説明すると、①INFγの分泌促進を誘導、②Treg抑制、③SAIDO-PS501 (=カリカセラピ)は、LPSとは異なるという結果です。

①INFγ(インターフェロンガンマ)は、抗ウイルス作用、抗腫瘍作用を示し、研究では、SAIDO-PS501(=カリカセラピ)刺激により、INFγの産生が促進されることが分かりました。

②Treg(制御性T細胞/ティレグ)は、癌患者においてはTregが過剰に存在し、この過剰なTregの存在によって癌患者の抗腫瘍免疫応答は抑制され、癌治療を困難にする一因となっています。
SAIDO-PS501(=カリカセラピ)は、Tregの増殖を抑制する効果を有することが確認されました。

③LPS(グラム陰性菌のリポ多糖)は、内毒素でヒトや動物など他の生物の細胞に作用すると、免疫細胞を刺激するなど多彩な生物活性を発現します。ただし、LPSは、空気中にも存在するため、他の多くの健康食品に見られる種々の効果は外部から混入したLPSによる効果が往々にしてあります。今回の研究ではSAIDO-PS501(=カリカセラピ)は、LPSとは異なり、末梢血単核球細胞の活性調節は、SAIDO-PS501 (=カリカセラピ)そのものの作用であることが明らかになりました。

カリカは、これまでの研究でさまざまな働きを有することが明らかになってきていますが、今回の研究では、免疫系のバランスヘの影響が明らかになりました。これまでの研究結果を考慮するとカリカは身体の機能のバランスを整え、健康を維持する働きがあるのだと考えています(報告書ここまで)。

 なお力を入れている商品としては、
①ハイパーラクタム(詳細ページはこちらをクリック)
③ミニロゴストロン(詳細ページはこちらをクリック)
④ビューティーヘルスエンザイム(詳細ページはこちらをクリック)

 ……などがあるとのことで、詳しく商品説明書を送ってくれました。

 ともかく、船井総研の小山会長がいうように、これからは本物時代なのです。
 また、本物化ノウハウや本物の見分け方ノウハウも、実にはっきりしてきました。
 読者の皆さんにお願いしたいことは、まず本物の勉強をし、ぜひ本物研究所の販売店に立候補し、本物を世の中に拡めてほしいということです。
 また本物を創っている会社や個人はぜひ本物研に売りこんでみてください。
 できればカリカや精氣源、熊笹エキスとも、少しお付きあいください。カラダの前屈などを通じて私の言いたいことがお分りいただけると思います。よろしく。
                                          =以上=

★お知らせ★
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