生と死の真実を正しく知ろう
3月11日の巨大地震の死者、安否不明者は3万人を越え、まだ増える見込みです。お亡くなりになった方々の御冥福を心から祈ります。
ところで3月23日付で鎌倉在住の金原博昭さんから、つぎのようなお手紙(お手紙の一部だけ紹介します)と、彼が訳したアル・マイナとラマシングの共著の『死後世界へのソウルガイド&ナビゲーション』(2011年3月 徳間書店刊)という本が送られてきました。まずお手紙の一部を彼の了解を得て紹介します。
船井先生は、ご著書『180度の大激変!』および『二つの真実―未来を変える衝撃の力に目覚める時代の到来』において、私たちの魂が人として地球上に生まれてくる理由を簡潔に説明されています。また、『二つの真実』第二章の冒頭で、エドガー・ケイシーについても言及され、彼のリーディングに基づく情報を高く評価されています。
船井先生はアル・マイナー(Al Miner)のことはご存知でしょうか? アル・マイナーは、ヒューリン・ケイシー(エドガー・ケイシーの子息)が、『父が他界して以来の最高の霊能力者』と認めた人物です。現在までにトランス状態でのリーディングを1万件近く実施し、科学、健康・病気、歴史、地球物理学、スピリチュアル、哲学、形而上学、過去の時代や未来の時代等々について、専門家および個人からの質問に対し回答を与えています。また、1984年にセント・ジョーンズ大学より超心理学の名誉博士号を授与されています。彼は日本では殆ど知られていませんが、その主たる理由は、彼の著書がこれまで一冊として日本語で出版されていなかったことではないかと思います。
しかしやっと彼の本が、私と志水真木氏の共訳に基づき、徳間書店5次元文庫から出版されました。この本の原題は“In Realms Beyond: Book One of the Peter Chronicles”、訳本のタイトルは、『死後世界へのソウルガイド&ナビゲーション』、原著者は上記のAl Miner (アル・マイナー)およびLama Sing(ラマ・シング)です。ラマ・シングは、船井先生もご存じのバシャールと同様、高次元の存在です。
これは、ピーターという名前の男性が死後、あちらの世界で魂の友であるポールとザカリーと再会し、彼らの助けを得て、いろいろな意識世界で様々の喜びの体験をして学びを深め、さらに覚醒・進歩を続けていくという物語です。あちらの世界への移行の過程やあちらの世界における生活・活動が詳述されており、死後生命が存続するという真実がすんなりと理解できます。
ご承知のように、地球はすでに大変なことになっています。昨年公開された映画『2012年』に描かれたように世界全体が壊滅することは考えられませんが、地球のさらなる物理的変動、気候のさらなる変化、食糧危機、水不足等により、近い将来数多くの人々が他界するという事態になる可能性が、遺憾ながら非常に高いと思われます。
現実に3月11日の午後、国内観測史上最大M9.0の巨大地震が起きました。仙台のある地区では200人以上の遺体が見つかったそうですが、これらの人々は一瞬にして大津波に飲み込まれ、あっという間に亡くなってしまったようです。被災者の方々が現在置かれている非常に厳しい状況を、連日テレビや新聞が伝えてくれていますが、あまりの大変さに本当に胸が痛みます。一日も早く状況が改善されるように、毎日お祈りして神様にお願いしています。
あちらの世界のことを良く知らずに突然死を迎えると、自分が行くべき意識世界に移行する途中で道に迷ってしまい、低いレベルの幽界に留まってしまうことが起こり得ます。そのような場合、そこの集団意識の一部となって地球の三次元世界に否定的な影響を及ぼすのです。
しかし、あちらの世界のことが充分に理解されていて、死に対する恐怖が無ければ、本来自分が行くべき意識世界にスムースに移行できます。私は、出来るだけ沢山の人々がこの本を読み、死に対する恐れを無くしてくれるように願っています(転載ここまで)。
私はここ半月以上、入院したり手術をしたり、術後のアフターケアのために、まだこの本は目次だけしか読んでおりません。
しかし永年「世の中の構造」や「人間のあり方」、特に「この世の役割」などを私なりに科学的に調べて来ましたので、金原さんのお手紙の内容はよく分ります。正しいと思います。
そこで、私の最近著『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手―大転換期を生き延びる正しい上手な生き方』(2011年3月 徳間書店刊)の中に「この世の役割」や「生と死」については、つぎのように書いておきました。ぜひお読みください。
私は、理性的で論理的かつ現実家です。病気になってもとことん論理的に検証しないと気がすみません。結果については、原因を突きつめるまで調べる癖があります。
こんな私は、30歳くらいから、余暇時間の大半を割いて、“世の中の構造”と“人間の正しいあり方”を勉強し、検証してきました。ともに、「正しく経営を考えるために、もっとも大事なこと」だったからです。それらについては、世界中のあらゆる文献の検証もしました。
たぶん30年くらい前だと思いますが、どこかの本で次のような文章をみつけました。あまりにもわかりやすい言い回しに、そのとおりだと思いノートに写しました。
非常にひかれました。「なるほど」と思って、1980年ころからの拙著には何回か引用しました。それに、私の病気中に知ったいまの意見も付加して、まず紹介します。
私たちの故郷は、どうやら「あの世」らしい。そして私たちの本体は、霊魂=意識体である。この地球という学校へ勉強にきて、いま寄宿生活をしている。故郷へ帰りたがってはいけないから、学校へ入る前に一時的に故郷の記憶はみんな消去される。
この学校での生活は、制約があって、努力しないと非常に生活しにくいように仕組まれている。だから、誰もが、いやおうなく勉強する。ここでは、肉体という不便な入れ物のなかに各自が閉じこめられる。「あの世」では見たいものは何でも見えた。ほかの人たちの気持ちも、そのままわかった。どこへでもいきたいところへすぐいけた。これでは、楽で便利すぎて、なかなか努力しないから、この世の制約のある肉体という入れ物のなかで、霊魂という生命体の本体に勉強させるのである。
この学校や寄宿舎では、誰もが努力して食べていかなければならない。他人にも負けたくない、向上したいと考えるようにできている。そうしなければ、生活しにくいのである。こうして勉強しているあいだに、やがて入れ物=肉体が老化し、故障し、壊れて、なつかしい故郷の「あの世」へ帰れるようになる。
ただ、学校に入る前に、故郷のこと=「あの世」の記憶は消去されているし、なるべく学校でいろいろ学ぶために、この学校(この世)は最高の場所だと教えられる。そのための入れ物=肉体はなるべく大事にし、老化や故障を起こさないようにし、ほかの仲間と仲よくするのがよいのだなということを、学校に入ってから自然と覚えるように仕組まれている。
また、学校で効率的に勉強させるために、故郷で親しかった者や、昔、学校で知りあいであった霊魂たちを、なるべく一緒にするようなこともよく行われる。学校や寄宿舎での記録は全部残しておかれるし、今後、この学校へ再教育のために入るときに、それを参考にして入学日とか入れ物とか仲間が決まることになる。
さらに、この学校で学習したことは、霊魂のなかに貯えられ「あの世」=故郷で整理され霊魂のものとなるし、また再び学校に入学したときに、それが活かされることになると考えれば、だいたいご理解いただけよう。
こう考えると、「あの世」のことや、「死は終わりではない」などということは、人間は知らないほうがよいともいえる。
ただ現在では、人間という生命体の本体である魂のレベルが進化し、高くなった人も多くなったので、生と死の原理などが、われわれ人間に徐々にではあるが明らかにされてきた、と解釈したい。人間は、野獣より神に一歩近づいたようだ。だから、これからは天地自然の理を魂のレベルに合わせて少しは知ってもよいし、もっと知るよう努力するべきだろう。
次の文は、『ザ・フナイ』の2011年2月号にコンノ・ケンイチさんが同じようなことを書いていましたので、あわせて紹介いたします。
それは一般社会から隔離された獄舎・刑務所だ。私たちは、大霊界(三千世界)の囚人、「肉体」とは拘束衣(こうそくい)だった……。こう形容すると嫌悪感を覚える人もおられようが、ほかに適当な譬(たと)えがないのでご勘弁いただきたい。
筆者は、40年前に自動車事故を起こし、奇跡的に助かったが、そのとき「あの世から監視されている」ことを、心底から悟らされた。この世が刑務所なら当然で、私たちは大なり小なり「あの世から監視されている」のである。
獄舎(刑務所)にも外界(一般社会)の大気や電波が流れこんでいるが、それを量子物理学は実験で検知したといえる。
肉体を拘束衣に例えたが、肉体が自動車で脳(意識)がドライバーだとすると、次のようになる。
自動車は一定の走行距離(寿命)を走ると故障が多くなって廃車にされ、砕かれ焼却される。これが、肉体の死である。しかしドライバーは陽光下へと飛び出し、新しい車に買い替えて運転を続ける。これが輪廻転生だろう。
この世の刑務所で実際の囚人たちは自分がどんな罪を犯し、どのくらいの刑期なのかを知っているが、特殊な霊界である「この世」に住む私たちには、その罪がどんなものなのかは分からない。それを仏教では宿業(カルマ)といい、消滅するまで何度もこの世に出たり入ったりの輪廻転生を繰り返して成仏に至ると教えている。
まさに現世は般若心経のいう「度一切苦厄(どいっさいくやく)」の世界で、四苦・八苦(生・老・病・死・愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとっく)・五蘊盛苦(ごうんじょうく)から逃れることはできない。
ここに紹介した二つの文章の内容を私が肯定したくなりますのは、エマヌエル・スウェーデンボルグ、エドガー・ケイシー、出口王仁三郎、イアン・スティーヴンソン、エリザベス・キューブラー・ロスさんなどをはじめとする多くの方たちの研究を40歳でほぼ完全に知り、論理的には「なるほど」と30数年前にわかった気になっていたからです。
それがほぼ正しかったということも、「聖書の暗号」などで、最近の1~2年で詳しくわかってきました。地球人のレベルもわかってきましたし、それを含めて世の中の構造もわかってきました。われわれ地球人にいま大変化が訪れつつあることも、ほぼわかりました。
地球と地球人の世界がいま大変化しつつあり、たぶん輪廻転生というか、われわれが地球人として生まれ変わることは近々になくなりそうなことまでもわかってきました。
ただ、まだ多くの人たちは、こんなことをあまり詳しく知る必要はなさそうです。それにつきましては、どこかで、まとめては書こうと思います。
ともかく、いま読者にぜひ知っておいてほしいのは、「われわれの故郷は、あの世であり、この世には勉強し、成長し、あるいはカルマというか罪をつぐなうためにきているのだ。だから、一生懸命に正しい生き方を知って生きよう」ということと、できるだけ上手に生きてほしいということです。
いろいろと発生する苦労も“プラス発想”をして、できるだけ楽しんで生きることが、もっとも大事な生き方のようです(転載ここまで)。
そして、ぜひ金原さんが訳された本もお読みいただきたいのです。
いま私は口内手術のアフターケアのため、ほとんど話せません。そのために大半は自宅の書斎で、本を読んだり文章を書いています。そのために、読者の御要望もありますので4月2日から『「人間の正しいあり方」と「宇宙の原理」―地震、津波、放射能のトリプルピンチもこれで乗り越えよう―』(2011年5月 海竜社刊予定)の原稿を書き出しました。
いまこそ正しく真実を知り、逃げたり、批判したりするよりも「宇宙の原理」に従って正しく生きて、それによりいまのピンチを乗り越えるべきだと思います。
そしてそれは可能なはずです。人は正しく知れば、何にでも正しく対処できる存在だからです。
その第一歩として「生と死の真実」を、まず人間として正しく知ってほしいのです。
よろしくお願いいたします。
=以上=
最近はっきり分ったのは政治家、キャリア官僚、東電幹部の無能さ。しかも、このどさくさに菅政権は4月1日から税制改悪。どこまで国民をバカにするのやら。
大地震、津波、放射線汚染という未曾有のピンチに、はっきり分ってきたのは、政治家やキャリア官僚、そして東電幹部の驚くべき無能さです。
たとえば地震直後、非常時宣言をして株式市場を閉鎖すればよい……と、少し経済が分る人ならだれでも思うのですが、菅政権はそのままにしておきました。そこで3月14日は日経平均633円安、3月15日は1015円安で、この2日間に株式だけで約50兆円の富が失われました。今度のトリプル被害の総額が30兆円弱と試算されますので、この50兆円の損失が、いかに無能な政治家や官僚は不要かが分ります。
その無能の根本原因は、キャリア官僚にありそうです。どうして彼らが非常時に無能なのかは高橋洋一著『官愚の国』(2011年3月 祥伝社刊)を読めばよく分ります。「なるほど」と、私もびっくりしながら納得しました。もう彼らに期待するのはやめます。
また計画停電のやり方。東京都心や一部地区を除外する不公平さなども明らかになり、ユーザー無視の東電の無能も、はっきりしてきました。
彼らは福島第一原発から離れた福島県庁や東京都心に対策本部を設け、自らは安全なところにいて、原発現場で決死の作業をする人や被災者たちのことは放りっぱなしと言っていいくらいです。実情が段々とはっきりしてきました。多分、それらの情況はすでに週刊誌などに書かれていますが、多くの人たちには現場で作業に当たっている人たちから、ストレートな情報が直接入ってきています。いまはIT時代、すべて真実がすぐに分ります。
少なくとも原発対策本部は、福島第一原発から20-30km範囲内に設置し、政治家や担当省庁のキャリア、東電の幹部は、そこへ場と居を移し、対応をするのがリーダーとして常識でしょう。
戦争中「日本兵は強いが、士官以上は全く戦争の仕方を知らない人が多かった」といわれたことを思い出します。
一般の日本人は、よくがんばっています。
一方この間に、菅政権はシークレットに税制改悪をしました。
相続税では、これまで8000万円までは課税されなかったのですが、4月1日以降は4800万円以上の遺産があれば課税対象となります。また最高税率も50%から55%に引きあげられました。さらに死亡保険金は生計を一にしている人数分しか500万円の非課税控除が受けられなくなりました。どさくさの税制改悪もいいところです。 読者も自分の給与所得控除がどうなったかを調べてごらんください。
多分アタマにくると思います。
どうやら菅政権や財務官僚は年収400万円以上を富裕層と見て、富裕層からは取れるだけは税金として取りあげたいように思えます。これが民主党や官僚の実体でした。少し気づくのが、おそかったようです。
私は今夏に東電関内で20-30%も電気が不足すると、東京に住む人は、いまから計画避難をした方がよいと思っています。高層のビルの窓の開かない建物、停電で動かないエレベーター、パソコンや電気器具の出す加熱された空気は、エアコンで冷やすしかいまのところよい方法がありません。これを考えますと、早く巨大都市東京から計画的に賢く避難し、エネルギー消費を落とせという自然からの指示でしょう。それにいつ大地震が東京を襲うか分りません。いまから1年内くらいに日本全体でマグニチュード8以上の地震が1回、7以上が10回、6以上は100回くらいあるだろうと推定されているのです。
東京都心だけ停電しないようにするのは民の声が許さないでしょうから不可能だと思います。したがいまして、政府や官僚、東電は何の効果的な手も打てない可能性が高いと思われます。
多分、計画停電はなくなるでしょう。しかし自分のことは、自分で守りましょう。
早く、いまの1/2~1/3のエネルギー消費で充分といえる生き方を、お互いに考えようではありませんか? その知恵は必ず出てくるでしょう。大衆は賢明だからです。
読者の賢明な知恵と行動を、ぜひ期待しています。
=以上=
福島第一原発の放射線事故について
ここ1ヵ月くらいテレビや新聞は連日、福島第一原発からの放射能漏れと拡散のニュースを伝えています。悲観論から楽観論まで、週刊誌や風評被害まで加わり、日本中が大変なことになっています。
私は3月21日のこのページで「心配しなくても大丈夫だろう」と書きました。
また、現在、福島第一原発の近くに、居をおいた(?)副島隆彦さんを「勇気ある男だ。僕も元気なら彼のような行動を取りたい。あいにく病気で手術直後で動けないのが残念だ」という発言もしました。そのため「無責任なことを言うな」と多くの人から叱られました。
ただ、私は慎重な人間で、冷静、理性的にしか発言しない常識マンです。
3月14日ごろからの日本株の動き(日経225の大証での先物取引や東証での現物取引)などから見て、さらに私の知人の原子力についての詳しい人たちの本音の意見などから、統合判断して、ホームページの発信文を書き、発言もしていたのです。それらの詳細につきましては、いま原稿を書き、5月中に海流社から発刊予定の拙著『「人間の正しいあり方」と「宇宙の原則」』に載せますので、ぜひ詳細は発刊までお待ちください。
と言いましても御心配でしょうから、きょうは発売されたばかりの、私の親友で情報通のベンジャミン・フルフォードさんの新著『勃発! 第3次世界大戦』(4月5日 ベストセラーズ刊)の「エピローグ ―大地震を乗り越えて」の中の一部の文を、ここへ転載させてもらい、紹介いたします。これは現在の世界の有識者の見方だと言っていいと思います。
本書を最終チェックしていた2011年3月11日、マグニチュード9.0という、観測史上最大となった東日本大地震が発生した。
地震による家屋の倒壊だけでなく、沿岸部を津波が襲来し、東北沿岸を中心に東日本全体に甚大な被害が出た。犠牲者に心より冥福を祈るとともに、被災者にはいち早い復興を心より願っている。
この大地震に関して、複数のルートから情報が集まっている。
その大半は、闇の支配者が、最後のあがきとして「地震兵器」を使用したというものだ。私は2010年12月、アメリカのジャーナリストであるジェリー・E・スミス氏が著した『気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル』(成甲書房刊)の監修を手掛けた。タイトルを見れば分かるように、アメリカが極秘に開発した「地震兵器」や「気象兵器」について述べられた本で、私は、この本を通じて、日本の読者に「地震兵器」がすでに実用段階にあることを伝えようとしてきた。確かに「地震兵器」が存在するというと、眉に唾をしたくなるが、1997年にウィリアム・コーエン国防長官(当時)が、記者会見でこう発言していることを忘れてはならない。
「電磁波で遠くから火山の噴火や地震を人為的に起こしたり、気候を変えたりする環境テロに手を染めたりする者たちもいる」(1997年4月28日、アトランタ大学での発言)
地震兵器が存在することをアメリカ国防長官が、正式な会見で認めているのだ。
もし、闇の支配者たちが何かの目的をもって、人工地震攻撃を日本に対して行ったとするならば、その罪は絶対に許されるものではない。
また、私が気になっているのは地震報道に関してである。マスコミは闇の支配者による情報のコントロールを受けてしまったのではないかと感じている。
たとえば福島原発の事故だ。地震翌日の3月12日昼の1時、知人の国会議員からこんな連絡が入ってきた。
「福島の原発がメルトダウンするらしい。私たちは(国会議員は)東京から脱出する」
政府中枢でさえ、これほど混乱していたのだ。冷静になれば、スリーマイル島の原発事故なみのことが起こっても、せいぜいレントゲン3回程度の放射能が漏れる程度であり、黒鉛炉のチェルノブイリとは違い、軽水炉である福島原発が東京に放射能被害を出すような事故を起こす可能性はほとんどないことは、ちょっと調べればすぐに分かる。国会議員がこれほど混乱していたのは、明らかに「闇の支配者」の情報コントロールを受けてしまったからであろう。
今回の地震で、アメリカ追従の菅政権は延命された。逆に言えば地震がなければ、2011年4月の統一地方選挙を経て、日本に、より良い新政権が生まれる可能性もあった。大地震が政治情勢を一変させてしまったのだ。ここに私は、疑念を抱いてしまうのだ。
闇の支配者に残されているのは「メディア」だけである。それを駆使して、なんとかして自分たちに有利な状況を作り出そうと必死になっている。エジプトでムバラク政権を倒した反政府青年グループ「青年運動連盟」(AYM)のスポンサーには、Google、CBSNEWS、ABC、NBC、CNN、YouTube、face book、MTV、NATIONAL GEOGRAPHIC、Pepsiなどの多国籍大企業と欧米メディアが名を連れていた。AYMの公式サイトにアクセスすれば、堂々とロゴを出しているぐらいなのだ。
いまでも「情報」は闇の支配者のコントロール下にある。
しかし、いや、だからこそ、一人一人が冷静な視点と客観的な情報で自ら判断すれば、闇の支配者の最後のあがきに十分、対抗できるのだ。
それを忘れないでほしい(転載ここまで)。
私には、ベンジャミン・フルフォードさんや中丸薫さんが、しきりに言っている“闇の勢力”や“影の勢力”あるいは“闇の支配者”が存在しているか否かは、いまのところ否定も肯定もできません。しかし「聖書の暗号」などと、現実の歴史を見ますと、そういう勢力が存在していたようだし、いまもその残滓がいるような気もします。
ともかく優秀なジャーナリストと定評のあるうえ、人間性もすばらしいし勇気ある人でもあるベンジャミン・フルフォードさんの福島第一原発の事故についての意見を、ぜひ知っておいてください。よろしく。
=以上=
3月11日の地震は、人工地震らしい。
4月11日のこのページでベンジャミン・フルフォードさんの見解を紹介しました。
多くの読者が一番びっくりしたのは、彼が、「3月11日の巨大地震は闇の支配者の地震兵器による人工地震らしい」と、言っていることです。
彼は3月11日の夜10時05分発信の彼のブログで、このことをすでにはっきり書いています。
私は多少、気になるので友人に人工地震について調べてもらいました。
それにつきましては、5月号の『ザ・フナイ』に友人からの情報を一読者の方からの投稿として載せる予定なので、ぜひ御一読ください。
天然(自然)の地震と人工地震には、はっきりとちがう特性があるもようです。
それは、いろんな方法で知ることが、現在では可能なようです。人工地震の場合、地震計で見ると、初動から針の動きが最大MAXになるというのです。そして、それらは1970年くらいから世界各地で記録されはじめたようです。起こされているようです。
たとえば地下にCO2(二酸化炭素)ガスや水などを注入することによってもおこるもようで、このことにつきましては日本の誇る元・北海道大学教授の地震学者の島村英紀氏の論文が有名らしいです。
彼はノルウェーの大学から研究資金を着服したという理由で、日本の検察に逮捕され、学者生命を失いましたが、当のノルウェーの大学が「そんなことはない」と否定の声明が出されています。
ともかく最近の日本の中越沖地震、ハイチ地震、ニュージーランド地震、スマトラ島沖地震などは人工地震だと思われるということでした。
これらには日本の政府の研究機関もおおいに関係がありそうで、3月11日の地震の時も震源地近くで日本の「ちきゅう号」が人工地震の原因になる海底掘削をしていたもようです。
これら以外にベンジャミン・フルフォードさんが監訳した『気象兵器・地震兵器・HAARP・ケムトレイル』(2010年12月 成甲書房刊)も一読しておけば参考になると思います。
同書の表紙にはつぎのようなコトバが書かれています。
一部の国がエボラウィルスのような病原体を造ろうとしてきたことを示す報告書が複数存在する。そんなことが現実になれば、控えめに言っても極めて危険な事態になるだろう。アルビン・トフラーも「特定の人種や民族を抹殺するため、一部の科学者が人種に特異的に作用する病原体を生み出そうとしている」と記している。特定の作物を狙い撃ちにする技術や昆虫を開発する動きもある。電磁波で遠くから火山の噴火や地震を人為的に起こしたり、気候を変えたりする環境テロに手を染める者たちもいる。多くの優秀な頭脳が、他国を恐怖に陥れる方法を探している。これは現実に起こっていることであり、我々も対策を強化しなければならない。
米国防長官ウィリアム・S・コーエン[1997年4月28日の発言]
皮肉にもフリードリッヒ・エンゲルスは次のように述べている。「実戦で使用される兵器はいまや高度に完成された段階に達し、革命的な影響をおよぼすこれ以上の進歩はもはや不可能である」。だが、進歩を遂げたのは軍事兵器にとどまるわけではない。地政学や戦略上の基本的な概念も根本的に変わった。空間と気象のコントロールが戦略上の鍵を握る要素として、スエズ運河やジブラルタル海峡などの戦略的要衝にとってかわったのである。
ズビグニュー・ブレジンスキー[著書『テクネトロニック・エージ』より]
同書は本体価格1,800円の部厚い本ですが、読んでおいた方がよい本だと思います。
ともかく人間がこのような自然を破壊するような行動をしはじめると、自然も秩序維持のための調整機能を発揮してきます。人間はよけいなことはやめるべきです。
なお、これとは逆によいニュースとしては、放射能の防衛法もいろいろ分ってきました。4月18日にはそれらを紹介したいと思います。
セシウム137 ヨウ素131 ストロンチウム90などをわずか1ヵ月内くらいの期日でその害の大半を取り去ってしまう方法など分っている範囲で紹介したいと思います。よろしく。
=以上=
放射能を除去する方法が、次から次へと分ってきた
福島原発から放射性物質が、いま日本人を恐怖に陥れています。大量放出で最悪の「レベル7」になりました。ただ、いまのところチェルノブイリの1/10くらいの量と考えられます。
世界中からも注目されています。
ところで、私のところへは、これらを除去する方法が次ぎつぎと情報として寄せられています。私は、いろんな理由から日本人は、このピンチを乗り越えるものと確信しています。それについてはいま新しい本の原稿を書いています。来月、海竜社から発刊予定です。
きょうは私が放射性物質対策として実行していることを書き、それらの情報源を紹介したいと思います。
私が実行しているのは、毎日、「ミネラル」を適量摂っていることです。
これはこのHPの今年3月18日の私の発信文と4月5日にアップした「“ココ”にクローズアップ」というコーナーでの紹介文をごらんください。
つぎに「E水」を1日1.5Lくらい飲んでいます。また、この水で顔などを洗っています。
E水については、最近の何冊かの拙著でかなり詳しく書いていますが、故・神坂新太郎さんの開発したカラダに良いといわれる万能水(?)です。拙著『2011年からの正しい生き方』(2011年1月10日 ヒカルランド刊)の182~186ページにも書きましたが、『ザ・フナイ』の今年5月号にE水のことを、もっとも詳しく知っているJIMIさんが、このE水と放射能の関係を記してくれるはずです。この『ザ・フナイ』5月号は4月末日に発刊されるので、それをお読みください。
それからEM・X GOLDを常用しています。開発者の比嘉照夫さんに、「チェルノブイリで効果があったようだ」と聞いていたからです。
その比嘉さんの発表している文章などは、船井総研の常務取締役の五十棲剛史君にたのむと多分入手できます(連絡先:株式会社 船井総合研究所/窓口:山本 裕己(やまもとゆみ) メール:yumi-yamamoto@funaisoken.co.jp *データをお送りいたしますのでメールにてご連絡お待ちしております。 *その他お問い合わせは、船井総研/TEL:06-6232-0188 まで)。調べたい方はどうぞたのんで入手してください。長文になるので、ここでの紹介は遠慮しておきます(なお、比嘉照夫さんには、このホームページの『船井幸雄注目の“本物”に携わる人たち』というコーナーで、4月から文章を書いてもらっています。月1回更新で3回の掲載予定です)。
それから、もう一つ、いま「ひまわり」の種を庭など家の近所に植えました。
それは、森美智代さんから、つぎのようなお手紙をちょうだいしたからです。森さんは「不食の人」として有名ですが、私に時々、すばらしいことを教えてくれます。
彼女の了解を得ましたので4月4日に着信したお手紙と4月6日づけの彼女からのFAXを、そのまま転載します。
どうぞ皆さんも、実践してみてください。
船井幸雄先生
謹啓、陽春の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
12月の船井塾では、講師としてお招きいただきましてありがとうございました。その時に、船井先生が、お話してくださった内容で、福島の原発の事故、2つのことをおっしゃっていたのを思い出して、船井先生は預言者だと思い驚いたことでした。
さて、お陰さまで映画「不食の時代」白鳥哲監督のDVDが発売されましたので、お送りいたします。(販売は、私のところや山田健康センターさんで行っています。)東京・大阪・京都での映画館でのロードショー、船井幸雄先生のところの「にんげんクラブ」の全国大会で4000人、「健康むら21ネット」の全国大会で500人、群馬、鳥取、日本エドガーケイシー協会のテンプル・ビューティフル、等のみなさんの自主上映のお陰で1万人以上の方がご覧になってくださいました。福島の映画館でもロードショーを4月にある予定でしたが、この度の地震で取りやめになりました。
『食べること、やめました』マキノ出版は4刷目に入り、ハングル語版がでました。
2冊目の本は『「ありがとうを言う」と超健康になる』
サブタイトル―世界的宗教学者と超少食実践者が教える究極の健康法―
帯キャッチコピー
「ありがとう」の呼吸、念仏、体操、少食、断食があなたを変える!
「ありがとう」にはすごいチカラがあります!
共著者:町田宗鳳(広島大学大学院教授)、森美智代(森鍼灸院院長)、マキノ出版、発売日:平成23年5月14日、定価:(本体1333円十税)、初版部数:6000部、46判並製 220ページ
ブログは1日何百人か見ていただいているようで、今は総閲覧者数が163179人でした。
同封の写真は、3月29日に、長野の分杭峠の近くにおられる山田一二三さん(ヒーラー)とご一緒に撮った写真ですが、私のまわりにオーラが出ていて、印刷すると温かい気が出ているので霊光写真だ!ということで、面白いので同封致します。
昇幹夫先生がヒマワリが放射線で汚染された土壌をよくしてくれることを教えてくださいました。被災している方にも、今足りないものも教えてくださって、届けるルートも教えていただいて、色々なものをお届けすることができました。
チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射線に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培、ヒマワリがセシワム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積することをつきとめた。危険性が失われるまで30年以上かかる放射性物質を20日間で95%以上も除去する事に成功したのだ。凄い。
ということは、日本ひまわり大作戦!みんなひまわりを町中に植えたら安全な土壌によみがえる。ということで、ヒマワリの種を先生にもお届けします。
では、ご多忙のこととは存じますがお体をご自愛くださいませ。
2011年4月
謹白
(4月4日に着信)
船井幸雄先生
拝復、軽暖の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。
早速、お忙しく、体調がすぐれない中、faxありがとうごさいます。先生の休調が一刻も早く良くなる事をお祈りしております。私は先生の側にいると、魂が喜んで、ワクワク、ウキウキした気持ちになって、霊的波長が共鳴して、能力が覚醒していくような気もちになります。何か不思議な事(超能力)が起これば、すぐ船井先生にお知らせしたいと思ってしまいます。とても貴重な大切な御身なので、是非体を労わっていただきたいとお願い申し上げます。日本の為にも世界の為にも。
近ければ毎日でも、お手当をさせていただきたい気持ちです。あるいは、私のチャクラを開いてくださった佐藤眞志先生(10年ほど前には300人の人を幽体離脱させたそうです)や、写真を一緒に撮った山田一二三さん、(長野県の分杭峠を整えたり、余命数ヵ月の方を治療されたりしていて、チャクラを開くこともできて、除霊もできる)や花谷幸比古先生等たくさんのヒーラーの方々を引き連れて先生のお体を癒しに参上したい気持ちです。
私の手紙をブログや新しいご著書に掲載して頂けるとのこと大変光栄に存じます。先生の宣伝のお力で、日本の国土が救われると思います。ヒマワリ同様の効果は莱の花にもあるそうです。これからはヒマワリの種を、冬になったら菜の花を植えるようにすればと思います。チェルノブイリでは、その油をバイオ燃料にして活用しているそうです。
水の放射線の汚染は、クロレラやスピルリナ(スピレン)がいいと言われているそうです。核分裂で出てきた放射能を、ヒマワリなどの植物が集めてくれるとは、エントロピー増大の法則の最終の処の放射能をネゲントロピー(生命系)でおさめられるのですから生物のエネルギーすごいなあとちょっと感動します。
昇幹夫先生(日本笑い学会副会長、産婦人科・麻酔医)は、
「船井先生の応援すごいですね。眼の覚める人が増えて、甲田先生の健やかに老いる真人類が1%になっただけで大きく変わると思います。」とおっしゃっておられました。
では、取り急きお礼まで、お体をご自愛くださいませ。
敬具
4月6日
森 美智代(転載ここまで)
これを読み、庭の菜の花も大事にしています。なおゼオライトにも放射能除去の効果があると言われていますが、いま調査中です。
これらと3月21日と4月11日の、このHPの私の発信文を読み、マクロには安心して、ミクロには、くれぐれも注意して上手に放射性物質に対処ください。地震が頻発しています。 これから1年間でM6以上が日本で200回近くあるだろうとの予測がされています。充分注意ください。
それでも日本と日本人は負けないと思います。大丈夫です。
それと4月15日の朝にベンジャミン・フルフォードさんから連絡があり、日本に地震攻撃をつづけていた「闇の勢力」というか悪魔教の信者の人たちは、これをやめることに決めたとのことです。
事実4月14日から地震数がへりました。もし福島第一原発の近くにM5級の地震が、あと数回もつづけば、原発から半径300km内は人の住めない場所になった可能性があります。詳しくはベンジャミン・フルフォードさんが、まにあえば5月号の『ザ・フナイ』の記事を変更して書くと思いますが、とりあえず近々理由は明らかになると思います。それにしても一安心です。以上、緊急に報告しておきます。
また他によいニュースがあれば、このホームページ上などで報告します。よろしく。
=以上=
地震兵器で攻撃を受けた日本
今月の14日は「船井塾」の日でした。この塾は私がいま、もっとも力を入れている「真実」を研究し、「近未来」と「対処法」を知る会員制の勉強会です。
最近、地震が頻発しています。だから地震のことを中心に放射能のことなどを話そうと思っていたのです。
ちょうどその時、『ザ・フナイ』の高岡編集長から「5月号にこんな記事がのります。校正用のゲラです。お読みになりますか」と言って、もらったのが「地震兵器で攻撃を受けた日本」という題名の12ページの文章でした。
この文章を書いた人は、ベンジャミン・フルフォードさんです。同誌の連載者の1人で私の親友です。題名に「びっくり」して、さっそく読んでみました。
実に理路整然とした文章でした。
今年3月11日の巨大地震がなぜおきたのか、おこしたのはだれか? どうしてこんな地震を、この時に日本に対しておこしのか、その方法は?
それに対する対処法の現状の進行状況まで、本当に分りやすく、だれでも理解できるように書かれていました。
私の知らないことが、かなり書かれていました。しかし知っていることも正しく多く書かれています。だから全体としてこの文章は、正しいことが多いと思いました。
私の知っているベンジャミン・フルフォードさんの人間性、取材能力からみて、この文章の信用性は高いと思われます。これは日本人必読の文章だとも思います。だからぜひ『ザ・フナイ』5月号を入手して、どんなことが書かれているか、お読みいただきたいのです。
ここで書かれていることの検証は、できるだけ早くできれば彼に会い、直接たしかめてみようと思っています。
もちろん、私は地震兵器や気象兵器が1970年代に米ソ両国によって共同開発されたことや、現実に使用できる状態であることも1997年に当時の米国の国防長官が発言しており、ペンタゴンのホームページにも記されていることを知っています。だからこれは疑えません。
しかし『ザ・フナイ』5月号のベンジャミン・フルフォードさんの文章は、「電磁波によって天候を変えたり、火山を噴火させたりしている勢力がおり、その人たちが目的をもって3月11日に日本を攻撃したのだ」と、はっきり理由と目的まで書かれているのです。
人間は良識があり、こんなバカげたことを人間がするはずがない……と私は思っていましたので、本当にびっくりしたのですが、今度の巨大地震は「聖書の暗号」にも出てきます。
この「聖書の暗号」には「闇の勢力の存在、彼らが聖書を人間の支配のツールとしてつくり、暗号もつくったこと」なども出てきます。
この闇の勢力とアメリカの関係もベンジャミンさんは、『ザ・フナイ』5月号で書いていますが、ともあれふつうの人にとっては驚くべき、しかも真実だと思わせられる文章の内容でした。
ともかくお読みください。
なお『ザ・フナイ』の5月号には、他の地震研究者による人工地震のこと、最近頻発する地震の中に、人工地震と思われるものが多くあることなどを伊勢伸之さんが説明しています。『ザ・フナイ』の伊勢さんの原稿は「人為的要因で起こる地震の研究」という題名です。
事実、私の調査では、3月11日の巨大地震を予知していた人がかなりおり、10人くらいは具体的に氏名、職業などが分っています。
それらの人の1/3くらいが、人工地震だったと考えているようです。
特に井口和基工学博士の考え方と福島第一原発問題の解決法などは非常に参考になります。
少し本HPの読者にも研究してもらい、いろいろ知り、今後に対処してもらいたく思います。
なお、『ザ・フナイ』は以下のような要旨で出している月刊誌です。毎号これは掲載しています。
~『ザ・フナイ』発刊の趣旨に関しまして~
月刊『ザ・フナイ』は、2007年10月に創刊いたしました。
おかげさまにて皆さまから多くの御支持をいただきまして、心から御礼申しあげます。
ところで、『ザ・フナイ』では、一般の新聞やテレビでは報道していない内容を取り上げることが多いためでしょうか、「勉強になります」とのお声の一方、「このような内容の文書を掲載しても大丈夫でしょうか?」とのお声も寄せられております。ご配慮くださいますお気持ちには心から感謝申しあげつつ、次のように考えております。
①ご執筆者の皆さまは、情報力、分析力はもとより、人間性も安心できる方々にご依頼しております。ご執筆者の皆さまには、その時点において「真実に違いない」と確信されることを、誠意をもって発表いただいております。
②船井幸雄のスタンスは、「否定も肯定もできないことは、否定も肯定もしない」という姿勢に、一貫しております。
「世の中には、このような見方もごさいます。現時点では少数意見かもしれませんが、さまざまな考え・視点があることを知ったうえで、そこから先は、あなたさまご自身の責任で判断し、取捨選択くださいませ。あなたの選んだことが、次の世界をつくるのです」と、申しあげたいと存じます。
③記名記事に対して“こんなことを書いてはいけない”と内容を規制し、「言論の自由」を破ることは、あってはならないことと考えております。基本的には、制約を加えないで自由に書いていただくのが、すべての人のためにも、よいことであると確信しております。
また、「言論の自由」をはじめとする「表現の自由」のない世の中にしてはならないと考えます。表現の自由・選択の自由のないところには、ひとりひとりの真の成長と発展は望めないでしょう。
『ザ・フナイ』を発刊する目的は、日本と世界の将来、地球と人類の行く末を真剣に考える人たちの意見を自由に掲載し、読者の皆さまに、さまざまな見方、意見、視点があることを充分にお知りいただいたうえで、どのような世界に自分は住みたいのか? をご自身で判断していく材料にしていただくためでございます。
私どもは、いまから一番大事なのは、「自主」「自己責任」そして、それらを踏まえた「自由」だと思っております。よろしく御承知をいただければ、幸いにございます。
『ザ・フナイ』をご活用いただきたく、今後とも、何卒よろしくお願い申しあげます。
『ザ・フナイ』主幹 船井幸雄
『ザ・フナイ』編集長 高岡良子(転載ここまで)
ところで4月18日のこのページにも書きましたが、4月15日の朝にベンジャミン・フルフォードさんから連絡があり、日本に地震攻撃をつづけていた「闇の勢力」というか悪魔教の信者の人たちは、これをやめることに決めたとのことです。
事実4月14日から地震数がへりました。もし福島第一原発の近くにM5級の地震が、あと数回もつづけば、原発から半径300km内は人の住めない場所になった可能性があります。詳しくはベンジャミン・フルフォードさんが、まにあえば5月号の『ザ・フナイ』の記事を変更して書くと思いますが、とりあえず近々理由は明らかになると思います。
それにしても一安心です。以上、緊急に報告しておきます。
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【船井幸雄.com事務局よりのお知らせ】
最近、船井幸雄のところに、『死後世界へのソウルガイド&ナビゲーション』(徳間書店刊)の訳者であり、4月4日の「船井幸雄のいま知らせたいこと」で紹介しました金原博昭さんからつぎのような案内が届きました。
船井幸雄は「良いことなので、知らせてください。ただ各自が心の底から祈ってもらえばいい。形式にこだわる必要はないと思う」と言っています。
良いことなので、よろしければ御参加ください。
金原さんによると、以下の【お祈りの儀式】を日本時間で4月24日(日)午前10時より約30分くらい行うそうです。その目的は、福島第一原発の、これ以上の放射性物質の放出を何としても避けることであり、具体的には、福島第一原発の全ての原子炉の燃料棒を、私たちの集合意識の力で常温にまで冷却させることです。当日は、『死後世界へのソウルガイド&ナビゲーション』の著者であるラマ・シングからのガイダンスおよび助言に基づいて実施されるそうです。参加者としては、アル・マイナー&スーザン・マイナーが主宰しているOG(ワンネス・グループ)、エドガー・ケイシーのARE(研究と啓発のための協会)、ゴードン・マイケル・スキャリオン&シンシア・ケイエスが主宰しているMatrix Institute、そして世界各地のレイキ(霊気)・マスターたち他で、より多くの方に参加いただきたいとのことです。
なお、事前の準備や考慮すべき点は以下のようになるそうです。
①私たち各々の内奥には聖なる場所(Peace of Sacredness)があります。これに敬意をはらうことにより、パワーが与えられます。この場所を事前に認識しておくことを勧めます。
②儀式を始める前に、私たち自身を浄化します。身体と心と感情が清まれば清まるほど、私たちの能力が高まります。それによって、障害が入ることなく私たちの意図どおりに儀式を履行することができます。
③確信に基づいて儀式に挑むことが肝要です。
④もしも式服(色は癒しと安らぎを表すもの)があれば、それを着てください。
⑤儀式の間は金属製のものを身体から外します。
⑥グループでこの儀式をする場合は、グループの伝統に従って儀式を執り行ってもけっこうです。
⑦儀式の中で小さな鐘あるいはベルを使い、お香をたきます。
以下、金原さんからの文章を紹介します。
【お祈りの儀式】
1.冒頭陳述において、祈りの対象の名称とその場所を次のように述べる必要があります。「福島第一原発の原子炉の燃料棒に安らぎと涼しさをもたらすことが私たちグループの目的です」。
2.儀式の初めに小さな鐘を鳴らすと良いでしょう。このような音を創り出す聖なる象徴が、ベル、鐘あるいは他のどんなものであっても、その振動が響きとして燃料棒に伝わるのをイメージして下さい。あなたはそれらに呼びかけているのです。この振動が地球自身、そしてもちろん地球の意識の中で響き渡ります。
3.棒は地球自身から集められて加工され、非常に強い意図に基づいて現在の形状に造られました。この最初の意図を短い時間イメージして下さい。この意図が今中和され、地球と調和する状態に戻されます。その特定な面の焦点となるような象徴をつくると良いでしょう。
4.もしも儀式において芳香が使えるのであれば、今焚いて下さい。
5.四大元素(地、水、火、風)全てを称える儀式を始めると良いでしょう。そして燃料棒を象徴する小さな炎あるいはローソクを灯します。炎を見てあなた自身を解放し、あなた方のグループのパワーを感知してください。数分間この状態を続けます。
6.あなた方の各々と一体化しているエネルギーに呼びかけます。「癒しと安らぎを燃料棒にもたらすために、私があなたと一つであるところのパワーを使います」。そして、福島原発原子炉の燃料棒を心に描きます。
7.声に出して次のように言います。「私たちは兄弟愛・姉妹愛に基づく同胞団として結集しました。私たち兄弟姉妹は、魂を一つにしてこのただ一つの目的に集中し、共同で、安らぎと涼しさを福島第一原発全ての原子炉の燃料棒にもたらします」(聖なる雰囲気を感じ取るために一息つきます)。
「私たちは、私たちの独自性そのものであるとともに一体性の力である永遠不滅のエネルギーを内奥に抱きます。そして、これを福島原発の所在地および原子炉の燃料棒に集中させます」。
8.ゆっくりと息を吸い、ちょっとの間息を止めてから、一体となったグループの目的に向けて、落ち着いてゆっくりと優しく息を吐きます。息が燃料棒の上に吐かれるのをイメージします。あなたの所属するグループの伝統に従い、ゆっくりと何度も繰り返しこれを行います。3回、7回、あるいはあなたが望むだけこれを行います。こうすることによって、あなた自身が、燃料棒に癒しと安らぎをもたらす集合意識の力そのものになります。
9.四大元素(地、水、火、風)に呼びかけます。大地、海、火および空気を祝福します。そして、一息つきながら、あなた方のグループの一体性の中にこれらの元素を保持します。
10.あなた方が信奉する教えや信条における聖なる祈りがどんなものであれ、それを今行ってください。
11. 聖歌、詠唱、聖経等があれば、共通のお祈りに続いてそれを行ってください。そして今、あなた方自身の魂の一部である安らぎと愛を燃料棒に送ってください。そして沈黙し、燃料棒を冷却する過程にすべての意識を集中させて下さい。四大元素を称えることは、あなた自身を称えることですが、それをするに従い、あなたが燃料棒の一部なっていることが分かります。燃料棒と一つであるという認識に基づいて、それらが穏やかで落ち着いた安らぎの状態になるように呼びかけます。この儀式とお祈り、聖歌・聖経等を続けるに従い、灯っている炎がだんだん小さくなります。そこで、現在灯っている燃料棒が冷えていくことをイメージします。ローソクを使っている場合は、お祈りの時間の終わりにそれを消して下さい。すると、炎が無い状態になり、穏やかな休息の時間になります。調和と落ち着いた安らぎが、お祈りの対象である燃料棒に降りてくるのをイメージします。
12.あなた方が信奉する教えや信条に従って、適切な時間にこの儀式を終了して下さい。その際、小さな鐘やベルを再度鳴らします。
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なお、大きなグループでの儀式が終わったあと、もしも可能であれば、参加者が坐している場所に合わせて、交代でお祈りをして下さい。それにより、絶え間のない祈りの流れが出来ます。この穏やかな癒しの風が燃料棒の上に流れ続け、あなた方の内なる聖所において、燃料棒が安らぎと愛でもって冷やされていくのをイメージします。この際、燃料棒のみならず大地、海、空気をも祝福します。
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以上のとおりです。なお、これについて何かご不明なところなどがありましたら、金原さんのメールアドレス(kimpara@ksj.biglobe.ne.jp)にお問い合せください。よろしくお願いします。
=以上=
本当に大事なことを知ろう
最近、このホームページのアクセス数が激増しています。今年3月中旬からのことですが、少ない日でも5万、多い日は20万ぐらいになってきました。
1ヵ月で150万アクセス以上になるような気がします。以前の3倍以上です。
特に私の発信文に対するアクセス数が急増中で、今月(4月)21日の「地震兵器で攻撃を受けた日本」という文章は、多分30万人以上の読者が読んでくれると思っています。
少し影響力が出て来たようなので、注意して、これからはより慎重に本当に大事なことを中心に発信していく所存でおります。
人工地震についての情報は、最近は世界中からとびこんで来ます。
たとえば韓国の中央日報は、最近「北朝鮮も地震兵器を持っている」と報じていますし、朝日新聞や読売新聞も時々、人工地震のことを記事にしています。
放射能についても中国の原爆実験によるシルクロード周辺の放射線濃度のことなどが詳しく報じられていますが、私は確認をとらないことは書かない主義なのでここへの詳述は控えます。
本当に大事なことは、まちがいないと確信があって、はじめて書くべきだと思うからです。ですから4月21日の文章は自分では「書いてよい」と思ったものです。
ともあれこの「船井幸雄.com」のアクセス数が増えた最大の理由は、無料で、大事なことを発信している姿勢が認められたようだ……と思っています。人々はやはり無料が好きなようですね。
ところで、いまは本当に大事なことを知らねばならない時になりました。
それらが、政府やマスメディアからはなかなか正しい情報として流れてこないようです。多分意図的にだれかに情報統制を受けているように思われます。
ではどうすればよいのかですが、有料で信頼できる人や機関の正しい情報を入手するのがもっとも確かです。
その一つに、私が主幹として創刊した月刊誌『ザ・フナイ』があります。この雑誌を創った主旨は、毎号、同誌に書いていますが、それを4月21日の私の発信文のなかで紹介しています。いまの世の中では、勇気を持って真実を述べるのは日本でもむつかしいのですが、約10人の勇気ある人、しかも大事な真実を知っている人を選び、毎月連載の形式で書いてもらっています。
ちなみに現在の連載者は、飛鳥昭雄、小沢泰久、五井野正、koro先生、小宮一慶、副島隆彦、中矢伸一、船瀬俊介、ベンジャミン・フルフォード、篠原佳年、高島康司さんなどで、すべて私の親友です。人間性のすばらしい人ばかりで、本当の正しい情報以外は、絶対に書かないと思える人たちです。
特に5月号は大震災に関する発言がメインなので、日本再起のためにもぜひお読みください。びっくりすることが多く書かれています。
いまのところ年間で税込17,400円の購読料です。書店売りはほとんどしていませんが、この月刊誌『ザ・フナイ』で書かれてきたように、世の中が変って行きますので、最近は毎号とも売り切れが常識です。ちなみに発行数は1万冊余です。
本当に大事なことで誌内を埋めている月刊情報誌だと、私と編集長は自負しております。
さて、いま本当に大事なことで、これを実行してほしいなと私が思いますのは、この「船井幸雄.com」の今年1月24日に書いた加治将一氏によるホ・オポノポノ式の願望実現法です。
今月24日(昨日)は、金原博昭さんが、一つの提言をしてくれましたが、あれもよかったと思います。
とはいえ、加治流ホ・オポノポノは、より実行しやすく、やはりすばらしい効果があると私には思えます。「ホ・オポノポノ」というのは、ハワイに伝統的に伝わっている願望実現法で、この第一人者のイハレアカラ・ヒューレンさんは私の友人です。
月刊誌『ザ・フナイ』の2008年2月号に、ヒューレン博士と私の対談記事がありますし、ホ・オポノポノについての日本語の解説本も何冊か出ています。詳しく知りたい方は、それらを御一読ください。具体的には、つぎのようなマントラを各自が思いついた時に一日何十回とコトバやアタマの中でくり返しとなえるだけでよいのです。
「日本よ、日本人よ、愛しています。最高ですよ。感謝してますよ。いままでより、よい国、よい人になりますよ。ありがとう」でよいと思うのです。
実は私は、すでにとなえはじめています。もちろん「船井幸雄よ、最高だよ。愛しているよ。ありがとう」と、ともに毎日数十回は、アタマの中でとなえています。
これは「正しい思いは、くりかえし述べることで実現する」という本当に大事なことの現実的実行ノウハウなのです。できれば1月24日のホームページをまず読み、できることならぜひ読者も実行ください。よろしく。
* * * * * * *
【船井幸雄.com事務局よりのお知らせ】
上記で船井幸雄も紹介し、船井が大好きな作家・セラピストである加治将一さんがセラピーのノウハウを伝授する「全2回 加治式メンタル・セラピー 初級講座&ワークショップ」が5月14日(土)、6月25日(土)に開催されます。よろしければぜひご参加ください。
【加治将一さんからのコメント】
「精神疾患の損失は年間11億円、先進国第一位。日本の自殺者3万人、ズバ抜けて多い比率です。日本人のウツ、自殺者の増加の一因には、日本人特有のものがあります。
1番は「恥の文化」
自分を取り繕い、ストレスを溜めます。
2番目は「縦社会の文化」
自由な発言がはばかられ、常にプレッシャーをあります。
3番目は「比較の文化」
自分の地位、ファッション、流行を気にし、仲間外れをとても恐れます。
4番目は「頑張れ文化」
落ち込んでいる人に「頑張れ」は禁句です。
本当に苦しんでいる人は「頑張れ」の一言で孤独に陥り、反発心さえ生まれます。
海外では大勢のセラピストが活躍しています。
企業には専門セラピストがいます。学校にも常駐しています。家庭のホーム・セラピストも珍しくはありません。
ところが日本にはほとんどいないのです。
心療内科医はいますが、彼らは薬の専門家でセラピストではないのです。くわえて今回の東日本大震災です
「心のケアのためには、セラピストの1万人養成は急務です」
今年から一般健康診断に心の病気、ウツ病などが正式に入りました。
新しい社会貢献のツールとして、今後ますます必要になる分野です。
「加治式メンタル・セラピー講座」は従来のセミナーとは異なり、スキルの習得と実践が身につくワークショップ・セミナーです。中級、上級の習得と共にレベルアップを目指します。受講者はセラピストとして無料、有料の地域活動に入ることを勧めています。
またあなたのクリニックの開業、及び支部設立の組織化も視野に入れ、応援してゆきます。セラピーで、あなたも、そして世の中も元気にしていきませんか!」
★お申込み・詳細はコチラ→http://www.semi271.com/seminar/mental_therapy/index.html
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=以上=
松下政経塾と原子力発電
4月23日の土曜日のことです。浜名湖の西隣り、静岡県湖西市の三上元市長から電話がありました。
彼は何十年も私のところ(船井総研)で私の片腕として、名経営コンサルタントとしても大活躍してくれた人で、船井総研の社員、役員などを歴任後、退職して、生まれ故郷の湖西市の市長になったすばらしい人です。ストレートで絶対にウソも言わない人でした。
いきなり「原子力発電所をどう思いますか?」と言ってきました。
「そんなものいうまでもない。やめるべきだよ」と答えると、「そうでしょう。静岡県の市長会で、それが問題になっており、やめるべきだ……と思うんですが、ほとんどの市長は、態度を明らかにしないのです。原子力発電をやめないで、つづけるべきだという人々が50%はいますから」と彼は言うのです。
経営者やトップというのは、「絶対に安全」と確信できないことにゴーサインを出してはいけないのです。これは経営者の常識です。というよりもこれは意志決定の原則なのです。「想定外の出来事がおこらない限り安全だ」と言っていた福島第一原発が、安全でなかったのですから、これを知っただけで、まともなトップなら「原子力発電所は止める」と意志決定するのが、トップとしての常識のはずです。
「これからの電力供給は、原子力発電以外によい方法が、いまのところではない。だから、徹底的に安全策を取って、原子力発電を続行するべきだ」というのが、政治家や世界の首長たちの大多数の意見のもようですが、このような人たちは、トップとしての意志決定法を知らないのです。非常時のトップの経験がないか勉強不足だと思います。
電力供給の方法というかエネルギーの供給の方法はいくらでもあります。
『聖書の暗号』には、日本は「この3/11事故を機にメタン・ハイドレードに、エネルギー供給の主軸を移すだろう」と読める「愛のコード」があります。
日本の近海には、多くのメタン・ハイドレードが埋まっているということです。
詳しくは稲生雅之さんの本でも、ブログでも見てください。
また、すでにフリーエネルギー技術が実験的には完成しています。それらは、いままで「闇の勢力」といわれている石油エネルギーを牛耳る一派に何百件もの特許を葬り去られ、開発者は脅され、なかには殺された人もいますが、現に私の友人にも、入力より出力の方が大きい装置の開発の成功者がいます。この面での闇の勢力(?)の圧力は、いま急減中です。
発電などの方法はいくらでもあります。日本には戦前、600をこえる発電会社がありました。それをいまのような半官的な独占業者に全面的に委せることになったので、世界でも最高度に高い価格の電気を、われわれは買わされています。中国やアメリカと比べても2倍以上します。それに電力会社の客に対する態度は常識外です。役人の悪い面に似ています。
たとえば東電の行なった計画停電のように(私の場合は病院の停電で緊急手術のためのCTやレントゲンが撮れず、危うく一命までキケンになるところでした)、まったくユーザー無視のとんでもないことが、一方的に行なわれました。ふつうの民間会社では、考えられないことです。
ここで少し話を変えますが、公私ともにいろいろ教えていただいた松下幸之助さんが、なぜ「松下政経塾」という変なものをつくられたかは、私にはいままで分らなかったのです。
私は創業者で、一代で大企業をつくった経営者から、もっとも学びました。
前記、松下幸之助さんやソニーの井深さん、ホンダの本田さん、ウォルマートのサム・ウォルトンさん、三星(サムスン)グループの李秉喆さんなどからです。
これらの人々の意志決定法は特によく分りました。その中で分らなかったのは、松下さんが政経塾をなぜつくったのか? ……だけだったのです。
松下政経塾の卒塾生には多くの知人がいます。そのほとんどの人が正しい意志決定ができないように思うからです。
しかし考えてみれば、「政治家がいかに大事な仕事で、意志決定の原則がいかに大切か」を知りつくしていた松下さんは、それの分る人を創りたくて政経塾をつくったのでしょう。いま、ようやく分りました。
松下政経塾の卒塾生の大半は、トップのあり方を覚えなくて政治家などになったようです。私は成功した創業経営者が政治家に最適だと思っています。
松下さんは、その点についてはあの世で泣いておられるでしょう。
意志決定は、「世のため、人のためになること」「100%の人を納得させられ説得できる自信のあること」「絶対と言ってよい良い面での成功の確信のあること」がゴーサインの必須条件なのです。菅直人首相はじめ、いまの日本の政治家はこれらを知らないようです。世界の政治家の大半もそのようです。日本では特に、原子力発電はすぐにストップして、今後のよいエネルギー方策をトップ自らの権限で決めるよう再出発するべきでしょう。三上湖西市長の言は正しいのです。
=以上=
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