2012年1月2日月曜日

5月

人類支配者の正体
 「闇の勢力」とか「闇の権力」とか言われているグループがあり、彼らが3.11事件を起こした主役だ……という仮説があります(私は、これは正しいようだ…と思っています)。
 中丸薫さんやベンジャミン・フルフォードさん、そして故人になりましたが太田龍さんから、このコトバを聞いた時、「そんなバカなことがあるものか」と思いました。
 いまでも、私の人間的良識は、そのような人がいたとか、いるとは信じられないのです。
 しかし「聖書の暗号」にも出て来ます。しかも「愛のコード」に「闇の権力の本隊は、’90年代後半に自ら納得して地球域から去った」と読めるのです。
 今月、1冊の私の本が発刊されます。それは今月20日ごろに海竜社から出る『本物の生き方』という題名になります。
 サブタイトルは、「3.11震災の地震、津波、放射能 トリプルピンチもこれで乗り越えられる」です。
 この本の原稿を書くために、地球人類の歴史を調べなおしました。
 私は多くの人から、人類の歴史を学びましたが、もっとも論理的で検証もされており、「まさか?」と思いながら「なるほど」と納得したのは、故人になられた太田龍さんの考え方でした。
 彼とは『日本人が知らない「人類支配者」の正体』(2007年10月 ビジネス社刊)という共著を出したのですが、初対面で「船井さん、あなたは爬虫類的異星人のことを少しは勉強されましたか?」とまず聞かれました。
 ちょうどグラハム・ハンコックさんやエハン・デラヴィさんから話しを聞いてそれらのことに興味のあった時でしたし、デイヴィッド・アイクさんの『ザ・ビッゲスト・シークレット』も一読したあとだったのです。そこで「興味があるが、分りません」と答えた記憶が残っています。
 そして、でき上った対談本が前述の本なのですが、今度新著の原稿を書いていて、「闇の勢力」と、この爬虫類的異星人(レプティリアン)が重なって考えられて仕方がないのです。
 そこで久しぶりに太田さんとの共著を読み返しました。自分で話したことを書いた本だが、当然ですが、実に新鮮でよく分るのです。
 そこで脱稿後、太田さんの最高傑作といわれる『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』(2007年9月 成甲書房刊)を入手して読みました。いま、そこに書かれていることを検証中ですが、太田さんが亡くなられたいま、彼に聞くのは不可能ですが、びっくりするほど詳しく検証されています。
 しかも日本に人工地震で攻撃を仕掛けたと言われる悪魔教のこととも符合するのです。彼らは人類ではない……彼らの幹部は非情の知的異星人の血族たちだと考えると納得もできます。
 したがいまして、この連休が終ったら、ぜひ、まず太田さんと私の共著、そして興味のある方はレプティリアンのことを書いた太田さんの前記の著書やデイヴィッド・アイクさんの何冊かの大著をお読みください。
 なお以下は、太田さんと私との共著の各章ごとの主要項目です。

第1章 神のシナリオと支配者のシナリオ 
―地球人は異星人に支配されている?――日本人の役割は?
 *宇宙文明と地球の未来について
 *無数の知的文明の存在を知らせる東洋の英知
 *創造の科学と破壊の科学の違い
 *『日月神示』が予言する日本の立て直し

第2章 西洋に破壊された日本型文明の復活 
―『カタカムナ』『古事記』『日月神示』が明かす日本の言霊
 *危難の舵(かじ)を変える日本人の知恵
 *「カタカムナ」が説く日本人の特殊性
 *日本人だけが持っている「言霊」の不思議
 *正しい大和言葉を崩壊させた闇の権力
 *なぜ、『聖書』から異星人に関する記述が削除されたのか
 *西洋とは文明人に成り損なったウィルス的存在

第3章 2015年には資本主義が完全に姿を消す 
―ロスチャイルドとロックフェラーに操られた資本主義の限界
 *2015年には資本主義は崩壊する?
 *資本主義の後に来るのは「本物主義」
 *資本主義の貨幣制度は是正される?
 *次期米国大統領と日本の首相は誰か

第4章 ユダヤから目を逸(そ)らしては世界の動きを語れない――太田 龍 
―日本人が知らない「闇の権力者」の構造と正体を暴く
 *日本人がまったく知らされていない西洋史における六つの秘密
 *日本人が知るべきもっとも重要な西洋史の秘密は「ロンドン・シティ」の真相
 *いま、初めて明かされるロスチャイルド王朝の秘密

第5章 未来は決まっていない―良い未来はつくりうる――船井 幸雄  
―過去を正しく知ることは必要だ。ただし過去にとらわれる必要はない
 *未来は決まっていない。良い未来はつくりうる

第6章 イルミナティに操られた幕末・維新革命の真相 
―明治天皇はなぜ、南朝系天皇とすり替えられたのか
 *孝明天皇弑逆(しいぎゃく)事件を無視して維新史は語れない
 *明治維新を操った英国とイルミナティ
 *近代史を解く鍵―日本の深層に潜む南北朝問題
 *イルミナティに徹底利用された長州藩の正体
 *ザビエルの布教以来、日本はイルミナティの最終破壊目標(転載ここまで)

 これは『聖書の暗号』とも内容が一致します。
 もちろん私は本能的に、こわくはないが爬虫類が好きではありません。その理由も分ったような気がしています。
 ぜひ研究されて、読者の御意見をきかせてください。
 それとともに海竜社から出る拙著もできることなら御一読ください。
 近々に題名、店頭に並ぶ日、詳しい目次などを、このブログで詳しくお知らせいたします。いま再校中です。
 ともかく4月はじめに書き下したいままでの人や宇宙についての私の研究の総まとめの書です。本音でストレートに書きました。350ページにもなる大著です。また、これで3.11事件から日本人が目ざめ、立ちなおり、より進化する動機にもなると思っております。よろしく。
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信用できないマスメディアの世論調査
 きょうは去る4月26日に船井メディアの人見ルミさん(「JUST」編集長)から来た手紙をそのまま紹介します。マスメディアの世論調査は、政府の発表と同じように、最近はどこか信用できないように私も思っていました。しかし、この手紙を見て私は「やはりな」と思ったのです。人見さんの了解を得て、原文のまま掲載します。

船井会長へ
                              (株)船井メディア 人見ルミ
                             TEL03-5769-3271
                             FAX03-5769-3200

 お疲れ様でございます。昨日の突風に比べて、今日は穏やかな春うららな一日です。
 さきほど、俳優の中村敦夫さん(木枯らし紋次郎から参議院議員になり、さきがけ代表から緑の党へ)にビッグトークとしてインタビューさせていただきました。
 これまでの貪欲競争を止めて「少欲知足」へ。そしてグローバリズムから「ローカリズム」へというお話をいただきました。『簡素なる国』という本を上梓されましたが、近代経済を憂い、自然エネルギーへの提案があるとても良い本でしたのでお薦めさせてください。

 ところで、今日はあまりにびっくりしたことがございましたので、船井会長へファックスさせていただきました。
 それは、別紙の天声人語にある「原発事故後の世論調査」についてのデータです。
 この中の「原発をやめる」という数字がわずか11%ということ。「現状程度」51%「減らす」30%・・・に驚きまして、どうしてもこの11%は、納得できないと思い、私はすぐに今朝一番で朝日新聞の「ご意見」という窓口に電話を入れたのです。そして、質問をしました。

Q.「これはどういう方たちを対象にした調査で、何人の方にしたのですか?」

A.「ええとですねえ、これは4月18日の記事にも掲載しましたが、全国3352世帯の方に電話を入れまして、答えて下さった方が約2000人・・つまり60%の方のお答えということになります」(窓口の男性の声質は60歳くらいの方でした)

Q.「場所はどこですか? 全国47都道府県なのでしょうか?」

A.「いえ。これはですねえ・・一部地域・・・つまり宮城、福島、岩手の一部を除く地域でございます」

Q.「え? 一部とは言っても、この被災された重要な地域の方たちの数字がきちんと入っていないと、本当の調査じゃないでしょ? 正確な世論調査じゃないですよ。でなければ11%という数字はありえないと思ったんですよ」

A.「まあ、あの電話が通じないなど色々ございますので・・・。まあ、しかし、実は・・私も個人的に・・ですが、個人としてはこれはきちんとした調査となっていないかと思います。なぜなら、西日本の方や地震の被害に合われていない方たちにとっては、こういうことは人ごとと感じているからです」

Q.「(相当ビックリして)そうですよね? 貴方さまは、失礼ですが、朝日新聞の社員ですか?」

A.「私はOBです・・・」

Q.「(OBになると本音が言えるようになるんだ!)では、社員の方に伝えてください。この数字は被災地の方を入れていない世論調査です!としっかり明記してください!この数字を紙面で使うときはしっかりとそう書くべきであると伝えてください。じゃなければ、原発はいらないと思う人がこんなものだと思うじゃないですか!ありえない数字なんですよ!わずか2000人の調査でおかしいですよ」(思わず興奮してしまいました)

A.「はい。一応、お話は伺いました。お客様はどちらにお住まいですか?」

Q.「港区です。」

 という内容で終わりました・・・。
 それにしても、天下の朝日がわずか2000人で、被災地を抜きで「世論調査」と平気で銘打つことに驚きと怒りでいっぱいになりました。
 ぜひとも、被災地での調査をきちんとしてほしいと思います!!ま逆の結果になるのではないでしょうか?
 私は20代の頃テレビ報道におりましたので、本当に「頭が腐る」ような狂気じみた報道は山ほど経験していますが新聞も同様なのですね・・・(FAX転載ここまで)。

 なお当日の天声人語の一部ものせますが、これはよいことを書いています。
 私の4月28日のこのホームページの発信文とあわせてお読みください。

【天声人語】(一部)(2011.4.26 朝日朝刊 掲載)
▼「白熱教室」で知られる米国ハーバード大のサンデル教授が、日曜の本紙で述べていた。「丁寧な議論をすること。絶対に議論を避けてはならない。賛否両派が相互に敬意を持って、公然と討議できれば、民主主義は深まる」。このアドバイスの勘所は「敬意」ではないだろうか。
▼英首相を務めたアトリーの、こんな言葉を思い出す。「民主主義の基礎は、他の人が自分より賢いかも知れないと考える心の準備です」。異なる意見に払い合う「敬意」なしには、議論は言葉による殴り合いとなろう▼事故後の本誌世論調査によれば、原発を「増やす」という人5%、「現状程度」51%、「減らす」30%、「やめる」11%。世論二分の中、どの道を選ぶか。いずれにせよ「あなた任せ」「のど元過ぎれば」の愚は繰り返すべからず、である(転載ここまで)。

 ともかく天声人語氏に、ええかげんな調査数値を教えては、天下の朝日新聞が笑われますよ。私は数え年5才くらいの時から朝日新聞を愛読していました。「天声人語」でコトバと字をおぼえた人間です。たのみますよ。
 マスメディアに限らず、世論調査の結果発表は、どうして調査したかを分りやすく正しく発表してほしいものです。
 世論調査をするところへよろしくお願いしておきます。
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日本人よ、目を覚ましてください
 先月2日から21日にかけて一冊の原稿を書いていましたが、それが『本物の生き方』として今月20日すぎに海竜社から発刊され書店に並びます。
 以下はその目次です。この本ははじめ『「人間としての正しいあり方」と「宇宙の原理」』という題名で出版しようと書きはじめたのですが、初校後、題名を分りやすい『本物の生き方』に変更することにしたのです。目次も変りました。以下のとおりです。それは4月26日のことでした。もう再校も終りました。


【本物の生き方 目次】
『本物の生き方』
=3.11震災の地震、津波、放射能のトリプルピンチもこれで乗り越えられる=

はじめに 日本人は「本物の生き方」ができる

まえがき 日本人は必ず蘇る

第1章 トリプルピンチは乗り越えられる。2011年3月11日の東日本大震災で教えられたこと
 ①ここ20年全く無能だった政治家と官僚。日本は「政愚と官愚の国」だ。
 ②トップが無能でも運営できた国から、有能なトップの国に日本は変ろうとしつつあるようだ。
 ③トリプルピンチは日本人の良さ、大衆の力、使命感、道徳心などのすばらしさを世界中に知らせたようだ。
 ④いまは変革期に入ったばかり。福島原発事故はマクロには心配不要だが、当面多くのむつかしいことが起きるだろう。
 ⑤日本は雛形(ひながた)の国。この大難を小難に、日本人の「和の心」でしなければならない。

第2章 「宇宙の原理」に従った「人間の正しいあり方」が『本物の生き方』
 ①人間は何よりも自由が大好き。自由を大事にしよう。
 ②差別はやめよう。人間は人として、すべて平等なはずだ。
 ③世のため人のためになることを親身でやろう。悪口や批判は、できればやめよう。
 ④競争はやめよう。その代わり、よい人脈をつくろう。
 ⑤働こう、学ぼう、経験しよう。悩もう。そして知恵を出し惜しみなく与えよう。

第3章 「宇宙の原理」と「あの世」と「この世」のしくみ
 ①宇宙は「サムシング・グレート(創造主?)」の意志でできたようだ。
 ②人間は知恵ある存在。どんなことがあっても人を殺したり、キズつけてはならない。
 ③「あの世」と「この世」の仕組みは、このようになっている。
 ④生成発展の方向は「美化」そして「善化」。宇宙で起こるすべての事象は「必要、必然、ベストになる」ようにできている。
 ⑤「人類」はサムシング・グレートの傑作。「神」とは別の種類の存在のように思われる。やがて人類は「神」より進化する可能性があるようだ。

第4章 ここ数年中に知った「特に大事」と思えること
 ①東日本大震災は人工地震と言えそうだ。
 ②人類は独立した存在になったようだ。これからは自助努力し、よい地球づくりに邁進しなければならない。
 ③生と死の本当の関係と、この世の役割がはっきりしてきた。いまは知りたいことや真実も早く分る時代だ。
 ④真実についての勉強会が人気。いまこそ人々は真実を求めている。
 ⑤日本人には大事な役割がありそうだ。

第5章 「真実情報」を知るうえに、「予測のプロ」として、いま言いたいこと
 ①中国は日本と仲よくやっていくだろう。また覇権国にもならないだろう。
 ②気になる会社は日本経済新聞社と三菱東京UFJ銀行。客志向がほとんどないように思われる。
 ③同質だが、信念を持ち、異質の研究をしている人と本音の付きあいをしよう。
 ④日本の大衆は賢明。ブログのアクセス数や文章の反応に私は反省中。
 ⑤人気の秘密はやはり本音。本音で付きあい、本音で生きよう

あとがき 日本人よ、目を覚まそう(目次ここまで)

 5月4日に同書の「あとがき」を書きました。
 つぎに紹介するのは「あとがき」の全文です。

あとがき
日本人よ、目を覚まそう

 私は、いつも「結論ばかりを言う」「読む人や聞く人のための親切さが足りない」と、家内や周辺の人々から注意されております。時間をかけますと、説得でき、納得してもらえると確信のあることしか言ったり書いたりはしないようにしているのですが、たしかに「結論だけ言う人間だ」と反省しております。
 しかし本書では、その反省のうえにたって、私としましては、分りやすく納得してもらえるように努力して(?)書いたと思っています。というより、自分の最近のブログの発信文や、その他の必要文章の引用なども行い、私としては、これ以上ていねいに説明できないというような本を創りました。珍しいことです。
 それは、3.11大震災を通じて、いまこそ日本人に目ざめてほしいと痛切に思っているからです。
 いま再校を終り全文を読み返しますと、もっと親切に書くべきだったとも思います。とはいえ、本書の中で紹介しました高橋洋一著『官愚の国』(祥伝社刊)とか、百田尚樹著『永遠の0(ゼロ)』(講談社刊)や、私が以前から参考にしています太田龍著『地球の支配者は爬虫類人的異星人である』(成甲書房刊)、佐藤愛子著『日本人の一大事』(海竜社刊、のちに集英社文庫)などの著作は、できれば読んでほしいと思っています。また本書「はじめに」の中で記しました副島隆彦さんやベンジャミン・フルフォードさんのブログ、そして、私が絶えず参考にしていたと書いた二冊の本、さらに『ザ・フナイ』の2011年5月号と6月号をお読みいただきたいのです。そのうえ、4月に入ってからの『船井幸雄.com』で私が発信した文章も一読していただけますと、私が何を言いたくて、本書を短い日時で書き下ろしたのかが読者にも充分にお分りになってもらえると思うのです。時間がありましたら、ぜひよろしく。
 それらの本書のポイントは、つぎの二つになります。
 まず一つめです。日本人は、世界でも珍しく「お人よし」で「性善説発想」、そして「和」を大事にし、自然を主にして「自然との一体化」を大事にする民族です。陰謀、策略は大の苦手です。
 それに対して、世界の人々の常識は「性悪説発想」そして「エゴこそ大事」「自然を征服するのが人間の役割」と考えているようですし、「競争は善」であり、「陰謀、策略は賢者の必要欠くべからざるもの」という発想で生きているようです。
 なぜ、このようなことになったのかは、太田龍さんと私の共著『日本人が知らない「人類支配者」の正体』(2007年10月、ビジネス社刊)を読んでもらいますと、ほぼお分りいただけると思います。
 ともかく、私は、この日本人の生き方を『本物の生き方=「宇宙の原理」に従い「人間としての正しいあり方」に則った生き方』と考えています。ありがたいことに、日本人は、もっとも「本物の生き方」のできる人たちだと思うのです。
 それを3.11大震災を機に、日本人に自覚してもらいたくて本書を書きました。
 二つめは、しかし「日本人はいま狙われているようだ」ということを知ってほしかったのです。
 「闇の勢力」という存在はやはりいたようです。「聖書の暗号」にあるように、その本体は地球域から去ったようですが、いまもその残滓がアメリカやヨーロッパを本拠に、「お人よしの国」である日本を狙っているように思われます。
 3.11大震災は、彼らからの人工地震兵器での攻撃であった可能性が高いと思われます。ベンジャミン・フルフォードさんや飛鳥昭雄さんのこの意見は無視できません。
 『ザ・フナイ』の2011年6月号の原稿がいま集まりはじめています。その中で「正しい情報通」と言っていい飛鳥昭雄さんは「緊急報道」として『東日本沖で「地震兵器」炸裂―放火魔&救世主を演じ分けるアメリカ』という題で彼なりの情報と分析を長文の記事で書いてきました。本書の出た直後くらいに『ザ・フナイ』の2011年6月号は発刊されますから、ぜひ御一読ください。
 アメリカ人の一般人は、ほとんど好い人です。しかしリーダーやアメリカという国のやることは要注意だと思います。発表されることを100%そのまま受けとれないのは残念です。オサマ・ビンラディンの件も同様です。
 それらに気づかないのか気づいても脅しに弱く、完全にアメリカに従っているのが、菅政権であり、官愚・政愚の国の日本のいまのリーダー層のように思えるのです。
 私は飛鳥さんの文を100%信じるわけではありませんが、80%以上は信じられると思います。ぜひ賢明なる日本人として、読者にそれらのことを認識して、目覚めてほしいのです。
 そして日本人として『本物の生き方』をしながら、よい日本、よい世界づくりのために立ち上がってほしいとの思いで本書を書きあげました。
 ともかく、今後の正しい方向と生き方を示しているという「日月神示」の内容と、最近、特に1980年代からの日本や世界の状態があまりにも酷似しています。びっくりさせられます。3.11大震災以降のことも同様に思えるのです。
 同書で書かれているこれから到来すると思われる日本の大難を、どうしても小難にしなければなりませんし、われわれは闇の勢力の残滓たちを上手に包みこまねばなりません。できれば中矢伸一さんの『「魂の叡智」日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』(徳間書店刊)を読んで、それとフルフォードさんや飛鳥さんの文章とを照合してみてください。あまりにも一致しているのにびっくりされるでしょう。さいごに一言。日本の国債がこれから危険なようです。気をつけてください。
 以上、日本の賢明な皆さまに強い期待をしまして本書の「あとがき」といたします。


                          2011年5月4日
                             自宅書斎で  船井幸雄(転載ここまで)

 この本は、情報通であり、予測のプロである私が、やむにやまえない気持で書き下した350ページにもおよぶ大著です。それでも本体価格は多分1700円になると思います。
 できることなら御一読ください。
 なお、『ザ・フナイ』5月号と6月号もぜひお読みください。よろしく。
                                          =以上=





マスメディアの世論調査は恣意的。信用できない。また原発は低コストではない。
 4月28日にこのHPで静岡県の三上元湖西市長の電話の件を書きました。
 「50%ぐらいの人が原発賛成のもようなので」と彼は言っています。5月13、20日号の「フライデー」にこのことは大きな記事になりました。
 私は5月6日には、朝日新聞の原発についての世論調査が、いかにでたらめかを、やはりこのHPで書きました。
 きょう載せるのは、最近私のところへ来た私の知人のインベストメント(株)(TEL:03-5412-0096)の塚澤健二さんからの発信レポートです。
 了解を得ましたのでそのまま載せます。
 レポートの題名は「電力問題と電源別発電単価と海外の自然エネルギーの買い取り単価」です。
 結論として「日本は風力は3円/kwhです。電力会社は風力発電を建てさせないと言っているようなものです」となっています。
 以下、塚澤さんのレポートをそのまま掲載します。


船井幸雄様
T-modelコラムBy T-model Investment 塚澤健二

「安くてクリーンな原発」は「高くて危険な原発」へ

 2011年4月4日、読売新聞朝刊で「世論調査結果によると、国内の原子力発電所の今後のあり方について、「現状を維持すべきだ」と答えた人が最も多く46%だった。以下、「減らすべきだ」29%、「すべてなくすべきだ」12%などと続いた。調査は電話方式で1~3日に実施。回答率は62%で1036人の有権者の回答を得た」と報道。

 また、同じ4月4日JNN (TBS系)では、「世論調査結果(調査実施は2~3日)で「『これまで通り稼働しながら安全対策を強化すべき』と答えた人が最も多く」とし、「いったん停止させ対応を検討すべき」と「原発は停止させ別の発電方法をとるべき」との声がそれぞれ15%程度だった」と伝えている。チェルノブイリ原発事故と並ぶ「リスク7」となった福島第一原発が毎日、放射性物質を撒き散らし、今すぐ健康被害とならないとはいえ「原発維持」が約半数とはあまりに違和感を感じる世論調査。

 4月22日、自由報道協会主催で行われたソフトバンク社長孫氏の「エネルギー政策の転換に向けて」の講演で紹介された「ツイッター国民投票サイト」による『日本の原発は今後どちらの方向に舵をとるべきか?』では、縮小・全廃96%(8500人)、維持・推進4%(400人)」と縮小・全廃が圧倒的多数。孫氏も「多くの人々の民意を反映している」データと語っているように当然の結果の世論調査。それにしても、何故大手マスコミの世論調査と大きく異なっているのか?
 日本国民はその意味と意図を深く考えなければならない。

 孫氏は、『2010年エネルギー白書』ではエネルギーコスト(kwh)が太陽光49円、風力10~14円、水力8~13円、火力7~8円、原子力5~6円と原子力が最も安く示されているが、「どうゆう根拠で誰が計算したのか?」「原発は安いと思い込ますために平たく言えばプロパガンダ、ある種の洗脳」と疑問を呈する。

 なぜなら、日本電力会社が80年以降、新設した原子力発電の設置許可申請書で原価計算すると15~20円/kwhであり白書の約3倍。また、フランスの試算では、原子力の事故発生確率で保険コストを加えて計算すると45円~60円とその約3倍に跳ね上がる。最近作られたフィンランドの原子力発電所の事例でも、当初予定3500億円(14円/kwh)+追加コスト(廃棄物処理コスト、事故保険コスト)=1.5兆円(60円/kwh)。『2010年エネルギー白書』で最も高いと示される太陽光をも超えている。

 一方、近年、世界では太陽光発電が伸びているのに何故、太陽光発電の技術で先行する日本では停滞しているのか? についても言及。世界と日本で大きく異なるのは「全量買い取り制度」。買い取り価格は、ドイツが42.9~54.9円(20年間)、スペイン41.6円~44.2円(25年)、イタリア52.3~63.7円(25年)、フランス71.5円(20年)、EU平均58円。それに対し、日本は10~12円と極めて安い価格。買いたくないという意思が見え見えだが、不思議なことに東日本大震災が起きた3月11日の午前中に買い取り価格40円(20年)の『全量買い取り制度』が閣議決定されたのも何か因緑めいている。

 2010年、米国では原発と太陽光のコストが初めて逆転した。福島第一原発事故を契機に「安くてクリーンな原発」は「高くて危険な原発」へと変化、世界では今後、原発コストはさらに上がり、太陽光はさらに下がるためエネルギーの主役は交代する?  孫氏は「原子力が最も高いコストになるかもしれないのに、危険な原発を誰が欲しいというのか?」といかに大手マスコミの世論調査が不自然であるかを憤る。そして、『2011年3.11がエネルギー政策転換の日』になると語り、私財10億円で『自然エネルギー財団』を創設している(転載ここまで)。

 私が言いたいのは、孫さんの調査報告の「原発の縮小、全廃96%、維持、推進4%」に対して、読売新聞などのマスメディアの世論調査の結果が、すべて現状維持が50%くらいであることです。余りにも差がありすぎます。
 最近の政府、東電、マスメディアの発表は、国民に多くの不信感を与えています。
 これらの世論調査も、どうしても信用する気になれない……という人が多くいます。
 ともかくトップとか意志決定する人は、4月28日の『船井幸雄.com』で私が書いたように、現在のような「安全・安心の確信のもてない原発」はすぐに止めるのが、正しいのです。そういう点では浜岡原発の停止は、まともな意志決定です。
 また、原発はきょう紹介した塚澤さんの数値にもありますように、決して低コストではありません。真実を知ってほしいのです。
 ここで、もう一度4/28と5/6の私の発信文を読みますと、「なぜマスメディアがこのような世論調査を発表するのか分る気がする」とも多くの人が言います。多くの人々は真実について気づいているようです。
 現在は恣意的に国民を引っぱって行ける時代ではなくなりつつあります。
 心して、日本のリーダーは国民を安心させ国民に信用されるように発信し、行動してください。たのみますよ。
                                           =以上=





浜岡原発全基を停止
 このホームページで4月28日、5月6日、5月12日と原子力発電所のことを書いてきました。
 一民間人として、また、トップの意思決定法の原則を知っている人間として、当然のことを書いてきただけです。私の言いたかったことは、「原発はすぐ停止すべきだ」ということなのですが、政府や電力会社の態度は、私の意見とは全く逆のように思っていました。
 ところが5月6日夕方の菅首相の浜岡原子力発電所の停止要請を受けて中部電力は同発電所の稼働中の4、5号機も停止し、定期検査中の3号機とともに、2-3年後の地震、津波対策が完全にでき上るまで、同原発では発電を完全にとめるように動き出しました。
 地元とのいろんな問題はあるでしょう。雇用とか地元自治体の財政など、金銭的なことの解決をしなければならないので、これから大変だと思います。
 とはいえ、筋としては、「正論が通った」ということになります。
 これが、3.11大震災以降の日本の時流であり、正しい考え方として今後は定着するように思います。
 原発推進派と思われる菅直人首相が、どうして中部電力にこのような要請を急にしたのかは私には分りませんが、首相として正しい決断をしてくれたことに、「よかった」と思っています。
 人間は「時流」と「自然の理」のどちらかに従わねば、上手に生きられないようです。「時流」というのは時代の流れです。「自然の理」というのは、文字どおり「自然の摂理」であり、「自然の理」に従う生き方を「正しい生き方」と言えます。私のいう意志決定のゴーサインの条件(4月28日のこのHPの私の発信文をご覧ください)というか原則は、「自然の理に従った正しい生き方」を記したものです。もちろん「時流」よりも「正しい生き方」が人間には大事です。これらは「経営の基本」なのですが、いま「時流」が、3.11大震災以降、日本では「正しい生き方」の方へ歩みよりつつあるように思います。
 そのことを詳述したのが、今月20日ごろに書店に並ぶ予定の拙著『本物の生き方』(海竜社刊)ですが、この拙著とともに、どうしても読んでほしいのが時流を論じた一冊の本です。
 それは、今年3月にヒカルランドから発刊された『日月神示の緊急未来予測』(大石憲旺、中矢伸一、高島康司さんら3人を中心とした鼎談書)です。
 この本は、前記3人の方が、ともに私の友人であることから、同書内に私が序文と解説を書いています。
 そして同書の表紙には、私のつぎのような文章がのせられています。

大石さんは、私が今最も注目している人!
中矢さんは、私が今最も信頼している人。
高島さんの未来予測研究は私が今最も参考にしているもの。
この三人なら、「未来を創る日本人の力」を人々に気づかせ、
かつ元気づけることが出来るに違いない。
希望の一冊です。

 また同書の表紙の裏側には3人の方のつぎのような発言がのっています。

大石「美意識・ネットワーク・と、共創造こそ、今後もっとも必要とされる人類の大課題です。宇宙の流れが大きく変わっている今、知ってほしい、伝えてほしいことを語ります」
中矢「高島さんの先端情報・未来予測と、大石さんが“存在世界”から受け取ったメッセージが、ことごとく日月神示とシンクロしていることには驚きました」
高島「テレビや新聞がいかに嘘ばかり報道しているのか早く気づいてほしい。科学的なデータからも、政治・経済的な大転換、地球規模の大変動は十分に予測できる」

 ともかく同書は、これからの時流を見事に把えています。
 3人が話しあったのは今年2月初旬、私が序文を書いた日は2月11日ですが、時流予測としては、このくらい本音でざっくばらんに書かれ、分りやすく、しかもほとんど外れないであろうものはあまりないと思います。
 同書で時流を知り、前記の『本物の生き方』で「人としての正しい生き方」を知っていただきますと、「浜岡原発の全基停止」も、すんなりと御理解いただけると思います。
 ともかく3人の対話の『日月神示の緊急未来予測』だけでもぜひお目通しください。
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池田整治さん(元陸将補)からのお手紙

  陸上自衛隊の幹部だった頃の池田整治さん

 5月7日に陸上自衛隊の幹部だった池田整治さんからメールをいただきました。
 個人から個人への私信ですから、いろいろ書かれてありましたが、彼の了承を得て公表しますので、一部カットしたり、誤解されそうなところは文章を少し変えて紹介します。


船井会長へ

 わざわざご伝言感謝申し上げます。体調はいかがですか。口内の痛みが早く治まることを祈ります。
 5月3日から5日まで、信州大町の五井野博士の拠点での勉強会に参加して来ました。
 五井野正博士が直前まで、ドイツでのナノテクのナノフォーンの世界初の実用品の発表とスペインでの世界心臓医学会で自然生薬(GOP;五井野プロシジャー)の成果発表が行われてきたばかりで、世界の「本物」情報がよくわかりました。どちらも日本人の参加は、五井野博士だけだったようです。
 GOPでは、癌や心臓病さらにエイズも治っているようです。
 外国で治療薬(?)として使えるのに、日本では「彼ら」が封じているようです。
 そういうことさえ知らされない日本人には、未来があるのか・・・と思わざるを得なくなります。
 やはり、日本にアカデミーがないのが、あらゆる意味で、情報砂漠になっていると思います。
 ところでプラズマ帯に太陽系が完全に入りますから、強まる太陽プラズマから防ぐために、地球の磁場等もこれから高くなります。
 豪雨を強い傘で守る状況です。
 これからさらに天変地異が起こりそうですが、宇宙規模から見れば、悪いウィルスを殺し、意識が高くなった人が次元向上し、宇宙進化が進むと言うことになるのでしょうか。
 8日は、松山市での国際縄文学会に、パネラーで参加してきます。
 お陰様で「福島原発ではいま?」を、17000名以上の方が見たようです。
 うれしいことです。では、また。
                                          池田整治
 

 池田さんは、『マインドコントロール』『マインドコントロール2』(いずれもビジネス社刊)の著者で、去年12月に自衛隊を定年退官された私の友人です。

 私とは、彼が49連隊長のころからの付きあいですが、空手道8段、性格も素晴らしい方で、勇気のある人です。それに、いろんな情報に通じた人です。
 このお手紙中にも大事な情報がいくつかあります。
 また、私のホームページ上でも多くの情報を発信してもらっています。
 ぜひよろしくお付きあいください。彼への連絡先は、DQL04771@nifty.ne.jpです。
                                           =以上=





ちょっと気になるカミンチュさんとアルゲインさんの話し

  稲生さんからの資料①(船井塾で皆に配ったものとは
  若干異なります。)(クリックすると拡大して見られ
  ます。)

 3月11日の東日本大震災は、「シークレット・ガバメントの地震兵器による日本攻撃だ」と考えますと、私の知っている情報(フシギに思ったこと)は、もっとも話しの筋がよく分ります。
 それは『ザ・フナイ』(船井メディア・FAX:03-5769-3200 発刊)の2011年5月号の中の、以下の2人の人の文章

①ベンジャミン・フルフォードさんの「地震兵器で攻撃を受けた日本」と
②伊勢伸之さんの「人為的要因で起こる地震の研究」を読み、
③さらに『ザ・フナイ』の2011年6月号中の飛鳥昭雄さんの「緊急報道 東日本沖で“地震兵器炸裂”」
④そしてリチャード・コシミズさんの4月20日刊の新著『3.11同時多発人工地震テロ』

⑤『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』(鬼塚英昭著 2011年5月刊)

 を読むと、ほぼ納得できます。
 ともに、「そんなバカなことが?」と言いたいことなのですが、地震兵器が1970年代に米ソ両国によって開発され、それらがすでに何回も使用されたらしいと思われますので、その可能性を100%否定することはできません。
 私がフシギに思ったのは、(A)震災前後から外資系の日本株買いが急に増え出したこと、それも先物に顕著なこと、(B)4月15日ごろよりMg5以上の地震が急に減るというか、ほとんどなくなったこと(その情報は、このホームページの4月18日の私の発信文に書きました)、(C)東電株が海外ヘッジファンドに大量に購入されていること、(D)まだ少人数だが、日本の一部の政治家が愛国心を持ち出し、変り出したことなどです。(E)もちろん、私の知っている外国人の有識者は、福島第一原発事故をほとんど気にしていません。これもびっくりするフシギなことです。
 私は、これらのことと、副島隆彦さんの福島第一原発近くでの現地報告のブログなどを読んで、浜岡原発がストップしたこともあり、福島第一原発の放射能については、余り心配していませんでした。
 ところが、5月の船井塾で、気になることを聞きました。5月の船井塾の特別講師は「聖書の暗号」のイオン・アルゲインさん(稲生雅之さん)だったのですが、塾生からの希望もあり、アルゲインさんと親しいカミンチュさん夫妻も、ともに招きました。
 カミンチュさんは、沖縄の人で、ふつうの人が見えないものが見えたり、聞こえないことが聞こえる能力を持った人ということで、みるからにお人柄のよい金銭欲など全くないお人のように思いました。
 このカミンチュさんは、3.11震災のことも、福島原発事故も、以前からイメージ上ではっきり見ており、特に心配なので福島第一原発の現場近くまで3月11日までに数回も足を運び、何ごともおこらないようにと祈りに行った……とのことでした。
 そのカミンチュさんは、いま、放射能被曝のことを、しきりに気にしているもようで、彼の見せられているビジョンの中に子供達が鼻血を出して親が動転している物があります。抗がん剤による子供達への治療は、子供達への副作用による苦痛などを考慮すると、骨髄移植による物が勧められるので、講演会等で骨髄バンクへの登録を懸命に訴えています。
 私どもに以下のような彼の見たイメージ(?)をまとめた注意する点を書いた資料をくれました(右上・右下資料)。



  稲生さんからの資料②(クリック
  すると拡大して見られます。)

 イオン・アルゲインさんも、「カミンチュさんのこの資料は大事なので、船井先生、ぜひ、多くの人に知らせてください」とのことでした。
 これ以上の詳しいことは、アルゲインさんにおききください。彼はよりはっきり何かを知っているようでした。
 なお、カミンチュさんは、将来、日本人が「放射線を無害化する技術を実用化する」イメージを見ているとのことです。
 これは、私の友人であった故・小牧久時さんが、何年も前に「生体内元素転換」を発見し、ノーベル賞候補になった時にすでに予告していたことでもあります。故・神坂新太郎さんも錬金術に成功しました。が、その技術を伝えず亡くなりました。ともに元素の人為的転換技術です。


  森美智代さんからの資料の一部
  (クリックすると拡大して見られます)

 ともかく子供さんたちは未来を背負う大事な存在。いまはみんなで充分に放射性物質について注意をするのが必要だと思います。もちろん以下に書きます森美智代さんの資料のように、放射性物質から守る多くの手法もありそうです(以下ほか、左の森さんからの資料参照)。

食生活について
●玄米、味噌汁の粗食が放射能にも原爆症の予防に
 長崎の原子爆弾から1.8kmの診療所で食事指導に玄米食やみそ汁を進めて、90人ぐらいの人がその場所で生活をして放射線障害を発症しなかった。『死の同心円一長崎被曝医師の記録』長崎文献社[単行本]秋月辰一郎著
原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁

 長崎の原爆投下直後から、献身的に被災者の救護・治療に活躍された、聖フランシスコ病院の浦上第1病院の秋月辰一郎医師は「昭和20年8月9日の原子爆弾は長崎市内を大半灰燼にし、爆心地より1.8kmの私の病院は、死の灰の中に廃墟として残った。私と私の病院の仲間は焼け出された患者を治療しながら働き続けた。私達の病院は長崎市内の味噌・醤油の倉庫にもなっていた。玄米と味噌は豊富であった。さらに、わかめもたくさん保存していたのである。その時私と一緒に、患者の救助、付近の人々の治療に当たった従業員に、いわゆる原爆症が出なかった原因の一つは、「わかめの味噌汁と玄米」であったと、私は確信している。」と著書『体質と食物』(クリエー出版)に書かれている。
 「わかめの味噌汁と玄米」で自分の結核を克服したと信じている秋月医師はスタッフ全員に「わかめの味噌汁と玄米食」を勧めていた。また砂糖(甘いもの)は避けるように指示した。そのお陰で、医師、看護師らは獅子奮迅の働きで多くの命を救い、原爆症を発症したスタッフは一人もいなかったという、味噌(大豆)のタンパク質やビタミン・ミネラル(ヨードやカルシウムなど)・繊維・玄米のビタミン・ミネラル・ファイトケミカル(フィチン酸・フェルラ酸など)等々の総合力によって放射能の害を抑えたとしか考えられない。

 広島の原爆では、9歳で被爆した少女が玄米食で奇跡的に回復し、その後結婚されて7人もの子宝に恵まれた。佐和子さんは外で遊んでいるときにピカドンの爆風で飛ばされ、屋根から転がり落ちて我に返った。足の裏まで焼けた全身やけど(髪の毛も眉毛も黒こげ)の中、必死の思いで母親を見つけ出した。全身に水をかけられ病院に運ばれ即入院。奇跡的に一命を取りとめたものの、ケロイド(やけどの傷跡)は切っても切っても盛り上がり、夏場はその傷口からウジが湧いて、そのウジを取って暮らすのが辛かったという。高校生になるまで、母親は佐和子さんに鏡は一切使わせなかった。こんな醜い顔では結婚もできない。原爆症で白血球も肝機能も低下し、生きる支えはただーつ、勉強して研究者になり、原爆・放射能の研究をしようと思いたった。
 彼女は猛勉強をして広島大学工学部に入学、放射能の研究一筋の生活に入った。そして玄米食をしていた平賀先生と巡り合う。先生は暇さえあれば佐和子さんを山へ連れ出し、山菜や薬草を取りに行き、「玄米を食べて治らない病気はない。身体の浄化作用をするのは玄米の働きだから、玄米を食べれば原爆症だって治る」と言って玄米食を勧めた。その言葉を信じて玄米食を姶めた佐和子さんの身体に、数か月で変化が起きた。あの焼けただれたケロイドの皮膚がポロポロと剥がれ落ちてきたのだ。髪の毛も眉毛も元通りに戻った。そして平賀先生と結婚。なんと7人の子どもを生み育てたのだ。これも命ある玄米や野菜・海藻の総合力以外の何物でもない。
 最後に秋月医師の著書より、「日本人は米・麦が主食で、副食として何が一番優れているかを考察すべきである。米・麦飯には、やはり何といっても、油揚げ、わかめの味噌汁が傑作である。」食生活は種々の食物の総合力であることは明らかだ。普段から野菜・海藻多めの日本食で主食は玄米に努めることは勿論だが、原発の事故により放射能が放出されている非常事態の今こそ、玄米・大豆(味噌など)・野菜・海藻の総合力によって多くの人々が何としても自らの生命と健康を守っていただきたいと思う。

●青汁を飲む
 放射線を浴びると、二酸化炭素がたくさん体の中にできるので、抗酸化物質をたくさん摂取するとよい。
●放射能を排泄するサプリメント、スピレン、EM菌を飲む。
●放射線を削減できる浄水器
 放射性物質は、非常に粒子が細かく、例えばセシウムは0.0006ミクロン程度なので現在売られている普通の浄水器では除去できません。ハーレーやシーガルフォーなどの有名なその他の高級品でも百万分の1ミリ単位の微粒子には対処できず、これを除去できるのは「逆浸透膜(Reverse Osmosis Membrane)」を備えた特殊な常識だけです。この種の浄水器メーカーは(ワッツ社)が米国科学財団(NSF)の飲料水処理システム試験場に委託して行った濾過テストの結果を見るとセシウム、ストロンチウムなどが99%除去されています。逆浸透膜は水の分子以外の不純物をほとんどすべて除去しますのでこれで濾過した水は「純粋」つまり完全に純粋な水になり、ウイルス、細菌、農薬、トリハロメタン、ダイオキシン、水銀、鉛、カドミウム、等から、放射性物質(ヨウ素、セシウム、プルトニウム、ストロンチウム等)に至るまで有害な物質は全て除去されますので、飲料水としての安全性は理想的なものとなります。
 この「純粋」は硬度が10以下の軟水なので市販のミネラルウォーターでは国産品(六甲の水など)に近い味で外国産(硬水)よりあっさりしており、乳児の粉ミルク用、お茶、炊飯なとに適しているとされています。
 逆浸透式の浄水器は、国内では、ニューメディカル社の「クリスタルヴァレー」(26万2500円)とゼオライト社の「あじさいの泉」(38万円)などがあり、後者は業務用の大型品(高さ125cm)です。海外では米国にエイペック、ワッツ、ピュアプロ社他周社の製品が20種類以上あり、5段ろ過式標準品の日本における価格は9~15万円となっています。これには付属の蛇口と排水パイプの取り付けが必要ですが、規制の蛇口に接続するポータブル型の製品もあり、これは据え置きタイプの半額程度で購入できます。

●汚染除去――植物の力が最も有望視されている。
 ファイトレメディエーションは植物が根から水分や養分を吸収する性質を利用した、土壌、水質の浄化技術。土壌の除去の方法で、有望なのはバイオレメディエーション、微生物、菌類、植物などを使って有害物質で汚染された自然環境を浄化する技術です。ヒマワリや菜の花が知られるようになりましたが、それ以外に大麻(もっとも日本では育ててはいけない植物です)も。また、マイナス電気を帯びた粘着物質を出す光合成細菌を使う方法も実験されています。細菌は管理が難しいかもしれませんね。ヒマワリや菜の花は動き回らないし、誰でも目で確認できるものなので、放射能を帯びた細菌が拡散しても困りますね(転載ここまで)。

 どう考えましても、世界の雛形であり、もっとも先端を行っているのがいまの日本のようですから、すべてのことにできるだけ注意をし、上手に適応できるようにしようではありませんか。
                                          =以上=





「真の思いやり」は、心にひびく。最近の日本政府は、かなり狂っている。
 今年3月14日、私は草加市立病院で左下あご骨の緊急手術をしました。執刀医は、同病院矢田浩章口腔外科科長でした。
 何人もの口腔外科医に断られた中で、彼一人が引きうけてくれたのです。ところが手術前に突然に東電の計画停電があり、レントゲンもCTも撮れない中での3時間余の手術となりました。
 それらの詳細は拙著『本物の生き方』(5月20日から書店に並んでいます)に記しましたが、私と矢田浩章博士の信頼関係が、手術を成功に導いたのだと思います。彼は用心深い慎重な人なので、生命をかけて手術に臨(のぞ)んだと言っていました。その気持が私に伝わってきたので、私は絶対に大丈夫と思って安心して彼に委せました。「真の思いやり」とか「気持」は、相手に必ず伝わるものです。
 ところで、矢田さんと私の親しい歯科医師に平澤裕之さんがいます。
 大阪市の南部、住吉大社の近くの我孫子道駅のすぐ近くの超繁盛中の平澤歯科医院の院長です。
 この平澤裕之さんの弟さんが、日本一の整体師(?)といわれている平沢伸彦さんです。この人は平沢整骨院の院長ですが、兄弟が背中合わせで開業しています。
 お2人とも腕はたしかというので、ともに超繁盛しています。私も時々お2人にお世話になります。
 と言いますのは、お2人とも「真の思いやり」の心で患者に接してくれるからで、その客志向の姿勢のすばらしさが私のような不粋な人間にもよく分るからです。
 矢田さんといい、平沢さん兄弟といい、私の住居の熱海からは遠くて、そんなに常にお世話になれませんが、いい人たちと親しくなれたと喜んでいます。ちなみに草加市立病院の電話は048-946-2200、平澤歯科医院は06-6678-2418、平沢整骨院は06-6674-6855です。このように心の底から患者のことを思ってくれる医療関係者は少ないので、彼らは貴重な存在のように思います(いま、日本で一番変な人種は役人と医療関係者だと私は思っています。一般に客志向のしない人たちだからです)。
 こんなことを急に書いたのは、5月24日の仙台での私の久しぶりの講演会(口内の調子が万全でないのでしばらく話していませんでした)に当って、5月19日に、「もしよければ、5月22日に熱海へ行って5月24日のための口内のケアをしますよ」と平澤歯科医師から連絡をもらったからです。ブログなどで、この講演会のことは、多くの人が知っているもようです。そして、5月22日には、熱海まで来てくれました。
 超満員の謝恩セミナーで、うまく話せるかな……と心配していた時だけに非常に嬉しかったのです。
 それと、あと一つきょうこの一文を書きたくなった理由があります。
 それは、いま日本では急速に自由がなくなっていることへの危機感です。
 東電は、株主や融資先の金融機関よりも、福島第一原発事故のため、はっきりと国家管理になったようなものです。
 社員は誇りを失ない、企業としての自由な活動は一切できなくなり、これから利益も出ず、成長も見込みないでしょう。潰れた方がよいような企業になったと言ってもいいと思います。中部電力も浜岡を停止させられ、実情としては国家管理になったようです。最近出たばかりの鬼塚英昭著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』(成甲書房刊)ではないですが、もともと国家が「シークレット・ガバメント」の意を受けて造ったと思われるのが原発です。だから仕方がないんだ……とも言えますが、自由の抑圧は企業活動にとって最悪の状態を引きおこします。そして政官が中心になって企業などの運営をはじめると、非効率で早ければ半年、おそくとも2年くらいで企業成長はストップします。
 というのは、ほとんどの官僚や政治家は、法や規則を友とし、制約することしか能がないからです。
 彼らはいかにして徴税するかということと、国民や企業の自由を減少させることしか考えられない人です。特に日本は官愚、政愚の国ですし、彼らの上層部は「思いやりの心」や「思いやりの気持」を持たない人たちが99%以上とも思われるのです。
 汗水流して自ら稼ぎ、そこから税金を払い、しかも客を大事にし、客にアタマをさげ、自分で責任をとることなどを全くというほどしたことのない人々がいま日本でのさばりはじめています。
 こうなると、おもしろいことに自主、自助を忘れ、多くの国民が「お上だのみ」になります。
 悪循環もいいところです。
 いままでの電力会社には多くの非がありました。いまもあります。
 しかし、つぶれてもいいから、彼らに自主的に経営を委せるしか、彼らも目がさめないと思うのです。
 いよいよ3.11大震災で、日本では原発はつくれなくなるだろうし、資本主義もダメになるな……と、思わざるをえないので、ついここではよけいなことを書きました。
 いま一番大事なのは、日本人が自主、自助で立ちなおることです。そのためには国民のそれぞれの生き方を、できるだけ自由にすることです。
 日本人は本質的に「和」=「思いやり」の心を持っており、仕事に生命もかけられますし、責任感も強い人たちの集合体です。ただし自由ならばです。
 それは矢田さんや平沢さん兄弟と少しでも付きあえば分ると思います。
 政府よ、官僚や、政治家よ、あなたたちの思考と行動方法を、この辺で考えなおしてください。
 介入はできれば何もしないのがベストです。福島原発20km内でもです。
 そのかわり「思いやり」と「生命がけ」で国民と付きあってください。
 日本人は優秀です。
 特に大衆は放りっぱなしにされればされるほど、すばらしさを発揮します。
 そのことも充分に知っておいてください。敗戦から日本人は立ちなおったのですから。よろしく。
                                           =以上=





エクストリーム・サバイバー

船井幸雄のもとに届いた案内状
(クリックすると拡大して見られます。)





 以下(右)に紹介しますようなセミナー(?)案内が私の目にとびこんできました。
 びっくりしました。飛鳥さんと三上さんという私と親しい2人が多くの人たちの前で話すというのです。
 そして主催者を見てもう一度びっくりしたのです。船井メディアが主催するからです。


 この案内状では、飛鳥さんは、サイエンスエンターティナーと書いていますが、分りやすく言えば、ふつうの人が知らない真実について大事な情報を、多くの面で非常によく知っている人です。
 特に、それらの情報源が、はっきりしており、びっくりするほど人脈が広く、しかも深いのです。知識も深く広く正しいと思います。
 いまの最先端の科学の「プラズマ」についても、プラズマが専門の早大の大槻名誉教授も舌をまくくらいの詳しさのようです。
 フリーエネルギー、UFO、プラズマ、テレポーテーションなどの先端科学の実態だけでなく、聖書やユダヤのこと、日本人のこと、地底人(アルザル人)のことなどを私に見事に納得させてくれます。
 しかも、私の出身高校の後輩で、私とは隣り町の生まれです。河内が生んだまれにみる才人で、しかもユーモアたっぷりのいい男です。
 一方の三上さんは、私がいまもっとも注目している出版人です。
 ヒカルランド社長の石井さん(もと徳間書店編集長)と2人で、ふつうのメディアが扱わないフシギな分野の有能な人や事象を、世の中に出してきた人とも言えます。
 それだけに最先端の大事なことを非常によく知っており、飛鳥さんの名パートナーでもあります。
 この2人が船井メディア主催の会で、話しあう……というのは、2人は親しいから当然、本音でしか話せないだろうし、おおいに興味があります。いままで2人で本は多く出していますが、2人のトークセッションというのはきいたことがありません。
 私も聞きに行きたいくらいです(いま6月19日は所用が入っているのですが、時間が空けられたら行こうと思っています)。
 ともかくこの2人と親しくなり、個人的に付きあいできるようになることを、考えますと、1万2000円の参加料金も決して高くないでしょう。
 このホームページ上に私がこのような一文を書きたくなったのは、『エクストリーム・サバイバー』とはふつうの人には何のことか分らないし、「ユダヤ、UFO、プラズマ、ヤハウェ、アルザル、秦氏」などと書かれてもこれだけでは、私くらいこのお二人と親しくないと「ぴん」と来ないし、参加する気にならない会合の案内状のように思ったからです。それはもったいないです。出しゃばってすみません。
 ともかく、人なつっこいかわいい二人です。
 しかも「真実」と「時代の流れ」そして「今後の世の中」「対処法」なども、ストレートに分る話しをするはずですし、分らねば質問コーナーで聞いてみてください。それと最大のポイントは2人のうち1人でもと個人的に親しくなることです。もちろん、2人と親しくなればベストです。
 正直なところ、船井メディアも変ったな、時流かな。それにしても分りにくい案内状を出すものだな。船井メディアの付きあっている人々は、月刊『ムー』を読んでいる人とちがうのだがなぁ……とあえて一言、言いたくなったのです。このホームページの私の発信文は出すぎた一文かもしれませんが、悪しからず御了承ください。よろしく。
                                          =以上=

★上記のセミナー『エクストリーム サバイバー』の詳細・お申込みはコチラ
→ http://www.semi271.com/seminar/extreme/

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